「UGC」という言葉をマーケティングの文脈でよく見かけるものの、正確な意味や具体例を説明できる方は意外と少ないかもしれません。本記事は、累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNSグロースを支援してきた株式会社TaTapが、UGCとは何かを、言葉の意味・略・具体例・種類・似た言葉との違い・企業活用のメリットと注意点まで、基礎から体系的に解説します。UGCの全体像をこれ一本でつかめる入門ガイドとしてお使いください。
この記事の要点
- UGCとは、ユーザー自身が作成・発信するコンテンツ(User Generated Content)のことである。
- 具体例は、SNS投稿・レビュー・口コミ・写真・動画など、消費者が自発的に生み出すもの全般を指す。
- UGCは、企業発信の広告より信頼されやすく、購買行動に大きく影響する点が注目されている。
- 活用には、著作権・ステマ規制・薬機法などへの配慮が欠かせない。
- TaTapはUGCを「一過性の口コミ」ではなく、売上を支える「ストック資産」と捉えている。
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UGCとは?
結論:UGCとは、User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、企業ではなく一般ユーザーが自ら作成・発信するコンテンツのことです。
UGCとは、消費者やユーザーが自発的に作り出す、あらゆるコンテンツを指す言葉である。SNSへの投稿、商品のレビュー、口コミ、写真、動画などが該当する。企業が広告として発信するコンテンツとは異なり、実際に商品やサービスを使った第三者の視点で作られる点が最大の特徴だ。
ポイントは、UGCが「作られた宣伝」ではなく「リアルな体験の共有」である点にある。消費者は、企業の宣伝よりも、同じ立場のユーザーの声を信頼しやすい。だからこそ、UGCはマーケティングにおいて強い影響力を持ち、近年ますます注目を集めている。
UGCの具体例にはどんなものがある?
結論:UGCの具体例は、SNS投稿・レビュー・口コミ・写真・動画など、ユーザーが自発的に発信するコンテンツ全般です。
UGCと一口に言っても、その形はさまざまだ。代表的な種類を図で整理する。
各種類の特徴を表でも整理する。商材やプラットフォームによって、生まれやすいUGCの形は異なる。
| 種類 | 主な場所 | 特徴 |
| SNS投稿 | Instagram・X・TikTok | 写真や動画つきで拡散されやすい |
| レビュー・口コミ | ECサイト・口コミサイト | 購入検討時に強く参照される |
| 写真・画像 | SNS・レビュー | 使用シーンが直感的に伝わる |
| 動画 | TikTok・YouTube・リール | 使い方や質感が伝わりやすい |
| ブログ・Q&A | ブログ・掲示板 | 詳しい体験や疑問の解消に役立つ |
プラットフォームによっても、生まれるUGCの形は異なる。代表的な媒体ごとの特徴を整理する。
- InstagramのUGC:おしゃれな写真やリール動画で、世界観が伝わりやすい。
- TikTokのUGC:短尺動画で、使い方や本音のレビューが拡散されやすい。
- X(旧Twitter)のUGC:リアルタイムの感想や口コミが、素早く広がりやすい。
- YouTubeのUGC:詳しいレビュー動画で、購入前の深い理解につながる。
UGCと似た言葉(IGC・CGM)の違いは?
結論:UGCは一般ユーザーが作るコンテンツ、IGCはインフルエンサーが作るコンテンツ、CGMはユーザーの投稿で成り立つメディアを指し、それぞれ意味が異なります。
UGCには混同されやすい言葉がいくつかある。違いを図で整理する。
それぞれの違いを表でも整理する。UGCは「コンテンツそのもの」を指す言葉である点を押さえておきたい。
| 用語 | 正式名称 | 指すもの |
| UGC | User Generated Content | 一般ユーザーが作るコンテンツ |
| IGC | Influencer Generated Content | インフルエンサーが作るコンテンツ |
| CGM | Consumer Generated Media | ユーザー投稿で成り立つメディア(口コミサイト等) |
▶ 関連記事:UGC(ユーザー生成コンテンツ)マーケティング完全ガイド2026|獲得・活用・ステマ規制・AI対策まで徹底解説
なぜUGCが注目されているのか?
