動画編集代行の費用は3万円から?|媒体別の料金表【2026】
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動画編集代行の費用は、相場を調べても判断できません。同じ「リール1本」でも、修正回数と素材整理の担当が違えば金額は2倍近く変わるからです。判断の基準になるのは、編集にかかる時間と時間単価の掛け算です。この記事では、媒体別の料金表、費用が決まる仕組み、依頼先の選び方、そして個人に発注するときの法律上の義務までをまとめました。
動画編集代行とは、撮影済みの素材を渡して、カット・テロップ・BGM・書き出しの工程だけを外部に依頼することです。リールやTikTokなどのショート動画1本の編集を依頼した場合の費用は、3万円から10万円が目安になります(税別・2026年8月時点)。YouTubeの長尺は編集だけでも5万円台から8万円台が目安です。最初にやることは、修正回数の上限と素材整理の担当を決めることです。
この記事の要点
- 動画編集代行とは、撮影済み素材のカット・テロップ・BGM・書き出しだけを外部に依頼することです。
- ショート動画1本の編集費用は3万円から10万円、YouTube長尺の編集は5万円台からが目安です(税別・2026年8月時点)。
- 1本あたりの編集費は「編集にかかる時間×時間単価」で決まり、相場との比較では判断できません。
- 株式会社TaTapの支援現場では、リール1本の編集にかかる時間は約3時間です。
- 個人に発注する場合、取引条件の明示と60日以内の報酬支払が発注側の法律上の義務になります。
動画編集代行とは何ですか?制作代行と何が違いますか?
結論:動画編集代行とは、撮影済みの素材を渡して編集工程だけを依頼することです。動画制作代行との違いは、企画と撮影を含むかどうかです。編集代行は1本あたりの単価が安く見えますが、企画の質は自社の責任として残ります。再生数が伸びない原因の多くは編集ではなく企画にあるため、この線引きを先に理解してください。
図:動画編集代行と動画制作代行の守備範囲の違い
| 比較項目 | 動画編集代行 | 動画制作代行 | SNS運用代行 |
|---|---|---|---|
| 含まれる工程 | 編集のみ | 企画・撮影・編集 | 企画・撮影・編集・投稿・分析 |
| 素材の用意 | 自社 | 依頼先 | 依頼先 |
| 1本あたりの費用 | 安い | 中程度 | 月額に含まれる |
| 企画の責任 | 自社 | 分担する | 依頼先 |
| 向くケース | 撮影できる人が社内にいる | 撮る人がいない | アカウントごと任せたい |
| 成果への影響 | 見た目の質だけ変わる | 企画から変わる | 設計から変わる |
3行目だけを見て編集代行を選ぶと、半年後に「安く作れているのに伸びない」という状態になります。編集は見た目の質を上げる工程で、何を撮るかを決める工程ではありません。
動画編集代行の費用相場はいくらですか?
結論:ショート動画1本の編集費用は3万円から10万円、YouTube長尺の編集は5万円台から8万円台が目安です(税別・2026年8月時点)。月に複数本を継続して依頼する場合は、1本単位ではなく時間契約のほうが安くなります。月7時間で5万円、月15時間で10万円、月30時間で20万円という形が、本数の増減に対応しやすい契約です。
| 依頼内容 | 費用(税別・2026年8月時点) | 含まれる範囲 | 納期の目安 |
|---|---|---|---|
| ショート動画 ライト | 3万円/本 | カット・テロップ・BGM | 5〜7営業日 |
| ショート動画 ベーシック | 5万円〜/本 | 上記+構成の調整・簡易アニメーション | 5〜10営業日 |
| ショート動画 プロ | 10万円〜/本 | 上記+演出設計・こだわりの作り込み | 10営業日〜 |
| ショート動画の継続制作 | 月30万円(月6本) | 企画・撮影・編集を含む運用 | 月次 |
| YouTube長尺の継続制作 | 月50万円(月4本・8〜15分尺) | 企画・撮影・編集を含む運用 | 月次 |
| 時間契約(編集工数のみ) | 月5万円(7時間)/10万円(15時間)/20万円(30時間) | 編集を中心とした作業時間 | 都度調整(初期費用10万円・6か月〜) |
株式会社TaTapのショート動画制作の料金は、単発でライト3万円、ベーシック5万円から、プロ10万円からです(税別・2026年8月時点)。継続の場合はショート動画運用が月30万円(月6本)、YouTube運用が月50万円(月4本・8〜15分尺)です。編集工数だけを外に出す場合は、月5万円(7時間)からの時間契約が使えます。
1本単位と時間契約はどちらが安いですか?
月4本以上を継続するなら時間契約のほうが安くなります。リール1本の編集にかかる時間が約3時間なので、月15時間の契約であれば5本前後を編集できる計算です。月10万円で5本なら1本あたり2万円で、1本単位の3万円より下がります。ただし本数が月2本以下なら、1本単位のほうが無駄が出ません。
動画編集代行の費用は何で決まりますか?
