2025.02.21

【縦型動画】企業がショート動画を活用すべき理由と成功のコツ【2025年最新】

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Pointこの記事でわかること

読了目安:約

目次

企業やブランドのショート動画(縦型動画)の伸ばし方について解説します。

ショート動画をバズらせたい理由

企業やブランドがショート動画を活用する中で、よくいただくご相談が「ショート動画をバズらせたい、伸ばしたい。どうすれば実現できるのか?」という内容です。しかし、私たちはいつも「なぜ伸ばしたいのでしょうか?」とお話しします。つまり、伸ばす理由について再確認するということです。

売上げと認知の最大化

企業やブランドがショート動画を使う目的は、大きく分けて「売上げの最大化」と「認知の最大化」の2つだと考えています。この中で認知や売上げを広げたいという思いから、再生回数やリーチを伸ばしていくことで、最終的に売上げに繋がるのではないかという期待があるのだと思います。

最終的に目指すのは「売上げの最大化」なので、バズらせるためには需要の高いコンテンツを提供し、情報型のコンテンツを発信することが重要です。再生回数が増えるのは、多くの人をターゲットにした場合です。しかし、その結果としてサイトに訪れてもらったり、売上げに転換する確率は非常に低いことを理解しておく必要があります。結局、やりたいことは「売上げの最大化」なので、動画を伸ばすことが本当に売上げに貢献するのか、今一度考えてみてください。

戦略が9割

大切なのは、戦略が9割ということです。ショート動画をバズらせたい場合、自分たちでブランドやサービスの動画を投稿してバズらせるのか、それともユーザーに投稿してもらってバズらせるのかで、アプローチが大きく異なります。Instagramでは、ブランド自身の投稿は認知には効果がありますが、比較検討や購買の意思決定に関与するのは、実は第三者の投稿であるということが公式に発表されています。

そのため、どんな動画を誰が投稿するのか、どれくらいの本数のショート動画(縦型動画)を投稿していくのか、という戦略が非常に重要です。他社の成功事例を見て「自分たちもバズらせたい」と思うこともあるかもしれませんが、最も大切なのは、自分たちのブランドやサービスを売上最大化に繋げるために、ショート動画をどのように活用するかということです。戦略をしっかり立て、その上でどういった動画を自分たちで発信し、どれくらいの頻度で、第三者にどれくらい投稿してもらうのかを計画していくことが非常に大事です。

どのプラットフォームを活用するか

どのプラットフォームを活用するかという点についても議論があります。Instagram、TikTok、YouTube、どのプラットフォームで伸ばしていくのかで、属性や動画の特徴、構成が大きく異なります。Instagramで投稿した動画をTikTokやYouTubeに展開する、またはその逆を行うこともありますが、理想を言えば、各プラットフォームに適した動画を投稿するのが一番です。どのプラットフォームを中心に展開していくのかを考えるのも、戦略の一部として重要です。

また、誰が動画を伸ばすのかも重要な要素です。企業が自分たちでInstagramやTikTok、YouTubeで伸ばしていくのか、それとも第三者に投稿してもらってリーチを広げていくのか、その選択肢によってアプローチが変わります。

YouTubeとTikTokの特徴

YouTubeとTikTokは、非常にエンタメ性が高いプラットフォームであり、また「属人性」のあるコンテンツが伸びやすいという特徴があります。演者が登場するYouTubeやTikTokの動画は、視聴者の関心を引きやすく、結果的に再生回数やリーチを伸ばしやすくなります。

Instagramリールの特徴

Instagramのリールは、「How to(ハウツー)」系の情報型コンテンツが特に伸びやすいプラットフォームです。属人性がなくても、役立つ情報を提供するコンテンツはInstagramでもよく反応があります。Instagramでは、特に「How to(ハウツー)」系のコンテンツが好まれる傾向が強いので、その点を意識してコンテンツを作成するのが重要です。

プラットフォームごとの特徴を理解したうえで、どのお客様がどのプラットフォームを使っているのかを考慮し、戦略を組み立てるのも有効です。

投稿本数について

企業がショート動画を活用していく場合、どんなに頑張っても1日に1本の投稿が限界だと思います。そのため、月30本というのが、1つの目安となります。しかし、ブランドやサービスに独自の世界観があり、ファンがすでに付いている場合、そのファンが口コミなどUGC(ユーザー生成コンテンツ)としてショート動画を投稿してくれることが多くなります。仮に1万人のファンがいれば、その1万人がショート動画を投稿してくれると、1万本の動画がSNSに投稿されることになります。

そのため、自分たちでバズらせるよりも、第三者に投稿してもらう仕組みを作る方が、リーチ数を最大化しやすいです。Instagramをはじめ、他のプラットフォームでも、企業の発信よりも、第三者の投稿が購買や比較検討に影響を与えるというデータもあります。これを考慮すると、第三者にどれだけ投稿してもらえるかを考えるのも戦略の一つです。

まとめ

1つ目は、「戦略が9割」。競合他社がバズったから自分たちもやりたいという気持ちもわかりますが、最も重要なのは「売上げの最大化」です。そのためには、まず戦略をしっかり立てることが必要です。

2つ目は、再生回数やフォロワー数の最大化ではなく、「売上げと認知の最大化」が最終目的であることを忘れないことです。

3つ目は、どのプラットフォームを選ぶか。Instagram、TikTok、YouTubeショートなど、それぞれに特徴があり、戦略が大きく変わります。

4つ目は、自分たちで伸ばすのか、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用するのか。第三者の投稿を促進する仕組みを作ることが有効です。

5つ目は、コンバージョンを最大化するためのバランスの取れた投稿を心がけることです。単にバズを狙うだけでなく、売上げや認知に繋がる動画を投稿することが大切です。

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