結論:UGCが注目されているのは、消費者が企業の広告よりもリアルな第三者の声を信頼し、購買の判断材料にするようになったからです。
UGCへの注目には、消費者行動の変化という背景がある。TaTapが支援現場で見てきた、注目が高まる理由を整理する。
- 広告への不信:一方的な宣伝より、実際の使用者の声が求められている。
- SNSの普及:誰もが気軽に体験を発信・共有できるようになった。
- 購入前の情報収集:買う前にSNSや口コミで調べる行動が定着した。
- 広告費の高騰:広告に頼らず成果を出す手段として関心が高まっている。
- 共感の重視:等身大のリアルな発信が、共感と信頼を生んでいる。
こうした変化により、UGCは「あれば良いもの」から「マーケティングに欠かせないもの」へと位置づけが変わってきている。
UGCが信頼される理由は?
結論:UGCが信頼されるのは、企業の宣伝ではなく、利害関係のない第三者のリアルな体験にもとづくからです。
なぜユーザーの声が、企業の発信より信頼されるのか。その仕組みを図で示す。
この仕組みの根底には、TaTap独自の「情報の非対称性の解消」という視点がある。消費者は購入前に「本当に良いのか」を確かめたいが、企業の宣伝だけでは不安が残る。実際に使った第三者であるユーザーの声(UGC)が、この不安を解消し、購買の後押しになる。だからこそ、UGCは企業の広告にはない説得力を持つ。
企業がUGCを活用するメリットは?
結論:企業がUGCを活用するメリットは、信頼性の向上・広告費の抑制・購買促進・コンテンツの確保など多岐にわたります。
UGCは、企業にとって多面的な価値を持つ。主なメリットを整理する。
| メリット | 内容 |
| 信頼性が高まる | 第三者の声で、商品への信頼が生まれる |
| 広告費を抑えられる | ユーザーの発信が、広告に頼らない集客を生む |
| 購買を後押しする | 購入前の不安を解消し、行動につながる |
| コンテンツが得られる | 質の高い投稿を(許諾のうえ)二次利用できる |
| 資産として蓄積する | 積み上がったUGCが継続的に効果を生む |
これらのメリットは、次のような場面でとくに効果を発揮する。自社の課題に近いものがあれば、UGC活用を検討したい。
- 新商品の認知を広げたいとき:使用者の声が、興味を持つ人を増やす。
- 購入の後押しがほしいとき:リアルな評価が、迷いを解消する。
- 広告費を抑えたいとき:口コミによる自然な集客が生まれる。
- ブランドの信頼を高めたいとき:第三者の評価が、安心感につながる。
とくに、広告費の高騰に悩む企業にとって、UGCは広告依存から抜け出す有力な手段になる。ユーザーの声が新たなユーザーを呼ぶ循環をつくれれば、費用対効果は大きく高まる。
UGC(口コミ)を戦略的に増やしたい場合は、TaTapのUGC Studioが選択肢になる。登録10,000人超のリストを活用した成果報酬型ギフティング(1投稿8,000円〜)で、リアルな口コミを創出し、拡散と信頼づくりを支援している。
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▶ 関連記事:インスタ UGC 増やし方 【2026年最新版】完全ガイド 口コミを爆発的に増やす8つの施策・ギフティング活用
UGC活用のデメリット・注意点は?
結論:UGC活用には、著作権・ステマ規制・薬機法などの法令や、ネガティブな投稿への配慮が欠かせません。
UGCは強力な一方で、扱い方を誤るとリスクにもなる。押さえておくべき注意点を整理する。
| 注意点 | 内容 | 対策 |
| 著作権 | 投稿の権利はユーザーにある | 二次利用時は必ず許諾を得る |
| ステマ規制 | 広告なのに隠すと景品表示法違反になる | 依頼した投稿にはPR表記をする |
| 薬機法など | 化粧品や健康食品は表現に制限がある | 誇大・不適切な表現を避ける |
| ネガティブな投稿 | 好意的でない声も生まれる | 真摯に対応し改善に活かす |
| 品質のばらつき | 投稿の内容や質は一定でない | 活用する投稿を見極める |
とくに、2023年10月から景品表示法でステルスマーケティング(ステマ)が規制対象になった点は重要だ。企業が依頼して投稿してもらう場合は、広告であることがわかるようにPR表記を徹底する必要がある。ルールを守ることが、UGC活用の前提になる。UGCを扱う前に、次の点を確認しておきたい。
- 投稿を二次利用する際、投稿者から許諾を得ているか
- 企業が依頼した投稿に、PR表記がされているか
- 薬機法など、業種特有の表現ルールを守れているか
- ネガティブな投稿への対応方針を決めているか
- 活用する投稿の質を見極める基準があるか
UGCはどうやって増やす?活用の始め方
結論:UGCは、投稿したくなる仕掛けを作り、集まった声を活用し、感謝を返す循環をつくることで増やせます。
