指名検索数の調べ方は正規表現で4分類【2026】

指名検索数の調べ方は正規表現で4分類【2026】

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指名検索数の調べ方は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスで、クエリのフィルタに「カスタム(正規表現)」を選び、社名と表記ゆれを「|」でつないで入力する方法が最も正確です。期間を過去16か月にし、時間粒度を「1月ごと」にして表示回数を記録すると、月次の指名検索数として追えます。採用目的の検索(社名+年収・評判など)と既存客の検索(社名+ログインなど)を分けて数えると、増えた理由まで分かります。

株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「【SNS×指名検索】CEPs(カテゴリーエントリーポイント)+UGCで『思い出される脳』を作る|指名検索を増やす運用の正攻法」の内容もあわせて紹介します。

指名検索数とは、社名・ブランド名・商品名を含む言葉で検索された回数のことで、自社サイトに関しては Search Console の表示回数で測ります。Search Consoleの利用は無料で、正規表現フィルタを使えば1回10分ほどで月次の数字を出せます。まず自社名の表記ゆれ(カタカナ・ひらがな・英字・略称)を5〜10個書き出してください。

この記事の要点

  • 指名検索数は、Search Consoleの検索パフォーマンスで、クエリのフィルタを「カスタム(正規表現)」にして社名の表記ゆれを「|」でつなぐと調べられます。
  • Search Consoleの正規表現はRE2構文で、大文字と小文字を区別せず、部分一致で数えます。
  • 指名検索は「社名だけ」「社名+商品」「社名+採用」「社名+既存客」の4つに分け、KPIには前の2つを使います。
  • TaTapの調査では、思い浮かんだ商品でも50.2%の人が調べてから判断しており、指名検索はその「調べる」行動の量を表します(n=293)。
  • Search Consoleでの計測は無料で、TaTapの課題レポートも契約前に無料で受け取れます。月次の改善まで任せる場合のAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。

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指名検索数の調べ方は、どのツールで何を見ればいいですか?

見る場所は3つに分かれます。自社サイトに来た指名検索の量はGoogle Search Consoleの表示回数、検索エンジン全体での検索量はGoogle 広告のキーワードプランナー、推移の傾向はGoogleトレンドです。月次のKPIにするなら、自社サイトの実数が取れるSearch Consoleが基準になります。

ツールごとに分かることと注意点を表にしました。

ツール(費用)分かること注意点
Google Search Console(無料)自社サイトが表示・クリックされた指名クエリの実数自社サイトが表示されなかった検索は数えられません
Search Consoleのブランドクエリフィルタ(無料)ブランド名を含むクエリの自動分類表示回数が少ないサイトでは使えず、誤分類もあります
Google 広告のキーワードプランナー(アカウント無料)社名で検索された月間の検索ボリュームの目安Google 広告のアカウントが必要で、数値は概算です
Googleトレンド(無料)社名の検索の増減の傾向実数ではなく、最大を100とした相対値です

4つのツールのうち、毎月同じ条件で記録でき、採用・商品などの内訳まで分けられるのはSearch Consoleの正規表現フィルタだけです。キーワードプランナーとGoogleトレンドは、競合との比較や季節の波を見る補助に使います。指名検索そのものの意味は指名検索とは?調べ方と増やし方【2026】で解説しています。

Search Consoleで指名検索数をどう調べますか?

手順はこうです。検索パフォーマンスを開き、「+フィルタを追加」から「クエリ」→「カスタム(正規表現)」を選び、社名の表記ゆれを「|」でつないで入力します。期間は過去16か月、時間粒度は「1月ごと」にし、表示回数とクリック数を毎月記録します。

Search Consoleで指名検索数を出す6ステップ 1. 検索パフォーマンスを開く 2. 期間を「過去16か月」にする 3. +フィルタを追加 → クエリ 4. 「カスタム(正規表現)」を選ぶ 5. 表記ゆれを | でつないで入力 6. 時間粒度を「1月ごと」で記録 入力例(社名「サンプル商事」の場合) (サンプル商事|さんぷる|sample\s?shoji|sanpuru) 大文字・小文字は区別されず、部分一致で数えられます Search Consoleヘルプをもとに株式会社TaTapが作成(2026年10月時点)

