UGC創出サービスは5種類|選び方と費用【2026】
読了目安:約分
UGCサービスとは、購入者やインフルエンサーによる口コミ・投稿(UGC)を、生む・集める・載せる・作る・届けるのいずれかを手伝うサービスのことです。種類によって手に入るものと費用が違います。口コミが少ないうちは、まずギフティングなどで「生む」サービスから始めるのが基本です。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「インフルエンサーマーケティング会社が分けている3つの型|数はギフティング8,000円、意図は企画型、数値は起用。混ぜると中途半端になります」の内容もあわせて紹介します。
サービスを比べる前に、自社の商品名でInstagram・X(旧Twitter)・TikTokを検索し、口コミが何件あるか、どんな内容かを数えてください。件数が足りないのか、内容が足りないのか、見つけられていないのかで、選ぶサービスが変わります。
この記事の要点
- UGCサービスは、生む・集める・載せる・作る・届けるの5種類に分かれます。
- 口コミが少ないうちは、ギフティングで件数を積む「生む」サービスから始めます。
- TaTapの調査では、AIですすめられた商品にSNSの口コミがほとんどないと購入をやめることがある人が34.4%でした。
- 消費者庁は、好意的な口コミだけを選んで載せると事業者の表示にあたると説明しています。
- TaTapのギフティングは投稿1件8,000円からの成果報酬です(税別)。
UGCサービスとは何で、どんな種類がありますか?
UGCサービスは5種類あります。口コミを生むギフティング、集める投稿キャンペーンやレビュー依頼、サイトに載せる掲載ツール、購入者風の動画を作る制作サービス、広告に回す二次利用です。このうち「作る」サービスの動画は本物のUGCではなく、広告として扱います。
図:UGCサービスの5つの種類
| 種類 | 主なサービス | 手に入るもの |
|---|---|---|
| 生む | ギフティング・企画型ギフティング | SNS上の口コミ投稿 |
| 集める | ハッシュタグ投稿キャンペーン・レビュー依頼 | 購入者の投稿とレビュー |
| 載せる | サイトへのUGC掲載ツール | 商品ページに並ぶ口コミ |
| 作る | UGC風の動画制作 | 購入者目線の広告素材 |
| 届ける | 二次利用の許諾取得・SNS広告 | 口コミを使った広告配信 |
口コミは、調べた人が最後に確かめる材料です。TaTapは2026年8月、全国の20〜49歳の男女321名に「AI検索時代の購買行動調査」を実施しました。TaTapが同調査で集計したところ、AIですすめられた商品にSNSの口コミがほとんどないと購入をやめることがある人は34.4%でした(AI利用者250名)。
同じ調査で、少し不安になる人を含めると、何らかの不安を覚える人は62.0%でした(250名)。調査の詳細はAI検索時代の購買行動調査(TaTap SNS調査 第1回)で公開しています。UGCそのものの考え方はUGCマーケティングとは?増やし方と使い方で解説しています。
生む・集める・作るのサービスは、何が違い、どれを選べばいいですか?
違いは、投稿するのが誰かと、内容をどこまでそろえられるかです。生む・集めるサービスは実際の利用者が投稿し、作るサービスは制作会社が購入者風に撮ります。口コミがほとんどないなら生む、内容をそろえたいなら企画型、広告素材が足りないなら作る、を選びます。
図:悩み別に先に使うUGCサービスの選び方
| 比べる点 | 生む(ギフティング) | 集める(キャンペーン・レビュー) | 作る(UGC風制作) |
|---|---|---|---|
| 投稿する人 | インフルエンサー・一般の利用者 | 購入者 | 制作会社が手配した出演者 |
| 内容のそろえやすさ | 企画型ならそろえられる | そろえにくい | そろえられる |
| 口コミとしての信頼 | 高い(PR表記あり) | 高い | 広告として扱う |
| 向いている目的 | 口コミの件数と場面を増やす | 購入者の声を増やす | 広告の素材を増やす |
購入者風の動画を作る方法はUGC風広告動画の作り方|1本5万円と向く商材6条件で詳しく紹介しています。インフルエンサーへの頼み方の違いはインフルエンサーマッチングか代理店か|3つの型で選ぶ【2026】にまとめています。
UGCサービスの費用はいくらですか?
