SNS運用代行を個人に依頼|相場は月3万〜15万円と会社との違い
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結論:SNS運用代行を個人・フリーランスに依頼する相場は、月30,000円〜150,000円です。会社に頼む場合(月250,000円〜)の3分の1から5分の1に収まります。ただし安いのは、任せられる範囲が狭いからです。投稿文の作成と投稿が中心で、戦略設計・撮影・分析・炎上時の判断までは範囲外であることがほとんどです。本記事では、累計300アカウント・600万フォロワー以上の支援を行ってきた株式会社TaTap(SNSマーケティング支援会社)代表取締役・富田竜介が、個人に頼める範囲と、契約前に決めておくべきことを整理します。(最終更新:2026年9月16日)
この記事の要点
- 個人・フリーランスの相場は月30,000円〜150,000円。会社は月250,000円〜で、差は「任せられる範囲」です。
- 個人に任せやすいのは投稿文の作成・投稿・簡単な画像制作。撮影と戦略設計は範囲外のことが多くなります。
- もっとも注意が必要なのは、稼働が止まったときと、炎上したときです。どちらも1人体制では代わりがいません。
- 契約前に「アカウント権限の戻し方」「制作データの納品」「守秘義務」「投稿前の承認」を決めてください。
- 費用を抑えつつ品質を保つなら、工程で分ける方法があります。企画と分析は会社、日々の投稿は個人という形です。
個人・フリーランスに依頼するといくらですか?
結論:月30,000円〜150,000円が目安です。依頼先の形態によって、同じ「SNS運用代行」でも金額と範囲が大きく変わります。
| 依頼先 | 費用の目安(月額・税別) | 任せられる範囲 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| クラウドソーシング | 1本 500〜3,000円 | 投稿文の作成のみ | ブランドの言葉づかいが揃いにくい。都度の指示が必要 |
| 副業のフリーランス | 月30,000〜80,000円 | 投稿文の作成・投稿 | 本業の繁忙期に稼働が落ちる |
| 専業のフリーランス | 月80,000〜150,000円 | +簡単な画像制作・月次の数値報告 | 1人に依存する。撮影は範囲外が多い |
| 制作会社 | 月200,000〜400,000円 | 撮影・編集 | 戦略設計や分析は範囲外のことが多い |
| 運用代行会社 | 月250,000円〜 | 設計・制作・運用・分析 | 費用は高い。範囲の線引きが必要 |
TaTapが支援現場で確認してきた範囲の目安です(2026年9月16日時点)。各社・各人の料金体系を保証するものではありません。
金額の差は、品質質の差ではなく範囲の差です。月50,000円で「戦略設計から撮影まで」と提案された場合、どこかが省略されています。多くは撮影がフリー素材に置き換わるか、分析が数値の転記だけになります。
個人に見積もりを取るときは、次の3点を数で聞いてください。
- 月に何本投稿するか:本数が書かれていない見積もりは比較できません。
- 画像は何枚まで含まれるか:超過分の単価もあわせて確認します。
- 数値の報告はあるか:あるなら、何の指標を、いつ出すかを決めます。
個人と会社は、何が違いますか?
結論:違うのは価格ではなく、止まったときに代わりがいるかどうかです。日々の投稿だけを見れば、個人でも会社でも成果物は大きく変わりません。差が出るのは、想定外のことが起きたときです。
| 比較項目 | 個人・フリーランス | 運用代行会社 |
|---|---|---|
| 費用 | 月30,000〜150,000円 | 月250,000円〜 |
| 意思決定の速さ | 速い。直接やり取りできる | 窓口を経由するぶん一段遅い |
| 稼働が止まったとき | 代わりがいない | チームで分担するため止まりにくい |
| 撮影 | 範囲外のことが多い | 含まれることが多い |
| 戦略設計・KPI設計 | 範囲外のことが多い | 初期に含まれる |
| 炎上時の判断 | 判断できない。事業側に戻る | 運用ルールの策定から対応できる |
| 他社事例 | 担当した範囲に限られる | 横断的に比較材料を持つ |
SNSは毎日動く媒体です。数日止まると数字が落ちます。個人に依頼する場合は、止まる可能性を前提に、止まった月の扱いを契約で決めておいてください。
逆に、個人のほうが向いている場面もあります。
- 方針が社内で決まっている:何を投稿するかが決まっていれば、手を増やすだけで足ります。
- 特定の媒体だけを回したい:1媒体に絞るなら、個人の知見で十分なことが多くなります。
- まず小さく試したい:3か月だけ動かして反応を見る、という使い方ができます。
個人に頼んで失敗するのは、どんなときですか?