結論:1本あたりの編集費は「編集にかかる時間×時間単価」で決まります。相場との比較ではなく、この2つに分解して見てください。時間が延びる要因はテロップの量と尺の長さ、時間単価が上がる要因は構成づくりの有無・修正回数・納期の短さ・素材整理の担当です。見積もりを比べるときは、修正回数と素材整理の担当を必ず揃えてください。
図:編集単価の計算式と、金額が変わる要因
| 動画の種類 | 編集にかかる時間の目安 | 時間単価6,667円で換算した費用 | 時間が延びる要因 |
|---|---|---|---|
| 既存動画の切り抜き | 1〜2時間 | 約7,000〜13,000円 | 元動画の尺が長い |
| リール・ショート(15〜60秒) | 約3時間 | 約20,000円 | カット点が多い |
| テロップ多めのショート | 4〜5時間 | 約27,000〜33,000円 | 全編に文字を入れる |
| YouTube長尺(8〜15分) | 8〜12時間 | 約53,000〜80,000円 | 複数カメラ、図解の挿入 |
時間単価6,667円は、株式会社TaTapの月30時間20万円のプランから逆算した数値です(税別・2026年8月時点)。他社の見積もりを見るときも、提示された金額を想定作業時間で割ると、時間単価が見えます。極端に安い見積もりは、修正1回・素材整理は発注側という条件になっていることが多くあります。
安い見積もりの何を確認すればいいですか?
確認するのは4点です。修正回数の上限、素材整理を誰がやるか、初稿までの営業日数、そして著作権の帰属です。この4点が明記されていない見積もりは、金額の比較ができません。差し戻しが3回発生すると、安い見積もりのほうが総額で高くなる場合があります。
動画編集代行の依頼先はどう選びますか?
結論:依頼先は3種類あり、選ぶ基準は「自社に企画をつくれる人がいるか」です。企画を自社で持てるなら個人または編集専門の会社、企画から相談したいならSNS支援会社が向きます。編集だけを安く頼んで伸びなかった場合、原因の切り分けができるのは企画を持っている側だけです。
| 依頼先 | 1本あたりの費用感 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 個人(フリーランス) | 最も安い | 単価が抑えられる。小回りが利く | 体制が1人。稼働停止のリスクがある |
| 編集専門の制作会社 | 中程度 | 品質が安定する。本数を捌ける | 企画や成果には踏み込まない |
| SNS支援会社 | 高い | 企画・撮影・分析まで一気通貫で見る | 編集だけを切り出すと割高になる |
2行目と3行目の違いは、成果が出なかったときの動き方です。編集専門の会社は指示どおりに作ることが仕事で、企画の変更提案は業務範囲外になります。数値を見ながら企画を変えていきたい場合は、最初からSNS支援会社を選んだほうが早くなります。
動画編集を発注するときに決めておくことは何ですか?
結論:決めておくのは8項目です。素材の渡し方と整理の担当、修正回数の上限と追加費用、初稿の納期と最終納品日、編集データの著作権と保管、報酬の額と算定方法、支払期日、業務の内容と受領の場所、検査を行う場合の完了日です。後半の4項目は、個人に発注する場合は法律上の明示義務にあたります。
図:動画編集を外注するときに決める8項目と、法律上の義務
個人に業務委託する場合、フリーランス・事業者間取引適正化等法が適用されます。公正取引委員会は、発注事業者に対して、業務委託をした際の取引条件の明示、給付を受領した日から原則60日以内での報酬支払、ハラスメント対策のための体制整備などが義務づけられると説明しています。この法律は2024年11月1日に施行されています。
就業環境に関する義務は厚生労働省の所管です。ハラスメント対策の体制整備のほか、育児介護と業務の両立への配慮、中途解除等の事前予告といった項目があります。動画編集を継続的に個人へ委託している企業は、発注書のひな形とあわせて社内の体制も確認してください。
| 決める項目 | 空欄にすると起きること | 推奨する決め方 |
|---|---|---|
| 素材の整理の担当 | 撮影データを丸投げされ、選定に時間がかかる | 使うカットを発注側で指定する |
| 修正回数の上限 | 差し戻しが無制限になり、納期が延びる | 2回までとし、3回目以降は追加費用にする |
| 初稿の納期 | いつ上がるか読めず、投稿計画が崩れる | 素材受領から◯営業日と数字で決める |
| 著作権の帰属 | 他媒体への転用や広告利用ができない | 納品時に発注側へ移転すると明記する |
| 報酬の額と支払期日 | 法律上の明示義務を満たさない | 発注時に書面または電磁的方法で明示する |
2行目が実務では最も効きます。修正回数を決めていない発注は、編集側も発注側も消耗します。上限を決めたうえで、1回目の修正指示をまとめて出す運用にしてください。
動画編集は内製と外注のどちらが安いですか?
