【2026年SNSマーケティング戦略バイブル】企業が“今”準備すべき7つの予測!投稿の時代は終わり「経営装置」の時代へ
- SNSは投稿媒体から行動インフラへ進化
- フォロワー数より信頼密度が重要
- SNSは検索と融合しSEO設計が必須
- UGCが広告以上に意思決定を左右
- SNSは売る場でなく選ばれる理由作り
- 運用担当は戦略設計者へ役割転換
読了目安:約分
2026年に入り、SNSのあり方が大きく変わろうとしています。本記事では「企業がいま準備すべき7つの予測」をテーマに、その変化の本質を整理していきます。
2025年の時点でも、「SNS運用が難しくなった」「何をやれば正解か分からない」という声をよくいただきました。
しかし、それは運用の腕が落ちたわけではなく、SNSの前提構造が変わっただけです。本日は単なる流行の機能紹介ではなく、「なぜ変わるのか」「企業はどう動くべきか」という2点をロジックベースで解きほぐしていきます。
予測1:SNSは「投稿メディア」から「行動インフラ」へ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNSはもはや単なるメディアではなく、人々の「行動インフラ」になリました。以前、「検索エンジンの代用になってきた」という話をしましたが、検索、比較、口コミ確認、購入、応募、予約といった、かつてはウェブサイトや検索エンジンが担っていた役割をSNSが果たしています。
TikTokで知り、Instagramで雰囲気を見て、X(旧Twitter)で評判を確認し、YouTubeで深掘りする。そういった意思決定がSNSの中で完結しつつあります。企業にとってSNSは「投稿を頑張る場所」ではなく、「顧客の意思決定動線の一部」として設計されるべき場所なのです。
2026年も「映える投稿」はもちろん大切ですが、それよりもっと「意思決定に必要な情報がSNS全体に揃っているかどうか」という設計が必要とされるようになるでしょう。
予測2:フォロワー数の価値がさらに低下する|SNSマーケティング 2026 7つの予測

これは「フォロワーが不要」という意味ではありません。「目的なきフォロワー数」に価値がなくなるということです。
今のアルゴリズムは、非フォロワーへの露出や、検索・おすすめ経由での流入が主流となっています。そのため、「フォロワーが何万人いるから売れる」というかつての公式は成立しなくなりました。
2026年に強化すべきは、「フォロワー数 × 接触頻度 × 信頼密度」という3つの要素です。これからのSNS運用において見るべき指標も、これまでのものから「保存数」「検索数」「UGC発生数」へと完全にシフトしていくでしょう。
予測3:SNS×検索の境界線が消滅する(SNSのSEO化)|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNSは、今や完全に検索エンジン化しています。特にTikTokとInstagramは、若年層だけでなく、30代から40代の層にとってもSNSで調べ物をすることが当たり前になりました。また、感度の高い層はChatGPTやGeminiなどのAIを日常的に活用しています。
ここで重要になるのが、「SEO的な投稿設計」です。投稿を「AIにどう認識させるか」が、これからの成果を大きく左右します。
具体的には、
- タイトル
- 冒頭3秒
- テロップ
- 説明文
- コメント欄 これらすべてが検索結果に影響を与えます。
2026年のSNS運用には、編集者やSEO設計者に近い思考が求められるようになります。と言うより、むしろSEOと同じ担当者がSNSを兼任する方が、より成果が出やすくなる可能性が高いと言えます。
予測4:UGC(ユーザー生成コンテンツ)が広告以上の影響力を持つ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

Instagramのパートナーシップ広告やTikTokのスパークアド(Spark Ads)のように、第三者の投稿を活用した広告の方が高い効果を出すようになっています。
理由はシンプルです。「広告は売りたい人の声」ですが、「UGCは使った人の感情」だからです。人は情報ではなく感情で意思決定をするのです。企業が100本の投稿を作るよりも、自然発生的にUGCが生まれる構造をSNS全体で作ることの方が、売上への貢献度は高いのです。
ここで企業がやるべきことは、自分たちで投稿を増やすことではなく、「UGCが生まれるような構造」をSNS全体で作っていくことが重要になってくるでしょう。
予測5:SNSは「売る場所」ではなく「選ばれる理由作り」の場へ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNSで直接売ることも重要ですが、その主な役割は変化しています。特にEC事業者にとって重要な視点ですが、SNSはもはや「即購入」の場ではないのです。SNSを見て「納得」し、さらに「検索」して購入に至るという流れが、現在の主流です。
つまり、SNSの役割とは「ブランド理解の促進」「不安の解消」「選ばれる理由の可視化」であると言えます。SNSでの情報設計が、最終的な購入を左右すると言っても過言ではない状況になっています。
予測6:SNS運用は「属人」から「設計業務」へ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNS運用においてセンスも大事ですが、これからは「設計業務」としての側面がより強くなります。
「バズった」という結果だけで終わらせず、「なぜ伸びたのか」「再現できるのか」「次にどう繋げていくのか」というプロセスを言語化できない運用は、今後は淘汰されていくでしょう。
もしこれらを言語化できないのであれば、「ChatGPTやGeminiで十分である」と判断され、支援会社への依頼もなくなるはずです。仕組みとしてSNSを扱える企業やチームこそが、これからの時代を勝ち残ります。
予測7:担当者の役割が「運用」から「戦略」へ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNS担当者の仕事は、もはや「投稿すること」ではなくなります。企画立案については、AIを使えば容易に行うことができるからです。
SNSは「選ばれる理由作り」の核となる存在です。そのため、担当者は経営、商品開発、広告、CS(カスタマーサクセス)といった各部門を横断し、SNSを軸に全体を繋ぐ存在へと進化することが求められます。
戦略、数字、構造への理解がない担当者は評価されづらくなり、単純な運用代行会社も淘汰されていくはずです。
総括:SNSを「経営装置」として活用せよ|SNSマーケティング 2026 7つの予測

SNSはもはや「運用の話」ではなくなってきています。弊社Tatapが運用代行だけでなく、コンサルティングやコーチング、内製化支援、UGC設計、そしてECと検索の連動に力を入れているのも、この構造変化があるからです。
2026年に向けて必要なのは、単に投稿を頑張ることではなく、SNSを「経営装置」として使いこなすことです。
これまでお話しした7つの予測を参考に、ぜひ皆様の戦略を組み立ててください。
SNSのことならTaTap

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