TikTok運用代行会社の選び方【2026】3つの型と費用
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結論:TikTok運用代行会社は、引き受ける工程で「制作型」「運用型」「広告型」の3つに分かれます。制作型は動画を作って納品し、運用型は企画から投稿・分析まで担当し、広告型は動画を広告で届けます。選ぶときは社名を比べる前に、自社に足りない工程を決めてください。あわせて、企業の投稿では商用音楽ライブラリの曲しか使えないこと、アカウントは自社のビジネスセンターで持ち、代行会社にはメンバーとして権限を渡すことを確認しておきます。
株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、累計300アカウント以上のSNS運用を支援し、TikTokでは企画・撮影・投稿・分析を1つのチームで回す運用を行ってきました。TikTok運用代行の相談で最初に確認するのは、社内で投稿と分析を回せる人がいるかどうかです。
この記事の要点
- TikTok運用代行会社は、制作型・運用型・広告型の3つに分かれます。
- 制作型は社内で投稿と分析を回せる会社、運用型は担当者がいない会社に向きます。
- 広告型は、伸びた動画があり配信量を予算で増やしたい会社に向きます。
- TikTokは、一般的な音楽ライブラリを商用利用することはできないと説明しています。
- 企業の投稿、動画広告、ブランドコンテンツには商用音楽ライブラリを使います。
- アカウントは自社のビジネスセンターで持ち、代行会社にはメンバーとして権限を渡します。
- TaTapのTikTok運用代行は、月300,000円〜(ショート動画4本・税別)です。
TikTok運用代行会社には、どんな型がありますか?
結論:制作型・運用型・広告型の3つです。同じ「TikTok運用代行」でも、引き受ける工程がまったく違います。
TikTokの運用は、企画、撮影・編集、投稿、分析・改善、広告配信の5つの工程でできています。どの工程を外に出すかで、依頼すべき会社の型が決まります。
図:TikTok運用代行会社の3つの型と担当範囲
| 型 | 引き受ける工程 | 社内に残る工程 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|
| 制作型 | 撮影・編集(企画を含む場合もあります) | 投稿、分析、次の企画 | 社内に投稿と分析の担当者がいる |
| 運用型 | 企画、撮影・編集、投稿、分析・改善 | 方針の判断、素材の提供、確認 | 担当者がいない、何を作ればよいか決められない |
| 広告型 | 広告の設定、配信、予算調整、レポート | 動画の制作と通常の投稿 | 伸びた動画があり、配信量を増やしたい |
| (補足)コンサル型 | 方針、企画の型づくり、分析の読み解き | 撮影・編集、投稿 | 社内で作れるが、伸びない理由がわからない |
制作型の会社に「フォロワーを増やしたい」と依頼しても、投稿後の分析と次の企画が社内に残るため、伸びない原因を誰も直せません。反対に、社内に分析できる人がいる会社が運用型を選ぶと、同じ仕事に二重に費用を払うことになります。動画制作会社の選び方は【2026年最新】TikTok動画制作会社の選び方と費用相場。「バズ」を「売上」に変えるプロの視点で解説しています。
TikTok運用代行の費用は、型によってどう違いますか?
