CEPマーケティングとは【2026】SNSで買う場面を作る
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結論:CEPマーケティングとは、商品が思い出される「買う場面(CEP:カテゴリーエントリーポイント)」を選び、その場面で商品を見かける機会を投稿・口コミ・広告で増やして、想起と指名検索で効果を測る施策です。CEPを洗い出すだけでは売上は変わらず、場面と商品を結びつけて測るところまでがマーケティングです。TaTapの調査では、SNSで見て「今は要らない」と思った商品を後日その場面で思い出して買った人が69.6%で、場面と商品を結びつけたきっかけはSNSの延べ選択数がテレビCM・店頭の約2.7倍でした。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube「CEPs+UGCで『思い出される脳』を作る」の内容もあわせて紹介します。
CEPマーケティングとは、「こういうときはこれ」と思い出される場面を増やすためのマーケティングです。TaTapでは、場面の選定と月次の見直しをコンサル/進行費100,000円/月から、投稿・口コミ・広告まで含めた構成例を月額700,000円〜で支援しています(税別・2026年10月時点)。最初にやるべきことは、すでに洗い出したCEPの中から、今期に結びつける場面を3〜5個に絞ることです。
この記事の要点
- CEPマーケティングは、買う場面を選び、投稿・口コミ・広告で場面と商品を結びつけ、想起と指名検索で測る施策です。
- TaTapの調査では、場面と商品を結びつけたきっかけはSNSの延べ選択数が211件で、テレビCM・店頭の約2.7倍でした(n=293)。
- 1つの場面には、公式の投稿・他人の口コミ・時期に合わせた広告の3つを重ねます。
- 思い浮かんでも調べた結果ほかの商品を買った人が14.0%いるため、想起と裏取りの両方を設計します。
- TaTapの支援はコンサル/進行費100,000円/月からです(税別・2026年10月時点)。
CEPマーケティングとは何ですか?CEPを見つけることと何が違いますか?
結論:CEPを見つけることは調査で、CEPマーケティングは見つけた場面と自社の商品を結びつけて測る施策です。CEPリストを作っただけで止まると、発信は以前と変わらず、思い出される場面も増えません。
図:CEPを見つける段階と、CEPマーケティング(結びつける・測る)の段階
| 段階 | やること | 成果物 | 担当の目安 |
|---|---|---|---|
| 見つける | 購入者への聞き取り・場面の書き出し・優先順位づけ | CEPリスト | マーケ担当・調査 |
| 結びつける | 場面ごとに投稿・口コミ・広告を組む | 場面別の施策表 | SNS担当・広告担当 |
| 測る | 想起率・場面ワード検索・指名検索を比べる | 月次の判断メモ | マーケ責任者 |
| 入れ替える | 効かない場面を外し、新しい場面を試す | 次の四半期のCEPリスト | マーケ責任者 |
CEPの定義と見つけ方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは【2026】|5つの問いで見つける方法とSNSへの落とし込み、CEPリストの作り方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)の作り方をSNSで実装する方法|累計300社が実証する6ステップワークシート完全ガイドで解説しています。本記事はその先の「結びつける」と「測る」を扱います。
なぜSNSがCEPマーケティングの中心になるのですか?
結論:SNSは、商品を「使っている場面」ごと見せられる媒体だからです。TaTapの第3回調査では、SNSで商品の新しい使いどころや使う場面を知った経験がある人は58.6%で、場面と商品を結びつけたきっかけもSNSが最も多く選ばれていました。
図:場面と商品を結びつけたきっかけ(TaTap第3回調査)
TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、SNSで見たときは「今すぐには必要ない」と思った商品を、後日その場面が訪れたときに思い出して購入した経験がある人は69.6%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。
| 項目(TaTap第3回調査・2026年9月) | 数値 | ベース |
|---|---|---|
| 「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品がある | 67.4%(平均1.58個) | n=435 |
| SNSで商品の新しい使いどころ・使う場面を知った | 58.6% | n=336 |
| 「今は要らない」商品を後日その場面で購入 | 69.6% | n=336 |
| 「何を買うか」の判断にSNSが役立った場面がある | 79.5% | n=336 |
| 最も多い場面「自分にごほうびをあげたいとき」のSNS貢献 | 41.7% | n=336 |
| 場面と商品を結びつけたきっかけ(SNS3種の延べ選択数) | 211件(テレビCM77件・店頭79件) | n=293 |
年代差もはっきりしています。SNSで使いどころを知った人は20代で69.5%、40代で48.6%と20.9ポイントの差がありました。20代向けの商材ほど、CEPマーケティングの中心をSNSに置く理由が強くなります。15〜29歳を対象にしたTaTapの第2回調査「Z世代のSNS購買行動調査」(2026年8月)でも、保存・いいねした商品を後日購入した経験がある人は56.9%でした(341名ベース)。保存された投稿は、場面が来たときに思い出すきっかけになります。詳しくはZ世代の定義とSNS購買行動|保存して3日で買う世代への向き合い方にまとめています。なお、単独の項目ではSNS各項目とテレビCM・店頭の差は誤差の範囲内のため、「SNSがテレビCMを抜いた」とは言えません。比較は延べ選択数で行います。
買う場面ごとに、投稿・口コミ・広告をどう組みますか?