結論:失敗の多くは能力の問題ではなく、決めていなかったことから起きます。現場で繰り返し見てきた5つを挙げます。
| 失敗 | 何が起きるか | 先に決めておくこと |
|---|---|---|
| 連絡が途絶える | 投稿が止まり、数字が落ちる | 返信の期限と、止まった月の費用の扱い |
| アカウント権限を渡したまま | 契約終了時にログインできなくなる | 権限の種類と、終了時の戻し方 |
| 制作データが手元に残らない | 次の依頼先が一から作り直す | 納品する形式(編集元データを含むか) |
| 投稿前の確認をしていない | 薬機法や景品表示法に触れる表現が公開される | 誰が何を見てから公開するか |
| 炎上時に連絡がつかない | 初動が遅れ、被害が広がる | 緊急時の連絡先と、削除・訂正の判断者 |
4番目と5番目は、事業側が引き取るしかない領域です。投稿を削除するのか、訂正するのか、沈黙するのか。この判断は個人には下せません。依頼する前に、社内の誰が判断するかを決めておいてください。
契約前に決めておく6項目
結論:次の6つを書面にしておけば、個人への依頼で起きるトラブルはほぼ防げます。金額の交渉より先に、ここを詰めてください。
- 業務範囲と本数:月に何本、どの媒体に投稿するか。画像は何枚まで含むか。
- アカウント権限:渡す権限の種類と、契約終了時に返してもらう手順。
- 制作データの納品:完成データだけか、編集元データも含むか。
- 守秘義務:未発表の商品や社内資料を扱う場合は必須です。
- 投稿前の承認:誰が、何を見て、いつまでに承認するか。
- 緊急時の連絡:炎上・誤投稿が起きたときの連絡先と、判断する人。
とくに3番目は見落とされがちです。完成した画像だけをもらっても、次の依頼先はテキストの差し替えすらできません。編集元データを納品してもらえるかは、契約前に確認してください。
費用を抑えながら品質を保つには?
結論:個人か会社かの二択で考えず、工程で分けてください。判断が要る工程だけを会社に任せ、手を動かす工程を個人または自社で回す形です。
| 工程 | 任せる先 | 理由 |
|---|---|---|
| 戦略設計・KPI設計 | 会社 | 初期の設計を間違えると、あとの本数が無駄になる |
| 投稿文の作成・投稿 | 個人・自社 | 型が決まれば再現できる |
| 画像・動画の制作 | 本数が読めるなら個人、読めないなら会社 | 繁忙期の吸収力が違う |
| 数値の分析・改善提案 | 会社 | 他社との比較材料が要る |
| 炎上時の対応ルール | 会社 | 個人には判断できない |
TaTapでも、この分け方に対応しています。進行と分析だけを任せる「コンサル/進行費のみ」は月額100,000円で、制作はご自身または別の依頼先で進められます。制作を一部だけ任せたい場合は、ショート動画の制作のみのプランが1本30,000円〜です。口コミを増やしたい場合は、ギフティング(投稿1件8,000円〜の成果報酬)から始める組み方もあります。いずれも税別です。
運用をまとめて任せる場合の金額は、コンサル/進行費(月額100,000円)と制作本数の合算で、最小構成が月額250,000円、標準構成が月額400,000円です。これとは別に、初回のみ初期対応費100,000円がかかります。対応範囲はSNS運用代行のページに、社内で回せる体制をつくる支援はSNSコンサル・インハウス支援のページに記載しています。
個人に任せられる業務と、任せにくい業務
結論:判断が要らず、型で再現できる業務は任せられます。判断が要る業務は、事業側か会社に残ります。
| 任せやすい | 条件つきで任せられる | 任せにくい |
|---|---|---|
| 投稿文の作成 | 画像・バナーの制作 | 戦略設計・KPI設計 |
| 投稿・予約設定 | ハッシュタグの設計 | 撮影・演者の手配 |
| コメントの一次確認 | 簡単な動画編集 | 炎上時の判断 |
| 数値の記録 | 競合の投稿チェック | 広告アカウントの運用 |
| 投稿カレンダーの管理 | 月次レポートの作成 | 法令チェック(薬機法・景表法) |
「任せにくい」の列は、費用を削る対象ではありません。ここを省くと、本数は出ているのに数字が動かない状態になります。予算が限られるなら、本数を減らしてでもこの列を確保してください。
まとめ
SNS運用代行を個人に依頼する場合の要点を整理します。
- 相場は月30,000円〜150,000円。会社(月250,000円〜)との差は、品質ではなく範囲の差です。
- 任せやすいのは投稿文の作成・投稿・数値の記録。撮影と戦略設計は範囲外のことが多くなります。
- 失敗の多くは能力ではなく、決めていなかったことから起きます。
- 契約前に、業務範囲・アカウント権限・制作データ・守秘義務・承認フロー・緊急連絡の6項目を書面にしてください。
- 炎上時の判断は個人には下せません。社内の誰が判断するかを先に決めます。
- 費用を抑えるなら、二択ではなく工程で分けます。判断が要る工程だけを会社に任せる形です。
- TaTapは進行と分析だけの契約(月額100,000円)にも対応しています。
よくある質問
Q1. SNS運用代行を個人に頼むと、相場はいくらですか?
