LLMO対策会社への依頼はRFPから|書く12項目【2026】

LLMO対策会社への依頼はRFPから|書く12項目【2026】

読了目安:約分

LLMO対策会社への依頼は、提案依頼書(RFP)を書いてから始めると失敗しにくくなります。提案依頼書には、目的・現状の実測・対象のAI・予算・成果の定義など12項目を書き、3社程度に同時に渡します。各社の提案を同じ物差しで比べられるためです。(最終更新:2026年10月)

株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)は、SNSで知り、AIで調べ、買うという新しい「買う場面」を、一次データで設計する会社です。古着・自社EC・楽天やAmazon・飲食・小売店舗・人材など9業種を自分たちで運営してきた経験と、月次の独自調査(第1回n=321/第2回n=363/第3回n=435/第4回n=342/第5回n=334)をもとに、累計300アカウント以上のSNS運用を支援してきました。

本記事は、LLMO対策会社を探す前に社内で用意するものと、提案依頼書の書き方をまとめたものです。会社のタイプと選び方はLLMO対策会社の選び方|5基準と12タイプ【2026】で、各社の比較はLLMO対策会社おすすめ比較|選び方7基準と費用で解説しています。

LLMO対策会社とは、AIの回答で自社の情報が正しく紹介されるよう、情報の設計と改善を支援する会社です。対象はChatGPT・Gemini、Google検索のAI Overviewなどです。依頼前に用意するのは、現状の実測と提案依頼書の2つです。最初に、自社に関わる質問を10個AIに投げて記録してください。

動画「LLMOコンサルティングの前に知るChatGPT・Geminiにおすすめされる条件」は、提案依頼書の「目的」を書く前に見ておくと役立ちます。

この記事の要点

  • LLMO対策会社への依頼は、提案依頼書(RFP)に12項目を書いてから3社程度に同時に渡すと比べやすくなります。
  • Googleは、業者に聞くべき質問として「期待される結果とその時期、成果の測り方」を公式に挙げています。
  • ChatGPTの検索に出るにはOAI-SearchBotの許可が必要で、提案依頼書の技術項目で確認します。
  • TaTapの調査では、SNSに情報・口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめる人は37.8%で、SNSまで見る会社かを確かめます。
  • TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円からです(税別)。

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LLMO対策会社に依頼する前に、何を用意しますか?

用意するものは、現状の実測・目的と予算・社内の窓口の3つです。この3つがないと、各社の提案が「一般的な対策の一覧」になり、比べられません。

LLMO対策会社への依頼は3段で進める社内の準備現状の実測目的と予算窓口の担当者提案依頼書12項目を書く3社に同時に渡す2週間で回答比較と決定同じ質問で比べる面談で確かめる契約書に反映提案依頼書を先に書くと、各社の提案を同じ物差しで比べられます株式会社TaTap作成(2026年10月時点)

図:LLMO対策会社への依頼を3段で進める流れ

用意するもの中身作り方
現状の実測自社に関わる質問10個と、AIの回答ChatGPT・Gemini・Perplexity・AIモードに同じ質問を投げて記録
目的と予算AIの回答で何を変えたいか、月額と期間の上限決裁者と1時間で決める
社内の窓口毎月の報告を受け、改善を社内で回す担当者マーケ・広報・Web担当から1人

提案依頼書(RFP)には、何を書けばいいですか?

書く項目は12個です。前半の6つは自社の状況、後半の6つは提案してほしい内容です。

提案依頼書に書く12項目(前半6つ)①目的AIの回答で何を変えたいか②現状実測した質問と回答③対象ChatGPT・Gemini・AI Overview④予算月額と期間の上限⑤体制社内の窓口と決裁者⑥成果の定義何を測って判断するか後半6つ(⑦〜⑫)は本文の表にまとめています株式会社TaTap作成(2026年10月時点)

図:LLMO対策会社への提案依頼書に書く項目

項目書く内容書き方の例
①目的AIの回答で何を変えたいか「◯◯のおすすめ」で自社名が出るようにしたい
②現状実測した質問と回答10問中2問で名前が出た(別紙)
③対象対象にするAIChatGPT・Gemini・AI Overview・AIモード
④予算月額と期間の上限月◯円まで、6か月
⑤体制社内の窓口と決裁者窓口1人、決裁はマーケ責任者
⑥成果の定義何を測って判断するかAIの回答での言及、指名検索の推移
⑦提案の範囲サイト・SNS・口コミのどこまでかInstagram・X(旧Twitter)を含めて提案してほしい
⑧期待される結果と時期何か月で何が分かるか3か月目の確認内容を示してほしい
⑨測り方使うツールと頻度Search Console・Googleアナリティクス・実測
⑩成果物月ごとの納品物実測表・改善提案・実施記録の見本
⑪技術の確認robots.txtなどの確認方法OAI-SearchBotとGooglebotの許可を確認する手順
⑫見積もり月額・初期費用・追加費用月額の外で発生する費用を分けて書く

