UGC風広告動画の作り方|1本5万円と向く商材6条件

UGC風広告動画の作り方|1本5万円と向く商材6条件

読了目安:約

UGC風の広告動画は、本物のUGCの代わりにはなりません。利用者の口コミが効くのは「第三者が言っている」という事実そのものが理由であり、企業が作ったUGC風の映像にはその第三者性がないからです。それでもUGC風が使われるのは、広告として見られにくいという別の効果があるためです。TaTapは累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNS運用と広告運用を支援してきました。本記事では、両者の違いと使い分けを整理します。

UGC風広告動画とは、利用者が撮影したような見た目に寄せて企業側が制作する広告クリエイティブのことである。本物のUGCとは第三者性の有無が決定的に異なり、代替関係ではなく併用するものになる。まず決めるべきは、自社に本物のUGCが存在するかどうかである。

この記事の要点

  • UGC風は企業の制作物。本物のUGCとは第三者性が違う。
  • UGC風が効くのは、広告として身構えられにくいから。
  • TaTapのUGC風ショート動画は1本5万円から制作できる。
  • 本物のUGCはギフティングで1件8,000円から創出する。
  • 利用者の声だと誤認させる表現は使わない。

無料オンライン相談する →
無料で資料ダウンロードする →

TaTap 無料SNSマーケティングウェビナー

SNSマーケの最新ノウハウを無料ウェビナーで公開中

累計300アカウント支援の現場知見を凝縮。開催スケジュールを見る →

UGC風広告動画とは何ですか?

結論:企業が制作した広告クリエイティブのうち、利用者が撮ったような見た目に寄せたものを指す。スマートフォンでの撮影、生活空間、話し言葉のナレーションといった要素で構成される。目的は信頼の獲得ではなく、広告として身構えられずに最後まで見てもらうことである。

UGC風の広告に含まれる要素を整理する。

要素UGC風の作り方通常の広告との違い
撮影機材スマートフォンまたは同等の画角一眼の整った画から外す
撮影場所自宅・洗面所・キッチンなど生活空間スタジオを使わない
話し方台本を読まない話し言葉ナレーション調にしない
編集テロップは手打ち風・効果音は控えめ作り込みを抑える
冒頭結論や不満から入るブランドロゴから始めない
15〜60秒短尺に寄せる

これらはすべて「広告に見えにくくする」ための工夫である。信頼を作る仕掛けではない点を、最初に押さえておきたい。

TaTapのショート動画制作でも、この形式をプランとして定義している。ベーシックは顔出し無しのUGC風、プロはUGC風とブランディングのどちらにも対応する構成である。

本物のUGCとUGC風の制作物は何が違いますか?

結論:第三者性の有無が決定的に違う。本物のUGCは利用者が自分の意思で投稿したものであり、UGC風は企業が制作した広告である。TaTapが15〜29歳の男女363名を対象に実施した調査では、SNSで商品を知ったきっかけとして一般ユーザーの口コミが42.9%で最も多く、企業の公式発信は24.4%だった。この差は「誰が言っているか」から生まれている。

両者の違いを整理する。

比較項目本物のUGCUGC風の制作物
作った人利用者企業・制作会社
第三者性あるない
訴求の統制できないできる
量産施策次第で増やせる予算次第で増やせる
納期創出から数週間数日〜2週間
広告への転用二次利用の許諾が必要自社の制作物なので自由
主な効果信頼・裏取りの材料視聴維持・広告らしさの低減

最終行が、使い分けの結論そのものである。UGC風は視聴維持に効き、本物のUGCは購入の判断材料になる。役割が違うため、片方でもう片方を代替できない。

広告のクリエイティブとしてUGC風を使いつつ、着地先には本物のUGCが並んでいる——この組み合わせが噛み合う形になる。

本物のUGCとUGC風の制作物の役割の違い 代替関係ではなく、役割が違う 本物のUGC 作った人:利用者 第三者性:ある 訴求の統制:できない 効くのは「信じる」段階 UGC風の制作物 作った人:企業 第三者性:ない 訴求の統制:できる 効くのは「見てもらう」段階 噛み合う組み合わせ:広告はUGC風、着地先には本物のUGC 見てもらう入口と、判断材料を別々に用意する SNSで商品を知ったきっかけ:一般ユーザーの口コミ 42.9% 企業の公式発信は24.4%(TaTap調査・15〜29歳 n=363) この差は「誰が言っているか」から生まれている

図:本物のUGCとUGC風の制作物の役割の違い

UGC風の広告動画はいくらで作れますか?

