【Qoo10 メガ割】売上最大化!知らなきゃ損する攻略法。

- ギフティングを活用して第三者の投稿で興味喚起や信頼性を高めCVRの向上を目指す
- SNS広告ではInstagramやXでのタイアップ広告を使いクリック率やコンバージョンレートを高める
- Qoo10広告では「パワーランクアップ」「プラス展示」「メガ割AD」を活用して露出を最大化する
- ギフティング投稿を活用して狙いたいキーワードでの検索上位表示を狙いリーチを拡大する
- SNSのリーチ数や投稿保存数をチェックして売上との相関関係を確認する
読了目安:約分
今回のテーマは「Qoo10メガ割で売上を最大化する方法」です。これまでのオンラインショッピングサイトといえば、Amazonや楽天市場、Yahooショッピングが代表的でしたが、最近ではQoo10のメガ割が急速に注目を集めています。月間利用者数も大きく増加しており、Qoo10は今や見逃せないプラットフォームとなりました。そこで、Qoo10での売上げを最大化するための方法について詳しく見ていきましょう。
消費行動の変化
キープ消費とは

消費者の行動は大きく変化しています。最近では「キープ消費」という行動が主流になっています。これは、暇な時にSNSで情報収集をし、まずは商品やサービスを発見し、その後気になるものをSNSで保存したり、スマホで画面をキャプチャしておくという行動です。例えば、楽天スーパーセールや今回取り上げるQoo10メガ割の開催情報がSNSに流れ、インフルエンサーの投稿やQoo10の公式アカウントなどを見て、「そろそろメガ割が始まるから、欲しいものを探さなきゃ」と思い立ち、そこから検索して比較検討を重ねます。そして、メガ割が始まった際には、あらかじめカートに入れておいたり、保存していたアイテムを次々と購入するというわけです。そのため、メガ割が始まってから準備をしても遅すぎます。売上を最大化するためには、メガ割の開始1ヶ月ほど前からSNSで情報を仕込んでおくことが非常に重要です。
ECモールによるイベントの普及

キープ消費が増えてきた理由の一つには、ECモールによるイベントの普及があります。例えば、Qoo10のメガ割は3ヶ月に1回の頻度で開催され、楽天市場ではスーパーセールも同じく3ヶ月ごとに行われます。また、お買い物マラソンは毎月開催されており、Amazonではプライムデーやブラックフライデーといった大規模なイベントも実施されています。さらに、Yahooショッピングでは「超PayPay祭り」など、多くの魅力的なイベントが次々と登場しています。こうしたイベントの普及が、消費者のキープ消費を後押ししているのです。
Qoo10メガ割で売上最大化

Qoo10メガ割で売上げを最大化するためには、重要な3つのステップがあります。まずは、いつものECの法則に則り、1つ目はブランドアカウントの設計です。Instagramでいくらインフルエンサーに投稿してもらっても、「このブランドやサービスはどうなんだろう?」と疑問に思い、誰もがプロフィールを確認します。このプロフィールがきちんと設計されていないと、信頼できず「なんだか怖い商品かもしれないから、買うのをやめよう」と思われてしまいます。したがって、まずは受け皿としてブランドアカウントの設計が不可欠です。
次に2つ目は、ギフティングやインフルエンサーによる投稿といった、いわゆる口コミの創出です。これによって、製品やサービスに対する信頼が高まり、購買意欲を引き出すことができます。
そして、最後に3つ目は、モール内の広告やモール外のSNS広告を活用し、さらにブーストを掛けて売上を最大化していくことです。この3つのステップが売上げの最大化にとって重要です。
アカウント運用だけ、インフルエンサーマーケティングだけ、モール施策だけだと、売上げは若干上がりますが、最大化においてはこれらの3つを組み合わせが重要です。
ブランドアカウント

