Instagram リポスト機能をついに公開!?内容と企業ブランド/クリエイターの活用方法を徹底解説!!

- リポスト機能はブランディングにも有効
- クリエイターは新しいファンの獲得へ
- オリジナル投稿の最大化が狙い
- オリジナル投稿者はimps向上へ
読了目安:約分
Instagram リポスト機能とは?

リポストとは、他者が投稿したコンテンツを自分のアカウントで再投稿する機能のことです。
Instagramでも過去にリポスト型アカウントが大きく伸びた時期があり、誰かの投稿を借りて再発信する“キュレーションメディア型”の運用は人気を集めました。
SEO領域でも優良コンテンツを集めて発信する手法はかつて大きく伸び、Instagramでも同様の成長事例が見られました。
しかしその後、Instagramはオリジナルコンテンツを優遇するアルゴリズム改変を実施。結果として、リポスト型コンテンツのリーチは低下していきました。
なぜ今Instagramはリポスト機能を公式リリースしたのか
背景には、オリジナル投稿数の減少があります。
かつてはリポスターアカウントに取り上げられることでオリジナル投稿のリーチが拡大していましたが、近年は投稿意欲の低下が課題に。
一方、TikTokなど他プラットフォームでは既に類似機能が搭載され、再投稿による拡散が活発に行われています。
こうした状況を受け、Instagramは改めて公式としてリポスト機能を導入しました。
Instagram リポスト機能の概要
公開されているリールやフィード投稿を誰でも再投稿可能
投稿者は「再投稿許可の有無」を設定可能
許可された場合、DMなどでの許可取りは不要
再投稿時には元アカウントのクレジットが自動付与
プロフィールに「リポスト専用タブ」が追加され、再投稿コンテンツを一覧表示
これにより、オリジナル投稿を守りつつも再投稿による拡散が容易になりました。
Instagram リポスト機能のクリエイターの活用法
クリエイターにとって重要なのは質の高いコンテンツを作ることです。
魅力的な投稿は「これは再投稿しても伸びそう」と思われやすく、他アカウントでの露出機会が増加します。
その結果、新しいフォロワーやファンを獲得するチャンスが広がります。
さらに、クリエイター自身が自分をより多面的に知ってもらうために、関連する他者の投稿をリポストする戦略も有効です。
例:美容系アカウントが好きなアーティストの投稿をリポストし、共感ポイントを増やす。
Instagram リポスト機能の企業ブランドの活用法
企業の場合は大きく2つの活用方法があります。
(1) リポストされるコンテンツを作る
質の高いビジュアルや有益な情報を提供し、他者が自然とリポストしたくなるコンテンツを発信します。
(2) ユーザー投稿を公式がリポスト
自社商品・サービスを使ったユーザー投稿の中から優良なものを選び、公式アカウントでリポストします。
これにより「こういう投稿をすると公式に取り上げられる」というユーザー側の動機づけになり、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の質・量が向上します。
今後の展望とInstagramの狙い
米国のInstagramでは、推奨コンテンツの多くがオリジナル投稿から生まれています。
しかし、TikTokなど競合プラットフォームの台頭により、クリエイターの投稿意欲維持は急務。
今回のリポスト機能の公式リリースは、
・企業ブランドのUGC戦略強化
・クリエイター活動の活性化
・オリジナルコンテンツの拡散促進
を狙った施策だと考えられます。
まとめ
Instagramのリポスト機能は、クリエイター・企業双方にとって新たな拡散のチャンスをもたらします。
質の高いコンテンツを作るだけでなく、他者の魅力的な投稿を戦略的にリポストすることで、新規ファン獲得やブランド価値向上につなげられます。
Instagramのアルゴリズムや新機能は今後も変化していくため、最新情報をキャッチしながら運用戦略をアップデートしていくことが重要です。
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