もっと口コミを増やしたいブランドの方へ、SNSでブランドがUGC・口コミを量産する秘訣を教えます。実践的な施策で売上アップ!

- UGCや口コミは、SNSマーケティングにおいて非常に重要な要素
- 消費者は身近な人々の意見を最も信頼し、企業の発信よりも第三者の口コミが購買に影響を与える
- 口コミ経由で得た顧客はリピート率が高く、LTVが増加する傾向がある
- UGC・口コミを増やすためには、アンバサダー、ギフティング、キャンペーンの施策が有効
- キャンペーン施策ではフォトコンテストやハッシュタグキャンペーンを活用し、SNSの枠を超えて広告と連携することで効果を高める
- ブランドの世界観を保つために、別に「コミュニティアカウント」を作成し、ユーザーのUGC投稿を促すことが有効
読了目安:約分
SNSを活用したマーケティングにおいて、UGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミは非常に重要な役割を果たします。特に、消費者が商品の購入やサービスの利用を決める際には、信頼できる第三者の意見が大きな影響を与えます。しかし、SNS上でUGCや口コミを増やすのは簡単なことではありません。特にInstagramでは、投稿の数が減少し、企業のUGC数も年々低下傾向にあります。
本記事では、SNS上で効果的にUGCや口コミを増やすための実践的な方法を、プロの視点から解説します。あなたのSNSマーケティングに活かせるアイデアがきっと見つかるはずです。
UGC ブランド 口コミ|SNS利用者数の現状とマーケティングの変化

現在、SNSは単なるコミュニケーションツールではなく、企業にとって重要なマーケティングの場となっています。主要SNSの月間利用者数は次の通りです。
- Instagram:約7,000万人
- YouTube:約7,120万人
- X(旧Twitter):約6,700万人
- TikTok:約3,300万人
これらのSNSは、テレビやラジオといった従来のマスメディアに代わり、情報収集の主流となっています。特にTikTokは、わずか5年でInstagramと同規模の利用者数にまで成長しており、今後ますます注目されるプラットフォームです。
その中で、企業がSNSを活用していく際には、UGCや口コミをどう増やすかが非常に重要です。
UGC ブランド 口コミ|UGC・口コミが重要な理由

SNSにおけるUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミは、消費者にとって非常に重要な情報源です。実際に、商品の購入やサービスの利用を決める際、最も影響を与えるのは身近な人々の意見です。ある調査によると、最も信頼される口コミ源は「家族や友人(41%)」と答えた人が最も多く、次いで「お店の販売員(28.5%)」が続きました。一方、芸能人やインフルエンサーの投稿は、消費者の購買決定にそれほど大きな影響を与えないことがわかります。
口コミが重要な理由は、それが消費者にとって「リアルで信頼できる情報」であるためです。特に、身近な人の意見は、購買意欲を大きく高めます。このような背景から、UGCや口コミを増やすことが売上げに繋がると言えるのです。
UGC ブランド 口コミ|口コミを増やして「リピート効果」を得る

UGCや口コミが生まれた後、実際にそれがどれだけ消費者の行動に影響を与えるのでしょうか?調査によると、口コミを見て商品を購入したり、店舗に訪れたりした人のうち、6割以上が「リピートする」と回答しています。特に若い世代では、70%以上の人がリピートする意向を示しています。このように、口コミ経由で得られた顧客のLTV(顧客生涯価値)は高い傾向にあります。
リピート購入や再訪が見込めるため、UGCや口コミを積極的に増やすことは、企業にとって非常に重要です。
UGC ブランド 口コミ|UGC・口コミを増やすための3つの施策

UGCや口コミを増やすためには、いくつかの戦略的なアプローチが必要です。以下では、実際に有効な施策を3つご紹介します。
1. アンバサダー施策

アンバサダー施策は、長期的な取り組みが可能で、非常に効果的です。アンバサダーとは、ブランドや商品に対して強い愛着を持ち、その魅力を積極的にSNSで発信してくれるユーザーのことです。アンバサダーには金銭的報酬を提供せず、商品やサービスを提供することが一般的です。このような取り組みにより、ユーザーは本当に愛用している商品をSNSで繰り返し紹介することになり、ブランドの信頼性が高まります。
アンバサダーが増えると、その口コミ効果が波及し、さらに多くのUGCが生まれるという良いサイクルが生まれます。
2. ギフティング施策

