Instagramアカウントチェックリスト50、何ができてる?できてない?売上げが上がらないと悩んでいたら、今すぐ確認を!
- 売上げが上がらないという企業は何かが漏れている
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今回はInstagramの『アカウントチェックリスト50』というタイトルでお話しします。
Instagramをビジネスやマーケティングで活用していく中で売上げが上がらないという企業の方は、このチェックリストの中のどれかが漏れている可能性があります。50のチェックリストをご覧いただければ、何が漏れているのかを確認することができます。
Instagramアカウントに関する内容ばかりではなく、マーケティング全体のリストも含まれていますので、ぜひ参考にしてください。
チェックリスト①プロフィール
1.ジャンルと関係があるIDになっているか?
ジャンルと関係があるIDであるほど、投稿が表示されやすく、検索に引っ掛かりやすいという傾向があります。
2.アカウント名に検索で引っ掛けたいキーワードを盛り込んでいるか?
アカウント名にキーワード入れることで、フォロワーが増えやすくなります。
3.プロフィール文章に「独自性」「有益な情報」が盛り込んであるか?
これにより、フォロー率が変わってきます。
4.ハイライトは文字が見切れることなく、欲しい情報がまとまっているか?
ハイライトの文字が見切れていたり、ハイライトのトンマナがズレている人が多いのですが、そうするとフォロー率が下がってしまいます。
5.アイコンはストーリーズで目立つようになっているか?
ストーリーズにずらっと並んだアイコンの中から「このアイコンが気になるから見よう」ということがあります。アイコンがストーリーズ欄で目立つかどうかを意識して設定する必要があります。
6.誰に何を発信するアカウントなのかペルソナが明確か?
Instagramアカウントは「1コンセプト1ターゲット」で運営してください。
7.アイコンやプロフィール、ハイライトのトンマナが一貫しているか?
チェックリスト②投稿
8.表紙は発見タブで目立つようになっているか?
発見タブのアルゴリズムは、表紙のクリック率でどんどん伸びていくので、表紙には気を配りましょう。
9.滞在時間が伸びるような設計になっているか?
アルゴリズムの中でも、滞在時間が重要な要素とされてきています。
10.投稿の最後に誘導設計ができているか?
11.保存されるような有益なコンテンツになっているか?
12.フォロワーのアクセスする時間帯に合わせて投稿時間を決められているか?
Instagramは初速のエンゲージメントが重要なので、いかに既存フォロワーに速く見てもらえるかが勝負です。そのため、既存フォロワーのアクセス数が多い時間帯に投稿するようにしましょう。
13.投稿の文章はキーワード検索を想定して書けているか?
14.フィード、リール、Guidesと幅広く投稿できているか?
15.投稿のデザインやフォントなどは競合と差別化できているか?
多くの場合、フォントを選定するときには同じジャンルの中で人気のある投稿を見て決めますが、そうするとパクリ問題が発生することがあります。例えば、ダイエットのアカウントを運営しているのであれば、美容のアカウントなど別のジャンルのフォントを参考にすることをおすすめします。
16.毎日投稿しているか?
17.ストーリーズでコミュニケーションをしているか?
18.フォロワー起点でコンテンツをつくれているか?
これも既存フォロワーで初速のエンゲージメントを上げるために重要な要素です。
19.投稿に適したハッシュタグを付けられているか?
20.発見タブ、フィード、リールなど、それぞれのアルゴリズムを理解しているか?です。
チェックリスト③分析
21.アカウントの目標に合わせてKPI/KGI設計ができているか?
22.週次で定点観測できるようにできているか?
Instagramはアルゴリズムが変更しやすいので、月次とは別に週次で定点観測することをおすすめしています。
23.数値を元に運用のボトルネックを見つけられているか?
24.投稿ごとに何が良くて何が悪いのかの分析ができているか?
