ショート動画でECの売上を伸ばす|本数=仮説の数で検証する90日
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ショート動画でECの売上を伸ばすには、作る本数を「確かめたい仮説の数」で決め、90日で売れる切り口を見つけることが近道です。例えば「使う場面」「悩みの解決」「価格と比較」の3つの仮説を各3本ずつ、計9本で試し、反応の良い仮説を深めます。ショート動画で知った人の多くはAmazonや楽天で商品名を検索して買うため、成果は動画内リンクの売上だけでなく、モールでの検索と売上で見ます。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「ショート動画制作会社・代行を頼む前に見る342名の調査|見ている人の55.6%が購入・買い場はAmazon楽天55.6%・決め手は「使っている様子」45.3%」の内容もあわせて紹介します。
始める前に、自社の主力商品について「誰が、どんな場面で、なぜ買うのか」を3つ書き出してください。その3つが、最初の90日で確かめる仮説になります。
この記事の要点
- ショート動画で知った人の多くは、Amazonや楽天で商品名を検索して買います。
- 本数は「確かめたい仮説の数」で決め、1つの仮説につき3本で試します。
- 90日を「仮説を試す」「勝ち型を深める」「売上につなぐ」の3段階に分けます。
- TaTapの調査では、ショート動画を見ている人の55.6%が、ショート動画をきっかけに買った経験がありました。
- TaTapのショート動画制作は制作のみで1本30,000円から、運用込みで1本50,000円です(税別)。
ショート動画でECの売上は、どう伸びますか?
売上は「見る→探す→買う」の流れで伸びます。リールやTikTokで使っている様子を見た人が、Amazonや楽天で商品名を検索し、商品ページの口コミを見て買います。動画内のリンクから直接買う人は一部です。
図:ショート動画がECの売上になるまでの流れ
ショート動画が購入のきっかけになる人は半数を超えます。TaTapは2026年9月、全国の20〜59歳の男女342名に「ショート動画と購買行動調査」を実施しました。TaTapが同調査で集計したところ、ショート動画をきっかけに商品を買った経験がある人は55.6%でした(ショート動画を見ている243名)。
| ショート動画で知った後の買い方 | 割合 |
|---|---|
| Amazon・楽天などで検索して購入 | 55.6% |
| Google・Yahoo!などで調べてから購入 | 37.8% |
| 動画内リンク・SNS内ショップからそのまま購入 | 35.6% |
表はショート動画きっかけで買った135名の回答(複数回答)です。調査の詳細はショート動画と購買行動調査(TaTap SNS調査 第4回)で公開しています。
「本数=仮説の数」とは、何をどう決める考え方ですか?
本数を予算や頻度ではなく、確かめたい仮説の数で決める考え方です。1つの仮説につき3本を作り、冒頭や見せ方を少しずつ変えます。1本ずつまったく違う内容にすると、売れたときに何が効いたのか分からず、次に作る動画が決まりません。
図:本数を仮説の数で決める考え方
| 仮説 | 動画の切り口 | 確かめること |
|---|---|---|
| 使う場面 | いつ・どこで使うかを見せる | 場面を見て欲しくなる人がいるか |
| 悩みの解決 | 使う前と後の違いを見せる | 悩みを持つ人に届くか |
| 価格と比較 | 価格と他との違いを先に見せる | 比べて選ぶ人に届くか |
どの仮説でも、実際に使っている様子を入れます。第4回調査で「欲しい」と思う決め手の1位は使っている様子で45.3%、価格表示は30.0%、冒頭で何の動画か分かることは26.3%でした(243名)。
90日の検証期間で、どう進めますか?
進め方は30日ずつの3段階です。最初の30日で3つの仮説を各3本出し、次の30日で反応の良い仮説の冒頭と尺を変え、最後の30日で勝ち型を広告に回してEC側の導線を整えます。90日後に、年間で続けるかを判断します。
図:ショート動画でECの売上を伸ばす90日の検証
| 期間 | やること | 見る数字 |
|---|---|---|
| 1〜30日 | Instagramのリール・TikTok・YouTube Shortsに3つの仮説×各3本を投稿 | 視聴維持率・保存数 |
| 31〜60日 | 勝った仮説で冒頭と尺を変える | 保存数・プロフィールへのアクセス |
| 61〜90日 | 勝ち型を広告に回し、商品ページを整える | モールでの商品名検索・売上 |
TikTokは「運用型広告向けのクリエイティブベストプラクティス」で、コンテンツの訴求点は最初の3秒間で紹介するとブランド想起と認知を高められると説明しています。冒頭の作り方はショート動画クリエイティブの素材作成5手順【2026】で解説しています。縦型の比率と安全域はショート動画のサイズ・比率|9:16と安全域【2026】にまとめています。
ショート動画でECの売上を伸ばす費用は、いくらですか?