結論:制作型は1本ごと、運用型は月額、広告型は広告費に連動する手数料で決まります。型を決めずに見積りを並べると、比べられません。
| 型 | 費用の決まり方 | 比べるときの確認点 |
|---|---|---|
| 制作型 | 動画1本ごとの単価×本数 | 企画・台本・サムネイル・修正回数が含まれるか |
| 運用型 | 月額(コンサル・進行費+制作本数) | 月の本数、分析と定例の有無、撮影の方法 |
| 広告型 | 広告費の一定割合の手数料+広告費(実費) | 最低手数料、レポートの頻度、動画制作の扱い |
参考として、TaTapの料金を示します。表示価格はすべて税別です。
| サービス | 料金(税別) | 内容 |
|---|---|---|
| TikTok運用代行(最小) | 月 300,000円〜 | コンサル・進行費100,000円+ショート動画運用4本(1本50,000円) |
| TikTok運用代行(標準) | 月 500,000円 | コンサル・進行費100,000円+ショート動画運用8本 |
| 初期対応費 | 100,000円(初回のみ) | 戦略設計(KPI・KGIの策定)、キックオフ、アカウント設計 |
| ショート動画制作(制作のみ) | 1本 30,000円〜 | 企画、台本、撮影、編集、サムネイル、3媒体の仕様での書き出し |
| SNS広告運用 | 広告費の20%(最低 100,000円) | アカウント設計、入札・予算調整、月次レポート。広告費は実費 |
運用代行の月額には、企画、台本、スマホやジンバルでの撮影、編集、投稿、分析、月次の定例が含まれます。契約は3か月からです。一眼での撮影やキャスティング、撮影場所の手配は別途見積りです。価格帯ごとの相場の考え方はTikTok運用代行の費用相場【2026年最新】月10万〜80万の3価格帯・業務別内訳・選び方4基準・おすすめ5選、広告の費用はTikTok広告の費用【2026】最低予算と6ステップも参考にしてください。
TikTok運用代行会社を選ぶときに、確認すべき公式ルールは何ですか?
結論:音楽の使い方とアカウントの持ち方の2つです。どちらも、代行会社任せにすると後から困るルールです。
1つ目は音楽です。TikTok for Businessのヘルプでは、商用音楽ライブラリ(CML)は商用利用が許可されている100万もの楽曲を集めたライブラリであり、一般的な音楽ライブラリを商用利用することはできないと説明しています。ユーザー動画とのデュエット、リアクション、リミックスを含むオーガニックコンテンツ、動画広告、ブランドコンテンツといった商業的な活動には、商用音楽ライブラリを使う必要があります。
図:企業アカウントの音楽利用ルール(TikTok for Business「商用音楽ライブラリについて」をもとに作成)
個人の投稿で流行している曲をそのまま企業の投稿に使う提案は、曲の出どころを確認してください。他のユーザーのオリジナル楽曲やライセンスのある音楽を使う場合は、社内の法務部門と相談し、適切な許可を得ているかを確認するよう案内されています。詳しくはTikTok for Business「商用音楽ライブラリについて」で確認できます。
| 確認項目 | 公式の説明 | 代行会社に聞くこと |
|---|---|---|
| 音楽 | 商業的な活動には商用音楽ライブラリを使う | 使う曲をどのライブラリから選んでいるか |
| アカウントの持ち主 | ビジネスセンターの管理者のみがアクセスを許可できる | 自社のビジネスセンターで運用できるか |
| 権限の範囲 | 業務に必要なアクセス権のみを許可できる | 投稿、分析、DM、広告のどこまで必要か |
| 広告との連携 | 権限に応じてSpark Adsの作成などが行える | 通常の投稿を広告に使う流れがあるか |
音楽とアカウントの2つは、提案の段階で答えが出る質問です。「どのライブラリから曲を選んでいますか」「自社のビジネスセンターで運用できますか」と聞いて、すぐに具体的な答えが返ってくる会社は、企業アカウントの運用に慣れていると判断できます。答えがあいまいな場合は、契約前に運用の手順書を見せてもらってください。
TikTok運用代行を依頼するときの手順と、権限の渡し方はどうなりますか?