⑧と⑨は、Googleが業者に聞くべき質問として挙げている項目です。Googleは公式ドキュメント「SEO が必要なケース」で、業者への効果的な質問として「期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか」を挙げていると説明しています。

提案依頼書はどう渡し、どの順番で比べますか?

3社程度に同じ日に渡し、回答の期限は2週間を目安にします。比べる順番は、自社の実測への答え方、予算内でできること、3か月で分かることの3つです。

提案を比べる3つの物差し同じ質問自社の実測にどう答えたか同じ予算月額の上限で何ができるか同じ期間3か月で何が分かるか物差しをそろえると、金額の高い・安いだけで選ばずに済みます株式会社TaTap作成(2026年10月時点)

図:LLMO対策会社の提案を比べる3つの物差し

順番比べること見るポイント
1自社の実測への答え方名前が出ない理由を、自社の回答に沿って説明しているか
2予算内でできること月額の上限で、何を毎月やるかが具体的か
33か月で分かること3か月目に何を確かめ、続けるかを決めるか

技術の確認項目は、何を聞けばいいですか?

聞くことは、AIのクローラーへの設定と、測り方の2点です。ここを確認しない会社は、記事やSNSを増やしてもAIに読まれない状態を見逃します。

ChatGPTの検索に出る設定は、どこで確認しますか?

確認する場所は、自社サイトのrobots.txtです。OpenAIは公式の「Overview of OpenAI Crawlers」で、OAI-SearchBotを拒否したサイトはChatGPTの検索の回答に表示されないと説明しています。同じページで、学習用のGPTBotとは別々に設定できること、変更の反映には約24時間かかることも明記しています。2026年10月29日に公式ページで確認した内容です。

確かめる名前OpenAIの説明(要旨)提案依頼書での聞き方
OAI-SearchBotChatGPTの検索に表示するためのクローラー許可されているかの確認手順を示してほしい
GPTBotモデルの学習に使うかの指定。OAI-SearchBotとは別学習を止める場合の設定案を示してほしい
ChatGPT-User利用者の操作で取得する。検索に出るかの判断には使わないログでの見分け方を示してほしい
反映の時間robots.txtの変更から約24時間変更後の確認の日程を示してほしい

つまり、提案依頼書の⑪技術の確認に「OAI-SearchBotとGooglebotが許可されているか」を書いておけば、最初の1か月で直すべき設定が分かります。この確認ができない会社は、AIの回答を改善する前提が欠けています。原文はOpenAI「Overview of OpenAI Crawlers」で確認できます。

LLMO対策会社の提案は、いくらで比べますか?

比べる金額は、月額×期間の総額です。TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円からで、6か月なら1,200,000円からです。

メニュー料金(税別)含まれる作業
現状診断(SNS・検索・AI)無料AIの回答と指名検索の現状を確認
AI検索対策(LLMO)コンサル月200,000円〜(6か月推奨)実測、改善提案、実施の伴走、月次報告
Instagram運用代行(組み合わせる場合)月250,000円〜+初期対応費100,000円(初回のみ)AIに出た後に調べられる場所づくり
ギフティング(組み合わせる場合)投稿1件8,000円〜(成果報酬)SNS上の口コミを増やす

株式会社TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルの料金は、月200,000円です。表示価格はすべて税別です(2026年10月時点)。提案依頼書への回答の見本として、AI検索対策(LLMO)コンサルのサービスページに進め方と6か月の内容をまとめています。

LLMO対策の6か月の進め方を見る →

提案が出そろうまで、どのくらいかかりますか?

目安は社内の準備に1〜2週間、各社の回答に2週間、比較と面談に1〜2週間です。合計で1〜1.5か月を見ておくと、急いで決めずに済みます。

段階期間の目安やること
社内の準備1〜2週間実測、目的と予算、窓口の決定
提案依頼と回答2週間3社程度に同時に依頼
比較と面談1〜2週間3つの物差しで比べ、契約書を確認

AIの回答ではSNSの口コミも調べられます。TaTapが全国の20〜49歳男女435名に実施した「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」では、SNSに情報・口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめる人は37.8%でした。数値は2026年9月公開・SNSで商品情報を見かける336名ベースです。提案の範囲にSNSを含めるかも、この段階で決めます。

提案依頼書で失敗しやすい注意点は何ですか?

