楽天の集客方法|モール内とモール外の設計【2026】
読了目安:約分
楽天の集客方法は、楽天の中で探している人を取る「モール内」と、楽天の外で商品を知ってもらう「モール外」の2つに分けて設計します。モール内は検索対策・RPP・セールとランキング、モール外はSNSの投稿・口コミ・SNS広告です。2つをつなぐのは「商品名や店名で検索される量」で、モール外で知られた商品がモール内で検索されて売れる流れをつくることが集客の設計です。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「楽天運用代行のRPP広告|入札より「どの商品に、上限いくらまで払えるか」。上限CPCは粗利と転換率から逆算し、SNSで探す理由を外につくります」の内容もあわせて紹介します。
最初に、売上の大きい商品を3つ選び、それぞれの粗利率と、商品ページの転換率を書き出してください。どの商品にいくらまで広告費をかけられるかが、集客の設計の出発点になります。
この記事の要点
- 楽天の集客は、モール内(検索・RPP・セール)とモール外(SNS・口コミ・SNS広告)の2本立てで設計します。
- RPPの上限クリック単価は、入札の相場ではなく、商品の粗利と転換率から逆算します。
- TaTapの調査では、SNSで見て「今は要らない」と思った商品を、後日その場面で思い出して買った人が69.6%でした。
- TaTapのECモール運営代行×SNS集客は、モール全体コンサルが月150,000円からです(税別)。
- 効果は、RPPの数字、商品名の検索、広告以外の売上の順に表れます。
楽天の集客方法には、どんな種類がありますか?
種類は、モール内の集客とモール外の集客に分かれます。モール内は楽天で検索している人や、セール・ランキングを見ている人を取る方法です。モール外は、まだ楽天で探していない人に商品を知ってもらう方法です。
図:楽天の集客を構成するモール内とモール外
| 分類 | 方法 | 届く人 |
|---|---|---|
| モール内 | 商品名・説明文の検索対策 | 楽天で検索している人 |
| モール内 | 検索連動型広告(RPP) | 楽天で検索している人 |
| モール内 | スーパーSALE・お買い物マラソンなどのセール | イベント中に買い回る人 |
| モール内 | レビュー施策・ランキング | 比べて選ぶ人 |
| モール外 | Instagram・TikTok・YouTube Shorts・X(旧Twitter)の投稿 | まだ商品を知らない人 |
| モール外 | ギフティング・インフルエンサーの口コミ | 口コミで確かめたい人 |
| モール外 | Meta・TikTokのSNS広告 | まだ商品を知らない人 |
楽天の広告メニューの全体像は楽天広告運用代行は3か所で任せる範囲を決める【2026】で解説しています。
モール内の集客とモール外の集客は、何が違いますか?
違いは、需要を「取る」か「つくる」かです。モール内の集客は、すでに楽天で探している人を取り合います。モール外の集客は、まだ探していない人に商品を覚えてもらい、後で楽天で検索される需要をつくります。
| 比べる点 | モール内の集客 | モール外の集客 |
|---|---|---|
| 役割 | 探している人を取る | 探す人を増やす |
| 成果の出方 | 広告経由の売上としてすぐ見える | 商品名・店名の検索として後から表れる |
| 競合との関係 | 同じ検索語で取り合う | 自社の商品名で検索してもらう |
| 止めたとき | 広告経由の売上が止まる | 覚えている人が残る |
モール外で知った商品は、その場で買われなくても後から検索されます。TaTapは2026年8月、全国の20〜49歳の男女435名に「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」を実施しました。TaTapが同調査で集計したところ、SNSで見たときは「今は要らない」と思った商品を、後日その場面で思い出して買った人は69.6%でした(SNSで商品情報を見かける336名)。
同じ調査で、「何を買うか」の判断にSNSが役立った場面がある人は79.5%でした(336名)。調査の詳細は買う場面(CEP)とSNSの関係調査(TaTap SNS調査 第3回)で公開しています。
モール内とモール外は、どう設計しますか?
