ブランド想起とは【2026】SNSで想起を作る方法

ブランド想起とは【2026】SNSで想起を作る方法

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結論:ブランド想起とは、商品が必要になったときに、ヒントなしで自社のブランド名を思い出してもらえる状態のことです。名前を見せれば「知っている」と答えられるブランド認知とは違い、売上に効くのは「買う場面」で最初に思い出されることです。TaTapの調査では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品がある人は67.4%で、思い浮かぶ数は1人あたり平均1.58個でした。少ない枠に入るために、SNSで場面と商品を何度も結びつけることが想起づくりの中心になります。

株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube「SNSの影響効果」完全解説の内容もあわせて紹介します。

ブランド想起とは、生活者の記憶の中から、ヒントなしにブランド名が引き出される度合いのことです。TaTapでは想起づくりの設計と月次の測定をコンサル/進行費100,000円/月から支援しています(税別・2026年10月時点)。最初にやるべきことは、自社が「どんなときに」思い出されたいのか、買う場面を3〜5個に絞ることです。

この記事の要点

  • ブランド想起とは、ヒントなしで自社のブランド名を思い出してもらえる状態のことです。
  • ブランド認知は「見せれば分かる」状態で、ブランド想起は「見せなくても出てくる」状態です。
  • TaTapの調査では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個でした(n=435)。
  • SNSで想起を作る手段は、場面を見せる・他人に語らせる・繰り返し届けるの3つです。
  • TaTapの想起づくりの支援はコンサル/進行費100,000円/月からです(税別)。

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ブランド想起とは何ですか?ブランド認知とは何が違いますか?

結論:ブランド認知は名前を見せれば「知っている」と答えられる状態で、ブランド想起は名前を見せなくても思い出せる状態です。想起の中でも、最初に名前が出る「第一想起」が購入に最も近い状態です。

「知っている」から「最初に思い出す」までの段階 助成想起(ブランド再認) 名前を見せれば「知っている」と答えられる 純粋想起(ブランド再生) ヒントなしで名前を挙げられる 第一想起 最初に名前が出る 場面での第一想起 「こういうときはこれ」 売上に効くのは、カテゴリー全体ではなく「買う場面」で最初に思い出されることです ブランド認知は一番下の段、ブランド想起はその上の3段にあたります

図:助成想起・純粋想起・第一想起・場面での第一想起の関係

ブランド想起に関わる用語を、測り方と購入への近さで整理した表です。

用語状態測り方の例購入への近さ
ブランド認知(助成想起・再認)名前を見せれば知っていると答える「このブランドを知っていますか」遠い
純粋想起(再生)ヒントなしで名前を挙げる「◯◯といえば思い浮かぶブランドは」中くらい
第一想起最初に名前が出る純粋想起で1番目に挙がった名前近い
場面での第一想起買う場面で最初に思い出される「◯◯なときに思い浮かぶ商品は」最も近い
ブランド連想ブランドから思い浮かぶイメージ「このブランドから何を思い浮かべますか」想起の中身を決める

ブランド連想は「ブランドを聞いて何を思い浮かべるか」、ブランド想起は「場面から何のブランドを思い浮かべるか」で、矢印の向きが逆です。想起を作るには、ブランドから場面への連想ではなく、場面からブランドへの道筋を作る必要があります。場面の考え方はカテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは【2026】|5つの問いで見つける方法とSNSへの落とし込みで解説しています。

なぜ今、想起をSNSで作る必要があるのですか?

結論:思い出される枠が少なく、その枠に入るきっかけとしてSNSが最も多く選ばれているからです。さらに、思い出されたあとに調べられて逆転されることもあり、調べられたときの口コミまでSNSで用意する必要があります。

想起の「枠」は少なく、思い出されても逆転されます 思い浮かぶ 商品がある 67.4% n=435 1人あたり 思い浮かぶ数 1.58個 n=435(平均) 思い浮かんで そのまま購入 26.6% n=293 調べた結果 ほかを購入 14.0% n=293 思い浮かぶ商品は平均1.58個で、その中に入れないと候補にもなりません 入れても、調べられたときに口コミや比較で負けると選ばれません 出典:株式会社TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月・全国20〜49歳男女435名)

図:想起と購買に関するTaTap第3回調査の数値

TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月)では、「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品がある人は67.4%で、思い浮かぶ商品の数は1人あたり平均1.58個でした。

項目(TaTap第3回調査・2026年9月)数値ベース
「こういうときはこれ」と思い浮かぶ商品がある67.4%(平均1.58個)n=435
「今は要らない」商品を後日その場面で思い出して購入69.6%n=336
思い浮かんだ商品をそのまま買った26.6%n=293
調べた結果ほかの商品を買った14.0%n=293
場面と商品を結びつけたきっかけ(SNS3種の延べ選択数)211件(テレビCM77件・店頭79件)n=293
SNSに情報・口コミがないと別商品に変えるか購入をやめる37.8%n=336

場面と商品を結びつけたきっかけは、SNS3種(一般ユーザー・インフルエンサー・企業の投稿)の延べ選択数がテレビCM・店頭の約2.7倍でした。単独の項目では差は誤差の範囲内のため「SNSがテレビCMを抜いた」とは言えませんが、想起のきっかけとしてSNSが複数の形で効いていることは読み取れます。思い出したあとに何が起きるかはAI検索時代の「買う場面」【2026】一次データで定義で解説しています。

SNSでブランド想起を作る方法はどう進めますか?

