Instagramギフティングとは?費用と4つの手順
- ギフティングは自然発生的な口コミが生まれる可能性が高い
- インフルエンサーや一般ユーザーからの口コミが大きな影響力を持っている
- 売上増加にはUGCの創出が非常に重要
- ギフティングの魅力は信頼の構築、自然なリーチ拡大、コスト効率の良さ
- 適切なインフルエンサーの選定が不可欠
- ギフティングは消費者の購買意欲を刺激する効果的な手法
読了目安:約分
Instagramギフティングとは、企業が商品を無償で提供し、インフルエンサーや一般ユーザーに実際に使った感想をInstagramへ投稿してもらう施策です。広告ではなく第三者の体験談として届くため、購入前に口コミを確かめる人へ判断材料を残せます。
本記事では、無償・有償・企画型の違い、費用相場、選定から効果測定までの4つの手順、ステマ規制で必要なPR表記の考え方を、累計300アカウントのSNS運用を支援してきた株式会社TaTapがまとめます。最終更新は2026年10月です。
この記事の要点
- 購入を決める段階ほど、ブランドの発信より利用者やコミュニティの声が参考にされます。
- 投稿を依頼して商品を渡す場合は、金銭を払わなくても事業者の表示とみなされる可能性が高いため、PR表記を付けてもらいます。
- 口コミの数を積むなら成果報酬型、施策の意図を投稿に反映させるなら企画型、リーチを取るならインフルエンサー起用と、目的で型を選びます。
- TaTapの成果報酬型ギフティングは投稿1件8,000円〜(税別・2026年10月時点)で、投稿された分だけを請求します。
- 効果は投稿数だけでなく、指名検索数や保存数など、あとから効いてくる指標でも測ります。
Instagramギフティングとは?基本概念と仕組みを解説
商品を渡し、使った人自身の言葉で紹介してもらうのが、Instagramギフティング(シーディングとも呼びます)の仕組みです。企業が文面を用意するタイアップ広告と違い、投稿するかどうかや書き方を投稿者に任せる形が基本で、生活の中での使用感が伝わる口コミを生み出せる点が特徴です。
ギフティングで生まれる投稿はUGC(User Generated Content=ユーザー生成コンテンツ)の一種です。UGCとは、企業ではなく生活者が自分の言葉で作った投稿やレビューのことです。
無償ギフティングと有償ギフティングの違い
ギフティングには、商品提供だけで依頼する「無償ギフティング」と、報酬を支払って投稿を依頼する「有償ギフティング」の2つの形があります。主な違いを次の表にまとめました。
| 項目 | 無償ギフティング | 有償ギフティング |
|---|---|---|
| 報酬 | 商品提供のみ(金銭報酬なし) | 商品提供+金銭報酬あり |
| 投稿義務 | 任意(投稿するかは本人次第) | 確約(投稿が条件) |
| 投稿内容 | インフルエンサーに一任 | 企業側で指定・事前チェック可能 |
| PR表記 | 投稿を依頼して提供した場合は必要(依頼のない自主的な投稿は対象外) | 「PR」「広告」の明記が必須 |
| 費用目安 | 商品原価+送料(代行会社を使う場合は代行費) | 1フォロワー2〜4円+商品原価+送料(業界相場の目安) |
| 投稿率 | 約10〜20% | ほぼ100% |
| 口コミの自然さ | 非常に高い | やや広告感が出る場合あり |
無償ギフティングは投稿率が低い一方で、投稿された内容に生活感があり、見る人にとって信頼しやすいのが利点です。有償ギフティングは投稿が確約されるため計画を立てやすく、内容も事前に確認できます。多くの企業は、両方を組み合わせて使っています。
注意したいのは、旧来の記事で「無償ならPR表記は不要」と書かれていることがある点です。2023年10月に始まったステマ規制では、報酬の有無ではなく、事業者が投稿の内容に関与したかどうかで判断します。詳しくは「ギフティング施策の注意点とリスク管理」で説明します。
目的で選ぶギフティングの3つの型
TaTapでは、ギフティングを「何を増やしたいか」で3つの型に分けて提案しています。数を積むのか、施策の意図をそろえるのか、リーチなどの数値を取るのかで、選ぶ型が変わります。
図:「目的で選ぶギフティングの3つの型」
この区分があると、成果報酬型の役割が「口コミの数を積むこと」だとはっきりします。投稿の中身まで施策の意図にそろえたいなら、リストを絞り込むのではなく、企画を渡す企画型に切り替えるのが近道です。
なぜInstagramでギフティングが重要なのか?