設計は5つの手順で進めます。売る商品を決め、商品ページを整え、RPPにかけられる上限を決めるまでがモール内の設計です。そのうえでSNSと口コミで商品名を覚えてもらい、商品名の検索の伸びを測ります。
図:楽天の集客を設計する5つの手順
| 手順 | やること | 確かめる数字 |
|---|---|---|
| ①売る商品を決める | 粗利と在庫がある主力商品に絞る | 粗利率・在庫日数 |
| ②商品ページを整える | 画像・説明・レビューをそろえる | 転換率・レビュー件数 |
| ③RPPの上限を決める | 払える上限クリック単価を出す | 広告費に対する売上 |
| ④モール外で知らせる | SNSと口コミで商品名を覚えてもらう | 保存数・投稿件数 |
| ⑤指名検索を測る | 商品名・店名の検索の伸びを見る | RMSの検索キーワード |
楽天はRPPについて、RMSに登録された商品から自動で選ばれた商品が、楽天市場の検索結果をはじめとする楽天の内外の媒体に配信されると説明しています。原稿の入稿は不要で、RMSの商品情報がそのまま広告になるとしています。詳しくは楽天メーカーソリューションナビの公式案内「検索連動型広告」で確認できます。②の商品ページが弱いままでは、RPPの成果も上がりません。
RPPの上限クリック単価は、どう決めればいいですか?
上限クリック単価は「商品単価×粗利率×転換率」で出します。1クリックで平均いくらの粗利が生まれるかを出し、その範囲を広告費の上限にします。入札の相場から決めると、粗利を超えて広告費を払う商品が出てきます。
| 項目 | 計算の例 |
|---|---|
| 商品単価 | 5,000円 |
| 粗利率 | 40%(1個あたり粗利2,000円) |
| 転換率 | 3%(100クリックで3個売れる) |
| 1クリックあたりの粗利 | 2,000円×3%=60円 |
| 上限クリック単価の目安 | 60円以内(利益を残すなら40〜50円) |
表の数字は計算の例です。転換率が上がれば上限も上がるため、商品ページとレビューを整えるほど、RPPで払える額が増えます。RPPの運用の見方は楽天RPP運用代行の費用相場【2026】入札だけで止まる会社の見分け方で解説しています。
楽天の集客を外部に頼むと、いくらかかりますか?
TaTapの場合、楽天の改善方針の設計は月150,000円、セール運用とモール広告を加えると月250,000円、SNS連携まで含めると月450,000円からです。広告費は実費で、楽天の広告は楽天に、SNS広告は各媒体に支払います。
| 構成 | 料金(税別・月額) | 含まれる作業 |
|---|---|---|
| モール全体コンサル | 150,000円 | 売上構造の分析、商品ページ・レビュー施策・RPPの設計 |
| +セール運用+モール広告 | 250,000円 | クーポン設定、イベント申込、RPPなどの運用 |
| モール+SNS連携 | 450,000円〜 | 上記に加え、SNSアカウント運用でモール外から集客 |
| ギフティング | 投稿1件8,000円〜(成果報酬) | 口コミ投稿を集める。投稿された分だけ請求 |
株式会社TaTapのECモール運営代行×SNS集客の料金は、モール全体コンサルで月150,000円です。SNS運用を含む構成は初回のみ初期対応費100,000円がかかり、契約は3か月からです。表示価格はすべて税別です(2026年10月時点)。構成はECモール運営代行×SNS集客のサービスページに掲載しています。
効果はどのくらいで出て、何を見ますか?
RPPの数字は毎週、商品名の検索は1〜3か月、広告以外の売上は3〜6か月で見ます。モール外の集客は、売上より先に商品名の検索として表れます。広告経由の売上だけで判断すると、広告に頼る売上の形になります。
図:楽天の集客の効果を見る順番
| 頻度 | 見る数字 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 毎週 | RPPのクリック単価と広告経由の売上 | RMSの広告レポート |
| 1〜3か月 | 商品名・店名の検索、お気に入り登録 | RMSの検索キーワードとアクセス分析、Search Console、ChatGPT・Geminiでの出方 |
| 3〜6か月 | 広告以外の売上 | RMSの流入元ごとの売上 |
TaTapの支援例として、株式会社CMサイト(Rakufit)様の事例を紹介します。Instagram運用・ギフティング・広告運用を組み合わせ、3か月で楽天の売上が500,000円から8,000,000円に伸びました。商材・在庫・既存の認知度によって結果は変わるため、同じ数字をお約束するものではありません。
楽天の集客で失敗しやすい注意点は?
