Search Console生成AIレポートの見方|表示回数の4判断【2026】
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生成AIパフォーマンスレポートの見方は、「表示回数の推移→ページ→国・デバイス」の順に見て、最後に同じページの通常レポートのクリック数と並べることです。Search Consoleのこのレポートで分かるのは、AI OverviewとAIモードでサイトへのリンクが表示された回数だけです。検索クエリ・クリック数・掲載順位は出ません。表示回数だけで良し悪しを決めず、クリックと問い合わせの数字と組み合わせて判断します。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。本記事では、TaTapのYouTube動画「LLMOコンサルティングの前に整理するAIO・LLMO・GEOの違い|AI Overviewの引用元で検索上位10位は38%まで低下、1位はYouTubeの22.9%」の内容もあわせて紹介します。
レポートは2026年8月31日に全サイトへ公開され、Search Consoleの左メニュー「パフォーマンス」の中から開けます。見るだけなら費用は0円です。最初の1回は期間を過去3か月に広げ、表示回数がゼロのページと伸びているページを分けるところから始めてください。
この記事の要点
- 生成AIパフォーマンスレポートで分かるのは、AI OverviewとAIモードでサイトへのリンクが表示された回数で、クエリ・クリック数・掲載順位は出ません。
- 見る順番は、期間を広げる→日付で推移を見る→ページで分ける→国・デバイスを見る、の4段です。
- 表示回数は、同じページの通常レポートのクリック数と組み合わせて4つのパターンで判断します。
- TaTapの調査では、AIの回答に引用元が表示されると信頼が上がる人は59.6%でした(AI利用者250名ベース)。
- 改善を外部に任せる場合、TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。
生成AIパフォーマンスレポートとは何で、通常の検索パフォーマンスと何が違いますか?
一番の違いは、見える指標が表示回数だけという点です。生成AIパフォーマンスレポートは、Google検索のAI OverviewとAIモードで、自社サイトへのリンクがユーザーに表示された回数を集計するSearch Consoleのレポートです。通常の検索パフォーマンスにあるクリック数・クリック率・掲載順位・検索クエリは、このレポートには表示されません。
図:生成AIパフォーマンスレポートで見えるもの・見えないもの
2つのレポートの違いは次のとおりです。
| 項目 | 生成AIパフォーマンスレポート | 通常の検索パフォーマンス |
|---|---|---|
| 対象 | AI Overview・AIモード | ウェブ検索全体(AI機能も含む) |
| 指標 | 表示回数のみ | クリック数・表示回数・クリック率・掲載順位 |
| 分け方 | ページ・国・デバイス・日付 | クエリ・ページ・国・デバイス・検索での見え方・日付 |
| 同じサイトのリンクが2本出たとき | グラフでは1回と数える | グラフでは1回と数える |
| 使いどころ | AIに引用されているページを知る | 流入と検索語を知る |
Googleは、Search Consoleヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」で、インプレッション数を、生成AI機能でユーザーにサイトへのリンクが表示された回数と説明しています。データは通常レポートの検索タイプ「ウェブ」から来ているため、AIで表示された回数は通常レポートの表示回数にも含まれています。GA4を使った流入の測り方はAI検索の流入計測は3手段|表示回数のみ【2026】で解説しています。
生成AIパフォーマンスレポートはどう開き、どの順番で見ればいいですか?
開き方は、Search Consoleの左メニュー「パフォーマンス」の中にある生成AIの項目を選ぶだけです。開いたら、期間・日付・ページ・国とデバイスの4つの順番で見ると、どのページがAIに使われているかが早く分かります。
図:生成AIパフォーマンスレポートを見る順番
| 順番 | 操作 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1. 期間 | 日付フィルタを過去3か月に変える | 表示回数が少ないサイトでも傾向が見える長さか |
| 2. 日付 | グラフを週単位で見る | 記事公開・リライトの週に増えたか |
| 3. ページ | 「ページ」タブで表示回数の多い順・少ない順に並べる | 引用されている記事と、ゼロの記事 |
| 4. 国・デバイス | 「国」「デバイス」タブを切り替える | 日本からの表示か、モバイルが中心か |
| 5. 照合 | 同じページを通常の検索パフォーマンスで開く | クリック数と検索クエリ |
レポート上部の検索タイプでは、「ウェブ:テキストベース」と、Googleレンズや「かこって検索」などの画像から探す「ウェブ:マルチモーダル」を切り替えられます。商品写真で探されやすいECサイトは、マルチモーダルの表示回数も分けて確認してください。
ページタブで表示回数がゼロの記事は、AIに引用される条件がそろっていない可能性があります。原因の切り分け方はAI Overview対策は5段で原因診断【2026】で、技術・ページ・外部の順に整理しています。
表示回数が増えた・減ったときは、何を判断すればいいですか?
