Instagramで1,000フォロワーを最速で集める方法、フォロワー0から一気に伸ばす5つの要素
- まず1,000フォロワーを達成することが第一関門
- 最速で達成するには濃いファンを集める必要がある
- コンセプト設計は「オリジナリティ独自性」「有益な価値」が大切
- まとめアカウントに掲載を依頼することは有効
- 関連性のあるハッシュタグを10~30個付けよう
- シグナルの中で最も重要視されるのがDM
- 毎日投稿を続けていくことが大切
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今回は最速でInstagram1000フォロワーを達成する方法についてお話しします。
Instagramはアカウントを立ち上げて、まず最初の目標が1,000フォローという方が多いのではないでしょうか? もちろん、その先は10,000フォロワーという目標があると思いますが、最初の1,000フォロワーを獲得する前に、Instagramのアカウント運用をやめてしまう企業や個人の方が実は90%以上います。
アカウント運用を継続していく上で、まず1,000フォロワーを達成することが第一関門となりますので、今回は最速で1,000フォロワーを獲得して関門突破する方法をお話しします。
10,000フォロワーまでの道のり
10,000フォロワーまでのグロースロードマップとして、3つのフェーズがあります。
今回は、0~1,000「フェーズ1」のお話が中心です。
ちなみに、1,000~4,000「フェーズ2」は踏ん張り期・検索ハック、4,000~10,000「フェーズ3」は発見タブハックになります。
フェーズ1のお話をしていきますが、それ以降フェーズ3の10,000フォロワーまで最速で達成するには、濃いファンを集める必要があります。発見タブでコンテンツをグロースさせていくためには、既存フォロワーの反応を速く多く集めることが必要です。安易にプレゼントキャンペーンをしてフォロワーを増やしてしまうと、プレゼント目的のファン(懸賞アカウント)が付いてしまうので、こちらが見てほしいと思うコンテンツに対して「いいね」「保存」「シェア」といった反応をしなくなってしまう恐れがあります。きちんと反応を取っていくためには、濃いファンを集めていかねばなりません。そういったことを踏まえて、まずは最速で1,000フォロワーまで増やしていきましょう。
フォロワー増加の因数分解
フォロワー増加の因数分解を見ていきます。「プロフィールアクセス数」「フォロー率」この2つが大切です。特に「プロフィールアクセス数」をどのように伸ばしていくか、その中でフィードで発見タブが非常に重要な役割を担います。発見タブに載せるには、フォロワーによる一定のエンゲージメント数が大切な数値とされ、投稿後24時間以内に約300~500反応を獲得することが必要条件です。
フォロワーが0~1,000では、なかなか24時間以内に必要なエンゲージメントを獲得することはできません。では、この発見タブにコンテンツを載せることなしにフォロワーを増やしていくにはどうすればよいのでしょうか?
フォロワーはどこから来るのか?
10,000人にアンケートを取った結果、約65%が発見タブ経由で来ると答えました。次いで、ハッシュタグから来るという回答が15%。この2つで80%を占めています。
発見タブにコンテンツを露出することができない場合は、それ以外の部分で戦わねばなりません。
Instagramのアルゴリズム変更
先般、Instagramのアルゴリズムに大きな変更がありました。フォロワーの数ではなく、エンゲージメントが重要視されるようになったため、以前のようにフォロワーを増やせば良いわけではなく、しっかりとエンゲージメントを獲得することが必須条件となりました。
0から1,000フォロワーへ増やしてく5つの要素
- 強烈なアカウントコンセプトメイキング
- まとめアカウントへの掲載営業活動
- 適切なハッシュタグを付ける
- フォローしてくれた方にDMを送付する
- 毎日投稿できる体制作り
立ち上げ期であるフェーズ1は、一番つらい期間です。時間がかかる場合では、6カ月を要しても1,000フォロワーに満たないことも。「こんなに毎日投稿しているのに全然伸びない」「きついからやめよう」という流れになってしまう残念なケースもあります。しかし、根気強く投稿を続けていくことで、着実にフォロワーは伸びていきます。そのためには毎日投稿できる体制作りがとても重要です。
アカウント運用の有用性
企業、個人に関わらず、ハッシュタグ検索で投稿を見て「もっと知りたい」と思った場合、42%がプロフィールを確認します。2人に1人が投稿をきっかけにプロフィールに飛んでくるのです。そうしてプロフィールを見に来た3分の2がフォロー外からのアクセスであり、フォロワーではない流入が多いことが分かります。
①コンセプト設計
コンセプト設計において大切なのが「オリジナリティ 独自性」「有益な価値」です。
まず、このアカウントの独自性はなんであるのかをきちんと作っておく必要があります。他のアカウントと類似していると判断された場合、フォローされなくなってしまうからです。