買う前にInstagramで口コミを確かめる人が増え、第三者の投稿が購入のきっかけになっているからです。2026年現在もInstagramギフティングが成果につながる施策とされる理由は、次の3つの強みにあります。
図:「Instagramでモノを買うときに参考にする相手(20〜50代女性4,000名)」
消費者は広告より「口コミ」をより信じる
企業の公式投稿やバナー広告は「宣伝」と受け取られやすい一方、一般ユーザーやインフルエンサーの投稿は「体験談」として読まれます。Instagramでは使っている場面が写真や動画で見え、投稿者の満足度も伝わるため、第三者の投稿が信頼されやすくなります。上の図でも、買い物の参考にする相手は好きなインフルエンサーが41.0%、友達や家族が36.0%で、芸能人の8.9%を大きく上回りました。友人や信頼するインフルエンサーからの推薦は、企業広告と比べて購入意欲を最大5倍高めるという調査結果もあります。
TaTapが2026年8月に全国の15〜29歳363名へ実施した「Z世代のSNS購買行動調査」でも、SNSきっかけで購入した人(n=217)のうち、購入のきっかけで最も多かったのは一般ユーザーの口コミ・レビュー投稿の42.9%でした。ブランド公式アカウントの投稿は24.4%、SNS上の広告は14.3%にとどまっています。
UGCはInstagramアルゴリズムに強い
Instagramのアルゴリズムは「保存」「コメント」「シェア」などの反応を重視しています。ギフティングで生まれるUGCは生活感があり共感を呼びやすいため、保存やシェアが自然に増え、リーチの拡大につながります。複数の投稿者から同じ時期に投稿が上がると「話題の商品」として目に触れる機会が増え、発見タブやリールでの露出が増える傾向があります。
広告依存からの脱却と資産の蓄積
広告は出稿を止めればリーチもなくなります。ギフティングで生まれたUGCは、Instagram検索やハッシュタグに残り、引用やシェアを通じて長く読まれるブランドの資産になります。良質なUGCをパートナーシップ広告(投稿者のアカウント名で配信する広告)として二次利用すると、通常の広告クリエイティブよりCTR(クリック率)が1.5〜2倍高かったという報告もあります。
UGCの力を最大化する|なぜUGC創出がカギなのか
購入を決める段階ほど、人はブランドの発信より利用者の声を見ています。UGCは商品を「見つけてもらう」ためだけでなく、「調べられたときに選ばれる」ための材料です。
図:「購買のフェーズごとに参考にする発信者」
図のとおり、新しい商品を見つける段階ではブランド自身の発信(43%)が最も参考にされますが、検討の段階では利用者やコミュニティが47%、購入を決める段階では51%に上がります。認知は公式アカウントや広告で取れても、最後のひと押しには利用者の声が必要です。
UGCがもたらす4つの具体的メリット
- 信頼性の向上:第三者のリアルな意見は企業広告の約4倍の信頼度があるとされ、購買の決め手になります。
- 生活感のあるクリエイティブ:実際の生活に根ざした投稿は使う場面を具体的にイメージさせ、購入のハードルを下げます。
- リーチの自然拡大:投稿者のフォロワーにも届くため、広告費をかけずに認知が広がります。1投稿あたりのリーチがフォロワー数の2〜5倍に及ぶケースもあるとされています。
- 広告素材としての二次利用:UGCをパートナーシップ広告やLPの素材に使い、獲得単価(CPA)を30〜50%下げた事例が報告されています。
口コミがないと、3〜4割が購入をやめる
UGCは「あると売れる」だけでなく、「ないと選ばれない」ものです。TaTapが2026年8月に全国の20〜49歳321名へ実施した「AI検索時代の購買行動調査」では、SNSに口コミがないと購入をやめることがあると答えた人が34.4%でした。2026年9月の「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」でも、SNSで商品情報を見かける人(n=336)の37.8%が、SNSに情報や口コミがないと別の商品に変えるか購入をやめると答えています。対象もnも異なる2つの調査で同じ水準の結果が出ており、口コミの空白はそのまま取りこぼしになると考えられます。
2026年のInstagramでは、リールやストーリーズでのショート動画UGCが反応を集めやすい形式です。静止画だけでなく、開封動画やビフォーアフター動画など、動画のUGCを意識したギフティング設計が効果的です。