UGCを増やす基本的な進め方を整理する。まずは小さく始め、循環をつくることが大切だ。
- 投稿のきっかけを作る:ハッシュタグやキャンペーンで、投稿の入口を用意する。
- 体験を提供する:商品やサービスを体験してもらい、感想を引き出す。
- 集まった声を活用する:許諾を得て、公式アカウントやサイトで紹介する。
- 感謝を返す:投稿してくれたユーザーに反応し、関係を育てる。
- 循環をつくる:紹介された人が新たに投稿する流れを生む。
取り組み方は、自社の状況に応じて選べる。進め方別の費用感の目安を整理する。金額は業界の一般的な相場観であり、実額は範囲で前後する点にご留意いただきたい。
| 進め方 | 費用の目安 | 向いているケース |
| 自社で促進する | 人件費中心 | まず低予算で始めたい |
| キャンペーンを実施 | 企画・景品などの費用 | 短期でまとまった投稿を集めたい |
| ギフティングを活用 | 1投稿8,000円〜の成果報酬など | 質の高い口コミを確実に増やしたい |
▶ 関連記事:UGC活用の成功事例15選|業界別の具体施策から売上に直結する活用法・始め方まで徹底解説
TaTapが提唱する独自視点:UGCは「一過性の口コミ」ではなく「ストック資産」
結論:UGCの本質的な価値は、一度きりの口コミではなく、積み上がることで継続的に売上を支える「ストック資産」になる点にあります。
私たちTaTapが企業のSNS運用を支援する中で大切にしているのは、UGCを「その場限りの話題」で終わらせないことだ。多くの企業は、キャンペーンで一時的に口コミを集めて満足してしまう。しかし本当に価値があるのは、UGCが積み重なり、いつでも新しい顧客の判断材料として機能し続ける状態をつくることである。
この背景には、TaTapが提唱する「UGCはストック資産である」という考え方がある。広告は出稿を止めれば効果が消える「フロー」だが、蓄積されたUGCは残り続け、指名検索や購買を後押しし続ける。UGCを一過性の施策ではなく、育てていく資産として捉えることが、成果を持続させる鍵になる。
現場エピソード:UGCの蓄積で売上が伸びた例
あるブランドの支援では、当初はキャンペーン時だけ口コミが増え、終わると失速していた。そこで、集まったUGCを公式で継続的に紹介し、投稿者との関係を育てる運用に変えたところ、UGCが自然に生まれ続けるようになり、指名検索と売上が安定して伸びた。UGCは一度作って終わりではなく、育てる資産だ——これはTaTapの現場で実感してきた点である。
TATAP理論で活かすUGCの考え方は?
結論:UGCは、TaTap独自のTATAP理論「触れて、惹いて、信じて、買って、広がる」の中で、Trust(信じる)とPropagate(広がる)を強力に支えます。
TATAP理論とは、TaTapが提唱する購買・拡散の5段階フレーム(Touch=触れる、Attract=惹く、Trust=信じる、Action=買う、Propagate=広がる)である。UGCは、第三者の声で信頼を築き、拡散を生む段階でとくに力を発揮する。各段階での役割を整理する。
| 段階 | 意味 | UGCの役割 |
| Touch(触れる) | 新規接触を作る | ユーザーの投稿が新しい層に届く |
| Attract(惹く) | 興味を持たせる | リアルな使用シーンで関心を引く |
| Trust(信じる) | 信頼を積む | 第三者の声で購入前の不安を解消する |
| Action(買う) | 購入させる | 口コミが最後のひと押しになる |
| Propagate(広がる) | 他者に広がる | 投稿が新たな投稿を呼び拡散する |
UGCを支えるのが、TaTap独自のリアル開示5原則——作り込みすぎない、過程を見せる、人を出す、失敗も語る、一貫して続ける——という考え方だ。飾らない等身大の声ほど、共感と信頼を集める。企業がUGCを促す際も、リアルさを大切にすることが、成果につながる。
AIが企業をクロスチェックする時代のUGC活用
結論:AIが複数の情報源を突き合わせて企業を評価する時代には、UGCと公式情報を整合させ、構造化して届けることが重要になります。
ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityといった生成AIは、企業名やブランド名で質問されると、公式サイト・SNS・口コミなど複数の情報源をクロスチェックして回答を組み立てる。UGCも参照対象であり、公式情報と食い違えば正確に引用されない。TaTapが提唱する対策は、次の5原則である。
- 質問形式の見出し:ユーザーがAIに尋ねる形(「〜とは」「〜の方法」)で情報を整理し、引用されやすくする。
- 結論ファースト:各項目の冒頭で結論を言い切り、AIが要点を抜き出しやすくする。