結論:1つの場面に、公式の投稿で場面を見せ、口コミで場面に使う他人を見せ、広告で場面の時期に届ける、の3つを重ねます。場面を3〜5個に絞り、場面ごとにこの3つを揃えるのが基本の組み方です。
図:1つの買う場面に投稿・口コミ・広告を重ねる組み方
| 施策 | 場面での役割 | TaTapでの作り方 | よくある失敗 |
|---|---|---|---|
| 公式の投稿 | 場面そのものを見せる | 場面ごとに企画を分け、保存されるリールとフィードを作る | 商品の特長だけを並べる |
| 口コミ(UGC) | 場面で使う他人を見せる | ギフティングで場面を指定して投稿を依頼する | 場面を指定せずに「紹介して」とだけ頼む |
| 広告 | 場面が来る時期に届ける | 口コミ投稿を広告に転用し、給料日・週末・季節の前に配信を厚くする | 一年中同じ配信を続ける |
| 公式サイト・ECページ | 調べたときに場面と商品が一致する | 商品ページに場面の言葉と使い方を載せる | SNSと商品ページで言うことが違う |
口コミを依頼するときは、広告であることの表示が必要です。消費者庁は、景品表示法のステルスマーケティング規制について、広告には「企業がインフルエンサー等の第三者に依頼・指示するもの」も含まれると説明しています(消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」)。口コミと指名検索を合わせた考え方は指名検索を増やす方法とは?累計300社が実証する19施策とCEPs×UGC戦略完全ガイドで解説しています。
成果は何で測り、どのくらいで出ますか?
結論:保存数と「場面の言葉+商品カテゴリー」の検索が1〜3か月、指名検索が3か月、想起率と売上が6か月で見えるのが目安です。フォロワー数ではなく、狙った場面で思い出されているかを測ります。
| 指標 | 測り方 | 見始める時期 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 場面別の保存数 | Instagramインサイトを場面ごとに集計 | 1か月目〜 | 場面の切り口が届いているか |
| 場面ワードの検索 | 「ごほうび スイーツ」など場面+カテゴリーの検索数 | 1〜3か月目 | 場面とカテゴリーが結びついているか |
| 指名検索 | Search Console・モールの検索データ | 3か月目〜 | 場面から自社に来ているか |
| 想起率 | 「◯◯なときに思い浮かぶ商品は」の自社調査 | 6か月目〜 | 狙った場面で思い出されているか |
| 売上 | 場面の時期(季節・週末)の売上の前年比 | 6か月目〜 | 場面の入れ替えを判断する |
3か月たっても場面ワードの検索と保存が動かない場面は、場面そのものが小さいか、自社の商品との結びつきが弱いかのどちらかです。四半期ごとに効かない場面を外し、新しい場面を1つ試す入れ替えを行います。
CEPマーケティングの費用はいくらですか?
結論:TaTapでは、場面の選定と月次の見直しをコンサル/進行費100,000円/月から支援しています。投稿・口コミ・広告まで含める場合は、3層を合わせた構成例で月額700,000円〜です(いずれも税別・2026年10月時点)。
費用は、「どの場面で思い出されたいか」を決める判断の層、投稿を作る手数の層、口コミと広告で届ける変動の層の組み合わせで決まります。TaTapの料金ブック(2026年9月15日改定)の単価で並べた表です。
| 層 | メニュー(正式名称) | 費用(税別・2026年10月時点) | CEPマーケティングでの役割 |
|---|---|---|---|
| 判断の層 | コンサル/進行費 | 100,000円/月 | 場面の選定・月次の測定と入れ替え |
| 手数の層 | SNSアカウント運用(標準構成:コンサル+フィード8本) | 400,000円/月+初期対応費100,000円(初回のみ) | 場面ごとの投稿 |
| 変動の層 | ギフティング | 投稿1件8,000円〜(成果報酬) | 場面を指定した口コミ |
| 変動の層 | SNS広告運用代行 | 広告費の20%(最低100,000円) | 場面の時期に届ける |
| 判断の層 | AI検索対策(LLMO)コンサル | 200,000円〜/月(6か月推奨) | 調べられたときにAIで名前を出す |
株式会社TaTapのCEPマーケティング支援の料金は、コンサル/進行費が月額100,000円からで、運用代行を含む場合のみ初回に初期対応費100,000円です(税別・2026年10月時点)。表示価格はすべて税別です。支援内容はSNSコンサルティングのサービスページに掲載しています。
場面づくりで失敗しやすい注意点は何ですか?