SNSマーケティングにおけるギフティングの有効性
ギフティングが効くのは、商品の良さが「使えば伝わる」ときです。効果は大きく3つに分けられます。
図:「ギフティングがもたらす3つの効果」
信頼の構築
実際に商品を使った人の投稿は、企業の一方的な広告より信頼されやすくなります。友人や信頼するインフルエンサーからの推薦は、購入意欲を大きく高めます。
自然なリーチ拡大
投稿を見たフォロワーがシェアし、そのフォロワーがさらにシェアすることで、情報が広がります。有料広告と違い、関心のある人どうしのつながりを通じて届く点が特徴です。
コスト効率の良さ
商品の提供費はかかりますが、広告の出稿費は不要です。生まれたUGCは検索やハッシュタグに残り、出稿を止めても読まれ続けます。
TATAP理論で見るギフティングの役割
TaTapが提唱するTATAP理論は、購買までの流れを Touch(触れる)→ Attract(惹かれる)→ Trust(信じる)→ Action(買う)→ Propagate(広がる)の5段階で捉えるフレームです。ギフティングが最も効くのは、このうちTrustとPropagateの2つです。公式アカウントや広告で「触れて、惹いた」人が、調べたときに第三者の口コミで「信じて」買い、その人がまた投稿して「広がる」循環をつくります。
ギフティングが向いている商材・向いていない商材
ギフティングは万能ではありません。向き不向きを次の表で確認してください。
| 判断の軸 | 向いている | 向いていない |
|---|---|---|
| 価格帯 | 数千円〜数万円の日用品・コスメ・食品・雑貨 | 原価が高く、多数に配れない商品 |
| 伝わり方 | 見た目や使った変化が写真・動画で伝わる | 効果が出るまで数か月かかり、短期で語れない |
| 表現の制約 | 表現の自由度が高い | 薬機法などで言えることが限られ、確認の手間が大きい |
| 目的 | 口コミの数・指名検索・購入前の安心材料を増やしたい | 短期間で確実なリーチや売上の数字だけを取りたい |
短期間で決まった数値を取りたい場合は、ギフティングではなくインフルエンサー起用や広告の方が合っています。
Instagramでのギフティング施策の実施方法
進め方は4つの手順に分かれます。選定、提供方法、投稿ガイドライン、効果測定の順に設計してください。
図:「Instagramギフティングの4つの手順」
STEP 1:インフルエンサーの選定
ギフティングの成否を最も左右するのが、インフルエンサーの選定です。フォロワー数だけで判断せず、次の3つの観点で評価してください。
ターゲットオーディエンスの一致
インフルエンサーのフォロワー層が、自社のターゲット顧客と一致しているかを確認します。年齢層・性別・地域・興味関心を見て、商品の訴求点がフォロワーに響くかを見極めます。属性の分析には、投稿者から共有してもらうインサイトや分析ツールが役立ちます。
エンゲージメント率の確認
フォロワー数が多くても、いいね・コメント・保存が少なければ影響力は限られます。一般に、マイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜5万人)はエンゲージメント率が3〜5%と高く、ギフティングで最も費用対効果が良いとされています。メガインフルエンサー(50万人以上)は認知拡大に強い一方、エンゲージメント率は1%前後に下がる傾向があります。
ブランドとの親和性
投稿内容やライフスタイル、価値観が自社ブランドのイメージと合っているかを確認します。過去の投稿を50件ほどさかのぼり、競合ブランドとの関係、投稿のトーン、フォロワーとのやりとりを見てください。親和性の高い投稿者ほど商品の魅力を自然に伝えられ、共感を得やすくなります。
STEP 2:ギフティングの提供方法を工夫する
商品を送るだけでは、投稿してもらうのは難しくなっています。2026年のギフティングでは、受け取ったときの体験をどう演出するかが鍵です。
- パーソナライズされたメッセージ:手書きの手紙や投稿者個人に宛てたメッセージを同梱し、特別感を伝えます。
- 製品の使い方提案:特徴や使う場面を説明したガイドやカードを同封し、投稿のヒントを自然に渡します。
- キャンペーンハッシュタグの設定:専用ハッシュタグを決めて投稿時の使用をお願いします。投稿の追跡と効果の確認がしやすくなります。
- フォトジェニックな梱包:開封そのものがコンテンツになるよう、パッケージや梱包にこだわります。開封動画(アンボクシング)が投稿されやすくなります。