よくある失敗は4つあります。どれも、提案依頼書に自社の情報が足りないことから起きます。

よくある失敗起きること防ぎ方
現状の実測を付けないどの会社も一般論の提案になる10問の実測を別紙で付ける
予算を書かない金額の幅が大きく比べられない月額と期間の上限を書く
成果の定義を任せる会社ごとに違う数字で報告される測る数字を自社で決める
1社だけに依頼する金額と中身の妥当性が分からない3社程度に同時に渡す

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LLMO対策会社への提案依頼書を、今は作らないほうがいいのは?

おすすめしないのは、次の3つのタイプの会社です。提案依頼書より先に、社内で決めることがあります。

会社の状況先にやること理由
AIの回答を一度も実測していない10問の実測から始める何を変えたいかが書けない
予算と期間を決められない決裁者と上限を決める提案が比べられない
依頼先がすでに決まっている契約書の10項目を確かめる比較の手間が無駄になる

まとめ:LLMO対策会社への依頼は提案依頼書から

  • LLMO対策会社への依頼は、提案依頼書(RFP)を書いてから3社程度に同時に渡します。
  • 提案依頼書には、目的・現状・対象・予算・成果の定義など12項目を書きます。
  • Googleが挙げる「期待される結果とその時期、成果の測り方」を必ず聞きます。
  • ChatGPTの検索に出るかは、robots.txtのOAI-SearchBotで確かめます。
  • TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円からです(税別)。

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よくある質問

Q1. LLMO対策会社に依頼する前に何を用意しますか?

現状の実測、目的と予算、社内の窓口の3つです。実測は、自社に関わる質問10個をChatGPT・Gemini・AIモードに投げて回答を記録します。この3つを提案依頼書に付けると、各社の提案を同じ物差しで比べられます。

Q2. 提案依頼書(RFP)には何を書きますか?

目的・現状・対象のAI・予算・体制・成果の定義・提案の範囲・期待される結果と時期・測り方・成果物・技術の確認・見積もりの12項目です。前半6つは自社の状況、後半6つは提案してほしい内容です。Googleが業者に聞くよう勧める「期待される結果とその時期」も含めています。

Q3. 何社に依頼すればいいですか?

3社程度に同じ日に渡すのが目安です。1社だけだと金額と中身の妥当性が分からず、多すぎると比較と面談の手間が増えます。回答の期限は2週間を目安にし、自社の実測への答え方から順に比べてください。予算内でできることと、3か月で分かることがその次です。

Q4. 技術面では何を確認すればいいですか?

robots.txtでOAI-SearchBotとGooglebotが許可されているかです。OpenAIは、OAI-SearchBotを拒否したサイトはChatGPTの検索の回答に表示されないと説明しています。学習用のGPTBotは別に設定でき、反映には約24時間かかります。

Q5. LLMO対策会社の費用はいくらですか?

TaTapのAI検索対策(LLMO)コンサルは月200,000円からで、6か月の継続をおすすめしています。比べるときは月額だけでなく、期間をかけた総額と、月額の外で発生する費用を並べて見てください(税別・2026年10月時点)。

Q6. 提案が出そろうまでどのくらいかかりますか?

社内の準備に1〜2週間、各社の回答に2週間、比較と面談に1〜2週間で、合計1〜1.5か月が目安です。急いで1社に決めるより、実測をそろえてから比べたほうが、契約後のずれが小さくなります。準備の段階で、無料の現状診断を使う方法もあります。

最終更新:2026年10月29日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)

記事監修
富田竜介 プロフィール写真
富田 竜介 Ryusuke Tomita
株式会社TaTap 代表取締役|SNSマーケティングコンサルタント

Instagram・TikTok・X(旧Twitter)・YouTubeを中心に、企業のSNS運用設計・コンテンツ制作・改善まで一気通貫で支援。累計300社以上の支援実績をもとに、業種・予算規模を問わず再現できる運用モデルを体系化している。
現場の一次情報にもとづいた実践的なノウハウを強みとし、自社メディア「SOCIAL TALK」ではSNSトレンドの解説や運用事例を継続発信中。

富田竜介 著書

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