SNS運用代行の稟議|代替コストで示す8項目【2026】
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sns運用代行 稟議で通りやすい書き方は、売上予測ではなく「同じ作業を内製した場合の時間と人件費」で費用対効果を示す形です。費用は月額ではなく契約期間の総額(例:月額30万円×3か月=90万円・税別)で書き、評価時期を6か月目に置きます。決裁者が見るのは、根拠が社内にある数字と、止められる条件があるかどうかです。
SNS運用代行の稟議書とは、外注の目的・比較した選択肢・総額・代替コスト・やらないリスク・KPI・撤退条件を1枚にまとめ、決裁を取るための文書です。株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)の料金は、企画から投稿までで月額30万円(税別)から、作業の切り出しで月額5万円(月7時間・税別)からです。まずやるべきは、担当者がSNSに使っている月間時間を数えることです。
この記事の要点
- SNS運用代行の稟議書は、目的・現状・比較した選択肢・総額・代替コスト・やらないリスク・KPIと評価時期・撤退条件の8項目で構成します。
- 費用対効果は「担当者の月額人件費÷月間所定労働時間×SNSに使う月間時間」で内製コストを試算し、外注費と並べて示します。
- TaTapの工数目安では、投稿画像8枚の制作に12時間、数値集計とレポート作成に3時間、コメント・DM対応に2時間かかります。
- TaTapの比較資料では、正社員採用は月35〜50万円+採用費で立ち上がりに2〜6か月、大手代理店は月30〜100万円で1〜2か月、定額BPOは月5〜20万円で最短1週間です(2026年9月時点・税別)。
- 株式会社TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」では、SNSに情報や口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめる人は37.8%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。
SNS運用代行の稟議書には何を書けばいいですか?
結論:目的・現状と課題・比較した選択肢・費用(総額)・費用対効果・やらない場合のリスク・KPIと評価時期・撤退条件の8項目です。差し戻しの大半は「他の選択肢を検討したか」「止める条件はあるか」の2点で起きます。
図:SNS運用代行の稟議書に書く8項目と、差し戻されやすいポイント
目的は1つの数字に絞ります。「認知拡大」「ブランディング」は測れないため通りません。指名検索数・問い合わせ数・応募数のどれを動かすかを先に決め、現状の数値を並べて書きます。稟議書の項目テンプレートは次の表の通りです。
| 項目 | 書く内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 目的 | 動かす数字を1つ | 指名検索数を月◯件から◯件へ |
| 現状と課題 | 投稿頻度・担当者の稼働・止まっている理由 | 兼務担当1名、月4投稿、制作に月◯時間 |
| 比較した選択肢 | 内製継続・正社員採用・代理店・定額BPO | 4案の月コスト・立ち上がり・属人リスク |
| 費用 | 月額×期間+初期費用+別途費用の総額(税別) | 月額30万円×3か月=90万円(税別) |
| 費用対効果 | 内製した場合の時間×人件費との比較 | 内製◯時間=◯円/月に対し外注◯円 |
| やらない場合のリスク | 調べられたときに情報が無いことによる離脱 | 出典付きの調査数値 |
| KPIと評価時期 | 先行指標と結果指標を分け、評価は6か月目 | 3か月目:保存数/6か月目:指名検索数 |
| 撤退条件 | 更新しない条件・解約予告・成果物の権利 | 6か月目に指名検索数が横ばいなら更新しない |
費用対効果はどう示せばいいですか?
結論:売上予測ではなく、同じ作業を内製した場合の代替コストで示します。内製コストは「担当者の月額人件費÷月間所定労働時間×SNSに使う月間時間」で計算でき、根拠がすべて社内にあるため決裁者が検証できます。
図:費用対効果を代替コストで示す考え方と、内製コストの計算式
売上予測で書いた稟議は、根拠を聞かれた時点で止まります。代替コストで書けば、「外注費より内製の人件費のほうが高い」か「内製では時間が確保できない」という事実だけで判断できます。
SNSに使う月間時間は、TaTapが定額BPOの設計に使っている工数目安を当てはめると社内で見積もれます。次の表は、TaTapが公開している業種別の作業内訳です。
| 作業 | 工数目安 | 出典(TaTap定額BPOの業種別内訳) |
|---|---|---|
| 投稿画像3枚の制作 | 4.5時間 | EC・D2C(ライト7時間=月5万円) |
| 投稿文・ハッシュタグ作成 | 1.5時間 | EC・D2C(ライト7時間=月5万円) |
| 月次レポート作成 | 2時間 | EC・D2C(ライト7時間=月5万円) |
| 投稿画像8枚の制作 | 12時間 | スタートアップ(スタンダード15時間=月10万円) |
| X投稿文20本 | 5時間 | スタートアップ(スタンダード15時間=月10万円) |
| リール編集1本 | 3時間 | 飲食店・店舗(スタンダード15時間=月10万円) |
| コメント・DM対応 | 2時間 | 飲食店・店舗(スタンダード15時間=月10万円) |
| 縦型動画4本 | 12時間 | 美容・エステ(プロ30時間=月20万円) |
兼務の担当者が月15時間をSNSに使う場合、その15時間分の本来業務が止まります。止まった業務の遅れも同じ式でコストに計上してください。定額BPOの時間単価はLIGHTが7,143円、STANDARDが6,667円で、担当者の時間単価と直接比較できます。
内製・正社員採用・代理店・定額BPOの違いは何ですか?