口コミを生むギフティングは投稿1件8,000円からの成果報酬で、投稿された分だけ支払います。狙った場面を撮ってもらう企画型ギフティングは、初期企画費50,000円と1件40,000円です。広告に回す場合は、二次利用の許諾と広告運用の費用が加わります。
| 種類 | メニュー | 料金(税別) | 含まれる作業 |
|---|---|---|---|
| 生む | ギフティング(成果報酬) | 投稿1件8,000円〜 | 候補選定・依頼・投稿の確認 |
| 生む | 企画型ギフティング(リール・フィード/有償) | 初期企画費50,000円+1件40,000円 | 企画例3パターン・依頼・投稿前チェック・修正1回 |
| 作る | ショート動画制作(制作のみ) | 1本30,000円〜 | 企画・台本・撮影・編集・書き出し |
| 届ける | 二次利用の許諾取得(ギフティング) | 1件2,000円 | 広告・EC・サイトで使う許諾の取得 |
| 届ける | SNS広告運用代行 | 広告費の20%(最低100,000円) | 口コミ投稿をMeta・TikTokの広告として配信・調整 |
株式会社TaTapのギフティングの料金は、投稿1件8,000円からです。30投稿に数値分析と二次利用10件を付けると290,000円です。SNSアカウントの運用代行と組み合わせる場合は、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。表示価格はすべて税別です(2026年10月時点)。作業範囲はインフルエンサーマーケティングのサービスページに掲載しています。
UGCは、どう増やして、どのくらいで効果が出ますか?
増やし方は、件数を積む、見つけてもらう、広げるの3段階で、目安は3か月です。1か月目にギフティングとレビュー依頼で件数を積み、2か月目に商品ページへ掲載し、3か月目から許諾を取った投稿を広告で配信します。効果は投稿件数、指名検索、売上の順に表れます。
図:UGCが効果につながるまでの3か月の流れ
| 時期 | やること | 見る数字 |
|---|---|---|
| 1か月目 | ギフティングとレビュー依頼 | 投稿件数・レビュー件数 |
| 2か月目 | 商品ページへの掲載、良い投稿の選定 | 商品ページの閲覧と購入率 |
| 3か月目〜 | 許諾を取って広告で配信 | 広告の獲得単価・指名検索(Googleアナリティクスで購入まで追う) |
指名検索の伸びは、Search Consoleで商品名を含む検索の表示回数を見て確かめます。ギフティングの数字の追い方はギフティングのKPIは投稿数と指名検索【2026】で解説しています。
UGCサービスを使うときの注意点は?ステマ規制の線引きは?
注意点の中心はステマ規制です。同じ「口コミを集める」でも、内容を指示するか、選んで載せるかで、事業者の表示にあたるかが変わります。消費者庁の「ステルスマーケティングに関するQ&A」をもとに、サービスごとの線引きを整理します。
| やり方 | 消費者庁Q&Aでの扱い | 必要な対応 |
|---|---|---|
| インフルエンサーを選んで商品を渡し投稿を依頼 | 事業者の表示と判断される場合がある(Q5) | 「#PR」とタイアップ投稿ラベルを付ける |
| レビュー投稿を条件に次回クーポンを渡す | 通常は事業者の表示にあたらない(Q7) | 内容は指示しない |
| 感想投稿キャンペーンで具体的な感想を条件にする | 事業者の表示にあたる(Q8) | 感想の内容を指定しない |
| 好意的な声だけを選んでサイトに載せる | 事業者の表示にあたる(Q10) | 無作為に選ぶか、事業者の表示と明示する |
| UGC風の動画を制作して配信 | 事業者の広告そのもの | 広告として配信する |
消費者庁は同Q&Aで、アンケートの回答から好意的な評価だけを選んで「お客様の声」に載せる場合は、事業者の表示にあたると説明しています。無作為に選んだ回答をそのまま引用する場合は、事業者の表示にあたらないとしています。UGC掲載ツールで投稿を選ぶときも、この線引きを基準にしてください。詳しくは消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」で確認できます。
広告に使うときは、投稿者から二次利用の許諾を取ることも欠かせません。許諾の取り方はUGCの二次利用|広告転用の許諾4点と注意点【2026】にまとめています。
自社の口コミがSNS・検索・AIでどう見えるかを無料で現状診断する →
口コミを増やすサービスを使わないほうがいい会社は?