ギフティングは、商品を提供し、その商品を使った感想を投稿してもらう施策です。投稿は「任意投稿」であるため、第三者が自発的に行うものと認識されます。注意点として、投稿内容を過度に依頼したり指定したりすると「ステルスマーケティング(ステマ)」と見なされることがあります。このため、ギフティングを行う際には、投稿内容の自由度を保ち、消費者が自発的に口コミを発信できるようにすることが重要です。

3. キャンペーン施策
SNSキャンペーンを通じて、ユーザーが積極的にUGCを投稿する動機を作ることができます。特に効果的なのは、フォトコンテストやハッシュタグキャンペーンです。


- フォトコンテスト指定のハッシュタグを使って、ユーザーが投稿した写真を集め、優秀な投稿に特典を提供するキャンペーンです。例えば、旅行サイト「じゃらん」の冬の絶景フォトコンテストでは、1ヶ月弱の期間で1,000件以上のUGCが集まりました。
- ハッシュタグキャンペーン:SNS上で特定のハッシュタグを使って投稿してもらい、その中から優秀な投稿を選んで賞品を提供する方法です。X(旧Twitter)やInstagramなどで活用できます。
キャンペーン施策はSNSの枠を超えたプロモーション(例えば、交通広告との併用など)で効果を最大化することも可能です。
UGC ブランド 口コミ|コミュニティアカウントの活用

ブランドの世界観を崩さずにUGCを増やすためには、ブランド公式アカウントとは別に「コミュニティアカウント」を作るのも効果的です。このアカウントでは、ユーザーが投稿したUGCだけを集めて公開することで、他のユーザーの投稿を見た人が「私も投稿してみよう」と思うきっかけを作れます。
コミュニティアカウントを運営することで、ユーザーがUGCを投稿するモチベーションが高まり、UGCの量が増えるだけでなく、ブランドへの親近感も強くなります。
コラボ投稿とファネル別アプローチ

UGCを増やすためには、コラボ投稿も非常に有効です。ブランドのアカウントと第三者が共同でコンテンツを投稿することで、双方のフォロワーに対してPR効果を発揮できます。こうした施策を通じて、「私もコラボ投稿してみたい!」というUGC投稿が増えていきます。
さらに、UGCや口コミの醸成方法は、口コミが発生しやすい商品やサービスかどうか、有償でキャスティングを行うかによっても異なります。また、マーケティング施策はどのファネルに効かせたいか(認知・購入など)や、短期的な売上アップを目指すのか、中長期で売上を増加させるのかによってもアプローチが変わります。これらを意識した上で、適切な施策にトライしてみましょう。
UGC ブランド 口コミ|UGC・口コミ増加のために実践すべき施策

UGCや口コミは、企業にとって大きな力となります。それを増やすためには、まず自社の商品やサービスがUGCや口コミを発生しやすいものであるかを確認し、適切な施策を選んで実行することが重要です。
UGCを増やすための施策には、「アンバサダー」、「ギフティング」、「キャンペーン」などがありますが、それぞれの施策をうまく組み合わせることで、効果的に口コミを増やすことが可能です。また、コミュニティアカウントを活用することや、短期的な成果を求めるのか、中長期的なブランド構築を目指すのかによって施策を選ぶことが大切です。
SNS上でUGCや口コミを増やすための施策を実行することで、あなたのブランドの認知度や信頼度が高まり、最終的には売上の向上に繋がるでしょう。ぜひ、これらの方法を試して、SNSマーケティングをさらに強化していきましょう。
はじめから無理せずプロのサポートを受ける

とはいえ、自分たちで本当にできるんだろうかと不安に思うこともあると思います。そんなときには無理をせず、最初のうちは、プロにサポートをお願いしながら、SNSでUGC・口コミを増やすコツを学んでいくことをおすすめします。
弊社では、そのような支援も行っておりますので、ご不安な点やお困りごとなどございましたら、いつでも気軽にお問い合わせください。
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