AI検索時代の「買う場面」【2026】一次データで定義
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結論:AI検索時代の「買う場面」とは、生活者が「こういうときはこれ」と商品を思い出し、AIやSNSで調べ、買うか・ほかに変えるか・やめるかを選ぶまでの一連の瞬間のことです。TaTapの調査では、SNSで見て「今は要らない」と思った商品を後日その場面で買った人が69.6%いる一方、AIの回答だけで購入を判断する人は2.4%にとどまり、思い浮かんだ人の14.0%は調べた結果ほかの商品を買っていました。思い出されるだけでは選ばれず、調べられたときに勝つところまでが「買う場面」です。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube「CEPs+UGCで『思い出される脳』を作る」の内容もあわせて紹介します。
AI検索時代の買う場面とは、「思い出す・調べる・選ぶ」の3段階で商品が選ばれる瞬間です。TaTapでは、3段階のどこで負けているかを確かめる課題レポートを契約前に作り、設計と月次の見直しをコンサル/進行費100,000円/月から支援しています(税別・2026年10月時点)。最初にやるべきことは、自社の商品名でAIとSNSを調べ、思い出された人が次に何を見るかを確かめることです。
この記事の要点
- AI検索時代の「買う場面」は、思い出す・調べる・選ぶの3段階で商品が選ばれる瞬間です。
- TaTapの調査では、「今は要らない」と思った商品を後日その場面で買った人が69.6%でした(n=336)。
- AIの回答だけで購入を判断する人は2.4%で、ほとんどの人はAIのあとにSNSや検索で裏取りします(n=250)。
- 思い浮かんだ人の14.0%は、調べた結果ほかの商品を買っていました(n=293)。
- TaTapの買う場面の設計支援はコンサル/進行費100,000円/月からです(税別)。
AI検索時代の「買う場面」とは何ですか?
結論:AI検索時代の「買う場面」とは、商品を思い出す瞬間(CEP:カテゴリーエントリーポイント)に、AIやSNSで調べて選ぶまでの行動を加えた考え方です。TaTapは、思い出す・調べる・選ぶの3段階で定義しています。
図:TaTapが定義するAI検索時代の「買う場面」の3段階と一次データ
CEPは、オーストラリアのエーレンバーグ・バス研究所が提唱した考え方で、生活者が「こういうときはこれ」と商品カテゴリーを思い浮かべるきっかけを指します。TaTapは、2026年の購買行動では思い出したあとにAIとSNSで調べる段階が入ることを調査で確かめ、「買う場面」を3段階に広げて定義しました。
| 段階 | 生活者の行動 | TaTapの一次データ | 企業が負ける形 |
|---|---|---|---|
| 思い出す | 「こういうときはこれ」と商品が浮かぶ | 思い浮かぶ商品がある67.4%(n=435)/「今は要らない」商品を後日購入69.6%(n=336) | 場面で思い出されない |
| 調べる | AI・SNS・検索・レビューで確かめる | AIの回答だけで判断2.4%(n=250)/SNS・動画での裏取りはGoogleの約2.5倍(延べ選択数) | 調べたときに情報や口コミがない |
| 選ぶ | 買う・ほかに変える・やめる | そのまま購入26.6%/調べてほかを購入14.0%(n=293)/SNSに情報がないと変える・やめる37.8%(n=336) | 比べられて乗り換えられる |
CEPそのものの意味と見つけ方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは【2026】|5つの問いで見つける方法とSNSへの落とし込みで解説しています。
従来の購買モデルやカスタマージャーニーとは何が違いますか?
