LINE公式の友だちを増やす7施策|無料でできる順番【2026】
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結論:LINE公式アカウントの友だちを増やす前に、月に何回配信するかとプランを決めてください。無料のコミュニケーションプランは月200通で、友だち200人に月1回配信した時点で使い切ります。友だちを増やすことは、配信費用を増やすことと同じです。そのうえで、会計時の声かけとQRコードの掲示から着手すると、店舗業では最も早く数が動きます。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、累計300アカウント以上の運用支援を行ってきました。LINEのご相談では、友だち数を目標に置いた結果、配信が全員向けの告知だけになり、ブロックが増えている状態がよく見られます。増やす設計と、増えたあとの設計は同時に決める必要があります。
この記事の要点
- 料金プランは3つです。コミュニケーション(無料・月200通)、ライト(月5,000円・月5,000通)、スタンダード(月15,000円・月30,000通)です。
- 規定の無料メッセージ通数を超えて追加配信ができるのは、スタンダードプランのみです。
- 無料メッセージ通数の対象は「メッセージ配信」で、チャットでのメッセージは通数の対象外です。
- 友だち追加経路の分析は、日ごとに20以上の友だち追加がない場合、数値が表示されません。
- 経路や流入元がそれぞれ20件以上の追加でない場合、「その他」として集計されます。
- 友だち期間が90日以上あったユーザーがブロックした場合、経路は「その他」にカウントされます。
- 友だち追加経路の期間選択は最大90日、分析画面の日付選択は最大397日間です。
LINE公式アカウントの友だちは、どうやって増やしますか?
結論:無料でできる施策が7つあります。上から順に着手してください。
最も追加率が高いのは、会計時の声かけです。QRコードを貼っただけでは読み取られません。「次回から使えるお知らせを送っています」と一言添えるだけで、読み取る人の数が変わります。店舗業では、この1つで追加数の大半が決まります。
図:無料でできる友だち追加の7施策
声かけの文言は、店内で統一してください。「LINEやってます」では、追加する理由が伝わりません。伝えるのは、追加すると何が届くかです。飲食であれば当日の空席、物販であれば入荷、サロンであれば予約枠の案内。相手にとっての用事に置き換えると、読み取る割合が変わります。
2つ目はQRコードの掲示です。置く場所は、待ち時間が生まれる場所を選んでください。レジ横、卓上、待合の椅子の前です。入口のドアに貼っても、通り過ぎる人は読み取りません。
3つ目以降は、オンライン側の接点です。Instagramのプロフィール、自社サイト、レシートや同梱物、名刺とメールの署名。それぞれ単独では大きな数になりませんが、積み重ねると差が出ます。LINEヤフー for Businessのマニュアルによれば、友だち追加ガイドで作成したURLやQRコード、ボタンからの追加に加えて、プロフィール内の「リンクをコピー」から獲得した友だちも同じ経路に含まれます。
| 施策 | 置く場所 | 効きやすい業種 |
|---|---|---|
| 会計時の声かけ | レジ、受付 | すべての来店型 |
| QRコードの掲示 | レジ横、卓上、待合 | 飲食、美容、クリニック |
| Instagramのプロフィール | リンク欄の上位 | 物販、教室、サロン |
| サイトの追加ボタン | 予約や問い合わせの近く | 予約が必要な業種 |
| レシートや同梱物 | 受け取り時に必ず見る紙 | 物販、通販 |
| 名刺とメール署名 | 担当者の連絡先の下 | 法人向け、士業 |
| 無料のポスター | 店頭、レジ背面 | 路面店 |
友だちを増やす前に決めることは何ですか?注意点は?
結論:月に何回配信するかとプランです。決めずに増やすと、配信できない友だちが積み上がります。
LINEヤフー for Businessの料金プランのページによれば、プランは3つあります。コミュニケーションプランは月額費用がかからず、月間最大200通の無料メッセージを配信できます。ライトプランは月額固定費5,000円で月間最大5,000通、スタンダードプランは月額固定費15,000円で月間最大30,000通です。規定の無料メッセージ通数を超えて追加でメッセージ配信ができるのは、スタンダードプランのみとされています。
図:料金プランと、友だち数が配信費用に効く仕組み
ここが設計の分かれ目です。友だちが1,000人いて月2回配信すれば、2,000通になります。無料プランでは足りず、ライトプランでも月2回が上限に近づきます。友だちを増やす目標だけを立てると、増えた分だけ配信できない人が生まれます。
抜け道があります。無料メッセージ通数の対象は「メッセージ配信」の通数で、チャットでのメッセージ通数は対象外であり通数制限もないと記載されています。全員への一斉配信を減らし、絞り込み配信と1対1のチャットに寄せると、費用を抑えたまま接点を保てます。
| 友だち数 | 月1回配信 | 月2回配信 | 必要なプラン |
|---|---|---|---|
| 200人 | 200通 | 400通 | 月1回なら無料、2回はライト |
| 1,000人 | 1,000通 | 2,000通 | ライト |
| 3,000人 | 3,000通 | 6,000通 | 月1回はライト、2回はスタンダード |
| 10,000人 | 10,000通 | 20,000通 | スタンダード |
プランと機能の全体像はLINE公式アカウントとは?機能7つと料金プラン3種で解説しています。
QRコード・URL・検索は、どれをどう使い分けますか?
