XChatのDMリクエスト上限は無料7件

XChatのDMリクエスト上限は無料7件

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XChatのアップデートで企業アカウントが最初に確認すべきなのは、暗号化ではなくメッセージリクエストの上限です。Xの公式ヘルプによれば、24時間あたりに送れるリクエスト数は無料アカウントで7件、Premiumで35件、Premium Plusで75件、Premium Businessで500件と定められています。株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)が、公式ヘルプにもとづいて変更点と企業の運用への影響を整理します。

XChatとは、XのダイレクトメッセージをE2E暗号化前提で作り直した新しいメッセージ機能のことです。X本体のアプリ・Webに加えて、スタンドアロンのXチャットアプリからも利用できます。まず確認すべきは、自社アカウントのプランで送れるリクエスト数です。

この記事の要点

  • メッセージリクエストの24時間上限は無料7件、Premium Business 500件です。
  • リクエストは相手が受諾するまで暗号化されません。
  • グループチャットの名前とアバターは非暗号化で公開されます。
  • Grokに送った画像やテキストは、その時点で暗号化されなくなります。
  • TaTapのX運用代行は月30万円からです。

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XChatのアップデートで何が変わりましたか?

結論:ダイレクトメッセージが、E2E暗号化を前提とした設計に置き換わりました。初回登録時に公開鍵と秘密鍵のペアが作られ、本文・リンク・リアクションが送信前に暗号化されます。あわせて送信取り消し、消えるメッセージ、スタンドアロンのアプリが追加されました。

変更点を整理します。

変更点内容
鍵の作成初回登録時に公開鍵と秘密鍵のペアを作成。PINを設定する
暗号化の範囲本文・リンク・リアクション。グループのメッセージとメディアも対象
送信取り消し暗号化されたメッセージのみ取り消せる
消えるメッセージ時間を指定すると端末とXのサーバーから削除される
専用アプリXチャットアプリ。既存のXアカウントでのみサインイン可能
リクエスト上限24時間あたりの件数がプラン別に設定された
ボイスノートテキスト入力欄の音声アイコンから録音できる
グループ招待リンク公開リンクを作成し、承認した人だけを追加できる

企業アカウントへの影響が最も大きいのは6行目です。暗号化は運用の手順をほとんど変えませんが、リクエストの上限は施策そのものの成立可否に関わります。

XChatで変わった点 DMが暗号化前提の設計に置き換わりました 1 初回登録で公開鍵と秘密鍵のペアを作成する PINを設定します。PINは端末から外に出ません 2 本文・リンク・リアクションが送信前に暗号化される グループのメッセージとメディアも暗号化の対象になりました 3 送信取り消しと消えるメッセージが使える 取り消しは暗号化されたメッセージのみが対象です 4 スタンドアロンのXチャットアプリが用意された 既存のXアカウントでのみサインインできます 5 メッセージリクエストに24時間の上限が設けられた プランによって7件から500件まで差があります 企業に影響が大きいのは5番です Xヘルプセンター「Chatについて」2026年8月時点の記載にもとづきます

図:XChatで変わった点

メッセージリクエストの上限はいくつですか?

結論:Xの公式ヘルプによれば、24時間あたりの上限は無料アカウントで7件、Premiumで35件、Premium Plusで75件、Premium Businessで500件です。プランを上げると増やせます。

プラン別の上限を示します。

プラン24時間あたりのリクエスト上限
無料7件
Premium35件
Premium Plus75件
Premium Business500件

無料アカウントの1日7件という上限は、こちらから声をかける施策が事実上成立しないことを意味します。インフルエンサーへの依頼、採用のスカウト、キャンペーンの当選連絡などをXのDMで行っている場合は、プランと運用の見直しが必要です。

リクエストを送れる相手にも条件があります。相手が「誰からでもChatメッセージを受け取る」設定にしている場合、または認証済みアカウント同士で相手が認証済みからの受信を許可している場合に限られます。

