Instagramマーケティング アカウント運用内製化支援。企業/ブランドが自走できる体制構築をサポート
- 内製化支援(インハウス支援)を最終目標にしよう
- スタートから半年で自走できるようにサポート
- PDCAサイクルを実行しながら成長するための体制を構築する
- Instagramマーケティングの運用で一番大事ことは「戦略」
- 中長期的な視点でアカウント運用に取り組もう
- 内製化こそランニングコストを回収するカギ
読了目安:約分
企業やブランドが自社でInstagramを活用したマーケティング活動を行う際に、専門的なサポートやリソースを提供する「内製化支援」についてお話しします。
instagramマーケティングの課題
はじめに、instagramマーケティングの課題を3つ挙げます。
❶フォロワーが伸びない/リーチが伸びない
❷ノウハウやリソースがない
❸売上げにつながらない/分析方法がわからない
❶~❸のようなお悩みを抱えている企業やブランドが多いのではないでしょうか?
TATAPの強み
弊社では、累計250アカウント以上の支援実績による最適なノウハウや施策の提供をいたしております。また、アカウント運用実行に必要なリソースの支援も行っております。
自社でうまくいった施策のみをクライアント様に展開し、instagramマーケティングをワンストップでサポート。instagram内だけではなく、全体最適での戦略設計を実施しております。
もちろん、運営代行や運用代行のご依頼がありましたら支援させていただきますが、弊社では多くの場合、内製化支援(インハウス支援)を最終目標としてサポートしております。支援会社が内製化支援をサポートした場合、その内製化が完了した時点で、すべての支援が終了してしまう。それで本当に良いのだろうか?と不安に思われるかもしれません。
しかしながら、内製化支援が完了することによって、クライアント様のビジネスやサービスが成長しやすくなるため、弊社としては問題ないと考えています。
内製化事例 その1:代理店SNS事業部立ち上げ
まずは、代理店のSNS事業部立ち上げ例です。
クライアント企業のSEO対策やSNSの運用を請け負っている代理店に向けて、弊社が携わった事例です。代理店内で、クライアント企業のSNSを運用できる体制を整えたいという要望にこたえ、まずInstagramアカウントの運用を提案するところからスタート。弊社が培ってきたノウハウの提供や実際の立ち上げ支援を行いました。
最初の段階で、代理店がクライアント企業に取った行動は、ヒアリングだけでした。その後、弊社が提案した施策を実行する過程で、代理店は知識やノウハウを獲得。最終的には、代理店がクライアント企業のアカウント運用を自社で行えるようにサポートしました。
プロジェクト開始時には、クライアント企業への提案時に同席し、裏方業務も完全にサポートします。内製化を進める中で、問題があれば改善をしながら実際の作業を社内メンバーにインストールしていきます。
例に挙げた代理店の場合は、月額50万円で半年間のサポート。半年後には自走できるようになりました。
内製化事例 その2:化粧品会社D2C企業
次に見ていくのは、化粧品会社の例です。
当初、自社でリソースの用意ができないため、まずは運用代行で携わってほしいという要望がありました。その後、弊社が行った運用代行のノウハウを、徐々に自社へインストールしていく方式での支援を実施しました。
プロジェクトの立ち上げから半年間、当社は運用代行として実務を引き受け、投稿の制作や分析、フォーマットの作成など、運用体制の確立に取り組みました。その後、クライアントの社内チームが組織されるにつれ、段階的に知識やノウハウを共有し、業務を移行。結果として、クライアントがPDCAサイクル(計画、実行、評価、改善の一連のサイクル)を実行しながら成長するための体制を構築することができました。
内製化事例 その3:金融系企業
続いて、ある金融系企業の例になります。
弊社は無形商材として、金融系や人材系の企業も支援しています。例に挙げた企業の場合、プロジェクト開始時には既に社内に必要なリソースが整っていたため、内製化支援の依頼を受けました。
こちらのプロジェクトでは、メディアのアカウント作成からスタート。弊社は制作フォーマットの提供のみに留まり、企業はそれを活用してInstagramマーケティングの戦略設計やKGI(重要目標達成指標)、KPI(重要業績評価指標)の立案を行いました。実際のアカウント運用中に生じた疑問や課題については、弊社が並走するかたちでキャッチアップしてサポートし、ハンズオンで支援しました。