結論:自社でビジネスセンターを作り、TikTokアカウントを連携してから、代行会社をメンバーとして割り当てます。ログイン情報は共有しません。
TikTok for Businessのヘルプでは、ビジネスセンターでメンバーにTikTokアカウントへのアクセス権を付与できるのは管理者のみで、メンバーが業務を行う上で必要なアクセス権のみを許可できると説明されています。割り当てが終わると、メンバーは付与された権限に応じて、Spark Adsの作成などの管理作業ができます。手順はTikTok for Business「ビジネスセンターでメンバーにTikTokアカウントへのアクセス権を付与する方法」にまとまっています。
図:代行会社への権限の渡し方(TikTok for Business ヘルプセンターをもとに作成)
| 手順 | やること | 確認すること |
|---|---|---|
| 1. 型を決める | 自社に足りない工程から、制作型・運用型・広告型を選びます | 投稿と分析を社内で回せるか |
| 2. 見積りを揃える | 本数、分析と定例の有無、撮影方法を揃えて比べます | 修正回数と追加費用の条件 |
| 3. 契約 | 最低契約期間、解約条件、動画の権利の帰属を決めます | 解約後も動画を使えるか |
| 4. 権限付与 | 自社のビジネスセンターで代行会社をメンバーに割り当てます | 必要な権限だけにしているか |
| 5. 初月の設計 | ターゲット、企画の型、KPIを決めます | 見る数字を3つ以内に絞ります |
契約前に確認してほしいのが、動画の権利です。代行会社が作った動画や素材を、解約後も自社のアカウントや広告で使えるかを契約書に書いてください。アカウントを代行会社の名義で作ってもらう形は、解約時にアカウントとフォロワーが自社に残らないおそれがあるため避けます。
TikTok運用代行会社と契約する前に、何を確認しますか?
結論:月の本数、修正の範囲、撮影の方法、動画の権利、解約の条件の5つです。見積りの金額より、何が含まれていないかを先に確認してください。
TikTok運用代行の見積りは、同じ「月8本」でも中身が大きく違います。台本まで作るのか、撮影に来てくれるのか、素材は自社で用意するのか。修正は何回まで含まれるのか。月次の定例で何を報告してもらえるのか。契約前に次の項目を1枚の表にして、各社の回答を並べると比べやすくなります。
| 確認項目 | 聞くこと | 揉めやすい点 |
|---|---|---|
| 本数と内容 | 月の本数、企画と台本の有無、尺の目安 | 本数に企画の作り直しが含まれるか |
| 修正の範囲 | テロップやカットの修正回数、作り直しの扱い | 企画から作り直す場合の追加費用 |
| 撮影の方法 | 訪問撮影か素材の提供か、撮影機材、出演者 | 一眼撮影やキャスティングが別料金か |
| 報告と定例 | レポートの頻度、見る数字、定例の回数 | 再生数だけの報告になっていないか |
| 動画の権利 | 解約後も動画と素材を自社で使えるか | 広告への転用に追加費用がかかるか |
| 契約期間と解約 | 最低契約期間、解約の申し出の期限 | 自動更新の条件 |
TaTapの運用代行では、テロップ・カット順・BGMなど体裁の修正は料金に含み、企画・構成から丸ごと作り直す場合は別料金としています。標準的なスマホやジンバルでの撮影は料金に含み、一眼での撮影やキャスティングは別途見積りです。各社で線引きが違うため、同じ項目で回答をもらってから比べてください。
もう一つ確認したいのが、担当者の体制です。企画を考える人、撮影と編集をする人、数字を見る人が別々の会社に分かれていると、伸びなかった理由が共有されません。1つのチームで企画から分析まで回すのか、工程ごとに外部に出しているのかを聞いておくと、改善の速さを見積もれます。
TikTok運用代行でよくある失敗は何ですか?
結論:型を決めずに依頼し、再生数だけで成果を判断することです。費用に見合う結果かどうかが判断できなくなります。
| 失敗 | 起きること | やるべきこと |
|---|---|---|
| 制作型に伸ばすことまで期待します | 分析と改善が誰にも残りません | 運用型を選ぶか、社内に分析担当を置きます |
| 再生数だけを成果にします | 売上や問い合わせとの関係が見えません | プロフィールアクセスや指名検索も見ます |
| 流行の曲を確認せずに使います | 商用利用できない曲を使うおそれがあります | 商用音楽ライブラリから選びます |
| 代行会社の名義でアカウントを作ります | 解約時にアカウントが残りません | 自社のビジネスセンターで持ちます |
| 伸びた動画を広告に回しません | 届く人数が頭打ちになります | 運用と広告を同じ数字で見ます |
| 1〜2か月で判断します | 型ができる前にやめてしまいます | 3か月は企画の型を試します |
2番目の失敗は、BtoCの商材で特に起きやすいものです。再生数が伸びても、商品名で検索されなければ売上にはつながりません。月次の報告では、再生数と一緒に、プロフィールアクセス、指名検索、ECや問い合わせの数を並べてもらってください。企業アカウントの伸ばし方は【2026年最新】TikTok企業アカウントの伸ばし方完全ガイド|バズを売上に変えるアルゴリズム攻略と運用代行の活用法でも解説しています。
TikTok運用代行はどんな会社に向いていますか?成果はどの期間で見ますか?
