ギフティングのPR表記ルール【2026年最新】|X公式ポリシーが求める開示とステマ規制の両対応
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Xでギフティングを実施するとき、PR表記をどう書けばいいのか迷っていませんか。結論:Xの公式ポリシーが求めているのは「有料パートナーシップラベルという機能を使うこと」ではなく、「商用コンテンツであることを明確かつ分かりやすく開示すること」です。公式は開示の方法として「広告」「有料パートナーシップ」「スポンサー」といった文言をコンテンツに含めることを例示しています。ラベル機能はその手段の1つにすぎません。本記事では、累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNS支援実績を持つ株式会社TaTap(代表取締役・富田竜介)が、X公式ポリシーの原文に基づいて、景品表示法との違いと実務対応を整理します。(最終更新:2026年8月)
この記事の要点
- X公式が求めているのは「明確かつ分かりやすい開示」。ラベル機能の使用そのものではない。
- 公式は開示の例として「広告」「有料パートナーシップ」「スポンサー」の文言をコンテンツに含めることを挙げている。
- ギフティング(贈答品の提供)も、公式ポリシー上の「報酬」に明記されている。
- 開示が不十分な投稿には強制的措置が取られることがある。
- 景品表示法(ステマ規制)は別の枠組み。違反の主体は依頼した企業側になる。
- 「#PRがつくと参考にしない」人は13.2%のみ。隠すメリットは小さい。
X公式ポリシーは何を求めているのか【原文の確認】
結論:まず一次情報を確認します。Xの「有料パートナーシップに関するポリシー」には、「商用コンテンツであることを示唆する情報を、明確かつ分かりやすく開示する必要があります。たとえば『広告』、『有料パートナーシップ』、『スポンサー』といった文言をコンテンツに含めます」と記載されています。
ここで読み取るべきポイントは3つです。
| 公式ポリシーの記述 | 読み取れること |
|---|---|
| 「明確かつ分かりやすく開示する必要があります」 | 求められているのは開示という結果。手段は限定されていない |
| 「『広告』『有料パートナーシップ』『スポンサー』といった文言をコンテンツに含めます」 | 公式が挙げている例は文言をコンテンツに含めること |
| 「適切な情報が明確かつ分かりやすく開示されていないコンテンツについては、強制的措置が取られることがあります」 | 措置の対象は開示がないこと。ラベル未設定そのものではない |
| 「Xルールに加えて、すべての適用法も遵守する責任を負います」 | プラットフォームのルールとは別に法令遵守が必要 |
この確認が重要なのは、「ラベル機能をONにすれば対応完了」という理解も、「ラベルを使わなければ即違反」という理解も、どちらも正確ではないからです。求められているのは開示であり、ラベルはそれを実現する手段の1つです。
出典:X ヘルプセンター「有料パートナーシップに関するポリシー」(2026年8月時点で確認)
ギフティングも対象になる|公式が挙げる「報酬」の範囲
結論:「商品を送っただけで金銭は払っていないから対象外」という理解は誤りです。X公式ポリシーは、報酬の形態として「金銭や贈答品の形態、商品の貸与の形態、またはその他の報酬またはインセンティブの形態を取るもの」を明記しています。ギフティングは贈答品にあたるため、対象に含まれます。
公式ポリシーが挙げている「有料パートナーシップ」の例は次のとおりです。
| 公式が挙げる例 | ギフティング実務での該当ケース |
|---|---|
| ポストに対する報酬を受け取ったことがある、または今後受け取る可能性のある利用者 | 金銭報酬のあるPR案件 |
| 報酬に「贈答品の形態」を含む | 商品を無償提供するギフティング |
| 報酬に「商品の貸与の形態」を含む | 商品を貸し出してレビューしてもらうケース |
| 商取引関係の一環として作られたポスト | ブランドアンバサダー契約に基づく投稿 |