STEP 3:投稿ガイドラインの設定
制約をかけすぎないことが大切です。自然な感想を促しつつ、最低限のルールだけを伝えます。
- 自由な表現の尊重:投稿内容は投稿者自身の言葉に任せます。企業が台本を書くとフォロワーに見抜かれ、逆効果になるおそれがあります。
- ハッシュタグとメンション:キャンペーンハッシュタグと公式アカウントのメンションをお願いします。投稿の追跡とブランドへの導線をつくれます。
- PR表記の依頼:投稿をお願いして商品を提供する場合は、無償・有償を問わず「PR」などの表記を依頼します。2023年10月1日に施行されたステマ規制(景品表示法の指定告示)で、表記のない依頼投稿は違反になり得るためです。
STEP 4:効果測定と分析
効果を高めるには、数字での振り返りが欠かせません。次のKPIを設定し、改善を回してください。
| KPI項目 | 測定方法 | 目安・基準 |
|---|---|---|
| 投稿数・投稿率 | ハッシュタグ検索・DM報告 | 無償:10〜20% / 有償:95%以上 |
| リーチ数 | 各投稿のインサイト | フォロワー数の2〜5倍 |
| エンゲージメント率 | いいね+コメント+保存÷リーチ | 3%以上が高水準 |
| UGC二次利用数 | パートナーシップ広告配信数 | 良質UGCの30%以上を広告転用 |
| 指名検索数の変化 | Google Search Console | 施策前比110〜130% |
| ECサイト流入・CVR | GA4トラッキング | SNS経由CVR 1.5%以上 |
投稿を見てすぐに買う人ばかりではありません。TaTapの「買う場面(CEP)とSNSの関係調査」では、「今は要らない」と思った商品を後日購入した人が69.6%いました。投稿からの直接の売上だけで評価せず、指名検索数やブランド名を含む口コミの量といった、あとから効く指標を並べて見てください。
Instagramギフティングの費用相場はいくら?
無償なら商品原価と送料だけで始められますが、選定やDMのやりとりまで外部に任せると代行費がかかります。業界でよく見られる相場は次のとおりです。
| やり方 | かかる費用 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自社で無償ギフティング | 商品原価+送料 | 選定・DM・投稿確認の工数が社内にかかる |
| 代行会社に月額で依頼 | 月額200,000〜500,000円程度(業界相場) | 投稿数にかかわらず費用が発生する |
| 有償ギフティング | 1フォロワーあたり2〜4円+商品原価+送料(業界相場) | PR表記が必須 |
| 成果報酬型ギフティング | 投稿1件あたりの単価×投稿数 | 投稿されなかった分は請求されない |
TaTapの料金は次のとおりです。表示価格はすべて税別で、2026年10月時点の料金です。
| メニュー | 料金 | 内容・条件 |
|---|---|---|
| ギフティング(成果報酬) | 投稿1件8,000円〜 | ヒアリング、リスト選定、DM文の作成とやりとり、投稿の確認。投稿された分だけ請求 |
| 数値分析(オプション) | 1件1,000円 | 投稿ごとのリーチ・保存・反応の回収と集計 |
| 公式アカウントからの対応(オプション) | 1件2,000円 | DMをTaTapではなく自社の公式アカウントから送る場合 |
| 二次利用の許諾取得(オプション) | 1件2,000円 | 投稿を広告・EC・サイトで使うための許諾取得 |
| 発送業務(オプション) | 1件4,000円 | 梱包と発送の代行(送料・梱包費1,000円を含む) |
| 企画型ギフティング(リール・フィード/有償) | 1件40,000円+初期企画費50,000円 | 謝礼込み。企画例3パターンを設計し、投稿前に確認。投稿までを確約。1件から依頼可能 |
| インフルエンサー起用 | 1投稿25,000円〜 | フォロワー1万人規模・報酬込みの目安 |
たとえば成果報酬型で30投稿、全件の数値分析と10件の二次利用許諾を付けると、8,000円×30件+1,000円×30件+2,000円×10件で290,000円です。企画型を9件で実施する場合は、50,000円+40,000円×9件で410,000円になります。商品原価と送料は別途かかります。
