採用インスタの投稿に必ず書く6項目【2026】

採用インスタの投稿に必ず書く6項目【2026】

読了目安:約分

結論:Instagramで採用アカウントを運用するなら、最初に決めるのは投稿の型です。募集情報を投稿する場合、職業安定法にもとづき「募集主の氏名(又は名称)・住所・連絡先(電話番号等)・業務内容・就業場所・賃金」の6つを投稿自体に書く必要があります。「詳細はプロフィールのリンクから」だけでは足りません。

株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。採用アカウントの相談で最初に確認するのが、この6情報が投稿に入っているかどうかです。本記事はInstagramの機能と投稿設計に絞って解説します。立ち上げの手順や他媒体との比較は、別の記事で扱っています。

この記事の要点

  • 職業安定法では、SNSを含む広告等で募集情報を提供するとき、虚偽または誤解を生じさせる表示が禁じられています。
  • 募集の投稿には、氏名・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金の6つが必要です。
  • 住所は、ビル名・階数・部屋番号まで記載する必要があるとされています。
  • 連絡先は、電話番号かメールアドレスか自社サイトの問い合わせフォームのいずれかが必要です。
  • DMのメッセージ機能だけを応募の窓口にすることは認められていません。
  • 会社サイトへのリンクのみでは足りず、投稿自体に6情報を書く必要があります。
  • 本アカウントと採用アカウントは分けて運用してください。

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採用アカウントをInstagramで持つと、何ができますか?

結論:選考前の疑問を潰せます。求人媒体では出しにくい情報を置く場所になります。

求人媒体の枠には書ける情報量に制限があり、写真も限られます。Instagramの採用アカウントは、1日の流れ、配属の決まり方、残業の実態といった、応募前に知りたいことを蓄積できる場所として働きます。

できること使う機能効果
仕事の様子を見せますリールフォロワー外に届きます
募集要項を残しますフィード投稿保存して読み返されます
説明会を告知しますストーリーズすぐ動いてもらえます
質問に答えますDM・質問スタンプ不安を減らせます
過去の情報を並べますハイライト初見の人がたどれます
応募につなげますプロフィールのリンクフォームに送れます

注意すべきは、Instagramが選考の入口ではなく、選考前の情報源だという点です。応募の受付は自社の応募フォームで行い、Instagramはそこへ送る役割に徹してください。理由は次の章で説明します。

募集情報を投稿するときに必ず書くことは何ですか?

結論:6つあります。投稿のキャプション本文に書く必要があります。

募集の投稿には、この6つを書く必要があります 1. 募集主の氏名(又は名称) 会社名を省略せずに書きます 2. 住所 ビル名・階数・部屋番号まで必要です 3. 連絡先(電話番号等) DMでの受付だけでは足りません 4. 業務内容 誤解が生じない程度に書きます 5. 就業場所 雇入れ直後の場所のみでも可です 6. 賃金 「時給1500円~」の形でも可です 「詳細はプロフィールのリンクから」では足りません 厚生労働省のQ&Aには、会社サイトの募集要項へのリンクのみでは求人かどうかも含めて 誤解を招く可能性があるため、広告等自体に6情報を記載する必要があると示されています → キャプション本文に6つを書く前提で、投稿の型を作ってください 根拠は職業安定法第5条の4(求人等に関する情報の的確な表示) インターネットやSNSを含む広告等で募集情報を提供するとき、虚偽の表示または 誤解を生じさせる表示をしてはならないと定められています

図:Instagramの募集投稿に記載が必要な6情報

厚生労働省のページには「職業安定法では、インターネットやX等のSNSを含む広告等により、労働者の募集に関する情報等を提供するときは、虚偽の表示又は誤解を生じさせる表示をしてはならないこととされています」と記載されています。根拠は職業安定法第5条の4です。

そのうえで「労働者を募集する皆様におかれては、誤解が生じないよう、『募集主の氏名(又は名称)・住所・連絡先(電話番号等)・業務内容・就業場所・賃金』は必ず表示ください」と案内されています。Instagramの投稿もこの広告等に含まれます。

項目どこまで書くか
氏名(又は名称)会社名を略さずに書きます
住所ビル名、階数、部屋番号まで必要とされています
連絡先電話番号、メールアドレス、問い合わせフォームのいずれかです
業務内容誤解が生じない程度に書きます
就業場所雇入れ直後の就業場所のみを示す形でも構いません
賃金「時給1500円~」といった形でも記載があれば構いません