弊社はコンサルティングの依頼をよくいただきますが、これをできていない企業が多いです。
25.月次で振り返るようになっているか?
26.フォロワー数を闇雲に追ってはいないか?
Instagramのアルゴリズムに変更があり、現在ではフォロワー数は重視されなくなりました。
27.Instagramは、直接売上げに大きく貢献しないことを理解しているか?
直接売上げを追っている企業が多いようですが、Instagramは間接的寄与が大きいということを理解しておきましょう。
28.間接的寄与、特に検索への影響などを見ることができているか?
Instagramアカウント運用の開始前と開始後で、指名検索の変化がどのくらいあったのか前後比を見てください。
29.定量だけではなく、定性調査は行えているか?
「商品を買ったきっかけは何ですか?」という質問では「Instagramです」と回答する人が多いです。定性調査を行うと、Instagramが購買にかなり貢献していることが分かります。
30.フォロワーや顧客に対してユーザーヒアリングはできているか?
31.分析ツールを活用して時短できているか?
チェックリスト④口コミ・UGC
32.ブランドのハッシュタグ数を追えているか?
33.アカウントのメンション数を追えているか?
32.ブランドのハッシュタグ数と33.アカウントのハッシュタグ数を追えば、自分のブランドサービスに口コミが発生しているかどうかを知ることができます。
34.口コミやUGCが増えるような施策ができているか?
35.「#PR」ではなく、ブラントタイアップラベルを活用することを理解できているか?
「#PR」を活用するPRはステマ対象でNGになりますので、注意してください。
36.フォロワーが多い方ばかりに依頼していないか?
Instagramのアルゴリズムではフォロワー数は重視されなくなりました。フォロワーの多い人にお願いしたら売上げが上がるということはありません。
37.エンゲージメントや自社との親和性が高い方に依頼できているか?
38.継続的に購入者が発信してくれる仕組みなどは作れているか?
チェックリスト⑤広告
39.全ページにピクセルタグを設置しているか?
広告の効果を最適化していくには、ピクセルタグを全ページに埋めることをFacebookやInstagramは推奨しています。
40.運用費用に合わせて、適切な本数のクリエイティブの投稿ができているか?
差し替えタイミングも重要になってきます。
41.既存投稿を広告に活用できているか?
既存投稿を活用することで、広告効果が上がっているというデータがあります。
42.ブランドタイアップ広告を活用できているか?
43.広告効果を最大化するためのツール活用ができているか?
広告効果を最大化するツールを活用することでCPA(顧客獲得単価)が大幅に圧縮したという事例が多数あります。
チェックリスト⑥マーケティング全体
44.他チャネルと総合的に施策を投じられているか?
45.トリプルメディアの考えで運用できているか?
46.部分最適ではなく、全体最適で効果を追えているか?
47.組織は分断されておらず、きちんと横串で連携されているか?
インフルエンサーマーケティングはPR部門、アカウント運用はコンテンツチーム、広告運用はマーケティングチームといったように、担当部門が分かれている場合があります。例えば、ブランドタイアップ広告を実施する際にはPRチームとマーケティングチームの連携が必須ですが、組織が分断されていると施策がうまく機能しないことがあります。このため、各部門が横断的に連携することが重要です。
48.横断的にPJ(プロジェクト)やマーケティング施策を感知する人間はアサインされているか?
組織が横串で連携されていなかったり、分断されている状況では、それらを管理するプロジェクトマネージャー的な役割の人をアサインする必要があります。しかしながら、社内では該当する人材がなかなか見つからないことが多く、その際に弊社が支援するケースがよくあります。
49.外部から最新のアルゴリズムや事例をキャッチアップしているか?
50.最新のツールなどをいち早く取り入れられているか?
まとめ
Instagramのチェックリスト50を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?漏れている箇所があるのかないのか、ぜひご確認ください。
TATAPの紹介
弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、TikTokを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。
クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。Instagramを含むSNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」