結論:TaTapのショート動画制作では、顔出し無しのUGC風がベーシックで1本5万円から、UGC風とブランディングの両対応がプロで1本10万円からである。素材を活用するライトは1本3万円。本物のUGCを創出する場合は、ギフティングで投稿1件8,000円からになる。

TaTapのショート動画制作のプラン構成を示す。金額はすべて税別・2026年8月時点である。

プラン費用/1本撮影方法モデル
ライト3万円既存素材を活用なし
ベーシック5万円〜スマホ・小型カメラ顔出し無しのUGC風
プロ10万円〜一眼UGC風またはブランディング
カスタマイズ個別見積もりスタジオ撮影モデル起用

ベーシックがUGC風の標準になる。企画・台本・投稿文の作成は全プランに含まれ、修正は原則1回までである。

本物のUGCを増やす場合の費用は別系統になる。

施策費用得られるもの
ギフティング(通常)8,000円〜/件利用者による投稿1件
ギフティング(初回100件)60万円(@6,000円)3ヶ月で投稿100件
二次利用の許諾取得2,000円/件広告への転用権
インサイト回収1,000円/件投稿ごとの数値

月20万円の予算で比べると、UGC風の動画はベーシックで4本、本物のUGCはギフティングで25件になる。本数だけを見ればUGCのほうが多い。

ただし本物のUGCは訴求を統制できないため、広告に転用できる素材は一部に限られる。二次利用の許諾取得を含めて設計する必要がある。

UGCの創出から相談する →

UGC風に作るときの構成要素は何ですか?

結論:冒頭2秒、話し方、撮影場所、テロップの4つで決まる。整った映像にしないことが目的ではなく、視聴者が自分ごととして見られる状態を作ることが目的である。雑に撮ればUGC風になるわけではない。

構成要素と、実装のポイントを整理する。

要素実装のポイントやりがちな失敗
冒頭2秒結論・不満・疑問から入るブランドロゴから始める
話し方台本を暗記せず自分の言葉でナレーション調で読む
撮影場所実際に使う場所で撮るスタジオで生活感を演出
テロップ手打ち風・過度な装飾を避ける広告用のデザインを流用
商品の見せ方使っている途中の状態正面からのパッケージ撮影
締め方次の行動を一言で企業ロゴで締める

1行目が最も影響する。冒頭でブランドロゴを出した瞬間に広告と認識され、UGC風にした意味がなくなる。

3行目も見落とされやすい。生活感を演出しようとしてスタジオに小物を並べると、かえって不自然になる。実際に使う場所で撮るほうが早く、安く済む。

UGC風広告動画の構成要素と失敗パターン 雑に撮れば UGC風になる、わけではない 冒頭2秒 結論・不満・疑問から入る ブランドロゴを出した瞬間、広告と認識されて効果が消える 話し方 台本を暗記せず、自分の言葉で ナレーション調で読むと、一気に広告の質感になる 撮影場所 実際に使う場所で撮る スタジオで生活感を演出すると、かえって不自然になる テロップ 手打ち風・装飾は控えめに 広告用のデザインテンプレートを流用しない 商品の見せ方 使っている途中の状態を映す 正面からのパッケージ撮影は、通常の広告の作法 目的は、視聴者が自分ごととして見られる状態をつくること

図:UGC風広告動画の構成要素と失敗パターン

権利と表示で気をつけることは何ですか?