よくある失敗は4つです。どれも、モール内とモール外を別々に動かしたときに起きます。
| 失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| RPPを入札の相場で決める | 粗利を超えて広告費を払う | 粗利と転換率から上限を出す |
| セールの時だけ集客する | セール後に売上が戻る | セール前にSNSで商品名を覚えてもらう |
| SNSの投稿に商品名を書かない | 楽天で検索されない | 商品名と店名を毎回明記する |
| 口コミが少ないまま広告を増やす | クリックされても買われない | レビュー施策とギフティングを先に |
SNSで知った人を楽天に送る方法は楽天のInstagram活用で売上を伸ばす【2026】で解説しています。商品名の検索を増やす進め方は楽天の指名検索を増やす【2026】SNS起点の3段階にまとめています。
自社の商品名がSNS・検索・AIでどう見えるかを無料で現状診断する →
モール外の集客を急がないほうがいい店舗は?
おすすめしないのは、次の3つに当てはまる店舗です。どの場合も、モール内で先に整えることがあります。
| 店舗の状況 | 先にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 商品ページのレビューと説明が少ない | 商品ページの改善 | 検索されても買われない |
| 型番で探される商品が中心 | 価格とRPPの見直し | 選ばれる理由が価格に寄る |
| 在庫が少なく、売れても届けられない | 仕入れと出荷の体制 | 集めた人を待たせて評価を落とす |
楽天の運営全体を外部に相談する場合の中身は楽天市場コンサルの内容と費用|SOY受賞店に共通する外部流入で紹介しています。
まとめ:楽天の集客は、モール内とモール外を商品名の検索でつなぐ
- 楽天の集客は、モール内(検索・RPP・セール)とモール外(SNS・口コミ・SNS広告)に分かれます。
- モール内は需要を取り、モール外は需要をつくります。
- 設計は、商品・商品ページ・RPPの上限・モール外・指名検索の5つの手順です。
- RPPの上限クリック単価は、商品単価×粗利率×転換率で出します。
- 効果は、RPPの数字、商品名の検索、広告以外の売上の順に見ます。
- TaTapのECモール運営代行×SNS集客は、モール全体コンサルが月150,000円からです(税別)。
よくある質問
Q1. 楽天の集客方法にはどんなものがありますか?
モール内の集客は、検索対策、検索連動型広告(RPP)、セール、レビュー施策とランキングです。モール外の集客は、InstagramやTikTokの投稿、ギフティングやインフルエンサーの口コミ、SNS広告です。2つを商品名の検索でつなぐように設計します。
Q2. RPPの上限クリック単価はどう決めればいいですか?
商品単価×粗利率×転換率で、1クリックあたりの粗利を出し、その範囲を上限にします。例えば5,000円・粗利率40%・転換率3%なら、1クリックあたりの粗利は60円です。利益を残すなら、上限はそれより低く設定します。
Q3. 楽天の集客にSNSは必要ですか?
モール内の競争が激しい商品ほど必要です。SNSで知った人が、後から楽天で商品名を検索して買う流れをつくれます。TaTapの調査では、SNSで見て今は要らないと思った商品を、後日その場面で思い出して買った人が69.6%でした。
Q4. 楽天の集客の効果はどのくらいで出ますか?
RPPの数字は毎週、商品名の検索は1〜3か月、広告以外の売上は3〜6か月で見ます。モール外の集客は売上より先に検索として表れるため、RMSの検索キーワードで商品名や店名の検索が増えているかを確かめてください。
Q5. 楽天の集客で失敗しやすいのはどんなケースですか?
RPPを入札の相場で決めて粗利を超えるケース、セールの時だけ集客してセール後に売上が戻るケースです。SNSの投稿に商品名を書かないと、楽天で検索されません。口コミが少ないまま広告を増やすのも避けてください。
Q6. 楽天の集客をTaTapに頼むといくらかかりますか?
モール全体コンサルは月150,000円、セール運用とモール広告を加えると月250,000円、SNS連携まで含めると月450,000円〜です。広告費は実費です。SNS運用を含む構成は初回のみ初期対応費100,000円がかかります(税別・2026年10月時点)。
最終更新:2026年10月28日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
支援企業の成功事例
指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。