結論:目の前にいる人にはQRコード、画面の中にいる人にはURL、思い出した人には検索です。
3つは競合しません。相手がどこにいるかで、使うものが決まります。店頭で目の前にいる人にURLを見せても入力してもらえません。逆に、スマートフォンでInstagramを見ている人にQRコードを見せても、同じ端末では読み取れません。
| 手段 | 使う場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| QRコード | 店頭、紙、名刺、同梱物 | スマホの画面上では読み取れない |
| URL・ボタン | SNSのプロフィール、サイト、メール | タップ1回で追加画面に着く場所に置く |
| 検索(ID) | 口頭で伝えるとき、電話 | 覚えやすいIDでないと使われない |
| 連絡先シェア | 既存の友だちからの紹介 | 紹介しやすい一言を用意しておく |
マニュアルの友だち追加経路の一覧には、検索、ホームタブ、友だちタブ、友だち追加アイコン、トークルーム内ボタン、連絡先シェア、LINE VOOM、クーポン、ショップカードなど、多くの経路が挙げられています。自社で設置できるのはこのうちの一部で、残りはLINE側の導線です。まずは自社で置ける場所を埋めてください。
どの施策が効いたかは、どうやって確認しますか?
結論:管理画面の友だち追加経路で確認しますが、20件に届かない経路は表示されません。
ここが見落とされやすい点です。マニュアルは前提として「プライバシーの観点から、日ごとに20以上の友だち追加がない場合数値は表示されません」と明記しています。さらに、友だち追加ガイドで作成した経路については「経路/流入元/キャンペーンがそれぞれ20件以上の友だち追加がない場合、経路の確認はできません」とされ、20件未満は「その他」として集計されます。
図:友だち追加経路の分析で押さえる制約
月に数十人ずつ増えているアカウントでは、経路を細かく分けるほど何も見えなくなります。QRコードを店内5か所に分けて設置し、それぞれ別の経路を設定すると、どれも20件に届かず全部が「その他」に入ります。分けるなら、店頭とオンラインの2つ程度にとどめてください。
ブロックの集計にも制約があります。マニュアルは「友だち期間が90日以上あったユーザーがブロックした場合、『その他』にカウントされます」と記載しています。つまり経路別のブロック数は、短期で離脱した人の分だけを表しています。長く友だちでいた人が離れた分は、経路をたどれません。
| 確認する項目 | 制約 | 実務での対処 |
|---|---|---|
| 友だち追加経路 | 20件未満は「その他」 | 経路は2〜3種類に絞る |
| 経路の期間選択 | 最大90日 | 月次で書き出して保存する |
| 分析画面の日付選択 | 最大397日間 | 年をまたぐ比較は手元の記録で |
| 属性(性別・年齢・地域) | 概ね3日前の数値 | 直近の変化は翌週に確認する |
| 経路別のブロック数 | 90日以上の友だちは「その他」 | 全体のブロック数もあわせて見る |
施策を試すときも、同時に複数を始めないでください。店頭の声かけとInstagramのリンク設置を同じ週に始めると、どちらが効いたのか判別できません。1つずつ、2週間から1か月ずつ期間を分けて試すほうが、少ない母数でも判断できます。
数字で追えない分は、現場で補ってください。来店時に「どこで見ましたか」と聞いた記録のほうが、小規模なアカウントでは正確です。
友だち追加の特典は、何を用意すればいいですか?
結論:使うまでの手間が少なく、次の来店につながるものです。値引きの幅ではありません。
特典を強くすれば追加は増えますが、特典だけが目的の人も増えます。使い終わればブロックされ、母数だけが残ります。基準は、次回の来店で使えるかどうかです。その場で使い切れる特典は、追加した理由がその場で消えます。
| 特典の種類 | 追加のされやすさ | その後の残りやすさ |
|---|---|---|
| 次回使える割引クーポン | 高い | 再来店の理由になり残りやすい |
| その場で使える割引 | 最も高い | 使い切ると離脱しやすい |
| 予約の優先案内 | 中くらい | 予約が取りにくい店ほど残る |
| 限定の情報や先行案内 | 低い | 目的が合う人だけが残る |
| ショップカードのポイント | 中くらい | 貯まるほど離脱しにくい |
あわせて、追加直後のあいさつメッセージを整えてください。追加した瞬間が、最も開かれる1通です。ここで何を送っているかで、その後の開封率が変わります。
| あいさつメッセージに入れる要素 | 書く内容 |
|---|---|
| 誰のアカウントか | 店名と、何を扱っているかを1行で |
| 特典の受け取り方 | クーポンの場所と使い方、有効期限 |
| 送る内容 | 何を配信するかを具体的に |
| 送る頻度 | 月に何回かを明示する |
| 問い合わせ方法 | チャットで質問できる旨 |
頻度を先に伝えておくと、その後のブロックが減ります。月に何回届くか分からない状態は、受け取る側にとって不安の材料です。「月2回、新商品とセールのお知らせをお送りします」と書いておけば、想定と実際が一致します。
友だちを増やす費用はいくらかかりますか?