結論:違いは月コスト・立ち上がり期間・属人リスクの3点です。TaTapの比較資料では、正社員採用は月35〜50万円+採用費で2〜6か月、大手代理店は月30〜100万円で1〜2か月、定額BPOは月5〜20万円で最短1週間です。
稟議には必ず4案を並べます。1案だけの稟議は「他は検討したのか」で差し戻されます。株式会社TaTapが定額BPOの説明に使っている比較表は次の通りです(2026年9月時点・税別)。
| 選択肢 | 月コスト(税別) | 立ち上がり | 対応範囲 | 属人リスク |
|---|---|---|---|---|
| 内製継続(兼務) | 担当者の人件費×SNS時間 | 即日 | 担当者のスキルと時間次第 | 異動・退職で停止 |
| 正社員採用 | 35〜50万円+採用費 | 2〜6か月 | 担当者のスキル次第 | 退職で振り出し |
| 大手代理店 | 30〜100万円 | 1〜2か月 | 契約範囲内のみ | 担当交代 |
| TaTap定額BPO | 5〜20万円(初期費用10万円) | 最短1週間 | 16項目+相談ベース | チーム体制で分散 |
| TaTapアカウント運用 | 30万円〜 | 最短1週間 | 企画・制作・投稿・KPI設計 | チーム体制で分散 |
内製化を最終目標にする場合は、その旨を稟議に書くと通りやすくなります。外注を「永続的な費用」ではなく「型を作って社内に移すまでの期間費用」と位置づけられるためです。内製化の進め方はSNS内製化コンサル完全ガイド|選び方7つの判断軸・料金相場・支援領域・失敗回避チェックリスト【2026年最新版】で解説しています。
「やらない場合のリスク」はどう書けばいいですか?
結論:「調べられたときに情報が無いことで、検討から外れる」というリスクを、出典付きの調査数値で書きます。売上減の予測ではなく、離脱率の事実を置きます。
株式会社TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月公開)では、SNSに情報や口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめる人は37.8%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。同じ調査では、SNSで見たときは「今は要らない」と思った商品を、後日その場面が訪れたときに思い出して購入した経験がある人は69.6%でした。
別の調査でも同じ傾向が出ています。TaTapが全国の20〜49歳男女321名を対象に実施した「AI検索時代の購買行動調査」(2026年8月公開)では、SNSに口コミがないと購入をやめることがある人は34.4%でした(AI利用者250名ベース)。稟議には、次の表のように出典と数値を並べてください。
| リスクの記述 | 数値 | 出典・ベース |
|---|---|---|
| SNSに情報や口コミがないと別商品に変えるか購入をやめる | 37.8% | TaTap「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(n=336・2026年9月) |
| SNSで見た商品を後日その場面で思い出して購入した | 69.6% | 同上(n=336) |
| SNSに口コミがないと購入をやめることがある | 34.4% | TaTap「AI検索時代の購買行動調査」(AI利用者n=250・2026年8月) |
| AIの回答だけで購入を判断する | 2.4% | 同上(AI利用者n=250) |
数値は調査ごとにベースが異なるため、合算や比較はしないでください。稟議に載せるときは出典・調査時期・n数を必ず併記します。調査の全設問はAI検索の利用率は77.9%|SNS統計にまとめています。
KPIと評価期間はどう設定すればいいですか?