図:Search Consoleで指名検索数を正規表現で調べる6ステップ

操作の手順と、それぞれで決めておくことを表にしました。

手順操作決めておくこと
1検索パフォーマンス(検索結果)を開く検索タイプは「ウェブ」
2日付フィルタで期間を選ぶ初回は過去16か月、以後は毎月の前月分
3「+フィルタを追加」→「クエリ」—
4「カスタム(正規表現)」→「正規表現に一致」除外したいときは「正規表現に不一致」
5表記ゆれを「|」でつないで入力し、全体を丸かっこで囲む社名・略称・英字・ひらがなを5〜10個
6時間粒度を「1月ごと」にして表示回数を記録記録する日(毎月5日など)

Googleは、「パフォーマンス レポート(検索結果): 高度なフィルタリングと比較」で、正規表現にはRE2構文が使われ、デフォルトは部分一致で、大文字と小文字は区別されないと説明しています。同じヘルプは、複数の値は縦線(|)で区切って式全体を丸かっこで囲むよう案内しています。社名に英字を含む会社は、「tatap」と「TaTap」を別々に書く必要はありません。

入力例は次のとおりです。社名「サンプル商事」なら (サンプル商事|さんぷる|sample\s?shoji|sanpuru) とし、「\s?」で英字のあいだのスペースの有無を両方拾います。社名が一般名詞と重なる場合は、2つ目のフィルタで「正規表現に不一致」を選び、 (レシピ|意味|とは) のような関係のない語を除外します。

表記ゆれと採用の指名検索は、どう分けて数えますか?

社名を含むクエリは4つに分けて数えます。「社名だけ」「社名+商品」「社名+採用」「社名+既存客」で、それぞれ別の正規表現を使います。KPIにするのは「社名だけ」と「社名+商品」の合計です。採用の指名検索は採用のKPIとして別に記録し、ログインや解約などの既存客の検索は除外します。

指名検索は「何を一緒に調べたか」で4つに分けます 社名を含むクエリ 社名だけ認知の量例:社名社名 公式 社名+商品検討の量例:社名 料金社名 口コミ 社名+採用応募前の確認例:社名 年収社名 評判 社名+既存客集計から外す例:社名 ログイン社名 解約 KPIにするのは「社名だけ」と「社名+商品」の合計 採用の指名は採用KPIとして別に記録し、既存客の検索は除外します 株式会社TaTapが作成(2026年10月時点)

図:指名検索を4つに分けて記録する

4つの分類と、正規表現の例を表にしました(社名を「ABC」とした場合)。

分類正規表現の例使い道
社名を含むすべて(abc|エービーシー|えーびーしー)指名検索の総量
社名+採用(abc|エービーシー).*(採用|求人|年収|評判|口コミ|新卒|中途)採用のKPI(応募前の確認)
社名+既存客(abc|エービーシー).*(ログイン|マイページ|解約|問い合わせ)KPIから除外
社名+商品(abc|エービーシー).*(料金|価格|口コミ|比較|商品名)検討の量

「社名+採用」を分けるのは、採用の広報で増えた指名検索を、商品の売上の成果と混ぜないためです。TaTapが全国の20〜49歳の会社員・学生334名を対象に実施した「就職・転職先選びとSNS・AI検索の関係調査」(2026年10月)では、企業を調べるときに検索エンジンを使う人は15.6%でした。採用目的の指名検索は応募前の確認行動のため、応募数・面接数と並べて記録すると採用SNSの効果を説明しやすくなります。採用側の指標の置き方は採用SNSのKPI【2026】応募数・面接通過率・承諾率で解説しています。

指名検索数の数え方で、失敗しやすい注意点は何ですか?

