第一想起とは|思い浮かぶ枠は平均1.58個【2026】

第一想起とは|思い浮かぶ枠は平均1.58個【2026】

読了目安:約分

結論:第一想起とは、ある商品カテゴリや場面について、ヒントなしで思い浮かぶブランドのうち、いちばん最初に出てくる状態のことです。中小ブランドが狙うのは「カテゴリー全体の1位」ではなく、カテゴリーエントリーポイント(買う場面)ごとの1位で、買う場面を20個出して2個に絞り、SNSの投稿と口コミでその場面と商品を結びつけます。ただし第一想起は購入の確定ではなく、思い浮かんだ人の半数は調べてから判断するため、調べた先で選ばれる裏付けまで作ります。

株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「SNS内製化支援・SNSコンサルティングで最初に決める「買う場面」|CEPマーケティングとは。20個出して2個に絞る実務と、平均1.58個という枠」の内容もあわせて紹介します。

第一想起が重要なのは、人が思い浮かべる商品の数が少ないからです。TaTapの調査では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個でした。最初にやるべきことは、自社の商品が使われる場面を20個書き出し、自社が1位を取りにいく場面を2個に絞ることです。

この記事の要点

  • 第一想起とは、ヒントなしで思い浮かぶブランドのうち、いちばん最初に出てくる状態のことです。
  • TaTapの調査では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個で、思い浮かぶ枠は2つ弱しかありません。
  • 中小ブランドは、カテゴリー全体ではなく、買う場面(カテゴリーエントリーポイント)ごとの第一想起を取りにいきます。
  • 思い浮かんだ商品でも、調べた結果14.0%はほかの商品に変えているため、SNS・口コミの裏付けが必要です(293名ベース)。
  • TaTapで買う場面の設計から頼む場合、初期対応費100,000円(初回のみ)とコンサル/進行費 月100,000円からです(税別・2026年10月時点)。

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第一想起とは何で、ブランド想起や認知とは何が違いますか?

結論:ブランド認知は名前を見せれば「知っている」状態、ブランド想起はヒントなしで名前が出てくる状態、第一想起はその中でいちばん最初に出てくる状態です。購入に最も近いのは第一想起で、英語ではトップ・オブ・マインドと呼ばれます。

認知・想起・第一想起の違い ブランド認知 名前を見せれば「知っている」 ブランド想起(純粋想起) ヒントなしで名前が出てくる 第一想起 いちばん最初に出てくる 思い浮かぶ枠は 平均1.58個 平均1.58個:株式会社TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月・n=435)

図:第一想起は、ヒントなしで思い浮かぶ商品のうち、いちばん最初に出てくる状態です

段階状態調べ方の例
ブランド認知(助成想起)名前やロゴを見せれば知っている「このブランドを知っていますか」と選択肢を見せる
ブランド想起(純粋想起)ヒントなしで名前が出てくる「◯◯といえば何を思い浮かべますか」と自由に書いてもらう
第一想起純粋想起の中で最初に出てくる自由回答で最初に書かれた名前を数える

思い浮かぶ枠は大きくありません。TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品がある人は67.4%で、思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個でした。2つ弱の枠に入れなければ、比べられる候補にもなりません。想起全体の作り方はブランド想起とは【2026】SNSで想起をつくる方法で解説しています。

思い浮かんでも売れないことがあるのは、なぜですか?

結論:思い浮かんだ人の半数は、すぐに買わずに調べてから判断するからです。調べた先のSNSや口コミで裏付けが見つからなければ、最初に思い浮かんだ商品でもほかの商品に逆転されます。

思い浮かんだ商品をどう買ったか割合ベース
そのまま買った26.6%買う場面がある人・n=293
調べてから、その商品を買った36.2%買う場面がある人・n=293
調べた結果、ほかの商品を買った14.0%買う場面がある人・n=293
調べてから判断した(合計)50.2%買う場面がある人・n=293

出典:株式会社TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)。

TaTapの同じ調査では、思い浮かんだ商品について調べた結果、ほかの商品を買った人は14.0%でした。調べる先はSNSや検索、AIです。第一想起は「入口」で、ゴールは調べられたときに選ばれることです。SNSで知り、AIで調べて買う流れはAI検索時代の「買う場面」【2026】一次データで定義で詳しく紹介しています。

第一想起はどう作りますか?カテゴリーエントリーポイントはどう使いますか?