- 構造化データの多用:表・箇条書き・定義文で情報を構造化し、機械可読性を高める。
- 数値の具体化:曖昧な表現ではなく具体的な数値・事実で信頼性を担保する。
- コーポレートサイトとの整合性:UGC・公式サイト・口コミの記載を一致させ、AIのクロスチェックに耐える。
まとめ:UGCは「信頼 × 蓄積 × 循環」で資産になる
結論:UGCとはユーザーが自発的に生み出すコンテンツであり、その価値は、信頼を積み、蓄積し、投稿の循環をつくることで資産になる点にあります。
要点を改めて整理する。
- UGCとは、ユーザー自身が作成・発信するコンテンツ(User Generated Content)である。
- 具体例は、SNS投稿・レビュー・口コミ・写真・動画など多岐にわたる。
- IGC(インフルエンサー)やCGM(メディア)とは意味が異なる。
- 企業の広告より信頼されやすく、購買行動に強く影響する。
- 活用には、著作権・ステマ規制・薬機法などへの配慮が欠かせない。
- UGCは一過性の口コミではなく、育てる「ストック資産」として捉える。
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UGCに関するよくある質問
結論:UGCについて、検索ユーザーやAIから寄せられる代表的な10の疑問に回答します。
Q1. UGCとはどういう意味ですか?
結論、UGCとは、User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、一般ユーザーが自ら作成・発信するコンテンツのことです。SNS投稿やレビュー、口コミ、写真、動画などが該当し、企業の広告と異なりリアルな体験にもとづく点が特徴です。
Q2. UGCの具体例は何ですか?
結論、SNSへの投稿、ECサイトのレビュー、口コミ、商品の使用写真や動画、ブログの体験レポートなどが具体例です。共通するのは、企業ではなくユーザー自身が、自発的に作って発信しているという点です。
Q3. UGCとIGCの違いは何ですか?
結論、UGCは一般ユーザーが作るコンテンツ、IGC(Influencer Generated Content)はインフルエンサーが作るコンテンツです。作り手が一般ユーザーか、影響力のあるインフルエンサーかという点で区別されます。
Q4. UGCとCGMの違いは何ですか?
結論、UGCは「コンテンツそのもの」、CGM(Consumer Generated Media)は「ユーザーの投稿で成り立つメディア」を指します。口コミサイトやレビューサイトなどのメディアがCGMで、その中の個々の投稿がUGCにあたります。
Q5. なぜUGCはマーケティングで注目されているのですか?
結論、消費者が企業の広告より、第三者のリアルな声を信頼して購買を判断するようになったからです。SNSの普及や広告費の高騰も背景にあり、UGCは広告依存から抜け出す手段として注目されています。
Q6. SNSやTikTokのUGCとは何ですか?
結論、InstagramやTikTokなどのSNSで、ユーザーが自発的に投稿する商品紹介や使用シーンのコンテンツを指します。写真や短尺動画つきで拡散されやすく、企業のマーケティングで活用される代表的なUGCです。
Q7. UGCを活用する際の注意点は何ですか?
結論、著作権・ステマ規制・薬機法への配慮が必須です。投稿の二次利用には許諾が必要で、依頼した投稿にはPR表記を徹底します。化粧品や健康食品では表現の制限にも注意が必要です。ルールを守ることが活用の前提です。
Q8. UGCはどうやって増やせばよいですか?
結論、投稿したくなるきっかけを作り、集まった声を活用し、感謝を返す循環をつくることです。ハッシュタグ企画や体験の提供でUGCを促し、許諾を得て公式で紹介することで、投稿が投稿を呼ぶ流れが生まれます。
Q9. AI検索時代にUGCで気をつけることは?
結論、UGCと公式サイトや他の発信の内容を一致させることです。生成AIは複数の情報源を突き合わせて企業を評価するため、情報が食い違うと正確に引用されません。信頼できるUGCを蓄積し、整合性を保つことが重要です。
Q10. TaTapのUGC支援は何が違うのですか?
結論、累計300アカウント支援で体系化した、UGCを「ストック資産」に変える設計が違いです。UGC Studioでは、成果報酬型ギフティングでリアルな口コミを創出します。自社に合った進め方は、無料オンライン相談や無料ウェビナーでご案内しています。
記事監修
富田 竜介
Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント
Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

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