2025.09.02

とりあえず投稿は逆効果 良いコンテンツでインフルエンサーにも消費者にも選ばれる確率を高めよう!

snsX(旧Twitter)instagramTikTokSNSマーケティングブランディングアカウント運用
Pointこの記事でわかること

読了目安:約

目次

近年、多くの企業がSNS運用に力を入れるようになりました。しかし「とりあえず投稿しなければならない」という考え方で発信を続けると、むしろブランド価値を損なう危険があります。なぜ良いコンテンツが重要なのか、そして「とりあえず投稿」がなぜ避けるべき行為なのか。その理由を整理し、質を重視したSNS運用の大切さについてお伝えします。

SNSマーケティング コンテンツ|とりあえず投稿は危険?SNS運用の落とし穴

企業のSNSアカウント運用は年々増加しています。その中でよく見られるのが「SNSはやらなければならないから、とりあえず投稿しておこう」という姿勢です。確かに、投稿しなければお客様に知っていただけないため、発信を続けること自体は重要です。

しかし、SNSの仕組みはここ数年で大きく変化しました。2年前であれば投稿数が重視され、InstagramやX(Twitter)は投稿量に比例して伸びやすい傾向がありました。 ところがTikTokの登場以降、アルゴリズムがコンテンツファーストへ移行し、質の低い投稿は商品力そのものを疑われる時代になったのです。

このため「とりあえず上げるだけ」の投稿は逆効果となり、ブランドの信頼性を損なう危険性が高まっています。

SNSマーケティング コンテンツ|毎日投稿が正解だった時代は終わった

かつては企業アカウントが少なく、SNS上の投稿数も十分ではなかったため、毎日投稿して存在感を示す戦略が有効でした。

しかし今では、参入企業数も投稿数も大幅に増加しています。その結果、質の低い投稿は埋もれるだけでなく、ブランド全体に悪印象を与える要因となってしまいました。

実際にアカウントを訪れたお客様やインフルエンサーが、質の低い投稿を目にすると「このブランドは魅力がない」と判断してしまうのです。

SNSマーケティング コンテンツ|CanvaやChatGPTの台頭と差別化の難しさ

近年ではCanvaやChatGPTといった生成AIツールの普及によって、誰もが簡単にSNS投稿を作れる時代になりました。

確かに便利ですが、こうしたツールで作った一見おしゃれな投稿が大量に並ぶだけでは、ブランドの世界観や差別化を表現できなくなっています。

だからこそ企業のSNS運用においては、単なる投稿数ではなく、ブランディングと分かりやすさを大切にする必要があります。

SNSマーケティング コンテンツ|1投稿=ブランドの顔として扱う重要性

企業アカウントのSNS投稿は、もはや第2のホームページとも言える存在です。

「1投稿=ブランドの顔」と捉え、ホームページを更新するような気持ちで丁寧に発信することが大切です。

例えば、Instagramでは世界観を意識した投稿が求められ、TikTokではエンタメ性が重視される傾向があります。しかし、高級ブランドがTikTokだからといってふざけた投稿をしてしまえば、ブランディングの毀損につながるのです。

つまり、「とりあえず投稿」はブランドを終わらせてしまうリスクを抱えています。

SNSマーケティング コンテンツ|良いコンテンツがもたらす効果

こそれでは、なぜ良いコンテンツが重要なのでしょうか。

第一に、ブランドの印象を統一できるため、信頼や安心につながる点が挙げられます。これにより、SNSアカウントの投稿は単なる情報発信ではなく、選ばれるブランドへとつながるブランディング手段になります。

この「選ばれる」対象には大きく2つあります。

  1. クリエイターやインフルエンサー フォロワー数1万人以上の方々から「紹介したいブランド」と思ってもらえることが重要です。自社で無理にバズを狙うよりも、第三者に自然と取り上げてもらえる流れを作ることが効果的です。
  2. 生活者・消費者 購入を検討する際にアカウントを訪れたお客様に、統一されたブランドイメージを与えることで「買いたい」と思わせることができます。

つまり、良いコンテンツはインフルエンサーからも消費者からも選ばれる確率を高めるのです。

質の高い投稿は数より強い

たとえ毎日Canvaで作った軽い投稿を続けても、アカウント全体の印象は良くなりません。

一方で、週に1回でも質の高い投稿を丁寧に作り込む方が、ブランド価値は確実に高まります。

これは生成AIの普及によって「誰でも量を担保できる」ようになったからこそ、質こそが差別化の要因になっているのです。

SNSマーケティング コンテンツ|良いクリエイティブがもたらす具体的な効果

良いコンテンツの効果はさらに広がります。

さらに、広告を配信した際にも、半数近くのユーザーが企業アカウントを確認します。そこで質の高い投稿が並んでいれば、広告効果そのものを押し上げるのです。

SNSマーケティング コンテンツ|まとめ

ここまで見てきたように、SNS運用においては「とりあえず投稿」がいかに危険か、そして良いコンテンツがなぜ重要なのかが明らかになりました。

整理すると次の4点に集約されます。

  1. 売上直結は「欲しい」より「好き」 ブランド好意を高めるブランディングが重要です。
  2. 投稿数よりも質が評価される時代 SNSはすでに第2のホームページとして機能しています。
  3. クリエイター・消費者双方に選ばれるブランド作り 統一された世界観が選ばれる確率を高めます。
  4. クリエイティブの質が広告効果を左右する 投稿の出来が、そのまま広告の成果に直結します。

もし「なんとなく投稿していた」と感じる企業担当者の方がいれば、ぜひ質の向上にシフトする必要があります。

そして「質の高い投稿とは何か」「戦略はどう作るのか」と悩む方も多いでしょう。その際には教育や支援、代行サービスを活用する方法もあります。気になる方は、まずは弊社TaTapの無料相談を検討されてみてはいかがでしょうか。

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