2025.04.25

11枚以上はNG!意外と知らないInstagram広告の落とし穴と対策

snsinstagramSNSマーケティングアカウント運用
Pointこの記事でわかること

読了目安:約

目次

Instagramの投稿を広告に出そうとしたとき、「えっ、これって出せないの?」と驚くこと、ありませんか?

例えば、

こんなとき、ちょっとしたルールを知らなかったために、せっかく作った投稿が広告に出せなかった…というケースが意外に多いんです。

この記事では、Instagram広告に関する「意外と知られていないけど大切なルール」を、わかりやすく解説します。

Instagram広告実は投稿枚数に制限がある?基本ルール

Instagramでは、通常の投稿で最大20枚の画像や動画をカルーセル形式でアップできます。

ただし、広告に出すとなると話は別です。

Instagram広告に出せるのは10枚まで

広告として出稿できるカルーセル投稿は、上限が10枚までです。11枚以上の投稿を作成しても、広告としては使えません。

たとえば、普段のフィード投稿では20枚の情報を盛り込めるからといって、そのまま広告化しようとすると、「審査に通らない」「広告として表示されない」ということになります。Instagramの仕様は定期的に変わる可能性がありますが、2025年4月現在、この10枚制限は変わっていません。
広告を考える際には、この枚数ルールを意識することが大切です。

Instagram広告 |パートナーシップ広告で気をつけたい“音源の罠”

もうひとつ、Instagram広告で見落とされがちなのが「音源」に関するルール。特にリール動画やパートナーシップ広告では注意が必要です。

たとえば、インフルエンサーとのコラボ投稿で使われている音楽が、個人利用はOKでもビジネス用途ではNGな音源だった場合、その投稿は広告に出せません。

ビジネスアカウントで使える音楽と使えない音楽がある

Instagramには、商用利用が許可されていない音源がたくさんあります。そのため、広告として配信する場合には、

といった工夫が必要になります。

せっかく反応の良いリールを作ることができたとしても、音源が原因で広告に出せないとなると機会損失にもつながるので、事前に確認しておきましょう。

Instagram広告よくある疑問に答えます

Q1. 写真10枚のカルーセル投稿、動画を混ぜても大丈夫?

→ はい、大丈夫です。ただし合計が10枚以内であることが条件です。動画も1枚としてカウントされるため、「動画3本+画像7枚」といった構成でも問題ありません。

Q2. ストーリーズの投稿って広告に出せる?

→ 出せます。ただし、ストーリーズは縦長のフルスクリーン仕様なので、専用にデザインを用意するケースが多いです。ストーリーズ広告では、短時間で視聴者の注意を引く工夫が求められます。

Q3. リール投稿をそのまま広告に出したい

→ 可能です。ただし、使用している音源に注意が必要です。ビジネス利用が許可されている音源や、オリジナル音源(自分で撮影・編集した動画の音声など)であれば広告化できます。

Instagram広告表示に関する基本情報

Instagram広告では、テキストの表示にもいくつかの推奨ルールがあります。広告として最適な表示を保つためにも、以下のポイントを意識すると効果的です。

特にスマートフォン表示では、3行目以降が「続きを読む」になってしまうため、伝えたいメッセージはできるだけ最初の2行に入れることをおすすめします。

Instagram広告SNS運用には“つまづきポイント”がいっぱい!

Instagramの広告運用に限らず、日々の投稿にも注意すべきポイントがあります。

投稿時間のバラつき

ユーザーがよくInstagramを見ている時間帯に投稿できると、反応が高まりやすくなります。
朝・昼・夜などで時間帯をテストし、自社のフォロワーと相性が良い時間を探すのも有効です。

ハッシュタグのつけすぎ

最大30個まで付けられるハッシュタグですが、無理に上限マックスまで使う必要はありません。むしろ、10個前後に絞り、検索されやすい、なおかつ投稿内容とマッチしたタグを選ぶことで、より多くの人に届きやすくなります。

投稿内容のネタ切れ

SNSの運用が長くなるほど、「次は何を投稿すればいいのか分からない」と感じる場面が出てきます。
そんなときは、よくある質問、スタッフの声、制作の裏話など、“人らしさ”が感じられるコンテンツを投稿するのも一つの手です。

Instagram広告SNS広告で効果を最大化するためのちょっとした工夫

広告の成果をさらに高めるには、配信時の設定や構成にも工夫が求められます。

これらの工夫は、小さな積み重ねですが、反応率や成果に大きな差を生むこともあります。

Instagram広告SNS運用、社内でできる?それとも外注したほうがいい?

SNSを自社で運用するか、外部に任せるかは、多くの企業が悩むポイントです。
私たちTaTapでは、「社内でできる範囲でがんばりたい」という方々の支援を行っています。

そういった柔軟なご相談にもお応えしています。

Instagram広告 |SNS運用は「やってみること」が一番の学び

SNSは、トレンドやアルゴリズムが頻繁に変わる世界です。だからこそ大切なのは、まず取り組んでみること。完璧さを求めすぎず、ひとつずつ試して、振り返って、改善していくことが何よりの近道です。

「広告に出せるかどうか」「ルールに引っかかっていないか」といった細かな部分も、実際に運用していく中で少しずつ感覚が掴めていきます。もし困ったときには、ぜひ私たちTaTapにご相談ください。同じように試行錯誤してきた経験をもとに、実践的なアドバイスをお届けします。

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