結論:カテゴリーエントリーポイント(買う場面)を20個書き出し、自社が1位を取れる場面を2個に絞ります。そのうえで、2つの場面と商品名をセットにした投稿・口コミ・広告を繰り返し出し、場面ごとの第一想起を作ります。

取りにいくのは「カテゴリーの1位」ではなく「場面の1位」 カテゴリー全体の第一想起 買う場面ごとの第一想起 問い:「シャンプーといえば?」 ・大手ブランドが占めやすい ・テレビCMなど大きな予算が必要 ・中小ブランドは入りにくい 問い:「旅行先で髪がきしむとき」 ・場面ごとに1位が入れ替わる ・SNSの投稿と口コミで作れる ・場面を2つに絞れば予算内で届く 中小ブランドには遠い 20個出して2個に絞る 場面と商品を結びつけたきっかけは、SNS3種の延べ件数がテレビCMの2.7倍 株式会社TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月・買う場面がある人n=293)

図:カテゴリー全体ではなく、買う場面ごとの1位を取りにいくと、SNSで第一想起を作れます

順番やること判断の基準
1. 書き出す商品が使われる場面を20個出す(いつ・どこで・誰と・どんな気持ちで)購入者の声・問い合わせ・口コミから拾う
2. 絞る20個から2個に絞る場面の大きさ・競合の少なさ・自社の強みが出るか
3. 結びつける場面の言葉と商品名をセットにした投稿を出す同じ場面を月に何度も繰り返す
4. 広げる同じ場面の口コミ・UGCを増やし、広告で届ける保存数・場面の言葉入りの口コミ
5. 裏付ける調べられたときの比較・FAQ・口コミをそろえる指名検索・AIの回答

場面を2つに絞るのは、思い浮かぶ枠が平均1.58個と小さく、投稿や予算を分散させると、どの場面でも1位になれないからです。場面と商品を結びつけるきっかけはSNSが中心で、TaTapの調査では、場面と商品を結びつけたきっかけとしてSNS3種の延べ選択数は211件で、テレビCM(77件)の2.7倍でした(買う場面がある293名ベース)。場面の見つけ方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは【2026】|5つの問いで見つける方法とSNSへの落とし込み、SNSでの実装手順はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)の作り方をSNSで実装する方法|累計300社が実証する6ステップワークシート完全ガイドで詳しく解説しています。

想起はどう測り、どのくらいで変わりますか?

結論:場面の投稿の保存数や口コミが1〜2か月で先に動き、商品名の指名検索が3〜6か月で動き、半年に1回の純粋想起の調査で第一想起を確かめます。フォロワー数は想起の指標にしません。

第一想起は「場面つきの質問」と「指名検索」で測る ① 純粋想起の調査 「◯◯なとき、何を思い浮かべますか」 選択肢を見せずに聞き、最初に書かれた名前を第一想起として数える 半年に1回 ② 指名検索 Search Consoleで商品名・社名を含む検索の表示回数 「商品名+場面の言葉」の検索も分けて見る 毎月 ③ SNSの反応 場面の投稿の保存数場面の言葉が入った口コミ・コメントの数 AIの回答に名前が出るか 毎週〜毎月 ③が先に動き、②が3〜6か月で動き、①で第一想起を確かめます 株式会社TaTapが作成(2026年10月時点)

図:第一想起は、調査・指名検索・SNSの反応の3つを時期を分けて測ります

指標測り方頻度と変わる時期
場面の投稿の保存数・口コミ数投稿のインサイトと、場面の言葉が入った口コミの数毎週・1〜2か月で変化
商品名・社名の指名検索Search Consoleの検索パフォーマンス毎月・3〜6か月で変化
AIの回答での名前場面つきの質問をChatGPT・Geminiに投げる毎月・3〜6か月で変化
第一想起率場面つきの純粋想起の調査で、最初に書かれた割合半年に1回

Googleは、Search Consoleヘルプ「検索パフォーマンス レポート」で、検索パフォーマンスレポートではGoogle検索でのクエリごとの表示回数やクリック数を確認できると説明しています。商品名だけでなく、「商品名+場面の言葉」の検索も分けて記録すると、どの場面で想起が育っているかが分かります。指名検索の増やし方は指名検索を増やす方法とは?累計300社が実証する19施策とCEPs×UGC戦略完全ガイドで紹介しています。

買う場面の設計を外部に頼むと、いくらかかりますか?

結論:TaTapで買う場面の設計と分析を頼む場合、初期対応費100,000円(初回のみ)とコンサル/進行費 月100,000円からです(税別・2026年10月時点)。投稿制作・口コミ・広告まで含めて第一想起を取りにいく場合は、判断・手数・変動の3層をまとめた構成例で月700,000円〜です。

層中身TaTapの料金(税別・2026年10月時点)
判断買う場面の書き出しと絞り込み・KPI設計・月次分析初期対応費100,000円(初回のみ)/コンサル/進行費 月100,000円
手数場面の投稿・ショート動画の制作フィード投稿1本37,500円/ショート動画運用1本50,000円
変動場面の口コミ・広告ギフティング投稿1件8,000円〜/SNS広告 広告費の20%(最低100,000円)
内製化社内で場面設計を回せるようにする伴走SNSコンサル/インハウス支援 月200,000円〜×6か月=1,200,000円〜

株式会社TaTapのコンサル/進行費の料金は、月100,000円です(税別・2026年10月時点)。コンサル/進行費とフィード投稿8本を組み合わせた標準構成は月400,000円です。表示価格はすべて税別です。支援の範囲はSNSコンサルティングのサービスページで確認できます。

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第一想起づくりで、よくある失敗と注意点は何ですか?