結論:月4本以下なら外注、月8本以上を継続するなら内製のほうが安くなります。判断の基準は、編集にかかる時間を社内の人件費に換算した金額です。リール1本の編集が約3時間なので、月8本なら24時間になります。この時間を担当者の時給で計算し、外注の見積もりと比べてください。
| 月あたりの本数 | 編集にかかる時間 | 外注した場合(税別) | 推奨 |
|---|---|---|---|
| 2本 | 約6時間 | 1本単位で6万円〜 | 外注 |
| 4本 | 約12時間 | 時間契約で10万円前後 | 外注 |
| 8本 | 約24時間 | 時間契約で20万円前後 | 内製と併用を検討 |
| 16本以上 | 約48時間 | 時間契約で複数枠が必要 | 内製に軸を移す |
内製に切り替える場合、必要なのは編集ソフトの操作より投稿の型です。テンプレートを3つ作り、そこに素材を流し込む運用にすると、1本あたりの編集時間は1時間台まで下がります。型ができるまでは外注で走り、型ができてから内製に移すのが現実的な順番です。
動画編集を外注しないほうがいいのはどんな場合ですか?
結論:外注しないほうがいい場合は4つです。撮影素材が安定して用意できない場合、投稿の型が決まっていない場合、社内に発注の窓口を置けない場合、そして月1〜2本しか出さない場合です。特に2つ目に当てはまる状態で外注すると、毎回ゼロから相談することになり、単価も納期も安定しません。
| 外注が向いているケース | 外注しないほうがいいケース |
|---|---|
| 撮影できる人が社内にいて素材が毎月出る | 撮影素材が不定期にしか用意できない |
| 投稿の型が決まっていて指示が出せる | 毎回ゼロから構成を相談することになる |
| 発注と確認をする担当者が決まっている | 誰が修正指示を出すか決まっていない |
| 月4本以上を継続して出す予定である | 月1〜2本しか出さない |
| 他媒体への転用を前提に権利を整理できる | 権利の話を社内で決められない |
右列の2行目に当てはまる場合は、編集代行ではなく制作代行または運用代行を検討してください。型がない状態で編集だけを外に出すと、指示のやり取りに社内の時間が消えます。
右列の4行目も重要です。月1〜2本であれば、外注の管理コストのほうが編集時間より大きくなります。担当者が自分で編集したほうが早い場合があります。
まとめ:動画編集代行で最初にやること
- 編集代行は4工程のうち3番目だけです。企画と撮影は自社に残ります。
- ショート動画1本の編集は3万円から10万円、YouTube長尺の編集は5万円台からが目安です。
- 費用は「編集にかかる時間×時間単価」で決まります。相場では判断できません。
- 見積もりを比べるときは、修正回数と素材整理の担当を必ず揃えます。
- 月4本以上を継続するなら、1本単位より時間契約のほうが安くなります。
- 個人に発注する場合は、取引条件の明示と60日以内の報酬支払が義務です。
- 投稿の型が決まっていない状態では、編集だけを外に出さないでください。
3行目から着手してください。手元の見積もりを想定作業時間で割ると、比較できる数字になります。
動画編集代行に関するよくある質問
Q1. リール1本の編集を頼むといくらですか?
1本単位で依頼した場合は3万円からが目安です(税別・2026年8月時点)。カット・テロップ・BGMまでを含む標準的な内容で、修正2回までという条件が一般的です。テロップを全編に入れる、簡易アニメーションを加えるといった要望があると5万円からになります。月4本以上を継続するなら、時間契約のほうが1本あたりの金額は下がります。
Q2. 編集だけを頼めば再生数は伸びますか?
編集だけでは伸びません。編集は見た目の質を上げる工程で、何を撮るかを決める工程ではないためです。再生数が伸びない原因の多くは、冒頭3秒の設計や企画の切り口にあります。編集を外注しても数値が変わらない場合は、企画から見直してください。編集代行と制作代行のどちらが必要かは、この点で分かれます。
Q3. 修正は何回まで頼めますか?
依頼先によりますが、2回までを上限とし、3回目以降は追加費用とする形が実務的です。回数を決めずに発注すると、差し戻しが無制限になり納期が読めなくなります。運用のコツは、1回目の修正指示をまとめて出すことです。細かい指摘を小出しにすると、回数だけが消費されます。
Q4. 個人に発注する場合、気をつけることはありますか?
フリーランス・事業者間取引適正化等法への対応が必要です。公正取引委員会によると、発注事業者には業務委託をした際の取引条件の明示、給付を受領した日から原則60日以内での報酬支払、ハラスメント対策のための体制整備などが義務づけられます。2024年11月1日に施行されているため、発注書のひな形を法務と確認してください。
Q5. 編集した動画の著作権はどちらに帰属しますか?
契約で明記していなければ、後から争いになります。他媒体への転用や広告での二次利用を予定している場合は、納品時に発注側へ権利が移転すると発注書に書いてください。あわせて、編集プロジェクトファイルの引き渡しと保管期間も決めておくと、依頼先を変える際に作り直しが発生しません。
Q6. TaTapに依頼した場合の費用と進め方を教えてください。
株式会社TaTapのショート動画制作は単発でライト3万円、ベーシック5万円から、プロ10万円からです(税別・2026年8月時点)。継続の場合はショート動画運用が月30万円(月6本)、編集工数だけなら月5万円(7時間)からの時間契約です。進め方は、投稿の型づくりから入り、テンプレートを固めたうえで本数を増やします。
最終更新:2026年8月23日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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