数え方を誤りやすいのは4つです。匿名化クエリを含む全体の合計で割って指名比率を低く出す、ブランドクエリフィルタの自動分類をそのまま使う、16か月より前のデータを保存しない、日次で見て曜日の波に振り回される。比率は「正規表現に一致」と「不一致」の合計で割り、毎月エクスポートして保存してください。

指名比率は「フィルタ後どうし」で割ります ずれる計算 分子:正規表現に一致 (匿名化クエリは含まれない) 分母:フィルタなしの合計 (匿名化クエリを含む) 指名比率が低く出ます そろう計算 分子:正規表現に一致 分母:一致+不一致 (どちらも匿名化クエリを除外) 月ごとに比べられます クエリでフィルタすると、匿名化クエリは合計から外れます Search Consoleヘルプをもとに株式会社TaTapが作成(2026年10月時点)

図:指名検索比率の分母は、正規表現に一致と不一致の合計にそろえる

Googleは、「パフォーマンス レポート(検索結果): ディメンションとデータのグループ化」で、プライバシー保護のため一部のクエリは匿名化され、クエリフィルタが適用されない限りグラフの合計数に含まれると説明しています。正規表現でフィルタした指名検索数には匿名化クエリが入らないため、フィルタなしの合計で割ると指名比率は実際より低く出ます。分母は、同じ期間の「正規表現に不一致」の数値と足した合計にそろえてください。

4つの注意点と防ぎ方を表にしました。

注意点起きること防ぎ方
フィルタなしの合計で割る匿名化クエリの分だけ指名比率が低く出ます分母を「一致+不一致」の合計にします
ブランドクエリフィルタをそのまま使う誤分類が混ざり、表示回数が少ないサイトでは使えません正規表現での集計を正とし、フィルタは確認用にします
データを保存しない16か月より前の数字が見られなくなります毎月エクスポートして記録表に残します
日次で見る曜日の波を施策の効果と取り違えます時間粒度を「1月ごと」にして前年同月と比べます

同じヘルプは、ブランドクエリと非ブランドクエリのフィルタについて、表示回数が少ないサイトでは使えず、一部の検索語句がブランドまたは非ブランドとして誤って識別される可能性があると明記しています。自社の指名検索がどの程度伸びる余地があるかは、TaTapの課題レポートで確認できます。

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指名検索は、どのくらいの期間で何と比べて評価しますか?

評価の単位は月で、比べる相手は前年同月です。SNSや広告の施策を始めた月を記録表に書いておき、3か月目と6か月目に施策前の同じ月と比べると、季節の波と施策の効果を分けて判断できます。

指名検索を追う理由は、調べる人が多いからです。TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、思い浮かんだ商品について調べてから判断した人は50.2%で、調べた結果ほかの商品を買った人は14.0%でした(買う場面がある293名ベース)。

評価の時期と見る数字を表にしました。

時期比べる相手見る数字
毎月前月・前年同月指名検索の表示回数(社名だけ+社名+商品)
施策開始から3か月目施策前の同じ月表示回数の増減と、社名+商品の割合
6か月目前年同期表示回数・クリック数と、問い合わせ・売上
四半期ごと競合の検索の傾向Googleトレンドでの相対値

指名検索はAI検索の時代にも重要性が変わりません。AIの回答で名前を知った人も、最後は社名で検索して確かめるためです。AI検索経由の数字の測り方はAI検索の流入計測は3手段|表示回数のみ【2026】で、買う場面と指名検索の関係はAI検索時代の「買う場面」【2026】一次データで定義で紹介しています。

指名検索の計測と改善を外部に任せると、いくらかかりますか?

計測だけなら、Search Consoleを使って社内で0円でできます。指名検索を増やす施策まで外部に任せる場合、TaTapではSNSコンサルティングのコンサル/進行費が月100,000円、AI検索対策(LLMO)コンサルが月200,000円〜(6か月推奨)です(税別・2026年10月時点)。

やることごとの費用を表にしました。

やること費用(税別)含まれること
Search Consoleでの計測0円(社内)正規表現の作成と月次の記録
TaTapの課題レポート無料(契約前)指名検索とAI検索での見え方の課題整理
SNSコンサルティング(コンサル/進行費)月100,000円KPI設計、月次分析、改善提案(制作は自社)
AI検索対策(LLMO)コンサル月200,000円〜(6か月推奨)指名検索とAI検索での言及の設計・月次の改善

表示価格はすべて税別です(2026年10月時点)。SNSアカウントの運用代行まで含める場合は、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。

株式会社TaTapのSNSコンサルティングのコンサル/進行費の料金は、月100,000円です(税別・2026年10月時点)。指名検索の設計から月次の改善までの範囲はAI検索対策(LLMO)コンサルのサービスページに掲載しています。指名検索を増やす全体の進め方は指名検索マーケティングとは|AI時代の3段階【2026】で解説しています。

指名検索とAI検索を6か月で伸ばす支援内容を見る →

正規表現での計測が向いていないのは、どんな会社ですか?