結論:AIDMAのような従来の購買モデルは「知る→興味→欲しい→覚える→買う」の一本道で、広告で知らせることが起点でした。AI検索時代の買う場面は、場面で思い出すことが起点で、思い出したあとにAIとSNSで調べ直し、そこで乗り換えが起きる点が違います。
| 比較項目 | AIDMAなど従来の購買モデル | CEP(従来の考え方) | AI検索時代の買う場面(TaTapの定義) |
|---|---|---|---|
| 起点 | 広告で知る | 場面で思い出す | 場面で思い出す |
| 調べる段階 | 検索で調べる | 扱いが小さい | AI・SNS・検索・レビューを行き来する |
| 乗り換えが起きる場所 | 店頭・比較サイト | 想起の段階 | AIの比較とSNSの口コミ |
| 企業が測る数字 | 認知率・購入率 | 想起率 | 想起・指名検索・AIでの言及 |
カスタマージャーニーは顧客の行動の地図で、AI検索時代の買う場面はその地図の中で「思い出す・調べる・選ぶ」が起きる瞬間に絞って設計する考え方です。地図全体を描く前に、勝敗が決まる瞬間から手を打てるのが利点です。
一次データで見ると、AI検索時代の買う場面はどう変わりましたか?
結論:変わったのは、思い出されたあとに「調べる」段階が必ず入るようになったことです。TaTapの第3回調査では、思い浮かんだ商品をそのまま買った人は26.6%で、50.2%は調べてから判断し、14.0%はほかの商品に変えていました。
図:商品が思い浮かんだ人のその後の行動(TaTap第3回調査)
TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、思い浮かんだうえで調べた結果ほかの商品を買った人は14.0%でした(買う場面がある293名ベース)。調べる段階で使われるのは、AIだけではありません。
TaTapが全国20〜49歳の男女321名を対象に実施した「AI検索時代の購買行動調査」(2026年8月)では、AIの回答をきっかけに購入した経験がある人は57.2%でしたが、AIの回答だけで判断する人は2.4%でした(AI利用者250名ベース)。
| 項目 | 数値 | 調査とベース |
|---|---|---|
| 生成AI・AI検索を現在も継続利用 | 70.7% | 第1回・n=321 |
| AIの回答がきっかけの購入経験 | 57.2% | 第1回・n=250 |
| AIの回答だけで購入を判断 | 2.4% | 第1回・n=250 |
| AIで知った商品をSNS・動画で裏取り(延べ選択数) | 259件(Google 103件) | 第1回・n=250 |
| 場面と商品を結びつけたきっかけがSNS(延べ選択数) | 211件(テレビCM77件・店頭79件) | 第3回・n=293 |
| SNSに情報・口コミがないと別商品に変えるか購入をやめる | 37.8% | 第3回・n=336 |
2つの調査は対象と設問が違うため、数値を足したり比べたりはしていません。ただし、第1回の「SNSに口コミがないと購入をやめることがある」34.4%と、第3回の「SNSに情報がないと変える・やめる」37.8%は、別の調査で同じ傾向が出た結果です。調査の詳細はAI検索とは|利用率77.9%の実態と、AIの回答だけで買う人が2.4%しかいない理由にまとめています。
年代によって買う場面は違いますか?
結論:違います。20代は思い出す・調べるの両方でSNSとAIの比重が大きく、40代は検索・モールのレビュー・店頭で調べる割合が高くなっています。TaTapでは15ポイント以上の差があるものだけを「差がある」と判断しています。
図:20代と40代の買う場面の違い(TaTap第1回・第3回調査)
| 項目 | 20代 | 40代 | 差 |
|---|---|---|---|
| SNSで使いどころを知った(第3回) | 69.5% | 48.6% | 20.9pt |
| 「今は要らない」商品を後日購入(第3回) | 77.1% | 59.8% | 17.3pt |
| SNSが判断に役立った場面がある(第3回) | 87.3% | 66.4% | 20.9pt |
| AIきっかけの購入が何度もある(第1回) | 44.2% | 14.7% | 29.5pt |
| 裏取り先の上位(第1回) | X 44.2%・Instagram 38.9% | Google 46.7%・Amazon楽天40.0% | 媒体が違う |
年代別を含む第1回調査の数値はAI検索の利用率は77.9%|SNS統計にまとめています。20代向けの商材は、思い出す段階からSNSで場面を見せ、調べる段階でもXやInstagramに口コミがある状態を作ります。40代向けの商材は、場面での想起はSNSで作りつつ、調べる段階の公式サイト・検索・モールのレビューを先に整えます。
企業は買う場面をどう設計すればいいですか?
