X広告の費用と出し方【2026】6目的と課金方式
読了目安:約分
X広告には最低出稿金額がありません。X Businessの公式ヘルプは「最低出稿金額はなく、価格は広告主が決める」と明記しており、設定した日予算を超えて課金されることもないと説明しています。そのため最初に決めるべきは予算ではなく、キャンペーンの目的です。目的の選択で課金対象そのものが変わります。株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)が、公式情報にもとづいて費用の構造と出し方を整理します。
X広告とは、Xのタイムラインに通常の投稿と同じ形式で配信される運用型の広告のことです。キャンペーンの目的ごとに課金されるアクションが決まっており、そのアクションが起きたときだけ費用が発生します。まず決めるべきは、6つの目的からどれを選ぶかです。
この記事の要点
- X広告には最低出稿金額がなく、日予算を超えて課金されません。
- 課金対象は目的ごとに違い、そのアクションが起きたときだけ課金されます。
- 公式はクリエイティブを常時3〜5パターン用意することを推奨しています。
- 動画は6〜15秒で字幕入り、ブランド表示が目立つものが最も成果が出るとされています。
- TaTapのX運用代行は月30万円からです。
X広告の費用はいくらからですか?
結論:最低出稿金額はありません。X Businessの公式ヘルプは、X広告の価格は広告主が決めるものであり、最低のキャンペーン支出は存在しないと明記しています。設定した日予算を超えて課金されることもありません。
費用の構造を整理します。
| 費用の層 | 支払先 | 金額の決まり方 |
|---|---|---|
| 広告費(媒体費) | X | 日予算を自分で設定する。最低額の定めなし |
| 制作費 | 制作会社または社内 | クリエイティブの本数と形式による |
| 運用費 | 代理店または社内 | 体制による |
1行目が他のプラットフォームとの大きな違いです。キャンペーン単位や広告セット単位で最低額が定められている媒体もありますが、Xにはその制約がありません。少額から試せる設計になっています。
ただし、少額で始められることと成果が出ることは別です。目的の選択を誤ると、成果と関係のないアクションに課金され続けます。次の章で課金対象を確認してください。
図:X広告は目的ごとに課金対象が変わる
課金方式は何がありますか?
結論:キャンペーンの目的ごとに課金対象が変わります。Xの公式ヘルプによれば、選んだ目的のアクションが起きたときだけ課金される仕組みです。表示回数・動画再生・クリック・エンゲージメントのどれに払うかを、目的の選択で決めることになります。
目的と課金対象の対応を整理します。
| キャンペーンの目的 | 課金対象 | 最適化の対象 |
|---|---|---|
| リーチ | 表示回数(CPM) | 表示回数 |
| 動画の再生数 | 表示回数(CPM)/動画再生(CPV) | 動画の再生 |
| プレロール再生数 | プレロール再生(CPV) | プレロール再生 |
| アプリインストール | アプリのクリック | アプリのクリック |
| エンゲージメント | エンゲージメント | エンゲージメント |
| ウェブサイトへの誘導 | 表示回数(CPM)/リンククリック(CPC) | リンククリック・サイト訪問 |
6行目が最も多く選ばれる目的です。サイトへの流入や資料請求が目的なら、ここを選びます。表示回数での課金とクリックでの課金を選べるため、成果の測り方に合わせて決めてください。
3行目のプレロール再生数は、人気のクリエイターやパブリッシャーの動画の前に自社の動画を流す形式です。他の目的と配信の場所が違うため、認知の獲得を狙う場合の選択肢になります。
5行目のエンゲージメントについては、公式が配信量を最大化するために自動入札を推奨しています。
X広告の出し方の手順は?