結論:買う場面を3〜5個に絞り、公式の投稿で場面を見せ、口コミで同じ場面で使う他人を増やし、場面が来る時期に広告で繰り返し届けます。3つの手段を同じ場面で揃えることが条件です。

SNSで想起を作る手段は「場面・他人・繰り返し」の3つです 場面を見せる 公式の投稿 「どんなときに使うか」を 毎回同じ場面で見せる 保存される投稿が目安 他人に語らせる 口コミ・UGC 同じ場面で使っている 他人の投稿を増やす ギフティング・レビュー 繰り返し届ける 広告・継続投稿 場面が来る時期の前に 接触の回数を増やす 口コミを広告に転用 3つとも「同じ場面」で揃えることが、思い出される条件です 場面がばらばらだと、接触の回数が増えても想起は積み上がりません

図:SNSでブランド想起を作る3つの手段

手順やること確かめる数字
場面を絞る購入者に「どんなときに買ったか」を聞き、3〜5個に絞る場面ごとの購入理由の件数
場面を見せる場面ごとに投稿の企画を分け、毎回同じ場面で見せる場面別の保存数
他人に語らせるギフティングで場面を指定して口コミを依頼する場面を含む口コミの件数
繰り返し届ける口コミを広告に転用し、場面の前に配信を厚くする場面ワード+カテゴリーの検索数
入れ替える3か月動かない場面を外し、新しい場面を試す指名検索・想起率の変化

口コミを依頼するときは、広告であることの表示が必要です。消費者庁は、景品表示法のステルスマーケティング規制について、広告には企業がインフルエンサー等の第三者に依頼・指示するものも含まれると説明しています(消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」)。口コミの集め方はUGCマーケティング完全ガイド2026|創出方法(出し方)・二次活用・KPI設計まで、場面ごとの施策の組み方はCEPマーケティングとは【2026】SNSで買う場面を作るで解説しています。

想起率はどう測り、どのくらいで変わりますか?

結論:想起率は「◯◯なときに思い浮かぶ商品は」と聞く自社調査で測り、日常の変化は指名検索と場面ワードの検索で追います。保存と場面ワードの検索は1〜3か月、指名検索は3か月、想起率は6か月で変化を見るのが目安です。

測り方何がわかるか頻度・時期の目安
純粋想起の自社調査(場面を指定して聞く)狙った場面で何番目に思い出されるか半年に1回・6か月目〜
指名検索数(Search Console・モール内検索)思い出されて調べられているか月次・3か月目〜
場面ワード+カテゴリーの検索数場面とカテゴリーが結びついているか月次・1〜3か月目
場面別の保存数場面の切り口が届いているか月次・1か月目〜
AIの回答での言及「おすすめは」と聞かれて名前が出るか月次・3か月目〜

想起率の自社調査は、先に純粋想起(ヒントなし)を聞き、そのあとに助成想起(名前を見せる)を聞く順番にします。逆にすると、名前を見せたことで純粋想起の回答が増えてしまいます。指名検索はSearch Consoleの検索パフォーマンスで、ブランド名を含むクエリを月ごとに比べます。測り方の詳細は指名検索とは?増やし方と調べ方、そしてAI検索時代に指名検索が持つ新しい意味で解説しています。

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想起づくりで失敗しやすい注意点は何ですか?

結論:多い失敗は、カテゴリー全体での想起を狙って場面を決めないこと、フォロワー数や再生数を想起の代わりに見ること、思い出されたあとの調べる段階を用意しないことの3つです。

よくある失敗起きること代わりにやること
カテゴリー全体で想起を狙う大手に勝てず、どの場面でも2番手以下になる勝てる場面を3〜5個に絞る
場面が毎回ばらばら接触が増えても想起が積み上がらない同じ場面で投稿・口コミ・広告を揃える
フォロワー数で想起を判断する想起が上がったかどうかがわからない場面ワード検索・指名検索・想起率で測る
調べる段階を用意しない思い出されても口コミや比較で逆転される口コミ・公式の比較材料・AIの回答を整える
投稿を途中で止める場面との結びつきが薄れる場面ごとに毎月の発信を続ける

TaTapの第3回調査では、思い浮かんだうえで調べてから判断した人が50.2%で、全体の14.0%は調べた結果ほかの商品を買っていました(買う場面がある293名ベース)。第一想起を取ることはゴールではなく、調べられたときに選ばれるところまでを想起づくりの範囲に入れてください。AIで知った商品の裏取りについてはAI検索とは|利用率77.9%の実態と、AIの回答だけで買う人が2.4%しかいない理由で解説しています。

想起づくりを外部に頼むといくらですか?