結論:7施策はいずれも印刷代程度です。費用がかかるのは、増えたあとの配信と運用です。
QRコードの作成、URLの発行、ポスターのダウンロードは無料です。かかるのは印刷代と、声かけを定着させる手間だけになります。まず着手すべきなのはここです。
| 費用の項目 | 目安 |
|---|---|
| QRコードの作成、URL発行 | 無料 |
| ポスター、POPの印刷 | 数千円程度 |
| プラン費用(ライト) | 月5,000円 |
| プラン費用(スタンダード) | 月15,000円 |
配信の企画と制作を外部に任せる場合、TaTapの定額BPOはLIGHTが月5万円(月7時間)、STANDARDが月10万円(月15時間)、PROが月20万円(月30時間)です。いずれも初期費用10万円、契約期間は6か月からで、月1回の定例ミーティングは月額に含まれません。SNS全体の設計から相談したい場合は、SNSコンサルティングを商談月のご契約に限り月1回20万円、隔週30万円、週次50万円でご提供しています(通常は月1回24万円、隔週36万円、週次60万円)。
代行を検討する場合の見方はLINE公式アカウント運用代行の費用と選び方【2026年最新版】にまとめています。
効果はどのくらいの期間で見て確認しますか?
結論:追加数は1か月、ブロック率は3か月、売上への影響は6か月で見ます。
店頭施策の効果は早く出ます。声かけを始めた週から、追加数は動きます。1か月あれば、その施策で月に何人増えるかの目安がつかめます。
一方、ブロック率は配信を始めてから見えてきます。追加から数週間は様子見の期間で、離脱は起きにくいためです。3か月分の推移を見て、配信の頻度と内容を調整してください。配信頻度の考え方はSNSの更新頻度は?【2026最新】Instagram・X・Facebook・LINE別の最適な投稿頻度と時間帯で解説しています。
| 期間 | 見る数字 | やること |
|---|---|---|
| 1か月目 | 友だち追加数、追加経路 | 声かけとQRコードを定着させる |
| 2〜3か月目 | ブロック数、ターゲットリーチ | 配信の頻度と内容を調整する |
| 4〜6か月目 | クーポンの利用数、再来店 | 配信を絞り込みとチャットに寄せる |
売上への影響を見るときは、配信した日の来店数や注文数を並べてください。LINEの配信は開封が早く、当日から翌日に反応が出ます。配信日とそれ以外の日を比べるだけで、効いているかどうかの見当がつきます。店舗の集客全体の考え方は【インスタ店舗集客】(美容室/パーソナルジム/脱毛・エステサロン/飲食店)店舗運営者必見! Instagram活用でフォロワー/売上最大化する方法にまとめています。
友だち数だけを追わないでください。ターゲットリーチは、絞り込み配信の対象になる友だちの母数で、友だち数とは一致しません。実際に届いている人数を見るなら、こちらを基準にします。
友だちを増やさないほうがいいのはどんな場合ですか?
結論:送る内容が決まっていない場合と、配信を担当する人がいない場合です。
友だちを集めてから内容を考えると、最初の配信までに数か月かかります。その間に追加した人は、何のアカウントか忘れています。忘れたころに届いた告知は、ブロックの理由になります。
担当が決まっていない場合も同じです。LINEは開封率が高い分、送る側の負担も大きくなります。誰がいつ作って、誰が確認して送るかを決めてから集め始めてください。
| 状況 | 先にやること |
|---|---|
| 送る内容が決まっていない | 3か月分の配信の型を決める |
| 配信の担当がいない | 作成と確認の担当を決める |
| クーポンの原資がない | 特典なしで成立する内容を用意する |
| 再来店の余地がない業種 | 1回きりの案内で足りるか検討する |
よくある質問
Q1. ブロックされると、友だち数は減りますか?
管理画面ではブロック数として別に集計されます。実際に配信が届く人数を知りたい場合は、ターゲットリーチを見てください。ターゲットリーチは絞り込み配信の対象となる友だちの母数で、友だち数とは一致しません。友だち数だけを目標に置くと、実態と離れていきます。
Q2. 友だち追加のQRコードは、いくつまで作れますか?
複数作成できますが、増やしすぎると分析ができなくなります。経路ごとに20件以上の追加がないと数値が確認できないためです。月に数十人ずつ増える規模であれば、店頭用とオンライン用の2種類にとどめることをおすすめします。
Q3. 追加された友だちの名前や連絡先は分かりますか?
表示名とアイコンは確認できますが、電話番号やメールアドレスは分かりません。個別のやり取りはチャットで行います。属性情報は性別、年齢、地域が推定値として確認できますが、ターゲットリーチが少ない場合は不明と表示されます。
Q4. 友だち追加広告は使ったほうがよいですか?
無料の7施策をひととおり実施し、それでも足りない場合に検討してください。広告経由の追加はブロックされやすく、追加単価も条件で変わります。まずは既存の来店客と、すでに自社を知っている人を確実に集めるほうが、その後の配信が効きます。
最終更新:2026年9月10日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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