SNS担当者は採用と外注どちらが安い?分岐点は月60時間【2026】
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sns担当者 採用 外注の分岐点は、必要な作業が月60時間を超えるかどうかです。月給35万円で採用した場合、会社が負担する法定福利費は約5.3万円で、実負担は月約40.3万円になります。この金額を外注の時間単価6,667円で割ると約60時間となり、これが損益分岐点です。株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)の定額BPO PROは月30時間で20万円(税別・2026年9月時点)です。
SNS担当者の採用と外注の比較とは、月給ではなく法定福利費を含む会社の実負担で採用コストを出し、必要な作業時間で割って外注の時間単価と並べる作業です。月給と外注費をそのまま比べると、採用が安く見えます。まず確認すべきは、SNSに必要な作業が月に何時間かという1点です。
この記事の要点
- 月給35万円でSNS担当者を採用した場合、会社が負担する法定福利費は約5.3万円で、月の実負担は約40.3万円になります(40歳未満・全国平均・労災保険率を除く)。
- 日本年金機構によれば、厚生年金保険料率は18.300%で、事業主と被保険者の折半額は9.150%です。
- 全国健康保険協会は、令和8年度の平均保険料率を0.1%引き下げ9.9%にすると公表しています。
- 厚生労働省の「令和8年度 雇用保険料率のご案内」によれば、一般の事業の事業主負担は8.5/1,000です。
- 採用と外注の分岐点は「採用の月間実負担÷外注の時間単価」で計算でき、月40.3万円÷6,667円=約60時間が目安になります。
- TaTapの比較資料では、正社員採用の立ち上がりは2〜6か月、定額BPOは最短1週間です(2026年9月時点)。
月給35万円で採用すると、会社の負担はいくらになりますか?
結論:月約40.3万円です。月給35万円に加えて、厚生年金・健康保険・雇用保険・子ども・子育て支援金の会社負担分として約5.3万円がかかります。月給だけで外注費と比べると、採用コストを約15%過小に見積もることになります。
図:月給35万円で採用した場合の法定福利費と会社の実負担
日本年金機構によれば、厚生年金保険料率は平成29年9月を最後に引上げが終了し18.300%で固定されており、事業主と被保険者の折半額は9.150%です。全国健康保険協会は、令和8年度の平均保険料率について0.1%の引下げを行い9.9%になると公表しています。厚生労働省の「令和8年度 雇用保険料率のご案内」によれば、一般の事業の事業主負担は8.5/1,000(失業等給付・育児休業給付5/1,000+雇用保険二事業3.5/1,000)です。
| 項目 | 会社負担率 | 月給35万円の場合(月額) | 出典 |
|---|---|---|---|
| 厚生年金保険 | 9.150% | 32,025円 | 日本年金機構(18.300%の折半) |
| 健康保険 | 4.950% | 17,325円 | 全国健康保険協会 令和8年度 全国平均9.9%の折半 |
| 雇用保険 | 0.850% | 2,975円 | 厚生労働省 令和8年度・一般の事業の事業主負担 |
| 子ども・子育て支援金 | 0.115% | 402円 | 全国健康保険協会 支援金率0.23%の折半(令和8年4月開始) |
| 合計 | 約15.07% | 約52,700円 | 労災保険率は業種別で別途加算 |
| 会社の実負担 | — | 約402,700円 | 賞与・退職金・採用費・備品は含まない |
40歳以上を採用する場合は介護保険料率1.62%の折半として0.81%が加わり、会社負担率は約15.9%になります。健康保険料率は都道府県支部ごとに異なるため、自社の支部の率で計算し直してください。
採用と外注の分岐点は何時間ですか?
