ライブコマースとは|日本で売れる条件と費用【2026】
読了目安:約分
ライブコマースとは、ライブ配信を見ている人にその場で商品を紹介し、配信の画面から購入してもらう売り方です。日本ではTikTok ShopのLIVEが中心になりつつあります。売れる条件は、配信前のショート動画で商品を知ってもらい、配信中は質問に答え、配信後の切り抜きで再び届けることです。(最終更新:2026年11月)
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。
本記事では、ライブコマースの仕組み、日本で売れる条件、TikTok LIVEの配信条件、費用と期間を整理します。TikTok Shopの手数料はTikTok Shopの手数料はいくら?カテゴリ別料率と実質コストを解説で解説しています。
ライブコマースを外部と始める場合、TaTapではTikTok運用代行が月300,000円から、ショート動画制作が1本30,000円からです。最初に、売りたい商品がTikTok Shopの出品ルールに合うかと、配信に出る人を決めてください。
動画「【TikTok Shopはやるべきか?】TikTok Shopの市況を検索データで分析」では、出店するかどうかを判断する7項目を解説しています。
この記事の要点
- ライブコマースは、ライブ配信の画面から商品を購入してもらう売り方で、日本ではTikTok ShopのLIVEが中心です。
- 日本で売れる条件は、配信前のショート動画、配信中の質問対応、配信後の切り抜きをセットにすることです。
- TikTokの日本向けの公式記事では、LIVE配信の条件は18歳以上でフォロワー50人以上とされています(2023年9月の記事・予告なく変更あり)。
- SNSで見てから3日以内に購入した人は50.7%で、配信の前後数日で売上が決まります(TaTap調査)。
- TaTapのTikTok運用代行は月300,000円からで、初回のみ初期対応費100,000円がかかります(税別)。
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ライブコマースとは何で、ECやテレビ通販と何が違いますか?
違いは、見ている人とその場でやりとりしながら売れることです。ECの商品ページは読んで選んでもらい、テレビ通販は一方的に紹介しますが、ライブコマースはコメントの質問にその場で答えて購入につなげます。
図:日本でライブコマースが売れる3条件
| 比べる点 | ECの商品ページ | テレビ通販 | ライブコマース |
|---|---|---|---|
| やりとり | なし(読んで選ぶ) | 一方向 | コメントで双方向 |
| 買う場所 | 商品ページ | 電話・サイト | 配信の画面から |
| 向く商品 | 比べて選ばれる商品 | 実演で伝わる商品 | 使い方の質問が多い商品 |
| 費用の中心 | ページ制作・広告 | 放送枠 | 配信の人手・ショート動画 |
ライブコマースは、TikTok ShopやInstagramのライブ、YouTubeのライブなどで行えます。X(旧Twitter)やThreadsでの告知、LINE公式アカウントでの配信予定の案内も組み合わせます。日本ではTikTok Shopが配信から購入までを1つのアプリで完結できるため、中心になりつつあります。
日本で売れるようにするには、どうすればいいですか?
配信の前後をセットで作ります。配信前のショート動画で商品を知ってもらい、配信中は質問に答え、配信後に切り抜きを出してもう一度届けます。
TaTapが全国の15〜29歳男女363名に実施した「Z世代のSNS購買行動調査」では、SNSで見てから3日以内に購入した人は50.7%でした。数値は2026年8月公開で、SNSきっかけの購入経験者217名がベースです。
| 項目(Z世代のSNS購買行動調査) | 割合 | ライブコマースでの意味 |
|---|---|---|
| SNSで見てから3日以内に購入 | 50.7% | 配信の前後3日に告知と切り抜きを集める |
| SNSで見てから1週間以内に購入 | 76.0% | 1週間で売上が決まる前提で動く |
| SNSきっかけの月間支出が1,000〜5,000円 | 48.4% | 手に取りやすい価格の商品から始める |
出典は株式会社TaTap「Z世代のSNS購買行動調査」(2026年8月)で、対象は15〜29歳です。調査の一覧はTaTapの独自調査(月次SNS調査)にあります。ショート動画で売上を伸ばす進め方はショート動画でECの売上を伸ばす|本数=仮説の数で検証する90日で解説しています。
TikTok LIVEで配信するには、何が必要ですか?