結論:先行指標(保存数・プロフィール遷移率・指名検索数)と結果指標(問い合わせ・応募・購入)を分け、評価時期を6か月目に置きます。「3か月で売上が上がらなければ中止」と書いた稟議は、3か月後に必ず中止になります。
図:稟議に書くKPIの分け方と評価時期、撤退条件の書き方
| 時期 | KPI | 判断 | 計測方法 |
|---|---|---|---|
| 1〜3か月目 | 保存数・プロフィール遷移率 | 投稿の型の検証。継続判断はしない | 各SNSのインサイト |
| 4〜6か月目 | 指名検索数・AI検索経由の表示 | 6か月目に更新の可否を判断 | Google Search Console(検索パフォーマンス・生成AIパフォーマンスレポート) |
| 7〜12か月目 | SNS起点の問い合わせ・応募・購入 | 結果指標で費用対効果を再計算 | フォームの「知ったきっかけ」欄 |
Google Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、AI OverviewとAIモード内での表示回数とクリックを確認できます。SNSで出した情報がAI検索にも引用されているかを、指名検索数と並べて稟議の報告指標に入れてください。指標の考え方はSNS運用の適切な目標設計(KPI)|フォロワー数より「ブランドリーチ」と「UGC」を追うべき理由で解説しています。
稟議が通らない理由と注意点は何ですか?
結論:通らない理由は、目的が測れない・選択肢が1案だけ・費用が月額表記・売上予測に根拠がない・撤退条件がない、の5つに集約されます。いずれも書き方で直せます。
| 差し戻しの理由 | 決裁者の指摘 | 直し方 |
|---|---|---|
| 目的が「認知拡大」 | 何が増えたら成功なのか | 指名検索数・問い合わせ数など1つの数字に置き換える |
| 選択肢が外注1案 | 採用や内製は検討したか | 内製・採用・代理店・BPOの4案の比較表を添付する |
| 費用が「月30万円」 | 結局いくら払うのか | 月額×最低契約期間+初期費用+別途費用の総額で書く |
| 売上◯%増の予測 | 根拠は何か | 内製した場合の代替コストに書き換える |
| 撤退条件がない | 失敗したらどうするのか | 更新しない条件と解約予告期間を明記する |
| 成果物の権利が不明 | 解約後に画像や動画は使えるのか | 契約書の権利条項を確認して稟議に転記する |
費用の総額には、月額に含まれないものを必ず入れます。TaTapの定額BPOでは初期費用10万円が別途で、月1回のミーティングは月額に含まれません。撮影を伴う場合はTaTap Creative Studioの撮影費が6万円からで別途になります。見落とすと、承認後に追加稟議が必要になります。
SNS運用代行はいくらで稟議に書けばいいですか?
結論:企画から投稿までを任せる場合は月額30万円(税別)×3か月=90万円から、作業の切り出しなら月額5万円×6か月+初期費用10万円=40万円からです。契約期間の総額で書いてください。
株式会社TaTapの料金は次の通りです。金額はすべて税別で、2026年9月時点のものです。
| メニュー | 月額(税別) | 最低契約期間 | 稟議に書く総額の例(税別) |
|---|---|---|---|
| Instagramアカウント運用 | 30万円〜 | 3ヶ月〜(初期設計費用は無償) | 30万円×3か月=90万円 |
| X(旧Twitter)アカウント運用 | 30万円 | 3ヶ月〜 | 30万円×3か月=90万円 |
| ショート動画運用 | 30万円(月6本・撮影別途) | 3ヶ月〜 | 30万円×3か月+撮影費 |
| SNS特化 定額BPO LIGHT | 5万円(月7時間) | 6ヶ月〜・初期費用10万円 | 5万円×6か月+10万円=40万円 |
| SNS特化 定額BPO STANDARD | 10万円(月15時間) | 6ヶ月〜・初期費用10万円 | 10万円×6か月+10万円=70万円 |
| コンサルティング(月1回) | 20万円(初回限定・商談月契約のみ適用) | 3ヶ月〜 | 20万円×3か月=60万円 |
定額BPOの時間単価はLIGHTが7,143円、STANDARDが6,667円です。お問い合わせから業務開始までは最短1週間のため、稟議の承認から開始までの期間も短く書けます。運用代行の相場と業務範囲の一般論はSNS運用代行の費用相場を徹底解説|料金プラン別の業務内容・選び方・費用対効果の高め方まで完全ガイドで解説しています。
稟議を出さないほうがいいのはどんな会社ですか?