判断の材料は、同じページの通常レポートのクリック数です。生成AIの表示回数とクリック数の増減を組み合わせると、4つのパターンに分かれ、それぞれ次にやることが変わります。
図:AI表示回数とクリック数の4つの組み合わせ
| パターン | AI表示回数 | 通常レポートのクリック | 次にやること |
|---|---|---|---|
| A | 増 | 増 | 伸びたページの見出しと表の型を、同じテーマの別記事に広げる |
| B | 増 | 横ばい・減 | AIの回答内で答えが完結しているため、料金表・事例・資料など次の判断材料を足す |
| C | 減 | 増 | 通常検索では読まれているため、質問に答える段落を見出し直下に置く |
| D | 減 | 減 | インデックスの状態と、生成AI機能の設定を先に確認する |
パターンBは失敗ではありません。AIの回答で答えを知った人は、サイトに来ないまま社名だけを覚えて、後から指名検索で来ることがあります。Bのページは、指名検索の数と問い合わせフォームの「知ったきっかけ」をあわせて見てください。
レポート自体が表示されない場合もあります。Search Consoleヘルプは、生成AI機能で十分なインプレッション数を獲得していない場合や、サイトを生成AI機能から除外している場合に表示されないと説明しています。設定は「検索の生成AI機能」の管理画面で確認できます。
レポートの数字を読み違えやすい注意点は何ですか?
読み違いが起きやすいのは5か所です。グラフと表の合計が合わないこと、日付が太平洋時間であることの2つは、仕様を知らないと不具合に見えます。残りの3つは、最新日の暫定値、1,000行の上限、エクスポート時の「0」です。
| 注意点 | 起きること | 正しい読み方 |
|---|---|---|
| グラフと表の合計が違う | 表のページ別合計がグラフより多い | グラフはサイト単位、ページ表はページ単位で数えるため |
| 日付が太平洋時間 | 日本時間の日付とずれることがある | 日次ではなく週単位で比べる |
| 最新日の暫定値 | グラフの点線部分が後で変わる | 直近2〜3日は判断に使わない |
| 表は1,000行まで | 記事数が多いサイトで一部が見えない | URLフィルタで記事のディレクトリを絞る |
| エクスポートの「0」 | 「~」「-」の行が0で出力される | データなしと表示ゼロを区別して集計する |
過去のデータに欠けがある期間も確認してください。Googleは「Search Console のデータ異常」で、2026年8月13日〜8月17日のデータで生成AIパフォーマンスレポートのインプレッション数が減少し、8月21日に欠落データを復元したと明記しています。前月比が急に動いたときは、先にこのページを見ると原因を取り違えません。
Search Labsの試験運用版はレポートの対象外です。AIの回答の中で自社が何と書かれたかもレポートでは分からないため、想定する質問を実際にAIモードで入力し、回答と引用元を目で確かめる作業が別に必要です。
表示回数の効果は、どのくらいの期間で、何と合わせて判断しますか?
目安は、記事の公開やリライトから4週間後に1回目、3か月後に2回目の判断です。表示回数だけでなく、通常レポートの想定クエリ、AIモードでの引用の有無、問い合わせの「知ったきっかけ」の3つと合わせて見ます。
| 時期 | 見る数字 | 判断 |
|---|---|---|
| 公開・リライトから4週間後 | 生成AIの表示回数(ページ単位) | ゼロならリライト候補に入れる |
| 4週間後 | 通常レポートの想定クエリ3〜5本の表示・クリック | 狙った質問で検索結果に出ているか |
| 4週間後 | AIモードに想定クエリを入力した結果 | 引用元に自社ページが出るか |
| 3か月後 | 指名検索数・問い合わせの「知ったきっかけ」 | AI経由の相談が増えたか |
表示回数が増えても、それだけで問い合わせが増えるとは限りません。TaTapが全国20〜49歳の男女321名を対象に実施した「AI検索時代の購買行動調査」(2026年8月)では、AIの回答に引用元が表示されると信頼が上がる人は59.6%でした(AI利用者250名ベース)。同じ調査で、AIの回答だけで購入を判断する人は2.4%にとどまり、多くの人は引用元やSNSの口コミで確かめてから動いていました。調査の全体はAI検索時代の購買行動調査(TaTap SNS調査 第1回)で公開しています。
TaTapの自社サイトでは、2026年3月に月1件だったAI検索経由の問い合わせが、5か月後の2026年8月に月10件になりました。経緯と施策の順番はLLMO対策の事例|5か月で問い合わせ10倍【自社実測】で紹介しています。
AI検索の表示回数を増やす改善は、いくらかかりますか?