受諾前のリクエストは暗号化されていません。受諾された時点で暗号化に切り替わり、その旨が両者に通知される仕組みです。最初のやりとりで機微な情報を送らないでください。

なお、リクエストの振り分けにはGrokが使われており、優先または非表示の受信箱に分類されるとXは説明しています。送る側から見れば、届いても気づかれない可能性があるということです。

メッセージリクエストの24時間上限 プランによって、送れる件数が大きく変わります 無料 7件 Premium 35件 Premium Plus 75件 Premium Business 500件 無料アカウントは1日7件。アウトバウンドのDM施策は成立しません 上限は24時間あたりで、プランを上げると増やせます リクエストは相手が受諾するまで暗号化されません 受諾した時点で、両者に暗号化されたことが通知されます Xヘルプセンター「Chatについて」2026年8月時点の記載にもとづきます

図:メッセージリクエストの24時間上限

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暗号化されないものは何ですか?

結論:メタデータ、受諾前のリクエスト、相手が未登録の場合の送信、グループの名前とアバター、Grokに送った内容の5つです。Xは公式ヘルプで、これらが暗号化の対象外であることを明記しています。

暗号化されない範囲を整理します。

対象公式の説明企業運用での注意
メタデータ受信者・作成時刻などは暗号化されないやりとりの事実自体は残る
受諾前のリクエスト受諾するまで暗号化されない初回に機微な情報を送らない
相手が未登録の場合公開鍵がないため非暗号化で送信される鍵が開いたアイコンで判別する
グループの名前・アバター非暗号化で公開される社名や案件名を入れない
Grokに送った内容送った時点で暗号化されなくなる業務情報を送らないルールにする
共有した投稿の記録共有した事実がXに記録される

4行目は運用で見落とされやすい項目です。グループチャットの名前とカスタムアバターは公開されるため、社名や案件名、クライアント名を入れないルールにしてください。

5行目も社内ルールの対象になります。画像や文章をGrokに送ると、その内容は暗号化されなくなります。元の会話の内容は暗号化されたままですが、送った分は別の扱いです。

あわせて、Xは前方秘匿性がない実装であることも公式に明記しています。登録済み端末の秘密鍵が漏れた場合、その端末で送受信した過去のメッセージが復号されうる設計です。鍵のローテーションは今後の課題として挙げられています。

企業アカウントの運用で何を変える必要がありますか?

結論:ログアウトで端末上のメッセージが消える仕様があるため、担当者の交代と端末の変更に関するルールを先に決めてください。あわせてリクエスト上限に合わせた施策の設計と、Grok利用の社内ルールが必要になります。

対応すべき5項目です。

  1. 自社アカウントのプランと、24時間あたりのリクエスト上限を確認します
  2. DMで行っている施策が、上限の範囲で成立するかを検算します
  3. 担当者の交代・端末の変更の手順を文書にします
  4. Grokに業務情報を送らないルールを決めます
  5. グループチャットの名前とアバターの命名ルールを決めます

3番目が最も重要です。Xからログアウトすると、その端末上の暗号化されたメッセージはすべて削除されるとXは説明しています。Xアプリとチャットアプリの両方にサインインしている場合は、両方からサインアウトが必要です。

あわせてPINの管理も決めてください。Xの公式ヘルプによれば、秘密鍵の復元にはPINが必要で、誤りが20回に達すると鍵のシェアは恒久的にアクセスできなくなります。ログイン中の端末があればリセットできますが、それができない場合は過去の会話を復元できません。

担当者が1人しかいない状態でPINを共有せずに運用すると、退職や端末の紛失で過去のやりとりを失います。引き継ぎの手順に、PINの管理方法を必ず含めてください。

セキュリティはどう説明すればいいですか?

