2026.02.06

【インスタ最新情報】フォローから友達へ Instagramが今取り戻そうとしているもの

snsinstagramSNSマーケティングトレンドアカウント運用
Pointこの記事でわかること

読了目安:約

目次


InstagramのUIで進められている小さな表記変更のテストが、実は大きな意味を持っています。それが「フォロー中」から「友達」への表記変更実験です。一見地味に見えるこの変更ですが、背景にはInstagramの思想的な転換があります。本記事では、Instagramが何を取り戻そうとしているのか、そして企業アカウントやECブランドは何をすべきかについて、順を追って解説します。

Instagramが進める「友達」表記テストとは|Instagram最新機能 フォロー 友達

現在Instagramでは、一部ユーザーを対象に、プロフィール画面やUI上の「フォロー」という表記を「友達」に置き換えるテストが行われています。

ここで重要なのは、機能は何も変わっていないという点です。フォローしている相手との関係性が突然変わるわけでもありません。変わったのはあくまで「言葉」だけです。

しかしInstagramにおいて、言葉を変えることは思想を変える一歩手前の動きだと考えられます。Meta(Instagram運営側)はこの変更について、より親しみやすく、個人的な関係性を感じられる表現をテストしていると説明しています。

「フォロー」という言葉は、どうしても「情報を購読する」というニュアンスが強くなります。一方で「友達」という言葉は、「関係性を築く」というニュアンスを持ちます。このニュアンスの転換をUIレベルでユーザーに提示しようとしているのが、今回のテストです。

なぜ今「友達」なのか|Instagram最新機能 フォロー 友達

ここが本質的なポイントです。

Instagramがフォロワーではなく「友達」と言い始めた理由は、SNSが人間関係の場として壊れかけているからです。

もともとのInstagramは、友達の写真を見る、知り合いの近況を知る、日常を共有する、といったクローズドで私的なSNSでした。しかし現在は、広告、動画、企業コンテンツ、知らない人のリールなどが中心となり、友達の投稿を見る場所ではなくなりつつあるのが実情です。

TikTokなどの影響により、Instagramも動画中心の流れに対応せざるを得ない状況があります。その一方で、InstagramはDM機能の強化DM内ノート機能の追加、新しい友達を見つける導線の強化などを進めてきました。

そうした流れの中で「友達」という言葉を前面に出すことは、かつてのInstagramらしさを取り戻そうとする動きだと考えられます。

「フォロワー」という言葉が壊したもの|Instagram最新機能 フォロー 友達

ここからが非常に重要な部分です。

「フォロワー」という概念が広がってから、Instagram運用を含むSNS全体の運用は大きく変化しました。

フォロワー数を増やす、フォロワーを獲得するという発想が中心になり、完全な数のゲームになっていきました。

その結果生まれたのが、

こうしたアカウントの量産です。

Instagram側から見ると、これは非常に危険な状態です。フォロワーが関係ではなく数字になると、ユーザーは消耗し、投稿は広告化し、SNSはテレビのようなマスメディアに近づいていきます。つまりSNSのマス化が進むことになります。

その結果、ユーザーは離れていきます。

だからMetaは今、数字より関係性に舵を切ろうとしているのです。その象徴が「フォロー」から「友達」への言い換えです。これはUI変更ではなく、思想の転換だといえます。

Instagramは「あなたが見ているのは情報ではなく、人です」と示そうとしています。

今後のアルゴリズムの方向性|Instagram最新機能 フォロー 友達

今後Instagramのアルゴリズムは、

といった友達に近い関係性を持つ相手を優先表示する方向に進む可能性があります。

つまり、「つながっている人」ではなく、「関係がある人」が重視される流れです。

日本の企業アカウントへの影響|Instagram最新機能 フォロー 友達

この変化は企業アカウントにとって大きな影響があります。

プレゼントキャンペーン中心、情報発信のみのアカウントは、「企業は友達ではない」と扱われやすくなります。キャンペーン、新商品、セール告知は大切ですが、それだけでは弱くなっていきます。

企業が取るべき3つの方向性|Instagram最新機能 フォロー 友達

① 語りかける投稿を増やす

共感を生む投稿が重要になります。会話の入り口になるような内容を増やし、話しかける姿勢が必要です。

② DM起点の導線設計

ストーリーズで質問を投げ、スタンプ反応があればDMで一言返すなど、地道なコミュニケーションが重要です。

友達らしさを測る最重要シグナルはDMです。

③ フォロワー数をKPIから外す

フォロワーが多くても未来の顧客とは限りません。重要なのは、ブランドを理解し、関わり続けてくれる濃いフォロワーです。

EC売上視点で見るInstagramの価値|Instagram最新機能 フォロー 友達

ECブランドにとって重要なのは、

☑️バズったかどうか

☑️フォロワーが増えたかどうか

ではありません。

本当に重要なのは、

「思い出されるか」

「また見たいと思われるか」 です。

10万人のフォロワーより、毎日ストーリーを見てくれてDMもくれる100人。この100人のほうが、今後のInstagramでは価値が高く、売上にもつながる関係性になります。

まとめ|Instagram最新機能 フォロー 友達

Instagramの「フォロー」から「友達」への転換は、単なる表記変更ではありません。

これは数字中心のSNSから、関係性中心のSNSへの思想転換を示す動きです。

企業アカウントやECブランドに求められるのは、情報発信ではなく、関係づくりです。今後は「どれだけ集めたか」ではなく、「どれだけつながっているか」が価値になります。

SNSのことならTaTap

このほかにも、役立つナレッジを多数ご用意しておりますので、ご興味がありましたらぜひご一読ください。
また、弊社代表・富田竜介の書籍『99%の経営者は知らない 中小企業のための正しいSNSマーケティング』(幻冬舎)もご好評をいただいております。あわせてご覧いただけますと幸いです。

支援企業の成功事例

TaTapが支援した企業の成功事例をご紹介します

Related knowledge

関連するナレッジ

TaTapの提供サービス内容や数多くの実績や事例についての資料をダウンロードいただけます。
ぜひ一度ご覧ください。

私たちTaTapはSNSを活用したマーケティングの戦略設計から伴走支援をいたします。課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。