自社に合う型や件数を決めかねている場合は、インフルエンサーマーケティングのページで、キャスティングから効果測定までの進め方を確認できます。ここまでの内容を自社の運用に落とし込む段階で迷う場合は、Instagram運用代行のページに進め方と費用の考え方をまとめています。
無料で現状診断(SNS・検索・AI)を受ける→
無料で資料ダウンロードする→
TaTapのInstagramギフティング支援サービス
株式会社TaTapは、累計300アカウント・600万フォロワー以上のSNSグロースを支援してきたSNSマーケティング会社です。ギフティングでは、目的の整理からインフルエンサー選定、効果測定、UGCの広告転用までを一貫して支援しています。
ギフティング|成果報酬型ギフティング
TaTapのギフティングは、投稿1件8,000円〜の成果報酬型です。商品を送っても投稿されないことがあるため、請求するのは投稿された分だけです。インフルエンサーへの固定報酬は不要で、登録10,000人超のリストから、ブランドに合う投稿者へアプローチします。条件を絞りすぎると投稿が生まれにくいため、まず1週間試し、承諾率と投稿ペースを見て条件を調整します。
企画型ギフティング|施策の意図を投稿に反映
「予算が増えてもいいから投稿の質を上げたい」という声に応えるのが企画型ギフティングです。ここでいう質とは、映像のきれいさではなく、施策の意図が投稿に反映されていることです。TaTapが施策の目的から逆算した企画例を3パターン用意し、フォロワー1,000〜10,000人の投稿者に謝礼を支払って撮影と投稿をお願いします。投稿前に確認するのは4点です。狙った使う場面が冒頭で伝わるか、必ず伝える内容が入っているか、ターゲットが自分ごとと思えるか、PR表記がありNG表現がないかを見ます。
クリエイティブ制作|SNS最適化クリエイティブ制作
TaTapのクリエイティブ制作では、SNSに最適化した静止画・動画を企画・撮影・編集まで一貫して制作しています。ギフティングと連動し、公式アカウントの投稿素材から、UGCを広告クリエイティブに加工する作業まで対応します。
SNS運用代行・内製化支援
ギフティングの代行だけでなく、SNS運用チームの育成や内製化も支援しています。運用のノウハウやギフティングの実施フローを社内に定着させ、自走できる体制をつくります。リソースが足りない企業には、SNS運用代行(月250,000円〜、初回のみ初期対応費100,000円、税別・2026年10月時点)で全面的に対応することも可能です。
自社でギフティングを始めるためのチェックリスト
始める前に、次の10項目がそろっているかを確認してください。
- ギフティングの目的(認知拡大・UGC創出・EC送客・指名検索の増加)を決めています。
- 成果報酬型・企画型・インフルエンサー起用のうち、目的に合う型を選んでいます。
- ターゲットとなる投稿者の条件(フォロワー規模・ジャンル・エンゲージメント率)を決めています。
- 無償・有償・組み合わせのどの形で実施するかを決めています。
- 商品の提供可能個数が、目標投稿数を十分に上回っています。
- 梱包と同梱物(手紙・使い方ガイド・ハッシュタグカード)を用意しています。
- 自由度を保ちながら最低限のルールを伝える投稿ガイドラインを作っています。
- 投稿数・リーチ・エンゲージメント・指名検索など、効果測定のKPIを事前に決めています。
- ステマ規制を確認し、投稿を依頼する場合のPR表記のルールを決めています。
- UGCを二次利用(パートナーシップ広告・LP素材)するための許諾の流れを決めています。
最初の3か月の進め方は、次のロードマップを目安にしてください。
| 時期 | やること | 見る指標 |
|---|---|---|
| 1か月目 | 目的と型の決定、条件設計、最初の1週間で反応を確認して条件を調整 | 承諾率・投稿ペース |
| 2か月目 | 投稿の確認、反応の良い投稿者・投稿の型の把握、二次利用の許諾取得 | 投稿数・保存数・二次利用できた本数 |
| 3か月目 | 良い投稿をパートナーシップ広告に転用、企画型や起用の追加を判断 | 指名検索数・ブランド名を含む口コミ量・CPA |
ギフティング施策の注意点とリスク管理
押さえるべきリスクは、ステマ規制と炎上の2つです。とくにPR表記は、無償ギフティングでも必要になる場面があるため注意してください。
ステルスマーケティング規制への対応
