2024.06.24

Instagramのハッシュタグで上位を狙える秘策を伝授、検索ハックでフォロワーを獲得せよ!

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Pointこの記事でわかること

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目次

今回はInstagramハッシュタグ検索ハックについてお話しします。

「フォロワーを増やしたい」「集客したい」という悩みが皆さんあると思います。私もそういった相談を最近よくいただきます。

Instagramの中でも、特に日本は検索からの流入がまだ数が多いので、今回はInstagramでハッシュタグをうまく活用しながらどのように検索流入を増やしていくかについてお話しします。

フォロワーはどこから来るのか

フォロワーはどこから来るのでしょうか? 10,000人のInstagramユーザーにアンケートを取った結果、ハッシュタグ経由で約15%がフォローに繋がっています。発見タブからの流入に比べるとハッシュタグ検索からの流入は少ないものの、ユーザーが興味を持って検索し流入していることが分かります。ユーザーにとっての価値が非常に高いので、ハッシュタグでの流入を重視しましょう。

また、立ち上げ初期のアカウントに関しては、すぐに発見タブにコンテンツを載せることができないため、ハッシュタグでの流入を確保することが非常に大切です。

「ググる」から「タグる」時代へ

日本は、グローバル平均と比較してハッシュタグでの検索量が約5倍多いと言われています。以前は、Googleで検索することを「ググる」と言っていましたが、現在では欲しい商品がある場合にGoogleではなくInstagramのハッシュタグで検索する「タグる」に、ユーザーの行動が変化しています。

「Instagramでハッシュタグ検索をしたことがありますか?」という質問に対し、約75%の人が「ハッシュタグ検索をしたことがある」と回答しました。また、「検索した後どのような行動をしましたか?」という質問には、多くの人が「Instagram内でさらに調べた」と答えています。この結果を見ても、検索行動が「ググる」から「タグる」へと変化してきていることが確かに分かります。

ハッシュタグを活用してフォロワーを増やす方法

Instagramでハッシュタグを活用して、フォロワーを増やす具体的な方法ですが、最適なハック方法は主に2つあります。1つ目は「発見タブハック」、2つ目が「検索ハック」です。

Instagramではハッシュタグの役割が少しずつ変わってきており、現在では、投稿のジャンルを認識するために活用されています。発見タブへの掲載を狙えるアカウントに関しては、ハッシュタグの数を3~5個程度に絞り、例えば美容のアカウントであれば、美容関連のハッシュタグをつけることで、美容に関する投稿であることを明確にしましょう。これにより、Instagramのアルゴリズムが投稿を美容に興味のあるユーザーにおすすめしやすくなります。

検索ハックについて、検索流入を増やす方法を紹介します。Instagramではハッシュタグを最大30個まで付けることができますが、以前は30個すべてを使うのがセオリーでした。しかし、現在ではハッシュタグの関連性が重要視されています。例えば、「#美容」「#スキンケア」「#ニキビ」といったハッシュタグに「#サッカー」など全く関係のないハッシュタグが含まれていると、本来は「#ニキビ」で上位に表示されるはずだった投稿が表示されなくなることがあります。基本的には、関連性のあるハッシュタグを10~30個付けるように意識してください。

小テーマ・中テーマ・大テーマという3つの分類

ハッシュタグには、小テーマ・中テーマ・大テーマという3つの分類があります。小テーマはアカウントに関するもので、社名やブランド名、商品名を指します。中テーマはもう少し広い商材のカテゴリーで、「#ニキビ」などが含まれます。大テーマは世間的に広く認知されている単語で、「#美容」などがこれに当たります。

初期は大中小それぞれ5~10個ずつハッシュタグを付けることをおすすめしています。

ハッシュタグの選定方法2つ

では、実際に関連性のあるハッシュタグをどのように選定するのか、その方法を2つ紹介します。

まず1つ目は、特定のコンテンツに関連する主要なハッシュタグを選ぶ方法です。たとえば、ニキビの投稿をする場合、「#ニキビ」というハッシュタグを選択し、その関連する他のハッシュタグを検索タブで確認して付けていくという手順です。

2つ目の方法は、「#ニキビ」を検索した際にトップに表示される投稿や上位に掲載されている投稿に使われているハッシュタグを参考にして選ぶ方法です。

Instagramではキーワード検索が主流になる

キーワード検索に関連した話題として、Instagramでは今後、キーワード検索が主流になると言われています。これまでの単一のハッシュタグ検索に加えて、複数のキーワードでの検索が可能になりました。これをキーワード検索と呼びます。この検索では、使用されたテキストやユーザーのアクティビティに基づいて検索結果を表示します。たとえば、特定の投稿が「プロテインココア」というキーワードに関連するテキストを含んでいる場合や、アカウント名に「プロテイン」という単語が含まれている場合、それらが上位に表示されるアルゴリズムです。

複数キーワード検索で流入を取るためにやるべきこと

今後、複数のキーワードの検索が増えてくる中できちんと流入を取るためにやるべきこととしては3つあります。

1つ目は、適切なハンドルネームやプロフィール名を使用することです。実はInstagramはIDの表記をきちんと見ています。もしも、プロテインで上位表示したいのであれば、「@protein~」というようにプロテインというワードを入れると上位表示されやすくなったり、プロフィールの名前の中にもプロテインという文言を入れることで、より上位に表示されやすくなります。

2つ目は、関連するキーワードや場所などを自己紹介に含めることです。「#プロテイン」「プロテイン」というキーワードをきちんと自己紹介のプロフィールの文章にも盛り込むとキーワード検索で上位に表示されやすくなります。

3つ目は実際の投稿に関するもので、具体的には、投稿の中に関連キーワードやハッシュタグを含めることです。「プロテイン」でコンテンツをキーワード検索で上位表示させたい場合には、「プロテイン」というワードをきちんと文章にも入れたり、ハッシュタグにも「#プロテイン」と入れると、よりキーワード検索に上がりやすくなります。

この3つを意識していただくことで、より検索流入を多く獲得することができますので、ぜひ実践してください。

Instagramの「検索結果広告」について

ここまで、ハッシュタグとキーワード検索での流入増加についてお話ししましたが、新たにInstagramが「検索結果広告」という仕組みを導入し始めました。アメリカでテストを行った後、徐々に日本でも導入されています。ユーザーが検索結果の投稿をタップして、その後フィード内で広告が表示される仕組みです。

例えば、ニキビの商品を販売する企業は「ニキビ」というキーワードで検索したユーザーに対して広告を配信することができるようになります。これにより、よりユーザーの検索ニーズにマッチした広告を提示でき、費用対効果が向上する可能性があります。

TATAPの紹介

弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、TikTokを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。

クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。Instagramを含むSNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。

プロフィール

富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。

著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング

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