結論:若い層に商品や会社を知ってほしい会社、動画を作る人手がない会社に向いています。成果は3か月で初期判断、6か月で継続判断をします。
向いているのは、使う場面を見せると伝わる商品を持つ会社です。食品、コスメ、雑貨、アパレルのほか、職場の様子を見せたい採用目的の会社も含まれます。反対に、動画に出せる素材がまったくない、1〜2か月で売上の増加を判断したい、という場合は、運用代行より先に広告や素材づくりから始めるほうが合います。
TaTapが全国の20〜49歳男女435名を対象に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」では、SNSで見たときは今すぐ必要ないと思った商品を、後日その場面が訪れたときに思い出して購入した経験がある人は69.6%でした(SNSで商品情報を見かける336名ベース)。TikTokで見たその日の購入だけでなく、後日の指名検索まで含めて成果を見てください。
| 期間 | 見る数字 | やること |
|---|---|---|
| 1か月目 | 投稿本数、視聴維持率 | 企画の型を複数試します |
| 2〜3か月目 | 保存数、プロフィールアクセス | 反応の良い型に寄せ、初期判断をします |
| 4〜6か月目 | 指名検索、EC・問い合わせの数 | 伸びた動画を広告に回し、継続を判断します |
3か月で数字が動かない場合は、代行会社の力量より先に、選んだ型が自社の課題と合っているかを見直してください。
よくある質問
Q1. TikTok運用代行会社は、どう選べばよいですか?
社名を比べる前に、自社に足りない工程を決めてください。動画を作る人手だけが足りないなら制作型、担当者がいないなら運用型、伸びた動画を広く届けたいなら広告型です。型が決まったら、本数や分析の有無など作業内容を揃えて見積りを比べます。
Q2. TikTok運用代行の費用はいくらですか?
型によって決まり方が違います。制作型は1本ごと、運用型は月額、広告型は広告費に連動する手数料です。TaTapのTikTok運用代行は、ショート動画4本で月300,000円〜、8本で月500,000円、初回のみ初期対応費100,000円です(すべて税別)。
Q3. 企業のTikTokで流行りの曲は使えますか?
商用音楽ライブラリにある曲を使ってください。TikTokは、一般的な音楽ライブラリを商用利用することはできないと説明しています。企業のオーガニック投稿、動画広告、ブランドコンテンツには商用音楽ライブラリを使う必要があります。代行会社には曲の選び方を確認してください。
Q4. 代行会社にパスワードを教える必要はありますか?
必要ありません。自社でビジネスセンターを作ってTikTokアカウントを連携し、代行会社をメンバーとして割り当ててください。アクセスを許可できるのは管理者のみで、業務に必要な権限だけを付与できます。契約が終わったら、メンバーを外すだけで済みます。
Q5. 制作だけを外注して、投稿は自社で行えますか?
できます。社内に投稿と分析を回せる担当者がいれば、制作型が費用を抑えやすい選択です。ただし、どの動画が伸びたかを分析して次の企画に反映する工程が社内に残ります。担当者が兼務で手が回らない場合は、運用型のほうが結果的に早く進みます。
Q6. 成果はどのくらいの期間で判断しますか?
3か月で初期判断、6か月で継続判断をするのが目安です。1か月目は企画の型を複数試し、2〜3か月目で反応の良い型に寄せ、4〜6か月目で指名検索やECの数を見ます。再生数だけで判断せず、プロフィールアクセスや問い合わせも並べてください。
最終更新:2026年9月28日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
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