結論:企業が作ったものを利用者の声として提示しない、利用者の投稿を許諾なく広告に使わない、この2つを守る。UGC風は「見た目を寄せた広告」であり、第三者の体験談として見せると表示上の問題になる。制作フローに確認の工程を組み込む。

確認すべき項目を整理する。

確認項目やってはいけないこと対応
発信主体企業の制作物を利用者の声と提示広告であることを隠さない
体験談実在しない使用体験を語らせる実際の使用にもとづく内容に
効果の表現実現しない効果を示す根拠のある範囲に限定
UGCの転用許諾なく利用者の投稿を広告化二次利用の許諾を取得する
タイアップ表示関係性を伏せる所定の表示を行う

1行目と2行目が、UGC風に固有の論点である。演者が実際には使っていない商品について体験を語る構成は、表示上のリスクがある。

4行目については、TaTapのギフティングで二次利用の許諾取得を1件2,000円で対応している。許諾なく転用すると、投稿者との関係も損なう。

広告表示に関する制度は消費者庁の公開情報で確認できる。制度は更新されるため、2026年8月時点の内容として扱い、最新の一次情報を確認してほしい。

UGC風の広告が向いていない商材は何ですか?

結論:高額品、専門性や権威が購買理由になる商材、規制の厳しい業種の3つは向かない。この条件に当てはまる場合、TaTapはUGC風での制作を提案しない。生活感のある映像がブランドの前提を壊し、かえって信頼を落とすためである。

条件で整理する。感覚ではなく、この基準で判断してほしい。

UGC風が向いているケース向いていないケース
日常的に使う消費財高額品・耐久財
使用シーンが想像しやすい専門性や権威が購買理由
価格が手に取りやすい比較検討に時間がかかる
若年層が主なターゲット意思決定者が経営層
効果を体感で語れる効果表現に規制がある
ブランドの世界観が硬すぎない高級感がブランドの核

右列に3つ以上当てはまる場合、UGC風にすると逆効果になる。高級感を核にしたブランドが生活感のある映像を出すと、積み上げてきた前提が崩れる。

この場合は、UGC風ではなくプロの撮影による表現を選ぶ。TaTapのショート動画プロプランは1本10万円からで、一眼撮影とブランディング向けの構成に対応する。

AI検索時代に、UGCとUGC風はどう使い分けますか?

結論:広告のクリエイティブはUGC風でよいが、着地先には本物のUGCが必要になる。TaTapが全国20〜49歳の男女250名(AI利用者)を対象に実施した調査では、SNSに口コミがないと購入をやめることがある人は34.4%だった。UGC風の広告で興味を持たれても、調べた先に第三者の投稿が無ければ離脱する。

TaTapが2026年8月に公開した「AI検索時代の購買行動調査」の主要数値を示す。

項目数値ベース
生成AI・AI検索の利用経験77.9%n=321
AIの回答だけで購入を判断する2.4%n=250
SNSに口コミがないと購入をやめることがある34.4%n=250
AIで知った商品をInstagramで確認する28.4%n=250
AIで知った商品をXで確認する34.0%n=250

広告を見た人の一定数が、そのあとSNSで裏を取っている。このとき出てくるのは、企業が作ったUGC風の映像ではなく、実際の利用者の投稿である。

したがって役割分担は明確になる。広告枠にはUGC風、検索されたときの受け皿には本物のUGC——この2つを同時に用意する。

予算配分の考え方も示しておく。着地先に第三者の投稿がゼロなら、UGC風の制作より先にギフティングでUGCを創出するほうが効く。月20万円で25件の投稿を創出できる。

UGC風とUGCの予算配分の決め方 同じ20万円を、どちらに使うか UGC風の広告動画を作る ベーシック5万円/本 × 4本 = 月20万円 動画 4本 本物のUGCを創出する ギフティング8,000円/件 × 25件 = 月20万円 投稿 25件 判断基準:着地先に第三者の投稿があるか ゼロならUGCの創出が先。一定数あればUGC風の制作を優先する 役割分担:広告枠にUGC風、受け皿に本物のUGC 34.4%が口コミ不在で購入をやめる(TaTap調査・n=250) 金額は税別・2026年8月時点のTaTap料金にもとづく