結論:目的、配信先、入札、予算、クリエイティブの順に設定します。最初の「目的」で課金対象が確定するため、ここが最も重要な判断になります。
設定の5ステップです。
- キャンペーンの目的を決めます(課金対象がここで確定します)
- 配信先を絞ります(属性・興味関心・フォロワー類似・カスタムリスト)
- 入札方法を決めます(オークションで配信されます)
- 日予算を設定します(この金額を超えて課金されません)
- クリエイティブを用意します(3〜5パターンを推奨)
2番目のターゲティングでは、フォロワー類似という選択肢が使えます。特定アカウントのフォロワーと似た人に配信する方法で、競合や関連アカウントを起点に配信先を作れます。
3番目の入札は、多くの目的で方法を選べる設計です。慣れるまでは自動での配信を選び、データが貯まってから調整するほうが安全です。
4番目については、Xが公式に「設定した日予算を超えることはない」と明記しています。上限を心配せずにテストできる点は、Xの利点です。
図:X広告の出し方5ステップ
クリエイティブは何本用意すればいいですか?
結論:常時3〜5パターンです。X Businessの公式ヘルプが、変化を持たせて何が響くかを学ぶために、常に3〜5個のクリエイティブをローテーションすることを推奨しています。動画は6〜15秒で字幕入り、ブランド表示が目立つものが最も成果が出るとされています。
公式が推奨している条件を整理します。
| 項目 | 公式の推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 本数 | 常時3〜5パターン | 変化をつけ、何が響くかを学ぶため |
| 動画の尺 | 6〜15秒 | この長さが最も成果が出る |
| 字幕 | 入れる | 音声なしで見られる前提 |
| ブランド表示 | 目立たせる | 誰の広告かを伝えるため |
| 写真・動画 | 視覚的に引きのあるものを使う | タイムラインで止まってもらうため |
| 文面 | 通常の投稿と同じ要素を持たせる | いいね・返信・リポストがつく形式で配信されるため |
株式会社TaTapは累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNS運用と広告運用を支援してきました。1行目は運用の前提になります。1本だけで配信を始めると、反応が落ちたときに打ち手がなくなります。最低3本を用意してから配信を開始してください。
2行目の6〜15秒という数字は、公式が明示している推奨値です。長い動画を作る前に、この尺で試してください。
6行目も特徴的です。X広告は通常の投稿と同じ形式で表示され、いいね・返信・リポストがつきます。広告として作り込むより、投稿として成立する内容のほうが馴染みます。
図:公式が推奨するクリエイティブの条件
制作と運用にかかる費用はいくらですか?
結論:広告費とは別に、クリエイティブの制作費がかかります。TaTapの単発制作は、動画が1本3万円から、静止画が1本3万円からです(税別・2026年8月時点)。公式が3〜5パターンを推奨している以上、この本数を前提に予算を組んでください。
制作と運用に関する費用をまとめます。金額はすべて税別・2026年8月時点です。
| メニュー | 費用 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| 広告費(媒体費) | 日予算次第 | 最低出稿金額の定めなし |
| ショート動画の単発制作 | 3万円〜10万円/本 | 企画・台本・編集(撮影の有無で変動) |
| 静止画の単発制作 | 3万円〜6万円/本 | 企画・デザイン |
| Creative Studio(撮影) | 6万円〜 | 素材撮影のパッケージ |
| Xアカウント運用代行 | 月30万円〜 | 企画・投稿制作・投稿・分析 |
| SNS売上グロースパック | 月25万円+広告費の20% | 運用・UGC施策・広告運用を含む |
| コンサルティング | 月20万円(初回限定・月1回) | 配信設計と改善の助言 |
株式会社TaTapのコンサルティングの料金は、初回限定で月1回20万円です(税別・2026年8月時点)。この初回限定料金は、商談があった月に契約した場合に適用されます。
6行目のパッケージには広告運用が含まれ、広告費は実費に加えて運用手数料20%が別途かかります。3か月からの契約で、初期設計費用は無償です。
クリエイティブを3本用意する場合、静止画なら9万円から、動画なら9万円からが目安になります。既存の投稿で反応がよかったものを転用できれば、この費用は抑えられます。
X広告が向いていないのはどんな場合ですか?