| アフィリエイトリンクや割引コードを含むポスト | 成果報酬型のリンク共有 |
実務でとくに見落とされやすいのが、「投稿を義務づけていない任意投稿型のギフティング」です。企業側は「お願いしていないから自発的な投稿だ」と考えがちですが、商品を提供した事実がある以上、公式ポリシー上は対象になります。依頼時に「投稿する場合は開示をお願いします」と伝えておく必要があります。
有料パートナーシップラベルとは|機能の内容と設定手順
結論:有料パートナーシップラベルは、投稿が商用コンテンツであることをX側の標準表示として示す機能です。投稿作成画面でトグルをONにすると、投稿上部にラベルが表示され、スポンサーのブランドアカウントを紐づけることもできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 機能名 | 有料パートナーシップ(Paid partnership)ラベル |
| 表示位置 | 投稿の上部 |
| 設定者 | 投稿者(クリエイター側) |
| ブランドの紐づけ | スポンサーのXアカウントをタグ付けできる |
| 設定タイミング | 投稿作成時 |
| 利用可能なアカウント | アカウントの状態により表示されない場合がある |
設定の流れは次のとおりです。
- Xの投稿作成画面を開き、本文・画像・動画を入力する。
- 投稿作成画面のオプションから「有料パートナーシップ」の項目を探し、トグルをONにする。
- スポンサーのブランドアカウント名を指定して紐づける(透明性が高まるため推奨)。
- 投稿前に、ラベルが表示されていることをプレビューで確認する。
- 投稿後、実際の表示を確認する。
注意点が1つあります。この機能は、アカウントの状態によっては選択肢が表示されない場合があります。ラベルを設定できないインフルエンサーに依頼する場合は、本文での開示表記がより重要になります。公式が例示しているのはもともと「文言をコンテンツに含める」ことなので、テキストでの明示があれば開示要件は満たせる設計です。
景品表示法(ステマ規制)とXポリシーの違い
結論:この2つは別の枠組みです。Xポリシーはプラットフォームのルールで、違反すると投稿への措置が取られます。景品表示法は日本の法律で、違反の主体は依頼した企業側になります。どちらか一方に対応すれば足りるものではありません。
| 比較項目 | 景品表示法(ステマ規制) | Xの有料パートナーシップポリシー |
|---|---|---|
| 根拠 | 日本の法律 | Xの利用規約・ポリシー |
| 施行 | 2023年10月1日 | Xのポリシーとして規定 |
| 違反の主体 | 依頼した事業者(企業) | 開示のない投稿 |
| 求められること | 一般消費者が広告と分かる表示 | 商用コンテンツであることの明確な開示 |
| 措置・罰則 | 措置命令・課徴金・社名公表 | 投稿への強制的措置 |
| 適用範囲 | 日本国内の事業者 | Xを利用する全ユーザー |
公式ポリシーにも「Xルールに加えて、すべての適用法も遵守する責任を負います」と明記されています。Xのラベルを設定したから景品表示法の対応も済んだ、という関係にはなりません。
実務上の判断としては、次のように整理してください。
- ラベルを設定できるアカウントなら、ラベル+本文での文言記載の両方を行う。公式が例示しているのは文言記載であり、ラベルだけに頼らないほうが安全です。
- ラベルを設定できないアカウントなら、本文での文言記載を確実に行う。これで開示要件は満たせます。
- 本文の記載位置は冒頭に置く。「明確かつ分かりやすく」という要件は、位置にも及びます。
データで見る「PR表記は隠さなくていい」
結論:PR表記を出すと反応が落ちるのではないかという懸念から、表記を曖昧にしてしまうケースがあります。しかし当社の調査では、「#PRがつくと参考にしない」と答えた人は13.2%にとどまり、68.3%は#PR付きでも参考にすると回答しています。隠すことで得られるものは、想定されているより小さいと考えられます。