投稿の型を先に決めておくと、毎回の確認が不要になります。画像の1枚目に職種と勤務地、キャプションの冒頭に6情報、末尾に応募フォームへの案内という順序で固定してください。担当者が変わっても同じ形で出せます。

最も見落とされているのが、リンクでの代替が認められていない点です。厚生労働省のQ&Aには「会社ウェブサイトの募集要項等のリンクのみでは、そもそも求人であるかどうかも含め、誤解を招く可能性があるため、募集情報を提供する広告等自体に6情報を記載する必要があります」と示されています。

厚生労働省は求人企業向けのリーフレットも公開しています。SNS等を通じて直接労働者を募集する際の記載事項をまとめた資料があり、社内の確認資料としてそのまま使えます。

つまり「詳細はプロフィールのリンクから」だけでは足りません。募集を告知する投稿には、キャプション本文に6つを書く前提で型を作ってください。画像内の文字だけに頼らず、テキストとしても残すほうが安全です。

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DMで応募を受け付けてよいのですか?

結論:DMだけでは足りません。電話番号かメールか問い合わせフォームが必要です。

厚生労働省のQ&Aには、連絡先の記載方法について明確な回答があります。SNSのメッセージ機能を使って送付先を示す方法で問題ないかという質問に対し「募集主は、労働者になろうとする者等に誤解を生じさせないようにする必要があり、電話番号、メールアドレスまたは、自社ウェブサイト上に備え付けられた専用の問い合せフォームへのリンクのいずれかを記載する必要があります」と示されています。

DMを窓口にすると、運用上の問題も生じます。応募の記録が個人の端末に残り、担当者が変わったときに引き継げません。誰がいつ何を返したかを追えない状態は、選考の公平性の面でも望ましくありません。

実務では、DMを応募の窓口にしている企業が少なくありません。気軽に連絡できる利点はありますが、募集の告知としては連絡先の要件を満たしません。DMは質問への対応に使い、応募は自社フォームに送る形に切り替えてください。

用途DMの可否代わりに使うもの
応募の受付窓口としては使えません自社の応募フォーム
連絡先の表示これだけでは足りません電話番号かメールアドレス
質問への回答使えますよくある質問と併用します
説明会の案内使えますストーリーズと併用します
選考の連絡応募後なら使えますメールのほうが記録に残ります

雇用ではなく業務委託の形で人を募集する場合も同様です。厚生労働省のQ&Aでは、個人に業務を委託する形の募集を広告等により行う場合でも、6情報の記載は同じように必要とされています。

プロフィールとハイライトはどう設計しますか?

結論:募集要項を左端に置きます。候補者が最初に開く場所です。

プロフィールとハイライトで、面接前の疑問を潰します プロフィールに書くこと ・会社名と事業内容を1行で ・募集職種(新卒/中途/アルバイト) ・勤務地の都市名 ・応募フォームへのリンク ・採用専用と分かる名前にします ハイライトの並び(推奨6枠) 1. 募集要項 2. 選考の流れ 3. 1日の流れ 4. 社員の声 5. 福利厚生 6. よくある質問 左から見られる順に並べます 「募集要項」を必ず左端に置きます 候補者が本当に知りたいこと ・給与の実額 ・残業の実態 ・転勤の有無 ・配属の決まり方 → 社内の雰囲気の写真より先に、この4つを出すと応募が動きます 本アカウントと採用アカウントは分けます 商品の投稿と採用の投稿が混ざると、どちらのフォロワーも離れます

図:採用アカウントのプロフィールとハイライトの設計

  1. 採用専用のアカウント名にします。本アカウントと分け、採用と分かる名前にします。
  2. プロフィール文に募集職種と勤務地を書きます。新卒か中途かで見る人が変わります。
  3. リンクに応募フォームを設定します。採用ページのトップではなく、応募できるページに直接送ります。
  4. ハイライトを6枠つくります。募集要項、選考の流れ、1日の流れ、社員の声、福利厚生、よくある質問の順です。
  5. 募集要項を左端に置きます。ハイライトは左から見られます。
  6. カバー画像を統一します。文字が読める大きさにしてください。

候補者が知りたいのは、給与の実額、残業の実態、転勤の有無、配属の決まり方の4つです。社内の雰囲気が伝わる写真は大事ですが、この4つを先に出すほうが応募は動きます。写真だけのアカウントが応募につながらないのは、この順序が逆になっているからです。

本アカウントとの分離も重要です。商品やサービスの投稿と採用の投稿が混ざると、どちらのフォロワーも離れていきます。採用ブランディングの考え方は採用ブランディング SNSとは|累計300社支援のプロが解説する中長期戦略と業種別アプローチにまとめています。

募集の投稿に、賃金と就業場所は書いてありますか?