2023年10月1日から、ステルスマーケティング(ステマ)は景品表示法違反になりました。消費者庁の運用基準は、事業者が商品を無償で提供してSNSでの投稿を依頼し、投稿が事業者の意向に沿った内容になっている場合を、事業者の表示に当たるとしています。投稿者の自主的な意思による表示とは認められないためです。報酬を払ったかどうかではなく、事業者が投稿の内容に関与したかどうかで判断される点が重要です。
一方で、不特定の人に試供品を配った結果、受け取った人が自主的に投稿した場合や、投稿してもらうことを目的としない単なるプレゼントの場合は、事業者の表示には当たらないとされています。ギフティングは投稿してもらうことを目的にDMで依頼するのが一般的なため、原則として「PR」「広告」「プロモーション」などの表記を付けてもらうと考えてください。「A社から商品の提供を受けて投稿している」のように、提供関係を文章で示す方法も認められています。
違反した場合は、投稿者ではなく依頼した事業者が措置命令の対象になります。表記の依頼文は投稿前のやりとりに必ず入れ、投稿後も表記を確認してください。PR表記を付けると参考にされにくくなるのではと心配する声もありますが、TaTapの「Z世代のSNS購買行動調査」(n=341)で「#PRがつくと参考にしない」と答えた人は13.2%で、68.3%は#PR付きでも参考にしていました。表記を隠すことより、商品と投稿者の相性で選ぶことの方が成果を左右します。
炎上リスクの回避
不適切なインフルエンサーの起用や、誤解を招く投稿内容は炎上につながります。事前に過去の投稿やSNS上の評判を調べ、ブランドを傷つけるリスクを小さくしてください。ネガティブな投稿が出た場合の対応マニュアルも、事前に用意しておくことが大切です。
投稿されないときに見直すポイント
支援の現場で投稿が集まらない原因として多いのは、次の4つです。
- 条件を絞りすぎて、打診できる投稿者の母数が足りていません。
- 商品と投稿者の普段の投稿内容が合っておらず、紹介する理由が投稿者側にありません。
- DMの文面が定型的で、なぜその人に送ったのかが伝わっていません。
- 投稿の中身まで細かく指定し、無償の範囲を超えたお願いになっています。
中身までそろえたい場合は、無償の範囲で指定を増やすのではなく、企画型やインフルエンサー起用に切り替えてください。
AIが企業情報をクロスチェックする時代のギフティング
AI検索の普及で、ギフティングの役割は「リーチを買うこと」から「調べられたときに出てくる情報をつくること」へ広がっています。TaTapの「AI検索時代の購買行動調査」では、AIの回答だけで購入を判断する人は2.4%にとどまり、多くの人がAIの答えをSNSの口コミなどで確かめていました。AIにすすめられても、SNSに口コミがなければ選ばれにくいということです。
AIに引用され、確かめられたときにも選ばれるために、次の5つを意識してください。
- 質問形式の見出し:「ギフティングとは?」「費用はいくら?」のように、読者がAIに聞く形で情報を整理します。
- 答えを先に書く:各章の最初の2〜3文で問いに答え、その章だけ読まれても意味が通るようにします。
- 構造化された情報:料金や手順は表やリストにまとめ、比べやすくします。
- 数値の具体化:投稿数・料金・調査結果は、単位と時点と対象をそろえて書きます。
- 公式サイトとの整合:自社サイト、SNS、ギフティングで生まれた口コミの内容が食い違わないようにします。
ギフティングで積み上げた口コミは、AIが企業や商品を確かめるときの裏付けにもなります。指名検索と同じく、時間をかけて効いてくる資産として設計してください。
まとめ
Instagramギフティングは「目的に合う型 × 相性で選ぶ投稿者 × PR表記を含むルール」で成果が決まる施策です。要点を振り返ります。
- ギフティングの価値は、調べられたときに見つかる第三者の口コミを増やすことにあります。
- 口コミがないと、SNSで情報を見る人の3〜4割が購入をやめたり他の商品に移ったりします。
- 口コミの数なら成果報酬型、意図の反映なら企画型、数値ならインフルエンサー起用を選びます。
- 選定は、フォロワー数より属性・反応率・ブランドとの親和性で判断します。
- 投稿を依頼して商品を渡す場合は、無償でもPR表記を付けてもらいます。
- 効果は投稿数に加え、指名検索数や口コミ量などあとから効く指標でも測ります。
- 良い投稿は許諾を取ってパートナーシップ広告に転用し、広告の成果にもつなげます。
自社でのギフティングにお悩みの方は、累計300アカウントの支援実績を持つTaTapにご相談ください。
よくある質問(FAQ)
ギフティングとタイアップ広告の違いは何ですか?