| 「#PR」表記への態度 | 割合 |
|---|---|
| 投稿の内容や投稿者によって決める | 27.0% |
| #PRでも参考にはするが、購入まではしたことがない | 24.6% |
| #PR表記に気づいたことがない | 17.9% |
| #PRでも気にせず参考にし、購入したこともある | 16.7% |
| #PRがつくと参考にしない | 13.2% |
出典:TaTap独自調査「Z世代のSNS購買行動調査」(2026年7月28日/全国15〜29歳男女363名・n=341/単一回答)
この調査から、実務に効く示唆が2つ出ます。
- 参考にしない層は13.2%。表記を出さないリスク(行政処分・炎上・アカウント措置)と比べれば、負担すべきコストとしては小さいと言えます。
- 17.9%が「表記に気づいたことがない」。これは規制対応の観点で見過ごせません。表記していても伝わっていないなら、「明確かつ分かりやすく」という要件を満たしていない可能性があります。表記の有無だけでなく、位置と視認性の点検が必要です。
もう1つ、選定にも関わる数字があります。同じ調査では、インフルエンサーの商品紹介を無条件に信頼している人は17.3%にとどまり、最多回答は「投稿の内容や投稿者によって決める」27.0%でした(n=341)。見られているのは表記の有無ではなく、その人がその商品を紹介していて不自然でないかという一致度です。
出典:TaTap独自調査「Z世代のSNS購買行動調査」(2026年7月28日/全国15〜29歳男女363名)
PR表記の書き方|OKパターンとNGパターン
結論:判断基準は「一般の人がひと目で広告だと分かるか」の1点です。文言そのものより、置く位置と目立ち方のほうが重要になります。
| 評価 | 書き方 | 理由 |
|---|---|---|
| 推奨 | 本文の冒頭に「【PR】◯◯様より商品をご提供いただきました」 | 位置・文言ともに明確 |
| 推奨 | 本文の冒頭に「#PR」を置き、末尾にも記載する | 見落とされにくい |
| 可 | 「◯◯社よりご提供いただいた商品のレビューです」 | 提供の事実が文章で伝わる |
| 要注意 | 本文の末尾にだけPR表記を置く | 折りたたまれると見えない可能性がある |
| 要注意 | 多数のハッシュタグの中に「#PR」を混ぜる | 埋もれて認識されにくい |
| 要注意 | 「#ad」「#sponsored」など英語表記のみ | 日本語圏の読者に伝わりにくい |
| 避ける | 絵文字だけで示す | 広告表示として認識されない |
| 避ける | 投稿後に追記して表記を足す | 投稿時点で開示されていない |
「#gifted」「#提供品」といった表記については、判断が分かれます。提供を受けたことは伝わりますが、一般の人にとって「#PR」ほど広告表示として定着していないため、単独では不十分と判断されるおそれがあります。使う場合は「#PR」との併用が安全です。
先ほどの調査で17.9%が「表記に気づいたことがない」と答えていたことを踏まえると、企業側が依頼文で位置まで指定するのが実務的です。「本文の1行目に入れてください」と書くだけで、この問題の多くは防げます。
取り扱いに注意が必要なカテゴリ
結論:Xの広告関連ポリシーでは、特定のカテゴリについて制限が設けられています。ポリシーは更新されるため、実施前に必ず最新の公式情報を確認してください。以下は一般的に注意が必要とされる区分です。
| 区分 | 該当しやすいカテゴリ | 実務上の対応 |
|---|---|---|
| 取り扱いが難しい | タバコ・電子タバコ/処方薬・規制薬物/武器類/成人向けコンテンツ | ギフティングの対象から外す |
| 制限がかかりやすい | アルコール飲料/ギャンブル関連/金融商品・投資・暗号資産 | 実施前に最新ポリシーを確認する |
| 他法令の確認が必要 | 医薬部外品/機能性表示食品・トクホ/健康食品・サプリ | 薬機法の表現規制もあわせて確認する |
| 他法令の確認が必要 | 医療機関・美容外科・クリニック | 医療広告ガイドラインの確認が必須 |
