Instagramの発見タブを完全ハック!発見タブをバズらせてフォロワーを増やす秘訣を徹底解説
- Instagramの発見タブの重要性とそのアルゴリズム
- フォロワーの増加と集客について
- 発見タブに掲載されるための条件と戦略
- アルゴリズムの変化がもたらす影響
- 投稿内容の質と需要サイズの重要性
- アカウント運用での注力ポイント
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今回は Instagramの発見タブハックを題材にお話しします。
フォロワーを増やしたい・集客したい
フォロワーを増やしたい、集客したいというところでお悩みの企業も多いと思います。今回はどのようにすれば発見タブにコンテンツを載せることができるのか、どのようにすればフォロワーを増やせるのかについてご説明します。
フォロワーはどこから来るのか
まず、実際にフォロワーどこから来るのかというお話からスタートします。10,000人を対象としたアンケートでは、65%の人が発見タブからフォローすると回答しています。発見タブからのインプレッション、リーチも多くなってきているので、どのようにして発見タブにコンテンツを載せていくのかがフォロワーを増やす上で一番重要な鍵となります。
発見タブには、フィード投稿とリール投稿が主に表示されます。静止画と動画、様々なアクションに合わせてレコメンド表示される仕組みなので、どちらか一方に偏った投稿してとせっかくのチャンスを損失してしまっていることになります。きちんと静止画と動画の両方を幅広く投稿していくようにしましょう。
Instagramのアルゴリズム変更点
先般、Instagramのアルゴリズムに大きな変更がありました。フォロワーの数ではなく、エンゲージメントが重要視されるようになったため、以前のようにフォロワーを増やせば良いわけではなく、しっかりとエンゲージメントを獲得することが必須条件となりました。
エンゲージメントとは、「いいね」「コメント」「保存」などユーザーの反応を指します。さらに、目に見えない要素として「滞在時間」もエンゲージメントに含まれます。
そのため、Instagramでフォロワーを増やすことももちろん重要ですが、きちんとコンテンツに反応してくれるフォロワーを増やすことが必要です。プレゼントキャンペーンを行う企業の場合、プレゼント目的のフォロワーが増える可能性があるため、コンテンツに興味を持ってくれる濃いフォロワーを増やすようにしましょう。
フォロワー増加の因数分解
フォロワーの増加について説明します。フォロワーを増やすためには、まずプロフィールアクセス数を増やし、次にフォロー率を高める必要があります。具体的には、プロフィールアクセス数 × フォロー率 = フォロワー増加となります。プロフィールアクセス数を増やすためには、リーチを増やさなければなりません。その中で発見タブが重要な役割を果たしていることは先ほどお話ししました。
また、SEOやMEOによる「検索流入」もフォロワー増加の一因です。
発見タブのアルゴリズム
Instagramが公式に発表している重要要素には、投稿についての情報、本人と投稿者とのインタラクション履歴、本人のアクティビティ、投稿者についての情報があります。最も重要なのは「投稿についての情報」であり、他のユーザーがその投稿に対して「いいね」「コメント」「シェア」「保存」した回数や、それらがどれくらい速く行われたかが含まれます。Instagramではこれらのシグナルを重視しており、弊社ではこれを「初速エンゲージメント」と呼び、投稿してから24時間以内にどれだけの人が反応したかが重要です。投稿がどれだけ速くエンゲージメントを獲得できるかが、発見タブのハックを左右します。
発見タブアルゴリズムのステップ
発見タブのアルゴリズムの順序としてはどのように掲載されて、そこからどのように掲載の持続時間が伸びる仕組みになっているのでしょうか?
1つ目は、Instagramの投稿は、投稿してから既存フォロワー全員に表示されるわけではなく、まず既存フォロワーの数十%に表示されます。そこで初速のエンゲージメント、つまり「いいね」「コメント」「保存」「シェア」「滞在時間」を一定数獲得できると、発見タブに露出されます。発見タブに露出されると、次に発見タブ経由でどのくらいクリックされたかというクリック率が見られます。このクリック率が高いと、どんどん外部露出が増え、今度はフォロワー以外の人々がその投稿に「いいね」「コメント」「保存」「シェア」「滞在時間」でどれだけ反応するかが見られます。これにより発見タブへの露出が増え、最終的には100万リーチ、100万再生以上のバズ投稿になる可能性が高まります。
そのため、一番大切なのは既存のフォロワーから初期の反応を得ることです。プレゼントキャンペーンだけでフォロワーを増やしてしまうと、投稿に対する反応が得られない、いわゆるゴーストフォロワーが増えてしまう可能性がありますので、その点には特に注意してください。
発見タブでバズる4つの要素
実際に発見タブでバズるかどうか、その決め手は大きく4つの要素に起因しています。
1つ目は、発見タブに掲載された後のクリック率です。発見タブに掲載される瞬間が最初の勝負所であり、「投稿の表紙」が非常に鍵を握っています。そのため、他のアカウントの投稿よりも目を引くように文字を工夫したり、興味を引くキャッチコピーを使うことがポイントです。
2つ目は、「投稿が既存フォロワーのニーズを満たしているか」です。既存フォロワーの反応を得て初めて発見タブに掲載される仕組みになっているので、きちんと既存フォロワーが興味を持つ投稿を作成すしなくてはなりません。
3つ目は、「投稿のクオリティ」です。Instagramに参入する人が増えている中で、質の低い投稿をすると反応が得にくくなっています。文章を丁寧に作成したり、最大で10枚の画像を使用することができるので、できるだけ多くの画像を活用するよう心掛けましょう。
4つ目は、「投稿内容の需要サイズ」です。例えば、「背中ニキビに悩んでいる人におすすめの商品です」という投稿と、「顔のニキビに悩んでいる人におすすめの商品です」という投稿があった場合、顔のニキビに悩んでいる人が多いため、その投稿の方がより多くの反応を得やすいです。発見タブに表示されることがありますが、発見タブに掲載された後は基本的に、世の中の需要に応じて反応が決まります。ですので、バズらせたい場合は、ニッチな需要ではなく、広く需要がある内容を選ぶとバズりやすくなります。
アカウント運用で重要な3つの指標
これまで見てきた発見タブのアルゴリズムを考慮すると、アカウント運用で注力すべきポイントは大きく3つあります。1つ目が、「投稿する時間帯」。2つ目が、「シグナルの多さ」「コミュニケーション回数」。3つ目が、「エンゲージメント数」です。
1つ目については、基本的には投稿してから24時間以内にどれだけエンゲージメントを獲得できるのか、初速のエンゲージメントが重要になってくるので、反応を速くもらうためにはフォロワーが多くアクセスする時間帯に注意して投稿することがポイントです。
2つ目、シグナルの多さに関しては、コミュニケーションの回数も重視されます。Instagramでは親密度やリレーションシップがアルゴリズムの一部を形成しており、ストーリーズの左側フィードで上位に表示される要素になります。そのため、ストーリーズでアンケート機能やクイズ機能を積極的に活用して双方向のコミュニケーションをたくさん取るようにしましょう。
3つ目は、エンゲージメント数です。投稿が「いいね」されるか、共感を得られるか、役に立つ情報を提供できるかが重要です。この点を意識して投稿を作成しましょう。
TATAPの紹介
弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、TikTokを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。
クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。Instagramを含むSNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」