まず、ブランドアカウントについてですが、このアカウントは「接着剤」や「最終地点」としての役割を担っています。SNS上では、まるでホームページのような存在です。広告や口コミ、その他の施策を通じて流入を促し、その結果としてアカウントに誘導します。そして、最終的にはアカウントを訪れたユーザーが商品に興味を持ち、購入へとつながることを目指しています。言い換えれば、Instagramのブランドアカウントは、CVR(コンバージョン率)最大化に貢献する重要なコミュニケーションチャネルです。
なぜギフティングなのか

ブランドアカウントをしっかりと設計したうえで、ぜひ実施してほしいのがギフティングです。ギフティングをおすすめする理由は、商品を無料で提供し、「良かったら感想を投稿してください」とお願いすることで、簡単に一般ユーザーの口コミを集めることができるからです。この口コミやUGC(ユーザー生成コンテンツ)は、商品を比較検討したり購入する際に、非常に信頼される情報源となります。実際、女性の約7割、男性の約6割が、他のユーザーの意見を信頼するといったデータもあります。ブランドからの発信だけでなく、第三者の投稿をいかに増やすかが、成功の鍵を握ります。
SNS口コミ経由のLTVは高い

SNSの口コミに関しては、「LTVが高い」という点が明らかになっています。LTVとは、1人当たりの「顧客生涯価値」を指し、1年間でその顧客がどれくらい購入してくれるかを示す指標です。口コミを見て購入や来店したお客様は、そこから継続的に購入や来店をすることが多いことが分かっています。実際、調査結果では約6割の方がリピートすると回答しています。また、弊社がサポートさせていただいている企業様でも、SNSの口コミを経由してコンバージョンしたお客様のLTVが高い傾向にあることが確認されています。
ギフティングについて

ギフティングを実施する中でさまざまな商品を取り扱いますが、皆さんが気になるのは「ステマ」ではないでしょうか? ステマについては、情報の内容や進め方によって、ステマになるかならないかが決まります。また、プラットフォームごとに異なるルールも存在します。今回はInstagramをメインにお話ししていますが、X(旧Twitter)にもギフティングに関するルールがありますので、プラットフォームのルールとステマの境界線、この2点をしっかりと把握して実施するようにしましょう。
ギフティングの目的

早速、ギフティングの目的についてお話しします。ギフティングの真の価値は、認知を上げることではなく、広告などでは獲得しづらい「興味喚起」や「ブランド好意度」、「信頼性」を高めることにあります。その結果として、比較検討や購入のCVRを向上させることが、ギフティングの主な目的となります。決して、流入を最大化することが目的ではありません。流入の最大化については、別の目的として「ブランドタイアップ広告(パートナーシップ広告)」の活用があります。ブランドの広告を出すよりも、第三者が自分ごと化できるコンテンツが広告として表示される方が、広告のCVRは高くなる傾向にあります。このように、ギフティングを上手に活用することが重要です。
ギフティング先の選定方法

次に、ギフティング先の選定方法についてお話しします。ここでは詳細は割愛しますが、まず1つ目は「ブランドとのトンマナ(トーン&マナー)の相性」です。2つ目は「投稿内容との相性」で、例えばコスメ商品を扱っている場合、普段からコスメに関連する投稿をしているかどうかがポイントとなります。3つ目は「エンゲージメント数」です。フォロワー数が多いインフルエンサーを選びがちですが、現在のアルゴリズムではフォロワー数が多くても、投稿が伸びにくくなっている傾向があります。
アルゴリズムの変化

アルゴリズムの変化についてですが、元々はフォロワー数が多ければリーチが伸びるという仕組みでした。しかし、現在ではエンゲージメントをベースに、コンテンツの質でリーチが決まるアルゴリズムに変わっています。そのため、フォロワー数が少なくてもエンゲージメントが高い人の方が、むしろリーチを取れるようになっています。つまり、売上げ貢献の観点でも、フォロワー数だけに注目せず、エンゲージメントの部分をしっかりと見ることが重要です。
ギフティング投稿例