レポートを見て社内で直すだけなら、費用は0円です。外部に任せる場合、TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円〜で、6か月での実施をおすすめしています(税別・2026年10月時点)。金額は、6か月後に生成AIの表示回数と指名検索をどこまで伸ばすかという目標から逆算して組みます。
| 進め方 | 費用(税別・2026年10月時点) | 含まれる作業 | 向く会社 |
|---|---|---|---|
| 社内で見て直す | 0円 | 月1回のレポート確認と記事の修正 | 記事を書ける担当者がいる |
| AI検索対策(LLMO)コンサル | 月200,000円〜(6か月で1,200,000円〜) | レポートの読み合わせ・改善ページの選定・AIモードでの引用確認 | 判断を外に任せ、作業は社内で持ちたい |
| SNSの口コミも増やす | 上記+SNSアカウント運用(初期対応費100,000円・月250,000円〜) | AIが確かめに行くSNSの投稿と口コミを増やす | AIの回答で比べられる商材 |
株式会社TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルの料金は、月200,000円〜です(税別・2026年10月時点)。SNSアカウント運用を加える場合は、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。表示価格はすべて税別です。対応範囲はAI検索対策(LLMO)コンサルのサービスページに、6か月で決めることはLLMOコンサルとは【2026】月20万円で決める3つのことにまとめています。
生成AIパフォーマンスレポートを、まだ追わないほうがいいのはどんなサイトですか?
おすすめしないのは3つのタイプです。公開している記事が20本に満たないサイト、Search Consoleの通常レポートもまだ見ていないサイト、AIの回答で比べられることがない商材のサイトです。
| 条件 | まだ追わないほうがいい | 毎月見る価値がある |
|---|---|---|
| 記事数 | 20本未満で、表示回数がほとんど出ない | 質問に答える記事が20本以上ある |
| 計測の土台 | 通常レポートのクリック数も見ていない | 通常レポートを月1回見ている |
| 商材 | 指名で買われ、比べられることが少ない | 「おすすめ」「比較」でAIに聞かれる |
記事が少ない段階では、表示回数の小さな増減に意味はありません。先に、顧客がAIに聞きそうな質問に答える記事を増やしてください。TaTapは、表示回数だけを成果として報告する運用はしていません。
まとめ:生成AIパフォーマンスレポートの見方
- 生成AIパフォーマンスレポートで分かるのは、AI OverviewとAIモードでサイトへのリンクが表示された回数だけです。
- 見る順番は、期間を過去3か月に広げる→週単位の推移→ページ→国・デバイスで、最後に通常レポートのクリック数と並べます。
- AI表示回数とクリック数の組み合わせで4パターンに分け、パターンごとに直す場所を決めます。
- グラフと表の合計の違い、太平洋時間、暫定値、1,000行の上限、エクスポートの「0」は仕様なので、不具合と取り違えません。
- 判断は公開から4週間後と3か月後に行い、指名検索と問い合わせの「知ったきっかけ」と合わせて見ます。
よくある質問
Q1. 生成AIパフォーマンスレポートはどこから開けますか?
Search Consoleの左メニュー「パフォーマンス」の中にある生成AIの項目から開けます。2026年8月31日に全サイトへ公開されました。表示されない場合は、生成AI機能での表示回数が足りないか、サイトを生成AI機能から除外している可能性があるため、設定画面を確認してください。
Q2. 生成AIパフォーマンスレポートでクリック数は分かりますか?
分かりません。このレポートで分かるのは表示回数だけで、クリック数・クリック率・掲載順位・検索クエリは表示されません。AI機能からのクリックは通常の検索パフォーマンスの検索タイプ「ウェブ」に含まれるため、同じページを通常レポートで開き、クリック数と並べて判断します。
Q3. AI検索の表示回数は何を意味しますか?
AI OverviewやAIモードの回答で、自社サイトへのリンクがユーザーに表示された回数です。同じ回答に自社のリンクが2本出ても、グラフでは1回と数えます。表示回数が多いページは、AIが回答の根拠として使っているページと考えられますが、AIの回答で何と書かれたかまでは分かりません。
Q4. グラフの合計と表の合計が合わないのはなぜですか?
集計の単位が違うためです。グラフはサイト全体で1回と数え、ページ別の表はページごとに数えます。同じ回答に自社の2ページが出ると、グラフでは1回、表では2ページそれぞれに1回ずつ入るため、表の合計のほうが多くなります。不具合ではありません。
Q5. 表示回数がゼロのページは、どう直せばいいですか?
先に、生成AI機能の設定とページのインデックス状態を確認します。問題がなければ、見出しを読者の質問文にし、見出しの直後で答えを言い切り、数値は表にまとめます。直してから4週間後にもう一度表示回数を確認し、AIモードで想定する質問を入力して引用元に出るかも確かめます。
Q6. レポートの読み合わせと改善をTaTapに頼むと、費用はいくらですか?
TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円〜で、6か月での実施をおすすめしています(税別・2026年10月時点)。レポートの読み合わせ、改善するページの選定、AIモードでの引用確認を行います。SNSの口コミも増やす場合は、SNSアカウント運用(初期対応費100,000円・月250,000円〜)を組み合わせます。
最終更新:2026年10月20日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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