こちらもスタートから半年で自社で運用するノウハウを獲得し、これにより目標を達成したため、プロジェクトを終了させました。
内製化事例 その4:雑貨系D2C企業
こちらは、雑貨系D2C企業の事例になります。
このケースでは、自社ブランドのアカウント運用に留まらず、インフルエンサーマーケティングを強化したいとの要望がありました。さらに、広告運用の設定周辺やクリエイティブの最適な活用方法など、効果を最大化するための具体的な疑問点にまで、包括的なサポートを提供しています。
こちらは月額30万円で半年間のサポートでした。
最初に、Instagramマーケティングを含む全体的な戦略の設計をサポートし、その後、各ファネルやチャンネルで実施すべきアクションを提案。現在のアカウント運用やインフルエンサーマーケティング、広告運用の分野での改善点を特定し、企業が自社で運用できるようになるまで、半年間のサポートを行いました。
内製化事例 その5:アパレル系D2C企業
最後に、アパレル系D2C企業様の例を挙げます。
こちらは、自社ブランドのアカウント運用からインフルエンサーマーケティング、サポート広告運用の設定までを包括してサポートしました。
このケースでは、月額20万円で半年間のサポートを提供しています。運用代行などが含まれないハンズオン支援(手を動かさない支援)の場合、通常はこの金額になります。
運用する上で一番大事なのは「戦略」
つまるところ、Instagramマーケティングの運用で一番大事なことは、ずばり!戦略です。
多くの企業が、アカウント運用だけで解決しようとするか、インフルエンサーマーケティングや広告に依存しようとする傾向があります。しかし、これらを横串でつなげながら統合的に捉えて連携させない限り、売上の最大化はなかなか難しいでしょう。
戦略を適切に立て、組織を効果的に連携させないと、成果を上げられません。そのために、しっかりと戦略を策定し、各施策の実行体制を整え、計画を実行していく必要があります。そして、その結果を振り返り、PDCAサイクルを回して、効果を最大化していく取り組みを行っていただきたいと思います。
費用対効果が合わないという問題
運用代行会社に支援を依頼した場合、毎日投稿する場合は月額60~200万円が相場と言われています。短期では効果が出づらいため、ランニングコストが高くつくというイメージです。
当社の料金設定は、最高でも月額50万円まで。毎日の投稿を行う場合でも、月額40~50万円でのサポートが可能です。
また、Instagramマーケティングの施策において、簡単で単純な作業でも、ディレクション費などの代理店マージンが発生することがあります。そのため、外注している場合、自社で運用するよりもマージン分の費用が余計にかかってしまうのは避けられない現実です。
これらを考慮した上でも、自社で実施することが望ましいと言えます。
中長期視点で考えることが必要
アカウント運用に関しては、短期間でフォロワーを増やしたり、売上を上げたいという相談を受けることがありますが、基本的にはアカウント運用は中長期的な視野でファンを増やしていくことが重要です。
広告を利用してフォロワーを増やしても、結局そのフォロワーは自社について浅くしか理解していないため、商品の購買にはつながりません。しっかりと、中長期的なプロセスを経て、フォロワーが自社のブランドやサービスについて理解し、興味を持ち、比較検討してくれることが望ましいと言えます。
このようなプロセスを経てようやく、フォロワーが自社の商品やサービスを購入してくれるのです。特に、単価の低い商品であれば別ですが、ブランドやサービスを提供している企業は、中長期的な視点でアカウント運用に取り組みましょう。
運用代行会社への依頼はOK
きちんとした戦略設計ができている段階であれば、運用代行会社に委託することも悪くはありません。ただ、最終的にはやはり内製化できるようにすることが理想です。
いつまでも外部委託に依存するばかりでは終わりが見えず、ランニングコストの回収はできません。内製化を目指して、運用代行会社や支援会社と連携していきましょう。
もしも、運用代行会社の運用委託から内製化への切り替えを望んでいるのに、ノウハウを教えてもらえないという場合には、ぜひ弊社へお問い合わせください! お待ちしております。
著者プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
📚著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」https://amzn.asia/d/jgczWfe