| 比較的進めやすい | コスメ・食品・アパレル・雑貨・ペット用品・書籍・ガジェット | 開示と薬機法チェックを標準運用に |
この表は最終的な判断材料ではありません。Xのポリシーは変更されることがあり、また同じカテゴリでも国や地域によって扱いが異なります。実施前にX公式のポリシーページで最新の内容を確認してください。
とくに健康食品・美容・医療系は、Xのポリシーとは別に薬機法・医療広告ガイドラインの規制がかかります。開示さえすれば何を書いてもよいわけではありません。効能を断言する表現は、開示の有無にかかわらず問題になります。
開示を怠った場合に起きること
結論:リスクはX側と法令側の2方向にあります。とくに景品表示法では、違反の主体が依頼した企業側になる点を理解しておく必要があります。インフルエンサーの表記漏れを見過ごすことも、企業側の管理不足として扱われます。
| 方向 | 起きること | 影響を受けるのは |
|---|---|---|
| Xのポリシー | 投稿への強制的措置(非表示・削除など) | 主に投稿者。企業は施策が無駄になる |
| Xのポリシー | 繰り返しの場合、アカウントへの措置 | 投稿者。以後の依頼ができなくなる |
| 景品表示法 | 措置命令 | 依頼した企業 |
| 景品表示法 | 課徴金 | 依頼した企業 |
| 景品表示法 | 社名・違反内容の公表 | 依頼した企業 |
| レピュテーション | SNS上での批判、報道 | 企業・投稿者の双方 |
企業側の防衛策は、次の3点を記録として残しておくことです。
- 依頼時にPR表記を求めた記録。依頼文にその旨が書かれていることが証跡になります。
- 投稿前に確認した記録。ドラフトのやり取りを残しておきます。
- 投稿後の実機確認の記録。投稿URLとスクリーンショットを保管します。
「インフルエンサーが勝手に書かなかった」という説明は、依頼時に求めていなかった場合には通りません。依頼文に明記することが、企業を守る最初の一手です。
インフルエンサーへの依頼文の書き方
結論:曖昧に伝えると、相手も判断に困ります。「必須である理由」「具体的な文言」「置く位置」の3点を、依頼文に明示してください。これで表記漏れのほとんどは防げます。
依頼文に含めるべき項目は次のとおりです。
- 開示が必須であること。「可能であれば」ではなく「景品表示法とXのポリシーへの対応として必須です」と書く。
- 具体的な文言のサンプル。「本文の1行目に『◯◯様より商品をご提供いただきました #PR』と記載してください」と例示する。
- 位置の指定。「本文の冒頭」と明記する。末尾やハッシュタグの中は避けてもらう。
- 有料パートナーシップラベルの案内。設定できる場合はONにしてもらう。設定方法が分からない場合は案内する旨を添える。
- ラベルが表示されない場合の対応。「その場合は本文の記載だけで問題ありません」と書いておくと、相手が止まらない。
- 投稿前のドラフト確認。「表現の確認のため、投稿前に一度見せてください。内容には干渉しません」と伝える。
依頼文のサンプルは次のとおりです。そのまま使えます。
| ギフティング依頼文の該当部分(コピーして使えます) | |
|---|---|
| PR表記のお願い | 景品表示法およびXのポリシーへの対応として、投稿時の開示が必須となります。本文の1行目に「◯◯様より商品をご提供いただきました #PR」など、提供を受けたことが分かる記載をお願いいたします。 |
| ラベル設定のお願い | 投稿作成画面に「有料パートナーシップ」の項目が表示される場合は、あわせてONにしていただけますと幸いです。表示されない場合は、本文の記載のみで問題ありません。 |
| ドラフト確認のお願い | 薬機法などの表現確認のため、投稿前に一度ドラフトをお送りいただけますと助かります。内容そのものへの干渉はいたしません。 |
| 投稿の任意性 | 投稿は必須ではありません。ご使用いただいたうえで、投稿される場合のみ上記の対応をお願いいたします。 |