投稿を任意にするか、報酬を払って確約するかが違います。ギフティングは商品を提供して自然な口コミを促す施策で、投稿は任意のことが多いです。タイアップ広告は投稿内容や時期を指定し、報酬を支払って確実に投稿してもらう広告手法です。ギフティングの方が費用を抑えやすく、自然な口コミが生まれやすい点が利点です。
ギフティングの費用相場はどのくらいですか?
無償なら商品原価と送料だけで実施できます。代行会社に月額で依頼する場合は月200,000〜500,000円程度、有償ギフティングは1フォロワーあたり2〜4円の報酬が加わるのが業界相場の目安です。TaTapのギフティングは投稿1件8,000円〜(税別・2026年10月時点)の成果報酬型で、投稿された分だけを請求します。
無償ギフティングの投稿率はどのくらいですか?
一般的に10〜20%程度です。投稿率を上げるには、投稿者の普段の投稿と相性の良い商品を選ぶこと、個人に宛てたメッセージを添えること、開封したくなる梱包にすることが効果的です。条件を絞りすぎると打診できる母数が減るため、最初の1週間の反応を見て条件を調整してください。
ギフティングで投稿されたUGCは広告に使えますか?
投稿者の許諾を得れば使えます。パートナーシップ広告として投稿者のアカウント名で配信したり、LPやECの素材に使ったりできます。企業が作ったクリエイティブよりCTRが上がり、CPAが下がることが期待できます。許諾の範囲(期間・媒体・加工の可否)は、使う前に投稿者と書面で合意してください。
どのようなインフルエンサーを選べばよいですか?
フォロワー数ではなく、属性・反応率・ブランドとの親和性で選んでください。とくにマイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜5万人)はエンゲージメント率が高く、費用対効果に優れているためギフティングに向いています。過去の投稿を50件ほどさかのぼり、競合との関係や投稿のトーンも確認してください。
ステルスマーケティング規制にはどう対応すればよいですか?
投稿を依頼して商品を提供する場合は、無償でも「PR」「広告」などの表記を付けてもらってください。消費者庁の運用基準では、報酬の有無ではなく、事業者が投稿内容に関与したかで判断します。依頼せずに配った試供品を自主的に投稿した場合などは対象外です。迷う場合は最新の運用基準を確認し、専門家に相談してください。
ギフティングは違法ですか?
ギフティングそのものは違法ではありません。違法になり得るのは、投稿を依頼して商品を提供したのに、PR表記がなく広告であることが分からない投稿をさせた場合です。2023年10月1日施行のステマ規制では、この場合に依頼した事業者が措置命令の対象になります。表記を依頼し、投稿後も確認すれば適法に実施できます。
ギフティングを受けた人に投稿の義務はありますか?
無償ギフティングでは、投稿は任意で義務はありません。商品を受け取ったのに投稿しなくても、違法にはなりません。投稿を確実にしたい場合は、報酬を支払う有償ギフティングやタイアップで依頼します。TaTapの成果報酬型ギフティングは投稿された分だけを請求するため、投稿されなかった分の費用はかかりません。
ギフティングとサンプリング・シーディングの違いは何ですか?
シーディングはギフティングとほぼ同じ意味で使われ、影響力のある人に商品を渡して広げてもらう手法を指します。サンプリングは、店頭やイベントなどで不特定多数に試供品を配る手法です。ギフティングは相手を選んで提供し、SNSでの発信を期待する点がサンプリングと違います。
TaTapのギフティングは何が違いますか?
目的に応じて3つの型を使い分けられる点が違います。口コミの数を積む成果報酬型(投稿1件8,000円〜)、施策の意図を投稿に反映する企画型(1件40,000円+初期企画費50,000円)、数値を取るインフルエンサー起用(1投稿25,000円〜)を組み合わせて提案します。料金はいずれも税別で、2026年10月時点の金額です。
最終更新:2026年10月26日/執筆:株式会社TaTap 編集部(監修:代表取締役 富田竜介)
TaTapの紹介動画もご覧ください。
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