内定辞退の防止にSNS|きっかけ上位は口コミ35.0%【2026】
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内定辞退を防止するSNSの役割は、内定者が承諾の前に会社を調べたときに、不安を消す情報を見せることです。TaTapの第5回調査では、内定辞退を考えるきっかけの上位4つは、口コミサイトの悪評、SNSで社員が楽しそうでないこと、公式SNSの更新停止、面接とSNS・口コミの食い違いでした。このうち3つは、自社のSNSの運用で防げます。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「採用SNS支援サービスの設計|媒体で知って、SNSで確かめ、内定後の接点で決める。7割がSNSで検索!?」の内容もあわせて紹介します。
内定辞退の防止は、内定者を引き留めることではありません。TaTapの採用支援では、採用SNS(STEP2)の運用に「更新を止めない・面接とSNSをそろえる・内定者が見る順路をたどる」の3つの点検を組み込んでおり、スタンダードは月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。最初にやることは、内定者になったつもりで社名を検索し、SNSと口コミサイトと生成AIで何が出るかを確かめることです。
この記事の要点
- TaTapの第5回調査では、内定辞退を考えるきっかけの最多は口コミサイトの悪評で35.0%でした(会社員・学生334名)。
- SNSで社員が楽しそうでない23.1%、公式SNSの更新停止21.9%、面接とSNS・口コミの食い違い21.9%は、自社の運用で防げます。
- 内定から入社までは、週1本を下限にSNSの更新を止めません。
- 内定承諾書の早期提出の強要や、メッセージでの就活終了の要求はオワハラに当たり得るため、SNSやDMでも行いません。
- TaTapの採用支援は、採用SNSのスタンダードが月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。
内定辞退を考えるきっかけは何で、SNSはどこに関わりますか?
上位4つのきっかけは、どれもSNSか口コミで目にする情報です。TaTapが全国の20〜49歳の会社員・学生334名を対象に実施した「就職・転職先選びとSNS・AI検索の関係調査」(2026年10月)では、もし内定をもらったら辞退を考えるきっかけとして、口コミサイトの悪評を挙げた人は35.0%でした。
図:内定辞退を考えるきっかけ(TaTap第5回調査)
きっかけごとの割合と、自社で手を打てるかどうかは次のとおりです。
| 内定辞退を考えるきっかけ | 割合(複数回答) | 自社で手を打てるか |
|---|---|---|
| 口コミサイトの悪い評判 | 35.0% | 直接は消せず、今の職場を見せて上書きする |
| SNSで社員が楽しそうでない | 23.1% | 打てる(投稿の作り方) |
| 公式SNSの更新が止まっている | 21.9% | 打てる(更新の頻度) |
| 面接の話とSNS・口コミが違う | 21.9% | 打てる(面接官との共有) |
| 生成AIに情報が出ない・不正確 | 17.7% | 打てる(公式サイトとSNSの情報整理) |
| 生成AIの回答がネガティブ | 14.4% | 一部打てる(もとになる情報の更新) |
数字は、全国の20〜49歳の会社員・学生334名が「もし内定をもらったら」という仮定で答えたものです。内定辞退の理由は給与や勤務地など条件面でも生まれますが、上の6項目は、内定後に会社を調べ直したときに起きる辞退のきっかけです。
内定辞退を防止するSNSは、きっかけごとに何をどう変えればいいですか?
作り方は、きっかけ1つに対策1つで決めます。口コミには反論せずに今の職場を見せ、社員の投稿は本人の言葉で作り、更新は止めず、面接で話す内容とSNSの内容をそろえます。
図:内定辞退のきっかけごとのSNSの対策
| きっかけ | SNSでやること | 投稿の例 | やらないこと |
|---|---|---|---|
| 口コミサイトの悪評 | 今の職場の様子を見せ続ける | 改善した制度の紹介、社員の1日 | 口コミへの反論・削除の呼びかけ |
| 社員が楽しそうでない | 社員本人の言葉で働き方を出す | 入社理由、失敗して学んだこと | 台本どおりの笑顔だけの投稿 |
| 更新が止まっている | 内定後も週1本を下限に続ける | 内定式・研修・配属の予定 | 採用シーズンだけの投稿 |
| 面接とSNSが違う | 面接官が投稿の内容を把握する | 残業・休日・評価の実態 | 面接と違う条件を盛った投稿 |
内定者は、承諾の前にもう一度社員の投稿や公式SNSを確かめています。同じ調査では、内定承諾前の最後の確認先として社員・元社員のSNS投稿と企業の公式SNSを合わせて21.3%が選びました。投稿で載せる情報と法令上の公開項目の関係は採用ブランディングとは|法令が定める公開項目と4つの型で解説しています。
内定者フォローのSNSは、入社までどのくらいの頻度で出せばいいですか?