18歳以上で、フォロワーが50人以上必要です。TikTokは、日本向けのLIVE Creator Hubの記事で、この2つをすべて満たす必要があると説明しています。2023年9月8日付の記事を2026年11月2日に確認したもので、条件は予告なく変わり、英語のヘルプでは地域によって異なるとされています。
図:TikTok LIVEの配信に必要な条件
| 項目 | 公式記事での扱い(要旨) | 出典の場所 |
|---|---|---|
| 年齢 | 18歳以上 | 「LIVE配信を始めるには?」 |
| フォロワー | 50人以上(予告なく変更の可能性あり) | 同上 |
| 通信環境 | 上り50Mbps以上の安定したWi-Fiを推奨 | 同上 |
| PCからの配信 | 720×1280、映像2Mbps、キーフレーム4秒、RTMP | 同上 |
| PRの表示 | 「コンテンツの情報開示」でPRであることを表示できる | 同上の配信設定 |
つまり、企業アカウントでもフォロワーが少ない立ち上げ直後は、まずショート動画で人を集めてから配信を始めます。商品のPRを行う配信では、「コンテンツの情報開示」をオンにしてください。表示をせずに広告であることを隠すと、景品表示法のステマ規制に触れるおそれがあります。記事はTikTok LIVE Creator Hub「LIVE配信を始めるには?」で確認できます。
ライブコマースの費用はいくらですか?
費用は、配信前後のショート動画、アカウントの運用、配信の人手の3つで決まります。TaTapでは、TikTok運用代行が月300,000円から、ショート動画制作が1本30,000円からです。
| メニュー | 料金(税別) | ライブコマースでの役割 |
|---|---|---|
| TikTok運用代行(ショート動画・最小) | 月300,000円+初期対応費100,000円(初回のみ) | 配信前後のショート動画4本とアカウント運用 |
| ショート動画制作(制作のみ) | 1本30,000円〜 | 告知と切り抜きの動画 |
| インフルエンサー起用 | 1投稿25,000円〜(フォロワー1万人規模・報酬込み) | 配信前の告知を広げる |
| SNS広告運用代行 | 広告費の20%(最低100,000円) | 配信や商品ページへの集客 |
| TikTok Shopの運用代行・配信の代行 | 個別見積り(2026年11月時点で公開料金なし) | 出店の手続き、配信の進行 |
株式会社TaTapのTikTok運用代行の料金は、ショート動画4本の最小構成で月300,000円です(税別・2026年11月時点)。表示価格はすべて税別です。TikTok Shopの支援内容はTikTok Shopのサービスページに掲載しています。
売上が出るまで、どのくらいかかりますか?
判断の目安は3か月です。1か月目はショート動画で商品を知ってもらい、2か月目に週1回のLIVEで質問に答え、3か月目に売れた商品と時間帯に絞ります。
図:ライブコマースを3か月で進める流れ
| 時期 | 見る数字 | 判断 |
|---|---|---|
| 1か月目 | ショート動画の視聴数、フォロワーの増え方 | 配信を始められる状態か |
| 2か月目 | 配信ごとの視聴者数、コメント数、購入数 | 反応のよい商品と話し方を残す |
| 3か月目 | 配信前後3日の売上、切り抜きからの購入 | 続ける頻度と予算を決める |
アフィリエイトのクリエイターに配信を頼む方法もあります。報酬の決め方はTikTok Shopアフィリエイトとは?報酬率の決め方と設計5ステップで解説しています。
配信で失敗しやすい注意点は何ですか?