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リールとストーリーズを比較すると、どう使い分けますか?

結論:リールは知られるため、ストーリーズは動いてもらうためです。役割を分けます。

4つの形式で、役割を分けます リール 新しい人に知られるため フォロワー外に届きやすい形式です。1日の流れ、仕事の様子、社員の一言など 15〜30秒で完結する内容にします。月4本を目安に置いてください フィード投稿 あとから見返されるため 募集要項、選考の流れ、福利厚生など、保存して読み返される情報を置きます 6情報を書くのはこの形式です。カルーセルで項目ごとに分けます ストーリーズ いま応募を促すため 説明会の告知、締切の案内、質問スタンプでの受付に向きます 24時間で消えるため、残したいものはハイライトに入れます DM 個別の質問に答えるため 質問への回答には向きますが、応募の受付窓口としては使えません 電話番号、メールアドレス、自社サイトの問い合わせフォームのいずれかが必要です

図:採用アカウントでの投稿形式の使い分け

リールはフォロワー以外にも届きやすい形式です。まだ会社を知らない層に見てもらう役割を持たせ、1日の流れや仕事の様子を15秒から30秒で見せます。ここで募集要項を細かく説明しても読まれません。

フィード投稿は保存して読み返される形式です。募集要項や選考の流れといった、あとから確認される情報を置きます。6情報を書くのはこの形式です。カルーセルにして項目ごとに分けると読みやすくなります。

ストーリーズは24時間で消えるため、締切の案内や説明会の告知に向きます。質問スタンプを使えば、候補者が気になっている点を集められます。集まった質問はよくある質問としてハイライトに残してください。

形式役割目安の本数
リール新規に知られます月4本
フィード投稿情報を残します月4本
ストーリーズ行動を促します週2〜3回
ハイライト過去分を整理します6枠を維持します
DM質問に答えます随時
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投稿ネタはどこから出しますか?

結論:候補者の質問から出します。ゼロから考える必要はありません。

ネタの出どころ投稿になるもの
面接で毎回聞かれる質問よくある質問の投稿
内定辞退の理由誤解を解く投稿
入社1年目の社員の声1日の流れ、入社前後のギャップ
部署ごとの業務職種紹介のシリーズ
社内制度の運用実態福利厚生の使われ方
質問スタンプの回答疑問に答えるストーリーズ

最も効率が良いのは1番目です。面接で毎回同じ質問が出るのは、その情報が事前に伝わっていない証拠です。答えを投稿にしておけば、面接の時間を別の話に使えます。

ネタが尽きたと感じる場合は、1本の内容を細かく分けてみてください。1日の流れという題材でも、出社から午前の業務、昼休み、午後の業務、退社後という単位に分ければ5本になります。同じ素材から複数の投稿を作る発想に切り替えると、撮影の回数も減ります。

2番目も効果があります。辞退の理由が誤解にもとづくものであれば、その誤解を解く投稿を作ってください。給与や残業の実態は、曖昧に書くほど不安が残ります。数字で書けるところは数字で書いてください。

採用アカウントでよくある失敗は何ですか?

結論:6情報を書かずに募集を告知することです。法令要件に関わります。

失敗起きることやるべきこと
6情報を書きません法令の要件を満たしませんキャプションに6つを書きます
リンクだけで代替します広告等自体への記載が必要です投稿本文に書きます
DMを応募窓口にします連絡先の要件を満たしませんフォームか電話番号を出します
本アカウントと混ぜますどちらのフォロワーも離れます採用専用で分けます
雰囲気の写真だけ投稿します応募の判断材料になりません給与と条件を先に出します
採用期だけ動かします蓄積が残りません通年で月8本続けます

最後の項目は成果に直結します。採用の時期だけ投稿しても、その時点で見ている人はほとんどいません。通年で投稿を蓄積し、候補者が調べたときに情報が揃っている状態を作ってください。

すでに運用していて応募につながらない場合は、立ち上げの設計から見直す必要があります。手順は採用SNSの立ち上げ方 完全ガイド【2026年最新】はじめかたと応募につながる作り方を参照してください。他社の事例はSNS採用(ソーシャルリクルーティング)完全ガイド|Z世代に届く採用戦略と成功事例【2026年版】にまとめています。

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外注は、どんな企業に向いていますか?費用と成果の期間はどうなりますか?