月30,000円〜150,000円が目安です。副業のフリーランスで月30,000〜80,000円、専業で月80,000〜150,000円、クラウドソーシングなら投稿1本500〜3,000円という形もあります。運用代行会社は月250,000円〜で、差は品質ではなく任せられる範囲です。個人は投稿文の作成と投稿が中心で、撮影・戦略設計・分析までは範囲外であることがほとんどです(2026年9月16日時点)。
Q2. 個人と会社は、どちらを選ぶべきですか?
社内で方針が決まっていて、手だけが足りないなら個人で足ります。何を投稿すべきかから決めたい場合、撮影が必要な場合、炎上リスクを管理したい場合は会社が向きます。判断の分かれ目は価格ではなく、稼働が止まったときに代わりがいるかどうかです。SNSは毎日動く媒体なので、数日止まると数字が落ちます。
Q3. 個人に依頼するとき、契約前に何を決めておくべきですか?
6項目です。業務範囲と本数、アカウント権限の種類と契約終了時の戻し方、制作データの納品形式(編集元データを含むか)、守秘義務、投稿前の承認フロー、緊急時の連絡先と判断者。とくに制作データは見落とされがちで、完成画像だけを受け取ると次の依頼先がテキストの差し替えすらできません。
Q4. 炎上したとき、個人に対応してもらえますか?
対応の実務は依頼できますが、判断はできません。投稿を削除するのか、訂正するのか、沈黙するのか。この判断は事業への影響を踏まえる必要があるため、事業側に残ります。依頼する前に、社内の誰が判断するかと、緊急時の連絡手段を決めておいてください。運用ルールの策定から任せたい場合は、会社への依頼が向きます。
Q5. 費用を抑えながら品質を保つ方法はありますか?
個人か会社かの二択ではなく、工程で分ける方法があります。戦略設計・分析・炎上時のルール策定は会社に、日々の投稿文の作成と投稿は個人または自社で回す形です。TaTapでは進行と分析だけを任せる契約に対応しており、月額100,000円です。制作を一部だけ任せる場合は、ショート動画の制作のみが1本30,000円〜、ギフティングが投稿1件8,000円〜の成果報酬です(いずれも税別)。
Q6. 個人に任せにくい業務は何ですか?
判断が要る業務です。戦略設計・KPI設計、撮影と演者の手配、炎上時の判断、広告アカウントの運用、薬機法や景品表示法のチェックが該当します。これらは費用を削る対象ではありません。省くと、本数は出ているのに数字が動かない状態になります。予算が限られる場合は、投稿本数を減らしてでもこの部分を確保してください。
最終更新:2026年9月16日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
支援企業の成功事例
TaTapが支援した企業の成功事例をご紹介します。
本記事は2026年9月16日時点の情報に基づきます。掲載しているTaTapの料金は同時点のもので、すべて税別です。金額は商材・制作本数・投稿形態によって変動します。料金・提供内容は改定される場合があるため、最新の内容はお問い合わせください。TaTapの料金以外の相場は、支援現場で確認してきた範囲の目安であり、各社・各人の料金体系や成果を保証するものではありません。契約条件や法令に関する記述は一般的な考え方を示すもので、個別の判断については専門家にご確認ください。