結論:よくある失敗は、カテゴリー全体の1位を狙う、場面を絞らずに投稿を分散させる、フォロワー数で成果を測る、調べられたときの裏付けを作らない、の4つです。

失敗起きること防ぎ方
カテゴリー全体の1位を狙う大手と同じ土俵で予算負けする場面ごとの1位を狙う
場面を絞らないどの場面でも思い浮かばない20個から2個に絞る
フォロワー数で測る想起が育っているか分からない保存数・指名検索・純粋想起で測る
裏付けを作らない思い浮かんでも調べた先で逆転される比較・FAQ・口コミをそろえる
場面の言葉が毎回違う商品と場面が結びつかない同じ言葉を投稿・口コミ・広告でそろえる

場面の例として、TaTapの同じ調査で想起を持つ人が最も多かった場面は「自分にごほうびをあげたいとき」で、全体の30.1%でした(n=435)。大きな場面ほど競合も多いため、場面の大きさだけで選ばず、自社の強みが出るかで絞ります。投稿・口コミ・広告の組み方はCEPマーケティングとは【2026】SNSで買う場面を作るで紹介しています。

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想起づくりを今は優先しないほうがいいのは、どんな会社ですか?

結論:商品を調べた人が買える場所がまだ整っていない会社、1〜2か月で売上の変化を求める会社、購入者がほとんどいない新商品の会社は、想起づくりより先にやることがあります。

状況先にやること
商品ページ・EC・予約の導線がない調べた人が買える場所を整える
1〜2か月で売上の変化を求めるSNS広告やモール広告などの即効性のある施策
購入者がほとんどいないまず購入者を増やし、場面の声を集める
商品の強みが社内で決まっていない誰に何を伝えるかの整理

第一想起は半年から1年かけて育てる資産です。短期の売上と並行して、2つの場面に絞って続ける前提で計画します。

まとめ:第一想起は「場面ごとの1位」と「調べた先の裏付け」で作る

  • 第一想起とは、ヒントなしで思い浮かぶブランドのうち、いちばん最初に出てくる状態のことです。
  • 思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個のため、2つ弱の枠に入ることが前提になります。
  • 中小ブランドは、カテゴリーエントリーポイント(買う場面)を20個出して2個に絞り、場面ごとの第一想起を狙います。
  • 思い浮かんだ人の半数は調べてから判断するため、SNS・口コミ・比較の裏付けを同時に作ります。
  • TaTapで買う場面の設計から頼む場合、初期対応費100,000円とコンサル/進行費 月100,000円からです(税別・2026年10月時点)。

自社が第一想起を取りにいく「買う場面」は、2つに絞れていますか?

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よくある質問

Q1. 第一想起とは何ですか?

第一想起とは、ある商品カテゴリや場面について、ヒントなしで思い浮かぶブランドのうち、いちばん最初に出てくる状態のことです。トップ・オブ・マインドとも呼ばれます。名前を見せれば知っている「認知」や、ヒントなしで名前が出る「想起」より、購入に近い状態です。

Q2. 第一想起とブランド想起の違いは何ですか?

ブランド想起は、ヒントなしで名前が出てくる状態全体を指し、第一想起はその中で最初に出てくる状態です。TaTapの調査では、思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個のため、想起されていても2番目以降では選ばれにくく、第一想起を取る意味が大きくなります。

Q3. カテゴリーエントリーポイントと第一想起はどう関係しますか?

カテゴリーエントリーポイントは、商品を思い出すきっかけになる買う場面のことです。第一想起はカテゴリー全体ではなく、場面ごとに決まります。中小ブランドは、場面を20個書き出して2個に絞り、その場面での第一想起をSNSの投稿と口コミで作ると、大手と競わずに済みます。

Q4. 第一想起はどうやって測りますか?

「◯◯なとき、何を思い浮かべますか」と選択肢を見せずに聞く純粋想起の調査で、最初に書かれた名前の割合を測ります。調査は半年に1回とし、毎月はSearch Consoleで商品名の指名検索を、毎週はSNSの保存数や場面の言葉が入った口コミの数を見ます。

Q5. 第一想起を取れば、商品は売れますか?

必ず売れるとは限りません。TaTapの調査では、思い浮かんだ人の50.2%は調べてから判断し、14.0%は調べた結果ほかの商品を買っていました。第一想起は入口で、調べられたときに選ばれるよう、SNSの口コミや比較・FAQなどの裏付けも同時に作る必要があります。

Q6. TaTapに第一想起づくりを頼むと、いくらかかりますか?

買う場面の設計と分析は、初期対応費100,000円(初回のみ)とコンサル/進行費 月100,000円からです(税別・2026年10月時点)。投稿制作を含む標準構成は月400,000円、口コミや広告まで含めた構成例は月700,000円〜です。社内で回したい場合は伴走型の支援も選べます。

最終更新:2026年10月17日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。

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