指名検索マーケティングとは|AI時代の3段階【2026】
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結論:指名検索マーケティングとは、社名・ブランド名・商品名で検索される回数(指名検索)を増やすことを目標にしたマーケティングの考え方です。AI検索が広がった2026年は、①買う場面で名前を思い出される ②AIや検索で調べられて裏付けが残る ③名前で探したときに迷わず選ばれる、の3段階で「指名を獲得する」設計が必要です。一般の検索キーワードの順位を取り合うより、広告費に頼らず選ばれる状態を作れます。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「【SNS×指名検索】CEPs(カテゴリーエントリーポイント)+UGCで「思い出される脳」を作る|指名検索を増やす運用の正攻法」の内容もあわせて紹介します。
指名検索マーケティングとは、名前を知ってもらう施策と、名前で探されたときに選ばれる施策を、指名検索の数という1つの指標でつなぐ考え方です。TaTapのAI検索×SNS 指名獲得パッケージは月700,000円〜(構成例・税別・2026年10月時点)です。最初にやるべきことは、Search Consoleで自社の指名検索の現在の数を記録することです。
この記事の要点
- 指名検索マーケティングとは、社名・ブランド名・商品名での検索を増やすことを目標にしたマーケティングの考え方です。
- AI検索時代の指名獲得は、思い出される→調べられて残る→指名で選ばれる、の3段階で設計します。
- TaTapの調査では、「今は要らない」と思った商品を後日その場面で購入した人は69.6%でした(336名ベース)。
- 指名検索は、Search Console・AIの回答・ECモール内検索・SNSの4か所で、月1回同じ条件で測ります。
- TaTapのAI検索×SNS 指名獲得パッケージは月700,000円〜(構成例)、AI検索診断は無料です(税別・2026年10月時点)。
指名検索マーケティングとは何ですか?
結論:指名検索マーケティングとは、「〇〇(社名・商品名)」で検索される回数を増やすことを目標に、認知・比較・購入の施策を組み立てる考え方です。指名検索をする人は買う商品をほぼ決めているため、一般の検索より購入や問い合わせにつながりやすく、広告費をかけなくても自社のページに届きます。
指名検索と一般の検索の違いは次のとおりです。
| 項目 | 指名検索 | 一般の検索 |
|---|---|---|
| 検索の例 | 「TaTap」「商品名+口コミ」 | 「SNSマーケティング 会社」「日焼け止め おすすめ」 |
| 検索する人 | 買う商品・会社をほぼ決めた人 | まだ比べている人 |
| 競合 | ほぼいない(自社の名前のため) | 多い(順位と広告を取り合う) |
| 広告費 | 少なくて済む | クリック単価が上がりやすい |
| 増やし方 | 名前を覚えてもらう施策(SNS・口コミ) | SEO・検索広告 |
「指名検索マーケティング」という言葉は、2023年8月に翔泳社から刊行された田部正樹氏の書籍『ブランド力を高める「指名検索」マーケティング』の題名にも使われています。本記事は書籍の要約ではなく、TaTapが支援の現場とAI検索時代の調査をもとに整理した考え方です。指名検索の基本は指名検索とは?増やし方と調べ方、そしてAI検索時代に指名検索が持つ新しい意味で解説しています。
指名検索マーケティングは、SEOや広告と何が違いますか?
結論:SEOや検索広告は「すでに探している人」に届ける施策で、指名検索マーケティングは「探す前に名前を覚えてもらい、名前で探してもらう」施策です。SEOと広告は一般の検索で競合と取り合いますが、指名検索マーケティングは取り合わずに済む検索を自分で増やします。
| 項目 | SEO | 検索広告 | 指名検索マーケティング |
|---|---|---|---|
| 狙う検索 | 一般の検索 | 一般の検索・指名検索 | 指名検索を増やす |
| 主な手段 | サイトの記事と改修 | 入札と広告文 | SNS・口コミ・AI検索対策・受け皿 |
| 止めたとき | 順位はしばらく残る | 流入がすぐ止まる | 名前の記憶と口コミが残る |
| 見る数字 | 順位・クリック | 獲得単価 | 指名検索数・言及率・指名経由の売上 |
AI検索が広がり、名前を知ってもらう場所はSNSに、調べる場所はAIに移っています。Googleは、Google検索セントラル「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」で、生成AI機能はブログ・動画・フォーラムなどで製品やサービスについて何が語られているかを表示できると説明しています。名前と口コミがウェブ上にあることが、AIの回答の材料にもなります。
AI検索時代の「指名獲得」3段階は、どう進めますか?