結論:月約60時間です。採用の月間実負担40.3万円を外注の時間単価6,667円で割ると約60時間となり、これを超えるなら採用、下回るなら外注が安くなります。
図:採用と外注の分岐点と、その計算式
必要な作業時間は、工数目安を当てはめると社内で見積もれます。投稿画像8枚の制作に12時間、リール編集1本に3時間、数値集計と月次レポートに2〜3時間、コメント・DM対応に2時間というのがTaTapの定額BPOの設計に使っている目安です。月8投稿と月次レポートだけなら15時間前後で、60時間には届きません。
| 月間の必要時間 | 作業のイメージ | 安いのはどちらか | 目安の月額(税別) |
|---|---|---|---|
| 〜7時間 | 月4投稿+レポート | 外注 | 定額BPO LIGHT 5万円 |
| 〜15時間 | 月8投稿(画像8枚)+レポート | 外注 | 定額BPO STANDARD 10万円 |
| 〜30時間 | 月8投稿+縦型動画4本+コメント対応 | 外注 | 定額BPO PRO 20万円 |
| 30〜60時間 | 撮影・企画・他部署調整が加わる | 分岐点 | アカウント運用30万円〜との比較 |
| 60時間以上 | 毎日の投稿・ライブ配信・接客対応 | 採用 | 実負担40.3万円と並ぶ |
時間だけで決めないでください。立ち上がりまでの期間と属人リスクを併せて見る必要があります。TaTapの比較資料では、正社員採用は月35〜50万円+採用費で立ち上がりに2〜6か月、定額BPOは月5〜20万円で最短1週間です(2026年9月時点・税別)。
採用と外注は何がどう違いますか?
結論:違いは月コスト・立ち上がり期間・対応範囲・属人リスクの4点です。採用は範囲が広い代わりに時間がかかり、外注は速い代わりに契約範囲に限られます。
| 比較軸 | 正社員採用 | 大手代理店 | TaTap定額BPO |
|---|---|---|---|
| 月コスト(税別) | 35〜50万円+採用費 | 30〜100万円 | 5〜20万円(初期費用10万円) |
| 立ち上がり | 2〜6か月 | 1〜2か月 | 最短1週間 |
| 対応範囲 | 担当者のスキル次第 | 契約範囲内のみ | 16項目+相談ベース |
| 属人リスク | 退職で振り出し | 担当交代 | チーム体制で分散 |
| 戦略相談 | 社内完結 | 別途コンサル費 | 月1MTGで対応 |
| 撮影・編集 | スキルがあれば可 | 別途費用 | 対応16項目に含む(撮影は別途) |
採用のもう1つのコストは、教える時間です。自社にSNSの型がない状態で採用すると、入社した担当者は0から手探りで進めることになり、成果が出るまでの期間がさらに延びます。型を外注で作ってから採用する順序のほうが、立ち上がりは速くなります。内製化の進め方はSNS運用の内製化(インハウス化)完全ガイド【2026年最新】|外注との比較・進め方・落とし穴・成功事例で解説しています。
採用か外注かはどう決めればいいですか?
結論:必要時間・立ち上げ期限・属人リスク・自社に型があるかの4つを順に確認します。1つでも「外注が向く」に当てはまるなら、まず外注で型を作ってから採用を検討してください。
図:採用か外注かを決める4つの問いと、それぞれが向くケース
4つの問いに答える手順は次の表の通りです。所要は2週間で、社内の情報だけで完結します。
| 段階 | やること | 所要の目安 | 使う数字 |
|---|---|---|---|
| 必要時間の算出 | 投稿本数・画像枚数・動画本数に工数目安を当てはめる | 3日 | 投稿画像8枚=12時間 など |
| 採用コストの試算 | 想定月給×1.1507で会社の実負担を出す | 1日 | 法定福利費 約15.07% |
| 分岐点の計算 | 実負担÷外注の時間単価で損益分岐時間を出す | 1日 | 時間単価6,667円 |
| 期限と属人リスクの確認 | 立ち上げ期限と、1名退職時の影響を確認する | 3日 | 採用2〜6か月/外注最短1週間 |
| 結論の整理 | 4案の比較表にして稟議に添付する | 1週間 | 内製・採用・代理店・BPO |
比較表を稟議書に添付すると、「他の選択肢は検討したのか」という差し戻しを防げます。稟議書の書き方はSNS運用代行の稟議書は8項目で通す【2026】で解説しています。
外注から採用へ切り替えるには、どのくらいの期間がかかりますか?