結論:TaTapでは、場面の選定と月次の測定・入れ替えをコンサル/進行費100,000円/月から支援しています。投稿・口コミ・広告まで含める場合は、3層を合わせた構成例で月額700,000円〜です(いずれも税別・2026年10月時点)。

層メニュー(正式名称)費用(税別・2026年10月時点)想起づくりでの役割
判断の層コンサル/進行費100,000円/月場面の選定・測定・入れ替え
手数の層SNSアカウント運用(標準構成)400,000円/月+初期対応費100,000円(初回のみ)場面を見せる投稿
変動の層ギフティング投稿1件8,000円〜(成果報酬)場面で使う他人の口コミ
変動の層SNS広告運用代行広告費の20%(最低100,000円)場面の時期に繰り返し届ける

株式会社TaTapの想起づくりの支援の料金は、判断の層のコンサル/進行費が月額100,000円からで、運用代行を含む場合のみ初回に初期対応費100,000円です(税別・2026年10月時点)。表示価格はすべて税別です。支援内容はSNSコンサルティングのサービスページに掲載しています。

場面での想起を作る設計と月次の測り方を見る →

ブランド想起を最優先にしないほうがいいのはどんな会社ですか?

結論:カテゴリー自体がまだ知られていない新しい商材、価格だけで選ばれる商材、購入のほとんどが法人の指定発注や契約更新で決まる会社は、ブランド想起より先にやることがあります。

状況先にやること
カテゴリー自体が知られていないカテゴリーの説明と使い方を広く知らせる
価格だけで選ばれる価格比較サイトとモールでの露出を整える
指定発注・契約更新が中心既存顧客との関係づくりを優先する
購入者が少なく場面を聞けない少数の購入者に買った理由を聞く

反対に、繰り返し買われる商材、ギフトや季節で買われる商材、比べられて選ばれる商材は、場面での想起を作ることが売上に直結します。

まとめ:ブランド想起とは

  • ブランド想起とは、ヒントなしで自社のブランド名を思い出してもらえる状態のことです。
  • ブランド認知は「見せれば分かる」状態で、売上に最も近いのは「買う場面での第一想起」です。
  • TaTapの調査では、思い浮かぶ商品は1人あたり平均1.58個で、思い浮かんでも14.0%は調べてほかを買っていました。
  • SNSで想起を作る手段は、場面を見せる・他人に語らせる・繰り返し届けるの3つです。
  • 想起率は場面を指定した自社調査で測り、日常の変化は指名検索と場面ワードの検索で追います。
  • TaTapの想起づくりの支援はコンサル/進行費100,000円/月からです(税別・2026年10月時点)。

知られているのに、買う場面で思い出されていないままではありませんか?

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よくある質問

Q1. ブランド想起とは何ですか?

商品が必要になったときに、ヒントなしで特定のブランド名を思い出せる状態のことです。名前を見せれば「知っている」と答えられるブランド認知より一段深い状態で、最初に名前が出る第一想起が購入に最も近い状態です。

Q2. ブランド認知とブランド想起の違いは何ですか?

ブランド認知は名前を見せたときに「知っている」と答えられる状態で、助成想起や再認とも呼ばれます。ブランド想起は名前を見せなくても思い出せる状態で、純粋想起や再生とも呼ばれます。購入に近いのはブランド想起です。

Q3. ブランド連想とブランド想起の違いは何ですか?

ブランド連想は、ブランド名を聞いて思い浮かぶイメージのことです。ブランド想起は、場面やカテゴリーからブランド名が思い浮かぶことです。連想はブランドから場面へ、想起は場面からブランドへと、考える向きが逆になります。

Q4. ブランド想起率はどう測りますか?

「◯◯なときに思い浮かぶ商品は」とヒントなしで聞く自社調査で純粋想起を測り、そのあとに名前を見せて助成想起を聞きます。調査は半年に1回が目安で、日常の変化は指名検索と場面ワードの検索数で月ごとに追います。

Q5. SNSでブランド想起は高められますか?

高められます。TaTapの調査では、場面と商品を結びつけたきっかけとしてSNS3種の延べ選択数がテレビCM・店頭の約2.7倍でした。公式の投稿で場面を見せ、口コミで使う他人を増やし、広告で繰り返し届けることを同じ場面で揃えます。

Q6. TaTapに想起づくりを頼むと費用はいくらですか?

場面の選定と月次の測定はコンサル/進行費100,000円/月からです。投稿まで任せる標準構成は400,000円/月と初回のみ初期対応費100,000円、口コミのギフティングは投稿1件8,000円〜、広告運用は広告費の20%(最低100,000円)です(税別)。

最終更新:2026年10月8日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。

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