結論:段階1で買う場面と名前をSNSで結びつけて「思い出される」状態を作り、段階2でUGC・レビュー・公式FAQを置いて「調べられて残る」状態を作り、段階3で検索結果やECモールに受け皿を整えて「指名で選ばれる」状態を作ります。順番を逆にすると、受け皿だけがあって名前で探されない状態になります。
図:思い出される→調べられて残る→指名で選ばれる、の3段階で指名を獲得します
指名獲得の3段階で、やることと見る数字は次のとおりです。
| 段階 | やること | 見る数字 |
|---|---|---|
| 1. 思い出される | 「どんなときに使う商品か」(買う場面)と名前をセットでSNSに投稿する | 保存数・プロフィールアクセス |
| 2. 調べられて残る | ギフティングでUGCを増やし、公式サイトにFAQ・料金・実績を載せる | 商品名入りのUGC数・AIでの言及率 |
| 3. 指名で選ばれる | 検索結果・ECモールの商品名と商品ページをSNSの呼び名にそろえる | 指名検索数・指名経由の転換率 |
段階1で買う場面を使う理由は、SNSが「今すぐ」ではなく「後日の購入」をつくるからです。TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、SNSで見たときは今すぐ必要ないと思った商品を、後日その場面で思い出して購入した経験がある人は69.6%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。同じ調査で、場面と商品を結びつけたきっかけはSNS3種の延べ211件で、テレビCMの77件の2.7倍でした。
図:「今は要らない」と思った商品を後日の場面で購入した人は69.6%です
| 項目(全国20〜49歳の調査) | 結果 | ベース |
|---|---|---|
| 「今は要らない」商品を後日その場面で購入した経験 | 69.6% | n=336 |
| 場面と商品を結びつけたきっかけ:SNS3種の延べ選択数 | 211件(テレビCMの2.7倍) | n=293 |
| 場面と商品を結びつけたきっかけ:テレビCM | 77件 | n=293 |
出典:株式会社TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月/全国20〜49歳男女435名)
買う場面の見つけ方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは【2026】|5つの問いで見つける方法とSNSへの落とし込みで、19の具体的な施策は指名検索を増やす方法とは?累計300社が実証する19施策とCEPs×UGC戦略完全ガイドで紹介しています。
指名検索はどのくらいで増え、どう測りますか?
結論:SNSの投稿とUGCが増え始めるのが1〜2か月目、指名検索の数に変化が出るのが3〜4か月目、売上への影響を判断できるのが5〜6か月目が目安です。測る場所は、Google検索(Search Console)・AIの回答・ECモール内の検索・SNSの4か所です。
図:指名検索はGoogle・AI・モール・SNSの4か所で測ります
Search Consoleでは、検索パフォーマンスのレポートでクエリに社名や商品名を含む検索の表示回数とクリック数を確認できます。Search Consoleヘルプ「検索パフォーマンス レポート」に沿って、クエリのフィルタに正規表現を使うと、表記ゆれ(カタカナ・英字・略称)をまとめて集計できます。
| 時期 | 主に動く段階 | 確認する数字 |
|---|---|---|
| 1〜2か月目 | 段階1・2 | 保存数・商品名入りのUGC数 |
| 3〜4か月目 | 段階2・3 | 指名検索の表示回数・AIでの言及率 |
| 5〜6か月目 | 段階3 | 指名経由の売上・問い合わせ |
TaTapの支援先では、SNS運用を通じて指名検索数が昨対比117%に増えた株式会社ミサワ(unico)様の事例があります。AmazonのECモール内での指名検索の増やし方はAmazonブランド検索(指名検索)を増やす方法|3段階戦略でCVR10倍を実現【2026年最新】で整理しています。
指名検索マーケティングを外部に頼むと、いくらかかりますか?
結論:TaTapのAI検索×SNS 指名獲得パッケージは、判断・手数・変動の3層を合わせて月700,000円〜が基準の構成例です。段階ごとに分けて頼む場合は、判断を担うAI検索対策(LLMO)コンサルが月200,000円〜、SNSアカウント運用が月250,000円〜、ギフティングが投稿1件8,000円〜です(いずれも税別・2026年10月時点)。
指名獲得の3段階ごとの、TaTapのメニューと料金は次のとおりです。表示価格はすべて税別です。
| 段階 | メニュー | 料金(税別・2026年10月時点) |
|---|---|---|
| 現在地の確認 | AI検索診断 | 無料(1社1回) |
| 1. 思い出される | SNSアカウント運用 | 月250,000円〜(初期対応費100,000円は初回のみ) |
| 2. 調べられて残る | ギフティング/AI検索対策(LLMO)コンサル | 投稿1件8,000円〜(投稿された分だけのご請求)/月200,000円〜 |
| 3. 指名で選ばれる | ECモール運営代行×SNS集客 | モール全体コンサル月150,000円〜 |
| 1〜3をまとめて | AI検索×SNS 指名獲得パッケージ | 月700,000円〜(構成例) |
株式会社TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルの料金は、最小構成で月額200,000円です(税別・2026年10月時点)。指名獲得パッケージは、AIでの語られ方を起点に、戦略・SNS制作・広告で指名検索を増やす構成です。対応範囲はAI検索×SNS 指名獲得パッケージのサービスページに掲載しています。
指名検索を増やすときの注意点と、よくある失敗は何ですか?