TaTapのショート動画制作は、制作のみで1本30,000円から、投稿と分析まで含む運用込みで1本50,000円です。90日の検証を運用込みで行う場合、設計と分析を含めて月300,000円(4本)からが目安です。広告に回す場合は、広告費と運用手数料が加わります。
| メニュー | 料金(税別) | 含まれる作業 |
|---|---|---|
| ショート動画制作(制作のみ) | 1本30,000円〜 | 企画・台本・撮影・編集・サムネイル・3媒体の書き出し |
| ショート動画運用(運用込み) | 1本50,000円 | 上記に加え、投稿・分析・翌月の企画への反映 |
| ショート動画・最小構成 | 月300,000円 | 設計・分析とショート動画4本 |
| ショート動画・標準構成 | 月500,000円 | 設計・分析とショート動画8本 |
| SNS広告運用代行 | 広告費の20%(最低100,000円) | 勝ち型の動画をMeta・TikTokの広告として配信・調整 |
株式会社TaTapのショート動画制作の料金は、制作のみで1本30,000円です。3つの仮説×各3本の9本を制作のみで作る場合は、270,000円からが目安です。運用まで任せる場合は初回のみ初期対応費100,000円がかかり、契約は3か月からです。表示価格はすべて税別です(2026年10月時点)。制作の範囲はショート動画制作のサービスページに掲載しています。
ショート動画でECの売上を伸ばすときの注意点は?
よくある失敗は4つです。どれも、再生回数を目標にして、売上までの流れを見ていないときに起きます。
| 失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 再生回数を目標にする | 買わない人ばかりに見られる | 保存数と商品名の検索を目標にする |
| 1本ずつ違う内容にする | 何が効いたのか分からない | 1つの仮説につき3本で試す |
| 動画内リンクの売上だけで判断する | モールで買った分を見落とす | UTM付きリンクとGoogleアナリティクスに加え、モールの商品名検索と売上も見る |
| 商品名を動画に出さない | 見た人が検索できない | 商品名と買える場所を毎回出す |
第4回調査では、ショート動画きっかけで買った人のきっかけは、企業・ブランドの公式アカウントの投稿が40.7%で、広告の27.4%を上回りました(135名)。公式アカウントの投稿で勝ち型を見つけてから広告に回す順番が、費用を抑えやすい進め方です。ECの集客全体の組み方はECサイトの集客は3本柱|方法12選と費用【2026】で解説しています。
自社の商品名がSNS・検索・AIでどう見えるかを無料で現状診断する →
ショート動画に予算をかけないほうがいいECは?
おすすめしないのは、次の3つに当てはまるECです。どの場合も、動画より先に整えることがあります。
| ECの状況 | 先にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 商品ページの説明とレビューが少ない | 商品ページの整備 | 検索して来た人が買わずに離れる |
| 使っている様子を見せにくい商品 | 静止画や比較の情報 | 決め手の1位を撮れない |
| 90日続ける体制と予算がない | 担当と検証期間を決める | 仮説の結果が出る前に止まる |
楽天に出店している場合は、モール内の施策とあわせて考えます。進め方は楽天で売上を上げる方法|モール内施策とモール外(SNS・指名検索)の二階建てで紹介しています。
まとめ:ショート動画でECの売上を伸ばすには、仮説の数で本数を決めて90日で検証する
- ショート動画の売上は「見る→探す→買う」の流れで、モールでの検索を経由します。
- 本数は仮説の数で決め、1つの仮説につき3本で試します。
- 90日を、仮説を試す・勝ち型を深める・売上につなぐの3段階で進めます。
- ショート動画を見ている人の55.6%が、ショート動画をきっかけに買った経験がありました。
- 成果は再生回数ではなく、保存数・商品名の検索・売上で見ます。
- TaTapのショート動画制作は制作のみで1本30,000円から、運用込みで1本50,000円です(税別)。
よくある質問
Q1. ショート動画でECの売上は本当に伸びますか?
伸びる場合が多くあります。TaTapの調査では、ショート動画を見ている人の55.6%がショート動画をきっかけに買った経験がありました。買った人の55.6%はAmazonや楽天で検索して買っているため、モールでの検索と売上で効果を見てください。
Q2. ショート動画は何本作ればいいですか?
確かめたい仮説の数で決めます。例えば使う場面・悩みの解決・価格と比較の3つの仮説を各3本、計9本で最初の30日を試します。1本ずつまったく違う内容にすると、何が効いたのか分からず、次に作る動画が決まりません。
Q3. 90日で何を判断すればいいですか?
どの仮説が売上につながるかと、年間で続けるかです。最初の30日は視聴維持率と保存数、次の30日は保存数とプロフィールへのアクセス、最後の30日はモールでの商品名検索と売上を見ます。数字がそろってから年間の計画を決めます。
Q4. 再生回数が少なくても売上は伸びますか?
伸びる場合があります。TaTapの調査で、欲しいと思う決め手に再生回数やいいね数の多さを挙げた人は9.5%でした。使っている様子が伝わり、商品名が分かる動画なら、再生回数が少なくても検索と購入につながります。
Q5. 動画内リンクからの売上が少ないのは失敗ですか?
失敗とは限りません。ショート動画で知った人は、動画内リンクより、Amazonや楽天で商品名を検索して買う人のほうが多いためです。モールの検索キーワードと売上、Search Consoleの商品名検索も合わせて判断してください。
Q6. ショート動画の制作をTaTapに頼むといくらかかりますか?
制作のみは1本30,000円〜、投稿と分析まで含む運用込みは1本50,000円です。設計と分析を含む最小構成は月300,000円(4本)、標準構成は月500,000円(8本)です。運用まで任せる場合は初回のみ初期対応費100,000円です(税別)。
最終更新:2026年10月28日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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