結論:動かしたい数字が決まっていない会社、社内で投稿ネタを出す担当を置けない会社、承認後に「知ったきっかけ」を計測する仕組みを作れない会社は、稟議が通っても6か月後に止まります。
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 動かしたい数字が決まっていない | 稟議の前に目的を決める | 評価できない施策は更新時に必ず止まる |
| 投稿ネタを出す社内担当を置けない | 時期尚早 | 外注先だけでは自社の一次情報を書けない |
| 「知ったきっかけ」を計測できない | 先にフォームを直す | 結果指標が取れず、費用対効果を再計算できない |
| 3か月で結果指標を評価する方針 | 出さない | 先行指標しか動かない時期に中止判断が入る |
| 契約条件を確認する法務担当がいない | 先に確認体制を作る | 成果物の権利・解約条件の見落としが後で問題になる |
承認された稟議書のKPIと撤退条件は、運用代行会社との初回ミーティングでそのまま共有してください。
まとめ:sns運用代行 稟議は代替コストと撤退条件で通します
SNS運用代行の稟議書は、目的・現状・比較した選択肢・総額・代替コスト・やらないリスク・KPIと評価時期・撤退条件の8項目で書きます。費用対効果は売上予測ではなく、担当者の月額人件費÷月間所定労働時間×SNSに使う月間時間で試算した内製コストと外注費の比較で示してください。
費用は月額ではなく契約期間の総額(税別・初期費用と別途費用込み)で書き、選択肢は内製・採用・代理店・定額BPOの4案を並べます。KPIは先行指標と結果指標に分け、評価時期は6か月目、撤退条件は「指名検索数が横ばいなら更新しない」のように数字で書きます。動かしたい数字が決まっていない場合は、稟議の前に目的を決めてください。
SNS運用代行の稟議に関するよくある質問
Q1. SNS運用代行の稟議にはいくらで書けばいいですか?
契約期間の総額で書いてください。株式会社TaTapの場合、Instagramアカウント運用は月額30万円(税別)×3か月=90万円から、SNS特化 定額BPOのLIGHTは月額5万円×6か月+初期費用10万円=40万円からです。撮影を伴う場合はTaTap Creative Studioの撮影費6万円〜が別途になるため、総額に含めてください。
Q2. 費用対効果を売上で示せない場合はどうすればいいですか?
同じ作業を内製した場合の代替コストで示してください。担当者の月額人件費÷月間所定労働時間×SNSに使う月間時間で内製コストが計算できます。SNSに使う時間は、TaTapの工数目安(投稿画像8枚12時間・数値集計とレポート3時間・コメント対応2時間など)を当てはめると社内で見積もれます。根拠が社内にあるため、決裁者が検証できます。
Q3. 稟議の評価期間は何か月にすればいいですか?
6か月目に置いてください。1〜3か月目は保存数やプロフィール遷移率などの先行指標で投稿の型を検証し、4〜6か月目に指名検索数を見て更新を判断します。問い合わせや購入などの結果指標は7か月目以降に評価します。3か月で結果指標を評価する稟議は、先行指標しか動かない時期に中止判断が入ります。
Q4. 内製と外注はどちらが安いですか?
作業時間によります。TaTapの比較資料では、正社員採用は月35〜50万円+採用費で立ち上がりに2〜6か月、定額BPOは月5〜20万円で最短1週間です(2026年9月時点・税別)。兼務の担当者が月15時間をSNSに使う場合は、その人件費と本来業務が止まるコストを合算し、定額BPO STANDARDの月額10万円(時間単価6,667円)と比較してください。
Q5. 「やらないリスク」に使える数字はありますか?
株式会社TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」(2026年9月公開)では、SNSに情報や口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめる人は37.8%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。稟議に載せる場合は、出典・調査時期・n数を併記し、他の調査と合算しないでください。
Q6. 撤退条件はどう書けばいいですか?
更新しない条件を数字で書きます。例は「6か月目の指名検索数が開始前と同水準なら契約を更新しない」です。あわせて解約予告期間、解約後の成果物(画像・動画・アカウント)の権利、レポートの提出頻度を契約書から転記してください。止められる条件が明記された稟議のほうが、決裁者は承認しやすくなります。
KPIの計測方法は公式資料で確認してください。AI検索経由の表示は生成AIパフォーマンスレポート(Search Consoleヘルプ)、生成AI検索への最適化の考え方は生成AI機能向けの最適化ガイド(Google検索セントラル)に掲載されています。
最終更新:2026年9月2日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。