フォローしたくなるポイント作りが有効で、いくつかを掛け合わせて作ることもできます。
事例としては、キャラクターがあります。関西弁をしゃべるキャラクターや辛口コメントをするキャラクターなど。
有益な価値については、アカウント運用の中でターゲットとして美容に関心のある人を設定した場合、自分たちの発信内容が彼らにとって有益かどうかが重要なポイントです。
キャラクター(個性)や価値を考慮した上で、しっかりとコンセプト設計しましょう。
②まとめアカウントへの掲載依頼
まとめアカウントとは、他の投稿を引用してリポストし、フォロワーを増やしているアカウントのことです。このアカウントに掲載を依頼することで、自力では発見タブに載せることが難しいフェーズ1(0~1,000フォロワー)の段階でも、代理で発見タブにコンテンツを掲載してもらうことが可能です。
その結果、まとめアカウントを見た人たちが「この投稿をしているアカウントは何だろう?」と興味を持ち、プロフィールを見に来てくれる可能性が生まれます。その結果、フォロワーが増えることが期待できます。
そのため、初期の段階でまとめアカウントに掲載を依頼することはとても効果的です。
③ハッシュタグ選定
初期の段階で発見タブに掲載することは難しいので、発見タブハックに対する投稿ジャンル認識のためのハッシュタグ付けはやめて、検索ハックいわゆる検索流入を獲得するためのハッシュタグ選定をしましょう。
検索流入を獲得するためには、関連性のあるハッシュタグを10~30個付けることをおすすめします。
ハッシュタグの選定方法
ハッシュタグの選定方法としては大きく分けて2つあります。1つ目が「キーとなるハッシュタグを決めて、それに関連するタグを付けていく」。もう1つが「キーとなる上位掲載のハッシュタグを参考にする」です。
図の参考事例では「#勉強」を参考にしています。勉強の投稿をしようという時に「勉強」と検索をして、そこに表示される関連タグを付けていくのが1つ目の方法です。
一方、同じように「勉強」で検索をして、上位人掲載されている投稿にどのようなハッシュタグが付いているのかを参考にして、それらのハッシュタグを組み合わせていくのが2つめの方法になります。
ハッシュタグのボリュームに注意!
ハッシュタグのボリュームが多いからといって、検索ボリュームが多いわけではありません。そこで、『aramakijake』というツールなどを利用することもおすすめです。
このツールを使用すると、検索ワードに対するGoogleやYahoo!での検索ボリュームを知ることができます。検索プラットフォームの検索ボリュームに合わせて、Instagramに活用することも重要です。基本的に、Instagramの検索ボリュームはGoogleやYahoo!で検索されるボリュームとニアリーイコール(ほぼ同数)です。
例えば、Instagramのハッシュタグ件数が100件でも、検索ボリュームが3万件もあるというハッシュタグも存在するので、そういったところを狙っていくことも大切になります。
④フォローしてくださった方への御礼DM
フォローしてくださった方へ御礼DMを送ることで、ファン化を促し「反応率最大化」「投稿のフォーム率」「ストーリー閲覧率最大化」を狙えます。フォローしてくださった全員に御礼DMを送ることをおすすめします。
この結果、Instagramの中でシグナルと呼ばれる双方向のアクションを貯めることができます。シグナルの中で最も重要視されるのがDMです。DMを送ると、それ以降のコメントや保存にも繋がるため、ここはしっかりと押さえておきましょう。
⑤毎日投稿できる体制づくり
初期の段階では、どのような投稿が伸びるのか分析する数が多いほど分析しやすいです。その中で、必要に応じて随時改善していくことができるので、毎日投稿を続けていくことが大切です。自分が好きで、続けることが苦にならないジャンルを選んでおくと、毎日の投稿でフォロワーがすぐに増えなくても継続して取り組むことができます。また、運用には最低限の時間の確保がマストです。アカウントを立ち上げる前には、必ずこの2つを確認しておきましょう。
まとめ
これまでに見てきた①から⑤の要素を実践することで、最速で1,000フォロワーを獲得することができます。ぜひ、実践してください。
TATAPの紹介
弊社TATAPは、SNSマーケティングに特化した成果にこだわる戦略コンサルティング会社です。
SNSの広告運用実績、インフルエンサーマーキング、ギフティングの実績も豊富です。
SNSに関しては、Instagramを含む各プラットフォーム累計で300アカウント以上、さらに600万フォロワーのグロース実績があります。
クリエイターを活用したインフルエンサーのサポートや、新商品の販売支援、さらにはKPIの戦略策定やSNS全体の戦略設計など、幅広いサポートを一貫して提供いたします。SNSで何かお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
プロフィール
富田竜介:株式会社TaTap代表
企業様向けSNSアカウント運用代行/コンサルティング/社内化支援/社内研修承ります。
著書:「99%の経営者は知らない中小企業のための正しい SNSマーケティング」