結論:暗号化の仕組みと、その限界の両方を説明してください。Xは秘密鍵の保管に外部のオープンソースのプロトコルを使い、鍵を3つの領域に分割して保管していると公式に説明しています。あわせて、第三者による監査の結果も公開されています。

公式に説明されている仕組みを整理します。

項目公式の説明
秘密鍵の保管オープンソースのプロトコルで3つの領域に分割して保管
領域の運営現時点ではすべてXが運営している
ハードウェア保護3つのうち2つはハードウェアセキュリティモジュールを使用
復元の条件3つのうち2つ以上のシェアが必要
PINの試行回数20回まで。超えると恒久的にアクセス不可
第三者監査外部機関による監査結果が公開されている
前方秘匿性現時点では実装されていないと明記

2行目は説明の際に触れておくべき点です。鍵を分割する仕組み自体は堅牢ですが、現時点では3つの領域をすべてX自身が運営しています。将来的に別の組織が運営する領域を選べるようにする計画があるとXは説明しています。

7行目も同様です。前方秘匿性がないことを公式が明記している以上、社内の情報管理規程で「機微情報はDMで扱わない」と定めるほうが安全です。

セーフティナンバーという機能もあります。相手と番号を照合して、会話の相手が本人かどうかを検証できる仕組みです。なりすましが問題になる業種では、初回のやりとりで照合する運用を検討してください。

暗号化されないもの5つ 「暗号化された」で終わらせず、例外を押さえます 1 メタデータ(受信者・作成時刻など) 本文は暗号化されますが、付随情報は対象外だと明記されています 2 受諾前のメッセージリクエスト 最初のやりとりは暗号化されていません 3 相手が未登録の場合の送信 送信ボタンの横に、鍵が開いたアイコンで示されます 4 グループチャットの名前とアバター 非暗号化で公開されると公式に明記されています 5 Grokに送った画像やテキスト 送った時点で暗号化されなくなります。元の会話の内容は暗号化のままです 前方秘匿性がないことも、公式に明記されています 秘密鍵が漏れると、その端末の過去のやりとりが復号されうる設計です Xヘルプセンター「Chatについて」2026年8月時点の記載にもとづきます

図:暗号化されないもの5つ

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X運用の外注にかかる費用はいくらですか?

結論:ルールの整備は社内作業で0円です。TaTapのX運用代行の料金は月30万円からです(税別・2026年8月時点)。運用ルールの設計と改善の助言だけを依頼する場合は、コンサルティングが初回限定で月20万円からになります。

費用の一覧です。金額はすべて税別・2026年8月時点です。

メニュー費用含まれるもの
運用ルールの整備0円(社内作業)引き継ぎ手順・命名規則・Grok利用の規程
定額BPO LIGHT月5万円(月7時間)投稿制作や運用の一部を委託
コンサルティング月20万円(初回限定・月1回)運用設計と改善の助言
Xアカウント運用代行月30万円〜企画・投稿制作・投稿・分析
研修・勉強会15万円〜/回仕様変更を踏まえた社内研修

株式会社TaTapのコンサルティングの料金は、初回限定で月1回20万円です(税別・2026年8月時点)。この初回限定料金は、商談があった月に契約した場合に適用されます。Xアカウント運用代行は3か月からの契約で、初期設計費用は無償です。

株式会社TaTapは累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNS運用を支援してきました。1行目のとおり、今回の変更への対応そのものに費用はかかりません。引き継ぎ手順とPINの管理方法を文書にするだけで、半日から1日の作業です。

XChatをDM施策の中心に据えないほうがいいのはどんな場合ですか?