おすすめしないのは、次の3つに当てはまる会社です。どの場合も、UGCを増やす前に整えることがあります。
| 会社の状況 | 先にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 購入者がまだ少ない | 商品ページと販売の導線を整える | 口コミが増えても買える場所で離れる |
| 商品の品質やサポートに課題がある | 商品と対応の改善 | 口コミが増えるほど不満も広がる |
| 広告表現の確認体制がない | PR表記とNG表現のルールづくり | ステマ規制や表示の違反につながる |
口コミがすでに十分にある会社は、新たに生むより、商品ページへの掲載や広告への転用から始めるほうが早く成果につながります。
まとめ:UGCサービスは、足りない段階から選ぶ
- UGCサービスは、生む・集める・載せる・作る・届けるの5種類です。
- 口コミがほとんどないなら、ギフティングで件数を積むことから始めます。
- UGC風に作った動画は本物のUGCではなく、広告として扱います。
- 好意的な口コミだけを選んで載せると、事業者の表示にあたります。
- 件数、掲載、広告の順に3か月かけて積み上げます。
- TaTapのギフティングは投稿1件8,000円〜、企画型ギフティングは企画費50,000円+1件40,000円です(税別)。
よくある質問
Q1. UGCサービスとは何ですか?
購入者やインフルエンサーの口コミ・投稿を、生む・集める・載せる・作る・届けるのいずれかで手伝うサービスです。ギフティング、投稿キャンペーン、サイトへの掲載ツール、UGC風の動画制作、二次利用と広告転用などがあり、手に入るものと費用が種類ごとに違います。
Q2. UGCサービスはどれから始めればいいですか?
口コミがほとんどないなら、ギフティングで件数を積む「生む」サービスから始めます。口コミはあるのに見られていないなら商品ページへの掲載、良い投稿を広げたいなら二次利用と広告転用です。自社の商品名でSNSを検索し、件数と内容を数えてから選んでください。
Q3. UGC風の動画はUGCとして使えますか?
使えません。制作会社が出演者を手配して購入者風に撮った動画は、事業者が作った広告です。本物の口コミのように見せて配信せず、広告として扱ってください。広告の素材を増やす手段としては有効で、本物のUGCと組み合わせて使います。
Q4. お客様の声をサイトに載せるとステマになりますか?
選び方によります。消費者庁は、好意的な評価だけを選んで載せる場合は事業者の表示にあたると説明しています。無作為に選んだ回答をそのまま引用する場合はあたらないとしています。選んで載せる場合は、事業者の表示であることを明示してください。
Q5. UGCが増えるまでどのくらいかかりますか?
目安は3か月です。1か月目にギフティングとレビュー依頼で件数を積み、2か月目に商品ページへ掲載し、3か月目から許諾を取った投稿を広告で配信します。効果は投稿件数、指名検索、売上の順に表れるため、1か月で判断しないでください。
Q6. TaTapにUGCづくりを頼むといくらかかりますか?
ギフティングは投稿1件8,000円〜の成果報酬で、投稿された分だけの請求です。企画型ギフティングは初期企画費50,000円+1件40,000円です。広告に使う場合は、二次利用の許諾1件2,000円と、広告費の20%(最低100,000円)の運用手数料が加わります(税別)。
最終更新:2026年10月26日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
支援企業の成功事例
指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。
