SNSアカウント運用で毎日投稿は重要か?
- ポッドキャストでSNSマーケティングについて発信開始!
- SNSは毎日投稿した方がいいのか?
- 投稿数が多いことが必ずしも良いとは限らない
- 重要なのは質
- 信頼を得ることファンを増やすことが大切
- コミュニケーションをたくさん取ることが有効
- 質の高い投稿ができなければ毎日投稿はせずともよい
読了目安:約分
ポッドキャスト開始のおしらせ
私は広告代理店をはじめとして4社の事業主側企業を経て独立し、現在は主にSNSを活用したマーケティング支援を行う株式会社TATAP(タタップ)の代表を務めています。これまで累計で300以上のアカウントの成長や、合計600万フォロワーの増加を経験し、インフルエンサーマーケティングや広告運用も支援してきました。SNSマーケティングだけでなく、他のチャネルとの連携を通じて売上を伸ばす手法にも取り組んでいます。
これまでの経験を活かして皆さんに役立つ情報を提供できればと考え、この度『SOCIAL TALK(ソーシャルトーク)』というタイトルでポッドキャストをスタートしました。私の一人語りやゲストをお迎えしての対談形式など、ソーシャル(SNS)を活用したマーケティングについて発信いたします。ぜひお聴きください。
よくある質問『毎日投稿した方がいいのか?』
はじめに
InstagramやTikTokが中心になりますが、「アカウントを伸ばしていく上では、毎日投稿した方がいいのでしょうか?」といった質問をよくいただきます。
TikTokでは色々な機能がリリースされており、Instagramでもフィードやリール、ストーリーなど様々な機能がありますが、今回は主にInstagramのフィードやリード投稿について話していきます。
結論
結論としては、もちろん毎日投稿することが理想ですが、昨今のSNSにおけるアルゴリズムを見ると、ただ投稿すればよいわけではなく、一定の質の担保が必要とされています。
現状のSNS利用者数
日本ではInstagramの月間利用者数が7,000万人と言われており、TikTokは2,000~3,000万人で推移しています。その中で、自身が投稿しない『見る専門のユーザー』も一定数いますが、投稿数そのものの数は増加傾向にあります。同時に『コピーコンテンツ』と呼ばれる類似したコンテンツも増えているため、既視感のあるコンテンツと認識されてしまうと、ユーザーは反応してくれなくなります。
そういった事態を防ぐためには、毎日投稿することが重要です。ただし、質の低いコンテンツを毎日投稿するよりも、2〜3日に1回程度、高品質なコンテンツを投稿した方が、リーチが広がり売上につながる場合もあります。投稿数が多いからといって必ずしも良いとは限りません。
質の重要性
特に重要なのは質で、個性が重要視される傾向があります。企業としてアカウント運営していく際には、担当者の人格や顔が見えることが好ましいと言えます。どういった人物が運営しているのかが分かると、その安心感からファンが付きやすいのです。
信頼とファンの増やし方
人は知らない人の投稿よりも、知っている人の投稿を信用します。先述した『コピーコンテンツ』のように類似したコンテンツの中にあっても、信用しているアカウントの投稿は反応してもらいやすくなり、ファンも続々と増えていきます。コンテンツに反応してくれるファンをどれだけ増やしていけるかが成功の鍵です。
プレゼントキャンペーンの注意点
戦略的にフォロワーを増やすためにプレゼントキャンペーンを利用するケースが多く見られますが、あまりおすすめできません。
なぜなら、現在のSNSでは、フォロワー数よりもエンゲージメントを重視するアルゴリズムが主流で、単にフォロワー数が伸びたからと言って売上げが伸びるとは限らないからです。そもそも、プレゼントキャンペーンで増えたフォロワーはキャンペーン以外の投稿への反応をほとんどしないフォロワーです。フォロワー数をむやみに追うのではなく、しっかりと反応してくれるファンを増やしましょう。
コミュニケーションの重要性
Instagramではストーリーズ機能を活用して、ファンとのコミュニケーションをたくさん取ることが有効です。すべてのSNSプラットフォームに共通して言えることは、余白を残してコミュニケーションを誘発させるといった手法です。
例えば「この投稿を見てどう思いましたか?」といった質問であったり、旅行系の会社であれば「この場所に行ったことはありますか?行ったことがあれば感想を聞かせてください」など。そういった問いかけに対して、「行ったことあります。めちゃくちゃ良かったです」と返してくれるファンに対してさらにコメントを返すことにより、ファンに「このアカウントはコミュニケーションを取ってくれるアカウントだ」と認識され、その後もどんどん反応してくれるようになります。
多くの企業では、こういったアクションをないがしろにしがちです。しかしながら、すべてのSNSプラットフォームで一番重要視されているのがファン化であり、ファンになってもらうためにはこういったアクションを積み重ねていく必要があります。
質の高い投稿を担保できなければ、毎日投稿にこだわらなくていい
まとめ
最後にもう一度、「SNSは毎日投稿した方がいいのか?」という質問の答えですが、やったほうがいいけれど、質の高い投稿を担保できないのであれば、毎日投稿することにこだわる必要はないと結論付けます。
TATAPの紹介
弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、TikTokを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。
クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。Instagramを含むSNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」