ギフティングの投稿例を見ていきましょう。ギフティングでは、ブランド自身が発信することのできないような「自分ごと化できる生活感のあるクリエイティブ」を投稿してもらうことができます。
ギフティング投稿による検索ハック

ギフティング投稿による検索ハックという観点では、最近、Instagramでキーワード検索の重要性が高まっています。ギフティングを活用することで、こうした検索結果の上位に投稿を載せることが可能です。エンゲージメントが高く、関連性のある投稿が上位に表示される仕組みを活かして、狙いたい一般キーワードで検索結果の上位を目指すことも、ギフティング施策の一つとして非常に効果的です。
ギフティングと連動した指名検索の向上

実際にギフティングと連動して自社のECサイトを運営している企業様では、ECサイトでの指名検索数の向上も期待できます。もちろん、Qoo10のメガ割などのセール期間中における指名検索も増加します。結果として、指名検索はCVR(コンバージョン率)が高いため、より多くのコンバージョンを獲得するために非常に有効です。
ギフティングの強み

TaTapではこれまで、月間約1,000通のDMを継続して送信してきました。そのため、どのような人にDMを送るべきかという選定ノウハウや、実際にDMを送る際の文面には細かなこだわりがあります。このため、返信率やギフティング相手のその後の投稿率が非常に高いのが特徴です。単にギフティングを実施するだけでなく、それをどのように活用するかについても、しっかりとサポートいたします。
Instagramブランドタイアップ広告

ここからステップ3に入ります。まずはSNS広告についてお話しします。Instagramのブランドタイアップ広告は、第三者のアカウントから投稿されたコンテンツを広告として活用する配信方法です。実際、クリック率やコンバージョンレートが高いことが確認されています。
Instagramブランドタイアップ広告事例

実際の例として、ナンバーズインさんのアカウントを挙げてみます。ここでは、リンク先がQoo10になっており、クリエイターさんのアカウントの投稿からQoo10のURLに飛ばしています。
X広告

X(旧Twitter)でも同様に、第三者からの配信が可能です。クリエイターさんのアカウントから広告を出稿することをぜひ試してみてください。
パワーランクアップ広告

ここからは広告ではなく、モール内でのいわゆるメガ割に関する広告についてお話しします。まず1つ目は「パワーランクアップ広告」です。これは、検索結果やカテゴリーページにおいて、一般の商品よりも上位に商品が露出される広告です。
プラス展示広告

2つ目は「プラス展示広告」です。これは、特定のキーワードをQoo10内で検索した際に、検索結果ページの上部に商品が表示される広告です。いわゆる通常のリスティング広告に近い形となります。こちらもぜひ実施してみてください。
メガ割AD広告

最後に「メガ割AD」についてお話しします。これは、メガ割期間中にモバイルアプリ上部のタブにある特設ページ「今日のメガ割」に露出される広告です。1日のスロットには上限があるため、メガ割に申し込んで、しっかりとメガ割広告を出すことで、メガ割期間中の露出を最大化し、売上げを最大化することができます。
ぜひ、Qoo10ではこの3つの広告、「パワーランクアップ広告」、「プラス展示広告」、「メガ割AD広告」を活用するようにしましょう。
みるべきKPI

実際に見るべきKPIについてですが、SNSで注目すべきポイントは「投稿のリーチ数」です。具体的には、「ブランドアカウントの運用」、「第三者の投稿のリーチ」、「広告でのリーチ」の3つを合算した全体のリーチ数を確認してください。また、投稿の保存数も忘れずにチェックしましょう。「キープ消費」という流れがあるため、保存数が増えるほど売上との相関関係が高くなります。したがって、投稿の保存数にもしっかり注目してください。
SNSのことで悩んだらTaTap

SNSに関してお悩みがあれば、ぜひTaTapにご相談ください。
支援企業の成功事例
TaTapが支援した企業の成功事例をご紹介します。