目安は、内定から入社まで週1本を下限に、入社1か月前からは週2本です。同じ調査で、公式SNSの更新停止を内定辞退のきっかけに挙げた20代は29.5%で、採用シーズンが終わって発信が止まる時期ほど、内定者は不安になります。
図:内定から入社までのSNSの頻度
| 時期 | 頻度の目安 | 投稿のテーマ | 見る数字 |
|---|---|---|---|
| 内定直後 | 週1本 | 歓迎のメッセージ・先輩社員の紹介 | 内定承諾率 |
| 内定式 | 週1本 | 式の様子・同期の雰囲気 | 辞退の連絡の件数 |
| 研修・懇親会 | 週1本 | 内定者同士の交流・研修の中身 | 参加率 |
| 入社1か月前 | 週2本 | 配属・初日の流れ・持ち物 | 入社時点の人数 |
効果は、内定承諾率と入社時点の人数で見ます。SNS単独の効果と言い切るのは難しいため、内定者に「承諾の前にSNSを見たか」を聞いて記録しておくと、翌年の判断材料になります。承諾率の追い方は採用SNSのKPI【2026】応募数・面接通過率・承諾率で整理しています。
内定辞退の防止で、SNSやDMの使い方の注意点は何ですか?
一番の注意点は、防止のつもりの連絡がオワハラにならないようにすることです。厚生労働省は、リーフレット「学生の職業選択の自由を侵害する「オワハラ」は行わないでください!!」で、内定承諾書等の早期提出の強要や、辞退を申し出た人を引き留めるために何度も話し合いを求めることを、オワハラに該当し得る例に挙げていると説明しています。
| 連絡の仕方 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 公式SNSで内定者向けの情報を発信する | 問題なし | 見るかどうかを内定者が選べる |
| DMで質問に答える・相談を受ける | 問題なし | 内定者から始まるやりとり |
| メッセージアプリで就活終了を再三求める | 行わない | リーフレットの相談事例に挙がっている |
| 他社の選考を辞退するよう求める | 行わない | オワハラに該当し得る例に挙がっている |
| 辞退の申し出後に何度も話し合いを求める | 行わない | オワハラに該当し得る例に挙がっている |
同じリーフレットは、オワハラが学生にそう受け止められると、企業の社会的信用の失墜やイメージの低下につながりかねないとも説明しています。辞退を減らす近道は、引き留めることではなく、内定者が自分で調べて納得できる情報をSNSに残しておくことです。
生成AIの答え方も確かめてください。同じ調査で、生成AIを使う人(247名)のうち18.6%は、生成AIに企業の情報が出てこない・不正確な場合に応募を見送るか優先度を下げると答えています。
内定辞退防止のSNSを外部に頼むと、いくらかかりますか?
内定承諾率を守る運用は、採用SNS(STEP2)に含まれます。TaTapでは、スタンダードが月200,000円〜で、求人媒体の運用(STEP1)から続ける場合は初期対応費がかかりません(税別・2026年10月時点)。STEP2だけを依頼する場合は、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。
| メニュー | 費用(税別・月額) | 含まれる作業 | 向く会社 |
|---|---|---|---|
| STEP1 求人媒体の運用 | 100,000円〜+初期対応費100,000円(初回のみ) | 採用ペルソナ設計・求人票の見直し・Indeedやengageなどの運用・承諾率の月次振り返り | 応募の数から整えたい |
| STEP2 ライト | 100,000円〜 | 投稿企画月1回・投稿制作月2〜4本(素材は御社提供) | 内定者向けの素材を社内で撮れる |
| STEP2 スタンダード | 200,000円〜 | 投稿企画月2回・投稿制作月4〜6本・訪問撮影半期1回・内定承諾率を守る3つの点検 | 内定後も発信を止めたくない |
| STEP2 プロ | 400,000円〜 | 投稿制作月8〜10本・訪問撮影半期2回・複数SNSの一括支援 | 新卒と中途で内定者が多い |
| 初期対応費の条件 | STEP1から続ける場合はSTEP2の初期対応費なし | STEP2のみの依頼は初期対応費100,000円(初回のみ) | — |
| 契約条件 | 3か月単位 | 有料の求人広告を使う場合は広告費の20%(最低100,000円)・出張撮影費は別途 | — |
株式会社TaTapの採用支援(STEP2 採用SNS スタンダード)の料金は、最小構成で月200,000円です(税別・2026年10月時点)。表示価格はすべて税別です。点検の中身と各STEPの作業は採用支援のサービスページに掲載しています。
SNSで内定辞退を減らそうとしないほうがいいのは、どんな会社ですか?