向いていない会社が3つあります。月の指名検索の表示回数が数十回以下の会社、社名が一般名詞と同じで除外語を作りきれない会社、自社サイトを持たずSNSやモールだけで販売している会社です。その場合は別の指標を主に置きます。

状況ごとに、代わりに見る指標を表にしました。

状況代わりに見る指標
月の表示回数が数十回以下キーワードプランナーの検索ボリュームと、問い合わせの「知ったきっかけ」
社名が一般名詞と同じ「社名+商品名」「社名+地域名」など組み合わせた語だけを数えます
自社サイトがない(SNS・モールのみ)Amazon・楽天のブランド検索、SNSのプロフィールへのアクセス数
新しく社名を変えた旧社名と新社名を別々に数え、合計の推移を見ます

正規表現は数え方の道具で、指名検索を増やす施策そのものではありません。表示回数が少ないうちは計測の精度を上げるより、社名で検索されるきっかけを作ることに時間を使ってください。

まとめ:指名検索数の調べ方は、Search Consoleの正規表現で4つに分けて月次で記録する

  • 指名検索数は、Search Consoleの検索パフォーマンスで「カスタム(正規表現)」を選び、社名の表記ゆれを「|」でつないで調べます。
  • 正規表現はRE2構文・部分一致・大文字小文字の区別なしで、複数の値は丸かっこで囲みます。
  • 指名検索を「社名だけ」「社名+商品」「社名+採用」「社名+既存客」に分け、KPIは前の2つの合計にします。
  • 指名比率の分母は「正規表現に一致」と「不一致」の合計にそろえ、匿名化クエリによるずれを避けます。
  • 月単位で記録して前年同月と比べ、施策開始から3か月目と6か月目に評価します。
  • 計測は社内で0円、改善まで任せる場合のAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。

指名検索数を測ったあと、その数を何で増やしますか?

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よくある質問

Q1. 指名検索数はどこで調べられますか?

自社サイトに来た指名検索の数はGoogle Search Consoleの検索パフォーマンスで調べます。クエリのフィルタで「カスタム(正規表現)」を選び、社名の表記ゆれを「|」でつないで入力すると、指名検索の表示回数とクリック数が出ます。検索エンジン全体の量はキーワードプランナーで補います。

Q2. Search Consoleの正規表現は大文字と小文字を区別しますか?

区別しません。Search Consoleのクエリフィルタの正規表現はRE2構文で、デフォルトでは大文字と小文字を区別せず、部分一致で数えます。区別したい場合は正規表現の先頭に「(?-i)」を付けます。社名の英字表記は小文字で1つ書けば十分です。

Q3. ブランドクエリのフィルタと正規表現は、どちらを使えばいいですか?

月次のKPIには正規表現を使います。Search Consoleのブランドクエリフィルタは自動で分類できる一方、表示回数が少ないサイトでは使えず、誤分類が起きる可能性があるとGoogleが説明しています。正規表現で数えた結果を正とし、フィルタは確認用に使ってください。

Q4. 採用目的の指名検索はどう調べますか?

社名と採用関連の語を組み合わせた正規表現で数えます。例えば「(社名).*(採用|求人|年収|評判|口コミ|新卒|中途)」と入力すると、応募前の確認として検索された回数が分かります。商品の指名検索とは分けて記録し、応募数・面接数と並べて評価します。

Q5. 指名検索数は何か月で評価すればいいですか?

月単位で記録し、施策開始から3か月目と6か月目に前年同月と比べて評価します。日次で見ると曜日の波を効果と取り違えやすいため、Search Consoleの時間粒度は「1月ごと」にしてください。データは16か月分しか残らないため、毎月エクスポートして保存します。

Q6. TaTapに指名検索の計測や改善を頼むといくらかかりますか?

課題レポートは契約前に無料で受け取れます。月次の分析と改善提案を任せる場合はSNSコンサルティングのコンサル/進行費が月100,000円、指名検索とAI検索での言及まで設計する場合はAI検索対策(LLMO)コンサルが月200,000円〜(6か月推奨)です(税別・2026年10月時点)。

最終更新:2026年10月19日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。

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