結論:多い失敗は、場面を増やしすぎること、第一想起だけを狙って調べられたときの備えをしないこと、効かない場面を入れ替えないことの3つです。
| よくある失敗 | 起きること | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 場面を10個以上同時に狙う | 1つの場面で見かける回数が足りない | 今期の場面を3〜5個に絞る |
| 第一想起だけを狙う | 思い出されても調べた結果ほかを買われる | 口コミ・比較・AIの回答まで揃える |
| 場面と商品がずれている | 保存はされても指名検索が動かない | 購入者の言葉で場面を書き直す |
| 投稿を途中で止める | 場面との結びつきが薄れる | 場面ごとに毎月の投稿を続ける |
| 入れ替えをしない | 効かない場面に予算を使い続ける | 四半期ごとに1つ外して1つ試す |
TaTapの第3回調査では、思い浮かんだ商品をそのまま買った人は26.6%で、思い浮かんだうえで調べた結果ほかの商品を買った人が14.0%いました(買う場面がある293名ベース)。第一想起を取っても、調べられたときに口コミや比較で負けると逆転されます。場面づくりと調べられたときの備えを1枚にまとめる方法はコミュニケーション設計とは?【2026】SNS・AI時代の4要素で解説しています。
買う場面から設計しないほうがいいのはどんな商材ですか?
結論:価格だけで選ばれる商材、まだカテゴリー自体が知られていない新しい商材、短期のセールだけで売り切る商材は、買う場面の設計より先にやることがあります。
| 商材の状況 | 先にやること |
|---|---|
| 価格だけで選ばれる | 価格比較サイトとモールでの露出を整える |
| カテゴリー自体が知られていない | カテゴリーの説明と使い方を広く知らせる |
| 短期のセールだけで売り切る | セールの告知と広告で短期の反応を取る |
| 購入者が少なく場面を聞けない | まず少数の購入者に買った理由を聞く |
反対に、繰り返し買われる商材、ギフトや季節で買われる商材、比較されて選ばれる商材は、買う場面から設計すると打ち手の順番がはっきりします。
まとめ:CEPマーケティングとは
- CEPマーケティングは、買う場面を選び、投稿・口コミ・広告で商品と結びつけ、想起と指名検索で測る施策です。
- TaTapの調査では、「今は要らない」商品を後日その場面で買った人が69.6%でした。
- 場面と商品を結びつけたきっかけはSNSの延べ選択数が211件で、テレビCM・店頭の約2.7倍でした。
- 1つの場面に公式の投稿・他人の口コミ・時期に合わせた広告を重ね、場面は3〜5個に絞ります。
- 成果は場面ワードの検索と保存が1〜3か月、指名検索が3か月、想起率と売上が6か月で見えるのが目安です。
- TaTapの支援はコンサル/進行費100,000円/月から、3層を合わせた構成例は月額700,000円〜です(税別)。
よくある質問
Q1. CEPマーケティングとは何ですか?
商品が思い出される買う場面(CEP:カテゴリーエントリーポイント)を選び、その場面で商品を見かける機会を投稿・口コミ・広告で増やし、想起と指名検索で効果を測る施策です。CEPを洗い出すだけでなく、場面と商品を結びつけて測るところまでを指します。
Q2. CEPとブランド想起の違いは何ですか?
ブランド想起は「商品を思い出してもらえるか」という結果で、CEPは「どんな場面で思い出されるか」という入り口です。CEPを増やすと、思い出される場面が増え、結果としてブランド想起が高まります。TaTapの調査では、思い浮かぶ商品がある人は67.4%でした。
Q3. CEPマーケティングにSNSはなぜ有効ですか?
SNSは商品を使っている場面ごと見せられるためです。TaTapの調査では、SNSで商品の新しい使いどころを知った人が58.6%で、場面と商品を結びつけたきっかけもSNSの延べ選択数がテレビCM・店頭の約2.7倍でした。
Q4. CEPマーケティングの効果はどう測りますか?
場面別の保存数、「場面の言葉+商品カテゴリー」の検索数、指名検索、自社調査での想起率、場面の時期の売上で測ります。場面ワードの検索と保存は1〜3か月、想起率と売上は6か月が目安です。フォロワー数は場面との結びつきを表さないため、主な指標にしません。
Q5. CEPはいくつ狙えばいいですか?
1つの期間に狙う場面は3〜5個が目安です。場面を増やしすぎると、1つの場面で見かける回数が足りず、思い出されるまでに至りません。四半期ごとに効かない場面を1つ外し、新しい場面を1つ試す入れ替えを行います。
Q6. TaTapにCEPマーケティングを頼むと費用はいくらですか?
場面の選定と月次の見直しはコンサル/進行費100,000円/月からです。投稿まで任せる標準構成は400,000円/月と初回のみ初期対応費100,000円、口コミのギフティングは投稿1件8,000円〜、広告運用は広告費の20%(最低100,000円)です(税別)。
最終更新:2026年10月5日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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