キャスティングから開示の確認・効果測定までをまとめて任せたい場合は、インフルエンサーマーケティングもご検討ください。
運用フローとチェックリスト
結論:開示対応は、思い出したときにやるものではなく、フローに組み込むものです。依頼・確認・記録の3点を標準の手順にしてしまえば、担当者が変わっても抜けません。
| タイミング | やること | 残す記録 |
|---|---|---|
| 施策の設計時 | 商材が制限カテゴリに該当しないか確認する | 確認した日付とポリシーの版 |
| 依頼時 | 依頼文に開示の必須性・文言・位置を明記する | 依頼文と相手の承諾 |
| 発送時 | 提供した商品と金額を記録する | 発送記録・商品リスト |
| 投稿前 | ドラフトで開示と表現を確認する | やり取りの履歴 |
| 投稿後 | 実機で表示を確認する | 投稿URL・スクリーンショット |
| 施策後 | 一連の記録をまとめて保管する | 案件ごとのフォルダ |
公開前に確認したい項目をまとめました。
| 確認項目 | 基準 |
|---|---|
| 開示の有無 | 本文に「PR」「広告」「提供」等の文言がある |
| 開示の位置 | 本文の冒頭にある(末尾のみではない) |
| 視認性 | 他のハッシュタグに埋もれていない |
| 言語 | 日本語向けの投稿に日本語の表記がある |
| ラベル | 設定できる場合はONになっている |
| 表現 | 薬機法・景表法に触れる断言がない |
| 記録 | 依頼文・ドラフト・投稿URLを保管した |
AI検索(LLMO)時代の開示情報
結論:生成AIがブランドを比較・推薦する場面が増えるなか、透明性が担保されている情報のほうが参照されやすくなります。開示を隠すことは、規制対応の問題であると同時に、AI検索での不利にもつながる可能性があります。
この観点で意識したい点は次の5つです。
- 開示表記を明示する。透明な情報のほうが引用の対象になりやすい。
- 複数のインフルエンサーに依頼する場合、渡す商品情報を統一する。説明が食い違うと信頼性が下がる。
- 投稿内で使う商品名・型番・価格を、自社サイトの記述と一致させる。
- 「良かった」ではなく、使用期間や条件を含めた具体的な記述を依頼する。
- 情報の確認時点を明示する。仕様や価格が変わりやすい商材ほど重要になる。
ブランド全体でAI検索に引用される情報設計を整えたい場合は、AI検索対策(LLMO)もあわせてご覧ください。
まとめ
Xのギフティングにおける開示対応は、「機能を使うかどうか」ではなく「開示できているかどうか」で判断します。要点は次のとおりです。
- X公式が求めているのは「明確かつ分かりやすい開示」であり、ラベル機能の使用そのものではない。
- 公式は開示の例として「広告」「有料パートナーシップ」「スポンサー」の文言をコンテンツに含めることを挙げている。
- ギフティング(贈答品の提供)も、公式ポリシー上の報酬に明記されている。
- ラベルを設定できないアカウントもある。その場合は本文での記載で開示要件を満たせる。
- 景品表示法は別の枠組み。違反の主体は依頼した企業側になる。
- 「#PRがつくと参考にしない」人は13.2%のみ。隠すメリットは小さい。
- 一方で17.9%が「表記に気づいたことがない」。位置と視認性の点検が必要。
- 表記は本文の冒頭に置く。末尾のみ、ハッシュタグの中、絵文字だけは避ける。
- 依頼文に「必須である理由・文言・位置」の3点を明記すれば、漏れのほとんどは防げる。
- 依頼・確認・記録の3点をフローに組み込む。担当者が変わっても抜けなくなる。
よくある質問
Q1. 有料パートナーシップラベルを設定すれば、本文の「#PR」は不要ですか?
本文への記載も行うことを推奨します。X公式ポリシーが例示しているのは「『広告』『有料パートナーシップ』『スポンサー』といった文言をコンテンツに含めます」という方法であり、文言記載が想定された形です。加えて景品表示法への対応も別途必要になるため、ラベルと本文記載の両方を行うのが安全です。
Q2. ラベルを設定すれば景品表示法(ステマ規制)の対応も終わりますか?