結論:3段階ごとに、負けている段階から直します。思い出されていなければ場面の投稿と口コミ、調べたときに情報がなければ公式の一次情報とAIでの語られ方、比べられて負けていれば口コミと比較材料を先に整えます。
| 負けている段階 | 確かめ方 | 先にやること | TaTapのメニュー |
|---|---|---|---|
| 思い出す | 場面ワード+カテゴリーの検索・保存数が少ない | 場面ごとの投稿と、場面を指定した口コミ | SNSアカウント運用・ギフティング |
| 調べる(AI) | AIに「おすすめ」「評判」を聞いても名前が出ない | 料金・事例・FAQの一次情報と外の言及 | AI検索対策(LLMO)コンサル |
| 調べる(SNS) | SNSで商品名を検索しても口コミが少ない | 口コミの創出と公式の回答 | ギフティング・インフルエンサー起用 |
| 選ぶ | 指名検索はあるのに売上が伸びない | 比較表・レビュー・価格の見せ方 | コンサル/進行費・ECモール運営代行 |
場面ごとに投稿・口コミ・広告を組む方法はCEPマーケティングとは【2026】SNSで買う場面を作るで、3段階の設計を1枚にまとめる方法はコミュニケーション設計支援とは【2026】買う場面から逆算で解説しています。AIでの語られ方の確認には、Googleの「AI 機能と自社ウェブサイト」(Google検索セントラル)が基準になります。
買う場面の設計を外部に頼むといくらですか?
結論:TaTapでは、3段階のどこで負けているかの判断と月次の見直しをコンサル/進行費100,000円/月から支援しています。調べる段階のAI対策を加える場合はAI検索対策(LLMO)コンサル200,000円〜/月が加わります(いずれも税別・2026年10月時点)。
| 頼み方 | TaTapのメニュー(正式名称) | 費用(税別・2026年10月時点) | 向く企業 |
|---|---|---|---|
| 3段階の判断と月次の見直し | コンサル/進行費 | 100,000円/月 | 実行は社内でできる企業 |
| 調べる段階のAI対策 | AI検索対策(LLMO)コンサル | 200,000円〜/月(6か月推奨) | AIで名前が出ない企業 |
| 思い出す段階の投稿 | SNSアカウント運用(標準構成) | 400,000円/月+初期対応費100,000円(初回のみ) | 発信の手が足りない企業 |
| 調べる段階の口コミ | ギフティング | 投稿1件8,000円〜(成果報酬) | 口コミが少ない商材 |
株式会社TaTapの買う場面の設計支援の料金は、コンサル/進行費が月額100,000円からで、運用代行を含む場合のみ初回に初期対応費100,000円です(税別・2026年10月時点)。表示価格はすべて税別です。支援内容はSNSコンサルティングのサービスページに掲載しています。
買う場面の設計で失敗しやすい注意点と、成果が出るまでの期間はどのくらいですか?
結論:多い失敗は、思い出す段階だけを狙うこと、AIだけを対策すること、全年代に同じ設計を使うことの3つです。成果は、保存と場面ワードの検索が1〜3か月、指名検索とAIでの言及が3〜6か月、売上が6か月で見えるのが目安です。
| よくある失敗 | 起きること | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 思い出す段階だけを狙う | 想起されても調べて乗り換えられる | 調べる段階の口コミと一次情報も揃える |
| AIだけを対策する | AIで知ったあとのSNSの裏取りで負ける | AIとSNSを同じ設計表で扱う |
| 全年代に同じ設計を使う | 40代の調べる段階(検索・レビュー)が抜ける | 年代ごとに調べる媒体を分ける |
| フォロワー数で成果を測る | 場面との結びつきが分からない | 場面ワード・指名検索・AIでの言及で測る |
AI経由の効果は、Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートで、AI OverviewとAIモードでの表示回数をページ単位で確認します。指名検索の測り方は指名検索とは?増やし方と調べ方、そしてAI検索時代に指名検索が持つ新しい意味で解説しています。
AI検索時代の買う場面の設計が向いていないのはどんな会社ですか?