図:UGC風とUGCの予算配分の決め方

まとめ:UGC風広告動画は本物のUGCと併用する

結論:どちらか一方に寄せず、役割で分けてください。

  • UGC風は企業の制作物で、本物のUGCとは第三者性が違う。
  • UGC風が効くのは、広告として身構えられにくいから。
  • 信頼を作るのは本物のUGC。代替関係にはない。
  • TaTapのUGC風ショート動画はベーシックで1本5万円から。
  • 本物のUGCはギフティングで投稿1件8,000円から創出する。
  • 冒頭でブランドロゴを出すと、UGC風にした意味がなくなる。
  • 企業の制作物を利用者の声として提示しない。
  • 高額品・専門性が購買理由の商材には向かない。

金額はすべて税別・2026年8月時点のものです。制度・仕様は更新されるため、最新の内容は一次情報でご確認ください。まず自社の着地先に第三者の投稿があるかを確認し、ゼロならUGCの創出から着手してください。

UGC風と本物のUGC、両方を設計します

TaTapはギフティング(投稿1件8,000円〜)による口コミ創出と、UGC風動画の制作(1本5万円〜)を一体で提供します。累計300アカウント・600万フォロワー以上の支援実績。サービス詳細を見る →

ショート動画の制作を相談する →

TaTap 無料SNSマーケティングウェビナー

SNSマーケの最新ノウハウを無料ウェビナーで公開中

累計300アカウント支援の現場知見を凝縮。開催スケジュールを見る →

UGC風広告動画に関するよくある質問

Q1. UGC風の広告動画とUGC広告は同じものですか?

別のものです。UGC風は企業が利用者風の見た目に寄せて制作した広告で、UGC広告は実際の利用者の投稿を、許諾を得たうえで広告に転用したものです。第三者性の有無が決定的に違うため、信頼の作られ方も変わります。

Q2. UGC風の動画を作れば口コミの代わりになりますか?

なりません。口コミが効くのは第三者が言っているという事実そのものが理由で、企業の制作物にはその要素がありません。TaTapが15〜29歳の男女363名に実施した調査では、購入のきっかけは一般ユーザーの口コミが42.9%、企業の公式発信は24.4%でした。

Q3. UGC風の広告動画はいくらで作れますか?

TaTapのショート動画制作では、顔出し無しのUGC風がベーシックで1本5万円から、一眼撮影でUGC風とブランディングの両方に対応するプロが1本10万円からです。既存素材を活用するライトは1本3万円で、企画と投稿文の作成は全プランに含まれます。

Q4. UGC風にするときのコツは何ですか?

冒頭2秒でブランドロゴを出さないことです。ロゴが出た瞬間に広告と認識され、UGC風にした効果が消えます。結論や不満から入り、実際に使う場所で撮影し、テロップの装飾を抑えてください。雑に撮ることが目的ではありません。

Q5. TaTapに依頼した場合の費用と進め方を教えてください。

UGC風のショート動画はベーシックで1本5万円から、プロで1本10万円から。本物のUGCの創出はギフティングで投稿1件8,000円から、二次利用の許諾取得は1件2,000円です。着地先の状況を見て配分を決めます。詳細はインフルエンサーマーケティングサービスをご確認ください。

Q6. 企業が作ったものを利用者の声として出してもいいですか?

出してはいけません。企業の制作物を第三者の体験談として提示すると、表示上の問題になります。演者が実際には使っていない商品について体験を語る構成も避けてください。広告であることを隠さない前提で制作します。

最終更新:2026年8月14日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

広告の仕様や表示に関する制度は更新されます。最新の内容はMetaビジネスヘルプセンターおよび各制度の公開情報でご確認ください。

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

UGC創出と広告運用を組み合わせて成果を出したTaTapの支援事例を紹介する。自社の商材に近いケースを参考にしてほしい。

Service

この記事に関連するサービス

記事の内容を自社で実行するのが難しい場合は、TaTapが実務ごとお引き受けします。アカウント診断とご提案までは無料です。

Seminar

開催中のセミナー

SNSマーケティングに関する独自のノウハウをお届けするセミナー・ウェビナーを、定期的に無料開催しています。

Related knowledge

関連するナレッジ

TaTapの提供サービス内容や数多くの実績や事例についての資料をダウンロードいただけます。
ぜひ一度ご覧ください。

私たちTaTapはSNSを活用したマーケティングの戦略設計から伴走支援をいたします。課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。