結論:採用担当が兼任している企業に向いています。運用は月300,000円からです。

メニュー費用含まれるもの
Instagramアカウント運用月300,000円〜+コンサル費100,000円企画・制作・投稿・分析
ショート動画運用月400,000円月8本の撮影・編集・投稿
コンサルティング(月1回)月200,000円設計・レビュー・改善提案
ショート動画制作(1本)30,000円〜企画・台本・編集
初期対応費100,000円/回アカウント設計・初期設定

採用アカウントは動画の比率が高くなるため、撮影を含む形が合います。社員に登場してもらう場合は、撮影の日程調整が最も時間のかかる工程になります。

状況向いている進め方
採用担当が兼任しています企画から外注します
撮影できる社員がいます編集と設計だけ外に出します
法令要件が不安です投稿の型を作ってもらいます
すでに運用していますコンサルティングで診断します
通年で続けたいです運用として任せます

成果が出るまでの期間は、6か月から1年を見てください。採用は検討期間が長く、投稿を見てから応募までに時間がかかります。

TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」では、SNSで見たときは今すぐ必要ないと思った商品を、後日その場面が訪れたときに思い出して購入した経験がある人は69.6%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。購買の調査ですが、転職を考え始めた時期に以前見た会社を思い出す構造は同じです。

運用代行の選び方は採用Instagram運用代行とは|累計300社支援のプロが解説する7チェックリストと業者選びの最適解で解説しています。

よくある質問

Q1. Instagramの投稿で求人を出すときの決まりはありますか?

あります。厚生労働省は、職業安定法にもとづきインターネットやSNSを含む広告等で募集情報を提供するときは虚偽または誤解を生じさせる表示をしてはならないと説明しています。あわせて「募集主の氏名(又は名称)・住所・連絡先(電話番号等)・業務内容・就業場所・賃金」を必ず表示するよう案内されています。

Q2. 「詳細はプロフィールのリンクから」だけでは足りませんか?

足りません。厚生労働省のQ&Aには、会社ウェブサイトの募集要項等のリンクのみでは求人であるかどうかも含めて誤解を招く可能性があるため、募集情報を提供する広告等自体に6情報を記載する必要があると示されています。投稿のキャプション本文に書いてください。

Q3. 応募をDMで受け付けてもよいですか?

窓口としては使えません。厚生労働省のQ&Aでは、連絡先として電話番号、メールアドレス、自社ウェブサイト上の専用の問い合わせフォームへのリンクのいずれかを記載する必要があるとされています。DMは質問への対応に使い、応募は自社フォームに送る形にしてください。

Q4. 住所はどこまで書く必要がありますか?

ビル名、階数、部屋番号までです。厚生労働省のQ&Aには、労働者になろうとする者が募集主について誤解をすることのないよう、ビル名、階数、部屋番号まで記載する必要があると示されています。市区町村までの記載では足りません。

Q5. 賃金は幅のある書き方でもよいですか?

構いません。厚生労働省のQ&Aでは、賃金について「時給1500円~」とする形でも、記載があれば個別具体の判断とはなるものの直ちに違反とはならないと考えられるとされています。就業場所についても、雇入れ直後の就業場所のみを示す形が認められています。

Q6. 本アカウントで採用の投稿をしてもよいですか?

分けたほうがよいです。商品やサービスの投稿と採用の投稿が混ざると、どちらの目的で見ている人にも関係のない投稿が届きます。結果として両方のフォロワーが離れます。採用専用のアカウントを作り、本アカウントからはプロフィールで案内する形にしてください。

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最終更新:2026年9月25日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

支援企業の成功事例

指名検索と情報の蓄積で成果を出したTaTapの支援事例を紹介します。自社の課題に近いケースを参考にしてください。

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