結論:検討期間が長い高単価の商材、クリエイティブを1本しか用意できない場合、成果を1か月で判定される場合には向きません。少額から始められる分、目的を決めずに配信を始めてしまう失敗が起きやすくなります。
出稿すべき場合と、慎重に判断すべき場合を条件で示します。
| 出稿したほうがよい | 慎重に判断すべき |
|---|---|
| 課金対象と成果指標が一致している | 何を成果とするか決まっていない |
| クリエイティブを3本以上用意できる | 1本しか用意できない |
| 投稿として成立する内容を作れる | 広告バナーしか用意できない |
| 単価が数千円〜数万円である | 単価が数百万円以上である |
| その場で判断できる商材である | 検討期間が半年を超える |
| 3か月以上の視野で判断できる | 1か月で結論を求められる |
右列の1行目が最も多い失敗です。最低出稿金額がないため、目的を決めないまま少額でとりあえず配信してしまいがちです。目的が課金対象を決める以上、成果指標との一致を先に確認してください。
右列の3行目も判断の分かれ目です。X広告は通常の投稿と同じ形式で表示され、いいねや返信がつきます。他媒体の広告バナーをそのまま持ち込むと、タイムラインで浮きます。
まとめ:X広告の費用と出し方
X広告は、最低出稿金額がない代わりに、目的の選択がすべてを決めます。着手順に整理します。
- X広告には最低出稿金額がありません。日予算を超えて課金されません。
- 課金対象は目的ごとに違い、そのアクションが起きたときだけ課金されます。
- 目的は6種類です。成果指標と課金対象が一致するものを選びます。
- 設定は目的・配信先・入札・予算・クリエイティブの順に進めます。
- クリエイティブは常時3〜5パターンをローテーションします。
- 動画は6〜15秒で字幕を入れ、ブランド表示を目立たせます。
- 広告バナーではなく、投稿として成立する内容にします。
- 制作費は動画・静止画とも1本3万円からが目安です。
2行目と3行目が本記事の結論です。少額から始められる分、目的を決めずに配信すると、成果と関係のないアクションに課金され続けます。
X広告の費用に関するよくある質問
Q1. X広告は最低いくらから出せますか?
最低出稿金額はありません。X Businessの公式ヘルプは、X広告の価格は広告主が決めるものであり、最低のキャンペーン支出は存在しないと明記しています。設定した日予算を超えて課金されることもないため、少額からテストできる設計になっています。
Q2. X広告の課金方式は何ですか?
キャンペーンの目的ごとに変わります。リーチなら表示回数(CPM)、ウェブサイトへの誘導なら表示回数またはリンククリック(CPC)、動画の再生数なら表示回数または動画再生(CPV)です。選んだ目的のアクションが起きたときだけ課金される仕組みです。
Q3. どのキャンペーン目的を選べばいいですか?
成果指標と課金対象が一致するものを選んでください。サイトへの流入や問い合わせが目的ならウェブサイトへの誘導、認知の拡大が目的ならリーチになります。目的が課金対象を決めるため、ここを誤ると成果と関係のないアクションに課金され続けます。
Q4. クリエイティブは何本必要ですか?
常時3〜5パターンです。X Businessの公式ヘルプが、変化を持たせて何が響くかを学ぶために、この本数をローテーションすることを推奨しています。1本だけで始めると、反応が落ちたときに打ち手がなくなります。
Q5. 動画の長さはどのくらいがいいですか?
6〜15秒です。X Businessは公式ヘルプで、6〜15秒で字幕入り、ブランド表示が目立つ動画が最も成果を出すと説明しています。音声なしで見られる前提のため、字幕は必須と考えてください。長い動画を作る前に、この尺で試すことをおすすめします。
Q6. TaTapに依頼した場合の費用と進め方を教えてください。
クリエイティブの単発制作は動画・静止画とも1本3万円からです。運用・UGC施策・広告運用を含むSNS売上グロースパックは月25万円に広告費の20%が加わります。Xアカウント運用代行は月30万円から、配信設計の助言のみのコンサルティングは初回限定で月20万円です。
最終更新:2026年8月15日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
本記事の仕様と推奨に関する記述は、2026年8月時点のX Business公式ヘルプの記載にもとづきます。キャンペーンの目的・課金方式・推奨条件は更新されるため、出稿前にX Business「X Ads campaigns 101」およびX Business 広告ヘルプセンターで最新の内容をご確認ください。
支援企業の成功事例
指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。