結論:無料アカウントで運用している場合、外部に記録を残す必要がある場合、複数人で対応する体制の場合には向きません。上限と削除の仕様が、そのまま業務の制約になります。

中心に据えてよい場合と、慎重に判断すべき場合を条件で示します。

中心に据えてよい慎重に判断すべき
受信中心の問い合わせ対応であるこちらから大量に送る施策である
Premium以上のプランである無料アカウントで運用している
担当者が固定されている複数人で交代して対応する
やりとりの記録を外部に残さなくてよい顧客対応の履歴を残す義務がある
機微な情報を扱わない個人情報や契約内容を扱う
引き継ぎ手順を文書化できる属人的な運用のままである

右列の3行目と4行目は、暗号化の性質そのものから生じる制約です。端末ごとに復号される仕組みのため、外部のツールに履歴を自動で連携する運用とは相性がよくありません。

右列の5行目については、社内の情報管理規程との整合を先に確認してください。前方秘匿性がないことが公式に明記されている以上、個人情報や契約内容をDMで扱う運用は避けるほうが安全です。

まとめ:XChatのアップデートで企業がやること

XChatの変更は、暗号化そのものより運用の制約に影響します。対応順に整理します。

  • 自社アカウントのプランと24時間あたりのリクエスト上限を確認します。
  • 無料は7件、Premiumは35件、Premium Plusは75件、Premium Businessは500件です。
  • DMで行っている施策が、上限の範囲で成立するかを検算します。
  • 受諾前のリクエストは暗号化されていません。初回に機微な情報を送りません。
  • グループの名前とアバターは公開されます。社名や案件名を入れません。
  • Grokに業務情報を送らないルールを決めます。
  • ログアウトで端末上のメッセージが消えます。引き継ぎ手順を文書にします。
  • PINの誤りが20回に達すると、鍵は恒久的にアクセスできなくなります。

7行目と8行目が、担当者の交代で最も問題になります。属人的な運用のままだと、退職や端末の紛失で過去のやりとりを失います。

担当者が交代したら、過去のやりとりは残りますか?

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XChatのアップデートに関するよくある質問

Q1. XChatのメッセージリクエストは1日何件まで送れますか?

Xの公式ヘルプによれば、24時間あたりの上限は無料アカウントで7件、Premiumで35件、Premium Plusで75件、Premium Businessで500件です。プランを上げると増やせます。無料アカウントの7件では、こちらから声をかける施策は事実上成立しません。

Q2. XChatのメッセージはすべて暗号化されますか?

されません。暗号化の対象外として、メタデータ(受信者・作成時刻など)、受諾前のメッセージリクエスト、相手が未登録の場合の送信、グループチャットの名前とアバター、Grokに送った画像やテキストがあると公式に明記されています。

Q3. グループチャットの名前は他人に見えますか?

見えます。Xは公式ヘルプで、グループチャットのカスタムアバターと名前が非暗号化で公開されると明記しています。本文は暗号化されても、グループ名は対象外です。企業で使う場合は、社名・案件名・クライアント名を入れない命名ルールを先に決めてください。

Q4. ログアウトすると過去のメッセージはどうなりますか?

ログアウトした端末上のメッセージは、すべて削除されます。Xアプリとチャットアプリの両方にサインインしている場合は、両方からサインアウトする必要があります。同じ端末で再度ログインすれば、秘密鍵を使って復号し直せる場合があります。

Q5. PINを忘れたらどうなりますか?

すでにChatを使っているログイン中の端末があれば、そこからリセットできます。それができない場合、暗号化された会話履歴は復元できません。さらに誤入力が20回に達すると鍵のシェアは恒久的にアクセス不可になると公式に明記されています。

Q6. TaTapに依頼した場合の費用と進め方を教えてください。

Xアカウント運用代行は月30万円から(3か月契約・初期設計費用は無償)、運用設計と改善の助言のみのコンサルティングは初回限定で月20万円からです。投稿制作の一部を委託する定額BPOは月5万円になります。まずプランと上限の確認から着手します。

最終更新:2026年8月15日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

本記事の仕様に関する記述は、2026年8月時点のXヘルプセンターの記載にもとづきます。仕様と上限は予告なく変更されるため、運用を決める前にXヘルプセンター「Chatについて」で最新の内容をご確認ください。

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。

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