結論:価格だけで選ばれる商材、商品カテゴリー自体がまだ知られていない商材、比較される前に注文が決まる取引(指定発注・長期契約の更新など)が中心の会社には、買う場面の設計は向いていません。
| 状況 | 先にやること |
|---|---|
| 価格だけで選ばれる | 価格比較サイトとモールでの露出を整える |
| カテゴリー自体が知られていない | カテゴリーの説明と使い方を広く知らせる |
| 指定発注・契約更新が中心 | 既存顧客との関係づくりを優先する |
| 購入者が少なく場面を聞けない | 少数の購入者に買った理由を聞く |
反対に、繰り返し買われる商材、ギフトや季節で買われる商材、口コミで比べられる商材は、3段階のどこで負けているかを確かめるだけで打ち手の順番が決まります。
まとめ:AI検索時代の「買う場面」とは
- AI検索時代の「買う場面」は、思い出す・調べる・選ぶの3段階で商品が選ばれる瞬間です。
- TaTapの調査では、「今は要らない」商品を後日その場面で買った人が69.6%でした。
- AIの回答だけで購入を判断する人は2.4%で、思い浮かんだ人の14.0%は調べてほかの商品を買っていました。
- 20代はSNSとAIの比重が大きく、40代は検索・モールのレビューで調べる割合が高くなっています。
- 設計は、3段階のうち負けている段階から直します。
- TaTapの設計支援はコンサル/進行費100,000円/月からです(税別・2026年10月時点)。
よくある質問
Q1. 「買う場面」とは何ですか?
生活者が「こういうときはこれ」と商品を思い出し、AIやSNSで調べ、買うか・変えるか・やめるかを選ぶまでの一連の瞬間です。TaTapは、CEP(カテゴリーエントリーポイント)の考え方に調べる段階と選ぶ段階を加え、3段階で定義しています。
Q2. CEPと「買う場面」は同じですか?
CEPは「思い出す」きっかけを指し、TaTapの「買う場面」は思い出したあとの「調べる」「選ぶ」まで含みます。TaTapの調査では思い浮かんだ人の50.2%が調べてから判断しており、思い出されるだけでは選ばれないため、範囲を広げています。
Q3. AI検索で購買行動はどう変わりましたか?
AIで商品を知る人は増えましたが、AIだけで決める人は少数です。TaTapの調査では、AIの回答がきっかけの購入経験は57.2%でしたが、AIの回答だけで判断する人は2.4%で、多くの人がSNSや検索で裏取りしてから買っていました。
Q4. 買う場面はどうやって調べますか?
購入者に「どんなときに買ったか」を聞いて場面を書き出し、場面ワードとカテゴリーの検索、AIとSNSでの自社の見え方を確認します。思い出す・調べる・選ぶのどの段階で負けているかが分かれば、先に直す場所が決まります。
Q5. 買う場面の設計で成果が出るまでどのくらいかかりますか?
保存と場面ワードの検索は1〜3か月、指名検索とAIでの言及は3〜6か月、売上は6か月が目安です。TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルが6か月を推奨しているのも、結果で判断できる期間に合わせているためです。
Q6. TaTapに買う場面の設計を頼むと費用はいくらですか?
3段階の判断と月次の見直しはコンサル/進行費100,000円/月からです。AI検索対策(LLMO)コンサルは200,000円〜/月、投稿まで任せる標準構成は400,000円/月と初回のみ初期対応費100,000円です(税別・2026年10月時点)。
最終更新:2026年10月6日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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