よくある失敗は4つあります。多くは、配信の当日だけで売ろうとすることから起きます。
| よくある失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| フォロワーが少ないまま配信する | 誰も見に来ない | ショート動画で人を集めてから始める |
| 配信の当日だけ告知する | 視聴者が集まらない | 3日前から告知の動画を出す |
| PRの表示を設定しない | ステマ規制に触れるおそれ | 「コンテンツの情報開示」をオンにする |
| 効能を言い過ぎる | 薬機法や景品表示法に触れる | 話す内容を事前に確かめる |
配信からの購入はTikTok Shop内で、告知の効果はUTMを付けたリンクとGoogleアナリティクスで確かめます。YouTube Shortsにも同じ切り抜きを出すと、制作の手間を抑えられます。TikTok Shopが安全かどうかを確かめる観点はTikTok Shopは怪しい?7つのチェック【2026】にまとめています。InstagramのLIVEの使い方はインスタライブのやり方・見方完全ガイドで解説しています。
ライブ配信での販売をおすすめしないのは、どんな会社ですか?
おすすめしないのは、次の3つのタイプの会社です。配信より先に整えることがあります。
| 会社の状況 | 先にやること | 理由 |
|---|---|---|
| 配信に出る人を決められない | 出演者か、依頼するクリエイターを決める | 毎週の配信が続かない |
| 商品が高額で、比べて選ばれる | 商品ページと口コミを先に整える | その場では決めにくい |
| 在庫と発送に余裕がない | 物流を整える | 売れたときに届けられない |
まとめ:ライブコマースは、配信の前後で売る
- ライブコマースは、ライブ配信の画面から購入してもらう売り方です。
- 日本で売れる条件は、配信前のショート動画、配信中の質問対応、配信後の切り抜きのセットです。
- TikTok LIVEの配信には、日本向けの公式記事で18歳以上・フォロワー50人以上が必要とされています。
- SNSで見てから3日以内に買う人が多く、配信の前後数日で売上が決まります。
- TaTapのTikTok運用代行は月300,000円からです(税別)。
よくある質問
Q1. ライブコマースとは何ですか?
ライブ配信を見ている人にその場で商品を紹介し、配信の画面から購入してもらう売り方です。コメントの質問にその場で答えられるのが、ECの商品ページやテレビ通販との違いです。日本ではTikTok ShopのLIVEが中心になりつつあります。
Q2. ライブコマースは日本でも売れますか?
配信の前後をセットにすれば売れます。配信前のショート動画で商品を知ってもらい、配信中は質問に答え、配信後に切り抜きを出します。TaTapの調査では、SNSで見てから3日以内に購入した人が50.7%で、配信の前後数日が勝負です。
Q3. TikTok LIVEで配信する条件は何ですか?
TikTokの日本向けの公式記事では、18歳以上でフォロワー50人以上が条件とされています。2023年9月の記事で、条件は予告なく変わり、地域によって異なると英語のヘルプにあります。配信前にアプリの表示で確かめてください。
Q4. ライブコマースを頼むといくらかかりますか?
TaTapでは、TikTok運用代行がショート動画4本の最小構成で月300,000円からで、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。ショート動画制作は1本30,000円から、広告運用は広告費の20%(最低100,000円)です(税別)。
Q5. 売上が出るまでどのくらいかかりますか?
判断の目安は3か月です。1か月目にショート動画で人を集め、2か月目に週1回の配信で質問に答え、3か月目に売れた商品と時間帯に絞ります。フォロワーが少ない立ち上げ直後は、配信より先にショート動画に力を入れ、フォロワーと告知の届く範囲を広げます。
Q6. ライブコマースで気をつける法律はありますか?
景品表示法のステマ規制と、化粧品や健康食品では薬機法に注意します。商品のPRを行う配信では「コンテンツの情報開示」をオンにし、効能を言い過ぎないよう、話す内容を事前に確かめてから配信してください。出演するクリエイターにも同じ確認を求めます。
最終更新:2026年11月2日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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