Instagramストーリーズ活用でアカウント同士の親密度を上げる!Instagramを制するストーリーズの重要ポイントをズバリ解説
- ストーリーズを制する者がInstagramを制する
- Instagramのアルゴリズムでは『興味・関心』と『親密度』が重視される
- 『親密度は』ある程度操作できる
- 親密度が上がるとフォロワーや売上げが増加する
- 『ファン化』『シグナル取得』がInstagramの役割
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今回はInstagramのストーリーズ活用について分かりやすく解説します。フォロワー増加に繋がる有益な内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ストーリーズを制する者がInstagramを制す
Instagramにはフィードやリールなどありますが、私はストーリーズが一番重要だと考えています。ストーリーズを制する者がInstagramを制すると言っても過言ではありません。
では、どのようにストーリーズを活用すればよいのか?についてお話しします。
ストーリーズは24時間以内に消える投稿機能
Instagramのストーリーズとは24時間以内に投稿が消える縦型フォーマットの機能です。フィード投稿やリール投稿をストーリーズにシェアすることもよくあります。
特に20~30代の女性はフィード投稿をほとんど見ておらず、ストリーズと発見タブしか見ていないという人が多いです。そのため、本来見てほしいフィード投稿の閲覧を促すためにもストーリーズを活用することが有効です。
ストーリーズが重要な一番の理由は、Instagramのアルゴリズムにおいて『興味・関心』と『親密度』が重視されるためです。
フィードではさらに時間帯や新鮮さを意味する『タイムリネス(timeliness)』も重要なシグナルとされ、実際に発見タブなど上位に表示されている投稿を見ると、投稿してから1週間以内のものが並んでいます。そのため、フィードやリールは定期的に投稿しておく必要があります。
Instagramのアルゴリズムにおいて『興味・関心』と『親密度』が最も重視されているという話に戻りますが、『興味・関心』に関しては例えば、美容に興味があり美容の話題に反応しやすい人には美容に関する投稿が表示されやすくなります。同様にダイエットに興味がある人にはダイエット関連の投稿が表示される仕組みです。
Instagramアルゴリズムの『興味・関心』を操作することはできません。しかし、アカウント同士がどれだけ親しいかの指標である『親密度』はある程度操作することが可能です。
ストーリーズで親密度を上げる
この『親密度』を上げるためのシグナルは500ほどあると言われ、「いいね」「コメント」「保存」「シェア」「滞在時間」がこれに該当します。これらのうち、ストーリーズで活用できるものは、12個ほどあります。
- スポットタグ:位置情報を付けます。
- リンクスタンプ:リンク先へ遷移させることができます。
- メンションタグ:IDを追加して特定の人に通知します。
- 質問:質問の募集、回答ができます。
- 音源:Instagramに用意された音源の中から好きなものを追加できます。
- GIF:Instagramに用意されたGIFの中から好きなものを追加できます。
- アンケート:2~4択で選択肢を設定したり、テキストで回答を募集できます。
- スタンプ:Instagramに用意されたスタンプの中から好きなものを追加できます。
- クイズ:質問と最大4つの選択肢を表示でき、回答を募集できます。
- 気持ちバー:絵文字スライダーを使って感情の度合いを測れます。
- カウントダウン:指定日時や指定時刻までカウントダウンすることができます。
- ハッシュタグ:キーワードやトピックで投稿を分類したり、見つけてもらいやすくします。
上記のうち、特に「1.スポットタグ」「2.リンクスタンプ」「4.質問」「7.アンケート」「8.スタンプ」「9.クイズ」「10.気持ちバー」「11.カウントダウン」を使用することで、ユーザー間の親密度を上げることができます。
結果として、フィード投稿で上位に表示されたり、ストーリーズで左側に表示されやすくなるなど、初速のエンゲージメントを獲得できるので、発見タブへの露出が増えます。つまり、フォロワーや売上げの増加に繋がることになるのです。
スポットタグ
スポットタグは、位置情報を追加してそのスポット情報に飛ばすことができます。飲食店やネイルサロン、エステサロンなど店舗集客などに有効なので、スポットタグの利用はマストです。スポットタグを使用すると、Instagram内のマップにスポット表示されるので、MEO対策に繋がります。
リンクスタンプ
以前のリンクスタンプは、フォロワー数が10,000人を超えないと使用することができませんでした。今では、人数制限が緩和されて誰でも活用できるようになりました。
URLの他に、スタンプテキストを入力すると、テキストの文言でリンクスタンプを表示することができます。分かりやすいテキストで目を引くように、必要に応じてその都度カスタマイズすることをおすすめします。
質問
質問を募集してそれに対する回答をシェアすることができます。フォロワーとの双方向のアクションを増やせるので、アカウントのファン化を促すために有効です。
アンケート
最高で4択までの回答を選択できるアンケート機能です。裏ワザとして4択の中に「回答を見る」という選択肢を入れると、選択肢の中に該当する答えがない人も回答してくれるので、クリック数が上がります。クリック数が上がると、Instagramのアルゴリズムが重視するフォロワーとの『親密度』が高まるので、ここはきちんと押さえておきましょう。
スタンプ
スタンプは文章を入力したり、回答を選択する手間もなく、気軽にポチっと押せます。スタンプを押してもらうことでアカウント間の『親密度』が高まり、投稿の表示率が上がります。
クイズ
簡単な問題をフォロワーに投げかけて、回答を募ることができます。これにより双方向のコミュニケーションが増加し、『親密度』にも好影響をもたらします。良い質問が思い浮かばないときには、Instagramが質問内容を考えてくれるサイコロ機能を上手に活用しましょう。
気持ちバー(絵文字スライダー)
私は『気持ちバー』という言葉を使用していますが、スタンプと文言を入れてバーを動かせる機能のことを指します。例えば、「今日の気合を教えて」といったコメントに対して、フォロワーはバーを動かして自分の度合いを回答できます。バーを動かすだけで簡単に回答できるのがポイントで、ここでもフォロワーとの『親密度』を高める効果があります。
カウントダウン
例えば「ライブ配信します」「新商品をリリースします」といった告知には、カウントダウン機能が役立ちます。ライブの視聴者数を増やすのにも効果的ですので、ぜひ活用しましょう。
ストーリーズの役割
ストーリーズの役割は大きく2つあります。1つ目は『ファン化』です。ファン化できていないと、マネタイズ(収益化)に繋がらず、投稿に反応する人が少ないため、Instagramで重要視される初速エンゲージメントの獲得も難しくなります。ファンになってもらうには、双方向のコミュニケーションを増やすことが非常に重要であり、そのためにはストーリーズの活用が不可欠です。
2つ目がアルゴリズムに大きく関係する『シグナル取得』です。どんなに良い投稿を作っても、見てもらえてければ意味がありません。多くの人に見てもらうにはストーリーズを活用して双方向のシグナルを獲得する必要があります。
目標として、1日に5~10のストーリーズの投稿がおすすめです。
TATAPの紹介
弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、TikTokを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。
クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。Instagramを含むSNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」