結論:外注で型を作るのに3〜6か月、その後の採用と引き継ぎに2〜6か月で、合計5〜12か月が目安です。型がないまま採用した場合は、成果が出るまでの期間が読めません。
順序には3つのパターンがあります。どれを選ぶかで、最初の1年のコストと成果の立ち上がりが変わります。
| 順序 | 最初の1年の動き | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 外注のみ | 最短1週間で開始。型と数字が蓄積する | 必要時間が月30時間以下 |
| 外注→採用(型を移す) | 3〜6か月で型を作り、その後に採用して引き継ぐ | 将来は内製化したいが、今すぐ動かしたい |
| 採用のみ | 採用に2〜6か月、その後に手探りで型づくり | すでに社内に教えられる人がいる |
外注から内製へ移す場合は、研修で型を移管する方法もあります。TaTapの研修・勉強会は1回15万円(税別)からで、投稿の型と運用ルールを社内担当者に移す内容です。研修の選び方はSNS運用研修・内製化支援サービスの選び方【2026年最新】費用相場と失敗回避にまとめています。
| 段階 | やること | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 外注で型を作る | 投稿の型・運用ルール・KPIを確立し、数字を蓄積する | 3〜6か月 |
| 採用活動 | 求人票の作成から入社まで | 2〜6か月 |
| 引き継ぎ | 研修で型を移管し、外注と並走する | 1〜3か月 |
| 外注の縮小 | 制作だけを残すなど、範囲を段階的に減らす | 3か月〜 |
業務委託や派遣という選択肢はありますか?
結論:あります。ただし業務委託は指揮命令ができず、派遣は時間単価が外注のBPOと近くなるため、どちらも「採用と外注の中間」として無条件に安くはなりません。
個人への業務委託は、正社員採用より安く見えます。ただし業務委託では、発注者が作業手順や勤務時間を指示できません。指示が必要な業務を業務委託の形で発注し、実態として指揮命令をしていると、契約の形式と実態が食い違うことになります。細かい指示が必要ならBPOのように成果物単位で発注するか、雇用の形を選んでください。
| 形態 | 月コストの目安(税別) | 指揮命令 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 正社員採用 | 実負担 約40.3万円(月給35万円の場合) | できる | 立ち上がり2〜6か月。退職で振り出し |
| 個人への業務委託 | 案件により変動 | できない | フリーランス法の明示義務が適用される |
| 派遣 | 時間単価に手数料が乗る | できる | 期間制限がある。単価はBPOと近くなる |
| 定額BPO | 5〜20万円(月7〜30時間) | 成果物単位で依頼 | チーム体制。最短1週間で開始 |
個人へ業務委託する場合は、2024年11月1日施行のフリーランス法により、給付の内容・報酬の額・支払期日等を直ちに書面又は電磁的方法で明示する義務があります。発注時の手続きはSNS運用代行の見積は時間単価で比べる【2026】で解説しています。
外注する場合の費用はいくらですか?
結論:作業を切り出す場合は月額5万円(月7時間・税別)から、企画から投稿までを任せる場合は月額30万円(税別)からです。時間単価は6,667円から7,143円です。
株式会社TaTapの料金は次の通りです。金額はすべて税別で、2026年9月時点のものです。
| メニュー | 月額(税別) | 稼働時間・本数 | 時間単価・契約条件 |
|---|---|---|---|
| SNS特化 定額BPO LIGHT | 5万円 | 月7時間 | 7,143円/初期費用10万円・6ヶ月〜 |
| SNS特化 定額BPO STANDARD | 10万円 | 月15時間 | 6,667円/初期費用10万円・6ヶ月〜 |
| SNS特化 定額BPO PRO | 20万円 | 月30時間 | 6,667円/初期費用10万円・6ヶ月〜 |
| Instagramアカウント運用 | 30万円〜 | 月8投稿の企画・制作・投稿 | 初期設計費用は無償/3ヶ月〜 |
| ショート動画運用 | 30万円 | 月6本(撮影費は別途) | 3ヶ月〜 |
| 研修・勉強会 | 15万円〜/回 | 社内担当者への型の移管 | スポット実施可 |
定額BPOは対応16項目から選べ、月1回のミーティング(30〜60分)は月額に含まれません。お問い合わせから業務開始までは最短1週間です。見積書の確認方法はSNS運用代行の見積は時間単価で比べる【2026】で解説しています。
採用しないほうがいいのはどんな会社ですか?