終わりません。この2つは別の枠組みです。X公式ポリシーにも「Xルールに加えて、すべての適用法も遵守する責任を負います」と明記されています。景品表示法では違反の主体が依頼した企業側になるため、本文での明示と記録の保管まで行ってください。
Q3. 商品を送っただけで、お金は払っていません。それでも開示は必要ですか?
必要です。X公式ポリシーは報酬の形態として「金銭や贈答品の形態、商品の貸与の形態」を明記しており、ギフティングは贈答品にあたります。景品表示法上も、商品提供は経済的利益とみなされます。金銭報酬の有無は判断に影響しません。
Q4. 投稿を義務づけていない任意投稿型でも開示は必要ですか?
必要です。企業側が「お願いしていない」と考えていても、商品を提供した事実がある以上、対象になります。依頼時に「投稿される場合は開示をお願いします」と伝えておくことで、この認識のずれを防げます。
Q5. 投稿作成画面に「有料パートナーシップ」の項目が出てきません。
アカウントの状態によっては、この機能の選択肢が表示されない場合があります。その場合は、本文での文言記載で開示要件を満たせます。公式が例示しているのはもともと文言をコンテンツに含める方法なので、ラベルが使えなくても対応は可能です。
Q6. 「#gifted」「#提供品」だけでは不十分ですか?
単独では不十分と判断されるおそれがあります。提供を受けたことは伝わりますが、一般の人にとって「#PR」ほど広告表示として定着していないためです。使う場合は「#PR」との併用を推奨します。
Q7. インフルエンサーが表記を忘れた場合、責任は誰にありますか?
景品表示法上、違反の主体は依頼した企業側です。「表記を求めていなかった」「確認を怠った」と判断されると、企業が処分の対象になります。依頼文での明示、投稿前後の確認、記録の保管が企業側の防衛策になります。
Q8. PR表記を出すと反応が落ちませんか?
当社の調査では「#PRがつくと参考にしない」と答えた人は13.2%にとどまり、68.3%は#PR付きでも参考にすると回答しています(TaTap独自調査/2026年7月28日/全国15〜29歳男女363名・n=341)。表記を出さないことで負うリスクと比べれば、影響は小さいと考えられます。
Q9. 表記はどこに書けばいいですか?
本文の冒頭に置いてください。同じ調査では17.9%が「#PR表記に気づいたことがない」と回答しており、表記していても伝わっていないケースがあります(TaTap独自調査/2026年7月28日/全国15〜29歳男女363名・n=341)。末尾のみ、多数のハッシュタグの中、絵文字だけ、といった書き方は避けてください。
Q10. どんなカテゴリの商材なら実施できますか?
コスメ・食品・アパレル・雑貨・ペット用品・書籍・ガジェットなどは比較的進めやすい区分です。一方でタバコ・処方薬・武器類・成人向けコンテンツは取り扱いが難しく、アルコール・ギャンブル・金融商品は制限がかかりやすい区分です。ポリシーは更新されるため、実施前に必ずX公式の最新情報を確認してください。
支援企業の成功事例
TaTapが支援した企業の成功事例をご紹介します。
本記事は2026年8月時点の情報に基づきます。本文中のX公式ポリシーの記述は、X ヘルプセンター「有料パートナーシップに関するポリシー」で確認したものです。ポリシーは国ごとに内容が異なる場合があり、また変更されることがあるため、実施前に必ず最新の公式情報をご確認ください。景品表示法・薬機法・医療広告ガイドライン等の関連法令についても同様です。本記事は法的助言を提供するものではありません。判断に迷う場合は専門家にご相談ください。本文中の調査数値はTaTap独自調査「Z世代のSNS購買行動調査」(2026年7月28日/全国15〜29歳男女363名)によるもので、設問ごとに集計ベースが異なります。本記事は月1回、公式発表に合わせて改訂しています。