結論:よくある失敗は、フォロワー数を目標にする、SNSでの呼び名と検索・モールの商品名がずれている、投稿直後の売上だけで判断する、の3つです。注意点は、ギフティングやインフルエンサーの投稿に「PR」などの表記を入れ、景品表示法のステルスマーケティング規制に沿うことです。
| よくある失敗 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| フォロワー数を目標にする | 指名検索と売上の変化が見えない | 指名検索数と指名経由の売上をKPIにする |
| 呼び名と商品名がずれる | 名前で探しても見つからない | SNSの呼び名を商品名・商品ページに入れる |
| 投稿直後の売上で判断する | 後日の購入を見落とす | 3〜6か月の指名検索の推移で見る |
| PR表記がない | ステルスマーケティング規制に触れるおそれ | 投稿依頼の時点で表記を指定する |
指名検索マーケティングが向いていないのは、どんな会社ですか?
結論:顧客が紹介や入札だけで決まり検索されない会社、商品数が多く名前を覚えてもらう対象を絞れない会社、1〜2か月で売上の成果を求める会社は、指名検索マーケティングが向いていない会社です。一般の検索広告や営業施策のほうが早く成果につながります。
| 条件 | 向いていない | 向いている |
|---|---|---|
| 買い手の探し方 | 紹介・入札だけで決まる | 比較のために検索やAIで調べる |
| 覚えてもらう対象 | 商品が多く絞れない | 主力のブランド・商品がある |
| 成果を見る期間 | 1〜2か月で売上を求める | 3〜6か月で指名検索の推移を見られる |
| 判断の基準 | 制作本数の多さで外注先を比べたい | 指名検索と売上で施策を判断したい |
まとめ:指名検索マーケティングとは、AI検索時代の指名獲得3段階
- 指名検索マーケティングとは、社名・ブランド名・商品名での検索を増やすことを目標にしたマーケティングの考え方です。
- SEOや検索広告と違い、競合と取り合わずに済む検索を自分で増やします。
- AI検索時代は、思い出される→調べられて残る→指名で選ばれる、の3段階で設計します。
- 「今は要らない」商品を後日その場面で購入した人は69.6%で、SNSは後日の指名をつくります。
- 指名検索は、Search Console・AIの回答・ECモール・SNSの4か所で、月1回同じ条件で測ります。
- TaTapの指名獲得パッケージは月700,000円〜(構成例)、AI検索診断は無料です(税別・2026年10月時点)。
よくある質問
Q1. 指名検索マーケティングを簡単に要約すると何ですか?
社名や商品名で検索してもらえる状態をつくるマーケティングです。名前を覚えてもらう施策(SNS・口コミ)と、名前で探されたときに選ばれる施策(検索結果・ECモールの受け皿)を、指名検索の数という1つの指標でつなぎます。AI検索時代は、調べられたときの裏付けも欠かせません。
Q2. 指名検索マーケティングの本はありますか?
2023年8月30日に翔泳社から、田部正樹氏の書籍『ブランド力を高める「指名検索」マーケティング』が刊行されています。本記事は書籍の要約ではなく、TaTapが支援の現場とAI検索時代の自社調査をもとに整理した内容です。書籍の内容は、出版社の公式ページや書店の商品ページで確認してください。
Q3. Amazonでも指名検索マーケティングは使えますか?
使えます。Amazonの中でブランド名や商品名で検索される回数を増やすと、広告に頼らず商品ページに届きます。SNSで覚えてもらった呼び名を商品名とページに入れ、レビューを増やすことが基本です。ブランド登録をしている出品者は、ブランド分析の検索語句データで推移を確認できます。
Q4. 指名検索はどうやって増やしますか?
買う場面と名前をセットでSNSに投稿して思い出される状態をつくり、UGC・レビュー・公式FAQで調べたときの裏付けを置き、検索結果とECモールの受け皿を整える3段階で増やします。TaTapの調査では、今は要らないと思った商品を後日購入した人が69.6%いました。
Q5. TaTapに指名検索マーケティングを頼むと、いくらかかりますか?
AI検索×SNS 指名獲得パッケージは月700,000円〜が基準の構成例です。分けて頼む場合は、AI検索対策(LLMO)コンサルが月200,000円〜、SNSアカウント運用が月250,000円〜(初期対応費100,000円は初回のみ)、ギフティングが投稿1件8,000円〜です(税別・2026年10月時点)。
Q6. 指名検索の数はどこで確認できますか?
Google検索はSearch Consoleの検索パフォーマンスで、社名・商品名を含むクエリを正規表現で集計します。AIの回答は決めた質問での言及率、楽天はRMSのアクセス分析、Amazonはブランド分析で確認します。月1回、同じ条件で記録すると推移が比べられます。
最終更新:2026年10月16日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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