結論:SNSの型が社内にない会社、必要時間が月30時間以下の会社、3か月以内に立ち上げたい会社は、採用しても立ち上がらず人件費だけがかかります。
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 社内にSNSの型がない | 先に外注で型を作る | 採用しても0から手探りになり、教えられる人もいない |
| 必要時間が月30時間以下 | 外注 | 定額BPO PRO 20万円のほうが実負担40.3万円より安い |
| 3か月以内に立ち上げたい | 外注 | 採用は立ち上がりに2〜6か月かかる |
| 1名が辞めると業務が止まる | 外注かチーム体制の外注先 | 属人化すると退職で振り出しに戻る |
| 撮影・編集・分析をすべて1人に求める | 役割を分ける | すべてできる人材は採用市場で見つかりにくい |
採用が向くのは、必要時間が月60時間を超え、毎日の接客対応があり、社内に型と教えられる人がいる場合です。この条件を満たさない段階で採用すると、担当者が1人で悩む状態が続きます。
まとめ:sns担当者 採用 外注は月60時間で分かれます
月給35万円でSNS担当者を採用すると、法定福利費約5.3万円が加わり、会社の実負担は月約40.3万円になります(40歳未満・全国平均・労災保険率を除く)。この実負担を外注の時間単価6,667円で割ると約60時間となり、これが採用と外注の分岐点です。
必要時間が月30時間以下なら外注が安く、月60時間以上なら採用が安くなります。ただし時間だけでは決まりません。立ち上げ期限が3か月以内なら採用は間に合わず、社内にSNSの型がなければ採用しても手探りになります。型を外注で作ってから採用に移す順序が、立ち上がりも属人リスクも抑えられます。
SNS担当者の採用と外注に関するよくある質問
Q1. 月給35万円で採用すると会社の負担はいくらですか?
月約40.3万円です。厚生年金保険9.150%、健康保険4.950%(全国健康保険協会の令和8年度平均9.9%の折半)、雇用保険0.850%(一般の事業の事業主負担)、子ども・子育て支援金0.115%を合計した約15.07%が法定福利費として加わり、月給35万円に対して約5.3万円になります。労災保険率は業種別で別途加算されます。
Q2. 採用と外注の分岐点は何時間ですか?
月約60時間です。採用の月間実負担40.3万円を外注の時間単価6,667円で割った数字が損益分岐点になります。必要時間が月30時間以下なら株式会社TaTapの定額BPO PRO(月20万円・月30時間)のほうが安く、月60時間を超えるなら採用のほうが割安になります。
Q3. 必要な作業時間はどう見積もればいいですか?
作業ごとの工数目安を当てはめてください。TaTapの定額BPOの設計では、投稿画像8枚の制作に12時間、投稿画像3枚に4.5時間、リール編集1本に3時間、縦型動画4本に12時間、コメント・DM対応に2時間、数値集計と月次レポートに2〜3時間を見込んでいます。月8投稿と月次レポートなら15時間前後です。
Q4. 採用と外注ではどちらが早く立ち上がりますか?
外注です。TaTapの比較資料では、正社員採用の立ち上がりは2〜6か月、大手代理店は1〜2か月、定額BPOは最短1週間です(2026年9月時点)。3か月以内に運用を開始したい場合、採用は間に合いません。立ち上げ期限が先に決まっている場合は、外注で始めて後から採用に移す順序が現実的です。
Q5. 外注で型を作ってから採用する場合の費用はいくらですか?
企画から投稿までを任せるInstagramアカウント運用が月額30万円(税別・3ヶ月〜・初期設計費用は無償)です。作業の切り出しなら定額BPOのLIGHTが月額5万円(月7時間・初期費用10万円・6ヶ月〜)です。社内担当者に型を移す研修・勉強会は1回15万円(税別)からで、採用後の引き継ぎにも使えます。
Q6. 40歳以上を採用する場合は何が変わりますか?
介護保険料が加わります。全国健康保険協会の令和8年度の介護保険料率は1.62%で、労使折半のため会社負担は0.81%です。厚生年金・健康保険・雇用保険・子ども・子育て支援金と合わせると会社負担率は約15.9%になり、月給35万円の場合の法定福利費は約5.6万円になります。
保険料率は公式資料で確認してください。健康保険と介護保険の料率は令和8年度保険料額表(全国健康保険協会)、雇用保険料率は雇用保険料率について(厚生労働省)に掲載されています。
最終更新:2026年9月2日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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