おすすめしないのは3つのタイプです。辞退の理由が給与や勤務地など条件面に集中している会社、面接で伝えている内容と実際の働き方が違う会社、内定者が年に1〜2名で個別の連絡のほうが早い会社です。
| 条件 | SNSより先にやること | SNSが効く状態 |
|---|---|---|
| 辞退の理由 | 給与・勤務地など条件を見直す | 会社を調べ直した結果の辞退が多い |
| 面接と実態 | 面接で伝える内容を実態に合わせる | 面接と働き方が一致している |
| 内定者の数 | 年1〜2名なら担当者が個別に連絡する | 内定者が年5名以上いる |
面接と実態が違う会社がSNSを続けると、食い違いが目立ちやすくなります。SNSを整える前に、面接で話す内容を実態に合わせてください。TaTapは、フォロワー数を採用の目標にする運用はしていません。
まとめ:内定辞退の防止にSNSを使うときのポイント
- 内定辞退を考えるきっかけの最多は口コミサイトの悪評で35.0%、続く3つもSNSに関わる内容でした(TaTap第5回調査)。
- きっかけ1つに対策1つで、反論しない・本人の言葉で出す・止めない・面接とそろえる、を決めます。
- 内定から入社までは週1本を下限に、入社1か月前からは週2本を目安に発信します。
- 内定承諾書の早期提出の強要や、メッセージで就活終了を再三求めることはオワハラに当たり得るため行いません。
- TaTapの採用支援は、採用SNSのスタンダードが月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。
新卒の採用日程に合わせたSNSの使い方は新卒採用のSNS【2026】説明会前に見られるで、20代・第二新卒の中途採用は若手・第二新卒の採用SNS【2026】20代58.8%で解説しています。
よくある質問
Q1. 内定辞退の理由で多いのは何ですか?
会社を調べ直したときの情報がきっかけになることが多くあります。TaTapの第5回調査では、内定辞退を考えるきっかけの最多は口コミサイトの悪評で35.0%、次いでSNSで社員が楽しそうでない23.1%、公式SNSの更新停止21.9%、面接とSNS・口コミの食い違い21.9%でした。
Q2. 内定者フォローにSNSは効果がありますか?
内定者が承諾の前に会社を確かめる場所として効きます。TaTapの第5回調査では、内定承諾前の最後の確認先として社員のSNS投稿と企業の公式SNSを合わせて21.3%が選びました。内定後も週1本を下限に、内定式・研修・配属の予定などを発信して更新を止めないことが大切です。
Q3. 内定辞退を防ぐために、DMで連絡してもいいですか?
内定者からの質問に答えたり、相談を受けたりするのは問題ありません。ただし、メッセージで就活の終了を何度も求めることや、内定承諾書の早期提出を強要することは、厚生労働省のリーフレットでオワハラに当たり得る例として挙げられています。連絡は内定者が選べる形にしてください。
Q4. 口コミサイトに悪い評判があるときはどうすればいいですか?
口コミに反論したり、削除を呼びかけたりするより、今の職場の様子をSNSで見せ続けるほうが効果的です。改善した制度や社員の1日を本人の言葉で発信すると、内定者が古い評判と今の会社を比べられます。口コミの内容が事実なら、まず社内で改善してから発信してください。
Q5. 内定辞退の防止の効果は何で測りますか?
内定承諾率と入社時点の人数で測ります。SNS単独の効果と言い切るのは難しいため、内定者に承諾の前にSNSを見たかを聞いて記録しておくと、翌年の判断材料になります。フォロワー数や再生回数ではなく、承諾率と辞退の連絡件数の変化を前年と比べてください。
Q6. 内定辞退防止のSNS運用をTaTapに頼むと、費用はいくらですか?
採用SNS(STEP2)のスタンダードは月200,000円〜で、更新を止めない・面接とSNSをそろえる・内定者が見る順路をたどる、の3つの点検を運用に組み込みます。求人媒体の運用(STEP1・月100,000円〜)から続ける場合は初期対応費がかかりません(いずれも税別・2026年10月時点)。
最終更新:2026年10月22日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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